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「ドッジボール」ベン・スティラー、お前アホや!アホすぎる~!!

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 吾輩、ウィノナ・ライダーが好きだった(いや、今でも好きですよ。早く復帰してくんないかな~)関係で、作品の良し悪しに関わらず彼女の出演作は、結構映画館へ観に行ってました。「リアリティ・バイツ」も、そのうちの1本でした。で、この映画の監督が当時まだ無名の存在だったベン・スティラー。おまけに彼は出演までしてまして、作中何とあのイーサン・ホークの向こうを張って、ウィノナを口説こうとしておりました。『そんなに身長も高くないけど、なかなかカッコええ奴やな~』てな感じで観ていた吾輩は、確実にニュースターの誕生を確信しました。ところが次にベンを観たのは「メリーに首ったけ」…そこで彼が演じるバカさ加減に、思わず我が目を疑い『別人ちゃうの?』とスクリーンに問いかけてしまいました。更に「ミート・ザ・ペアレンツ」…もお、すっかりトドメを刺されてしまいました。いやあ、オモロイ!!ある意味、凄い奴だと思いました。さあ、そこで今回の「ドッジボール」(20世紀FOX)です。ハチャメチャな映画を予想して、胸いっぱい期待して観に行ってきました…。

 ピーター(ヴィンス・ヴォーン)の経営するスポーツジム“アベレージ・ジョー”は、くたびれたマシンと会費を滞納する会員のおかげで、常に火の車状態。或る日銀行の依頼を受け、弁護士のケート(クリスティーン・テイラー)がやって来る。ケートはピーターに、5万ドルを払わないとジムは差し押さえられ、人手に渡る旨を伝える。“アベレージ・ジョー”を買い取って、駐車場にしようとしている“グロボ・ジム”のオーナー、ホワイト(ベン・スティラー)の仕業だった。“グロボ・ジム”は最新鋭のマシンを導入し、会員数も多い『お洒落な巨大ジム』到底太刀打ちできる相手ではない。ピーター達があきらめかけたその時、彼らの目にラスベガスで開催されるドッジボール大会の広告が。そこには『優勝賞金は5万ドル!』の文字が…。

 もお、予想通り“おバカモード”全開な映画です。ゲラゲラ笑わせていただきました。今回、ベン・スティラーはプロデューサーも兼ねております。ホントにこの人、才能あるんやね。あと、ケート役のクリスティーン・テイラーが、とってもキュートで“イイなあ”と思っておったのですが、何と彼女は実生活でベン・スティラーの“妻”なんだそうです!奥さん出演させてるってのは、プロデューサー特権(笑)なのかな?

 “アメリカ式ドッジボール”も吾輩が想像していた(昔、小学校でやっていたモノ)よりも、遥かに面白くてパワフルで、観ていてとても楽しかったです。もっと映画がヒットしたら、日本でも一大ブ~ムを巻き起こせると思うのですが…。

 「ドッジボール」は、ただいま全国公開中です。“アメリカ式ドッジボール”大会の熱気を、是非映画館でご覧下さい。あ!エンドロールが始まっても、最後まで席は立たないでください!!ベン・スティラーの“おバカパワー、フルモード全開”(笑)な映像が、最後にながれます。もお、アホです!アホ満開の凄い映像です。口アングリで、思わず“笑い”を通り越して“引いて”しまうかも知れません(笑)が、必ず最後までご覧ください!
by mori2fm | 2005-05-12 02:16 | 映画評 外国映画 タ行