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「テルマエ・ロマエ」浴場スペクタクル!

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 人気コミック原作の実写映画化。“お風呂”をテーマにした“歴史スペクタクルロマン大作(?)”「テルマエ・ロマエ」(東宝)阿部寛が、古代ローマ人を熱演!いやあ~、濃いわ~(^^;。


 古代ローマ帝国では、“テルマエ”と呼ばれる公衆浴場が人気だった。浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、時代のニーズに合った浴場を提案できずに職を失ってしまう。落ち込んだルシウスは、親友のマルクス(勝矢)に誘われテルマエへ。そこでルシウスは、浴槽の底に開いた穴へ猛烈な勢いで吸い込まれてしまう。次の瞬間、ルシウスは何故か現代日本の銭湯へタイムスリップしていた。しかし事態が呑み込めないルシウスは、銭湯の客達を“平たい顔族”と称し、その風呂文化(揃いの風呂桶、脱衣場のカゴ、冷えたフルーツ牛乳etcetc…)に衝撃を受ける。ローマへ戻ったルシウスは、銭湯を模したテルマエを設計し、好評を博す。やがて、その評判を聞いた皇帝ハドリアヌス(市村正親)から直々に呼びつけられたルシウスは、皇帝のためのテルマエを設計することに。アイデアが浮かばず苦悩するルシウスは、再び現代日本へタイムスリップする…。


 “全編是日本語(^^;”古代ローマと現代日本を舞台に話が展開するのですが、主要な古代ローマ人役のキャストは皆、日本人。阿部寛、市村正親、北村一輝宍戸開どんだけ濃い~の集めてきたのさ!これに他のローマ人たちは、外国人のエキストラを使ってるんですが、その中に混じってもあんまり違和感ないの。いやあ、凄いわコレ。何とも笑える~(^^;。対して“平たい顔族”にキャスティングされているのは上戸彩笹野高史キムラ緑子竹内力…あ、ウスいわ…(うん?萬田はんは濃いな!(^^;)。まあ原作が漫画ですから仕方ないかもしれませんが、映画も漫画です。このキャスティング、設定、ストーリーと、映画を構成している全てに、何ら納得出来る説明が為されておりません。ルシウスは、何度も古代ローマと現代日本を行き来しちゃうのですが、これについても何でそんなことになるのか、明確な説明はないまま…。でも、そんなことにこだわらずに観た方が、この映画は楽しめます。そう漫画なのですから、何も難しいことは考えず、ただただ軽い気持ちで楽しみましょう。だって『阿部寛が古代ローマ人を演る!』って、この設定だけでも充分に笑えますモンね(^^;。

 『ローマは一日にして成らず』と申しますが、この映画を見ておりますと『ローマは風呂で成っている』てな感じがしますな。本当に風呂が歴史的に、ここまで重要なモノだったかどうかってのは、吾輩にはわかりませんが、大衆が支持する文化ってのは、国家を形成するのに重要な要素だと思われますので、あながちフィクションでも無さそうな気はします。まあ見終わったら確実に、風呂上りの感覚にはなれますね。くれぐれもスクリーン見て、のぼせないようにお気をつけください。

 この映画、製作段階から『上戸彩ちゃんの隠れ巨乳が拝める!』てなネタが一部週刊誌なんかで盛り上がってました(そりゃまあ、入浴シーンがイッパイあると思ったんでしょうな)が、残念ながら(?)そのようなシーンは一切ございません(厳密には、ほんのチョットございますが、騒ぐほど大したモンではありません)!その代わり(ってわけではないでしょうが)阿部アニイの鍛え上げられた肉体が、ホンマこれでもか!と言わんばかりに出てまいります。いやあ、吾輩同じ男として、惚れ惚れいたしましたわ。いやあ鍛えたはりますな。立派な“生尻”!一見の価値ある肉体美でございますよ(言っておきますが、吾輩にそっちの趣味はございません!)。


 「テルマエ・ロマエ」は、4月28日(土)~全国ロードショーです。古代ローマと現代日本をつなぐ“お風呂スペクタクル”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 この映画、イタリアの老舗スタジオ“チネチッタ”で撮影されたんだそうです。いやでも『だからどうした?』って感じなんですけど…(^^;。


映画『テルマエ・ロマエ』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2012-04-16 18:39 | 映画評 日本映画 た行