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「交渉人 真下正義」これって、どうなん?

 昨日書店で、いま発売中の日経エンタテインメントをパラパラ見ておった(買えよ…笑)。今号の映画特集は、「1万6000人が選んだ 今年、一番見たい映画」というテーマで、アンケートの結果を発表している。それによると観てみたい第1位は、ブッちぎりで「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」だそうな。まあ、シリーズ完結でもあるし予告や何やでいまから煽ってるから、やはり注目度はピカイチって感じやね。ちなみに2位は「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」こちらは、11月に公開されるんだそうです。あ、次作はまた冬公開に戻るんですね。
 で、この特集ではシーズンごとに注目の映画(興行面で他をリードしそうな映画)の分析もやっていて、たとえば春は「ブリジット ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」が注目とか、夏は前述の「スターウォーズ…」とスピルバーグの「宇宙戦争」の争いになる…とかいった感じの紹介をしているのですが、そのなかで初夏公開の映画のところで『「交渉人 真下正義」が興行をリードする』みたいな記事が書かれてあった。コレ読んで、吾輩大いに“?”だった。
 この映画云わずと知れたあの「踊る大捜査線」からのスピンオフ企画である。とは言っても織田裕二は出てこないし、タイトルロールを演じるユースケ・サンタマリアが主演を張る訳です。吾輩「踊る…」ですら、あんまり“映画”としては評価しておりません。ホントにそれこそTVムービーの焼き直しのような気がして、『TVで充分じゃね~か!』と思ってた次第ですので(「踊る…」フリークの皆様、すみません)。そこへもってきて今回のこのスピンオフ。おまけにこの後、秋口には更なるスピンオフ企画として「容疑者 室井慎次」なる映画まで公開されるというじゃあ~りませんか。
 そもそも吾輩が、日本映画を映画館へ観に行かなかった理由は『TVの2時間ドラマと何が違うねん?』という思いが、ず~っと根底にあったからなのです。それが昨年あたりから、素晴しい日本映画を何本か映画館で観るにつけ、『TVと一緒ではないな』と思い、積極的に日本映画も観に行くようになりました。然るにこのスピンオフ企画のようなことをされちゃうと、また昔の日本映画に対していたような思いが、甦ってきちゃいそうです。
 さあ、果たしてこの映画は支持されるのでしょうか?皆さんはどう思われますか?是非忌憚のないご意見をくださいませませ。


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by mori2fm | 2005-02-07 01:40 | 新作映画ネタ