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「キャットウーマン」アカデミー女優が何でコスプレ…?

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 『犬はよろこび、庭かっけまわり♪、ね~こはコタツで丸くなる~♪』アメリカのニャンコに日本の常識は通じませんな。「キャットウーマン」(ワーナー・ブラザーズ)だって、この猫おなかも背中も丸出しですから…。

 化粧品会社に勤める冴えないデザイナー、ペイシェンス(ハル・ベリー)は或る日猫を助けようとして、アパートから転落しかけたところを刑事ローン(ベンジャミン・ブラッド)に救われる。2人は互いを意識し、再会を約束する。しかしその夜、新製品の広告案を届ける為訪れた工場でペイシェンスは新製品の恐ろしい秘密(欠陥)を知ってしまう。事実の漏洩を恐れた社長婦人でありモデルのローレル(シャロン・ストーン)は部下にペイシェンスの殺害を指示。廃液と共に流されるペイシェンス。やがて息絶えた彼女に昼間の猫が近付き…。

 『私はヒーローでもなければ、人殺しでもない…』劇中キャットウーマンが呟く台詞ですが、ええ正にそのとおり!この人ただの“コスプレ女王”ですわ(笑)。正義のために戦っているわけではなく、あくまでも“己の復讐”が戦う原因ですし、何より生まれ変わってからの変貌ぶりは今までの自分の殻をひたすら壊すための行動なわけですから。仮面はつける、露出度全開(もう、胸が超エッチ!!)、ムチは振り回す…ね、これだけ聞けばホンマどっかのお店にいそうでしょ?こんなおネエちゃん!
 でもこの映画で一番凄いのは、シャロン・ストーン演じるローレルでしょう。何せこのひと、欠陥化粧品をつけただけで肌が大理石のように硬くなり、痛みも感じなくなっておまけに何故か戦闘能力はキャットウーマンとほぼ互角(ただのオバさんのはずなんですが…)!こんな笑える設定はございませんわな!!ラスト近くの女同士の戦いは本当の意味での”キャットファイト”でございました。

 しかし、ハル・ベリーって元々こういう(「X-メン」のストームとか、「ダイ アナザーデイ」のジンクスとか)ちょっと“キワもの”的なキャラが似合うな~とは思ってたんですが、オスカー獲ってからその傾向は益々強くなっていっているようで。普通は逆だと思うんですが…。

 そんなわけで「キャットウーマン」はただ今全国公開中。え、見所?だからコスプレ!!他は気にしない(笑)


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by mori2fm | 2004-11-13 10:09 | 映画評 外国映画 カ行