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「エイリアン:コヴェナント」産まれるよ!

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 “巨匠”リドリー・スコット 監督が世に放つ、シリーズ最新作。まだまだ続くよ!「エイリアン:コヴェナント」(20世紀FOX)エイリアン誕生の謎が、遂に明かされる!


 人類初の大規模な宇宙移住計画の為、コールドスリープ中の2,000人の男女を乗せた巨大宇宙船コヴェナント号。植民地惑星“オリガエ6”へ向かっていたコヴェナント号は、その途上で強大な衝撃波を受ける事故に巻き込まれ、船長(ジェームズ・フランコ)以下数十名の命を失う。生き残ったクルーと、最新鋭アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が懸命の修復作業を行う最中、コヴェナント号は謎の電波を受信。発信元が近くの惑星だと突き止めた船長代理のオラム(ビリー・クラダップ)は、女性クルーで船長の妻だったダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)の反対を押し切り、その惑星へ向かうことを決定する…。


 この映画の前日譚と言えるのが、5年前に公開された「プロメテウス」この映画、公開当時正式には“エイリアン・シリーズ”とはアナウンスされてなかったのですが、中身を見れば何のことはないしっかり“エイリアン・サーガ”でございました。で、今回の「エイリアン:コヴェナント」は、その「プロメテウス」の正当な続編でございます。前作から引き続き登場するアンドロイドのデヴィッドなど、ストーリーもガッツリ絡んでおりますので、本作をご覧になる前に今一度「プロメテウス」を見て行かれることを、お奨めいたします。その方がストーリーもスムーズに理解することが出来ますから。吾輩も見直して行って正解でした。だって5年も前の話、さすがに相当忘れてましたから(^^;。
 ただ『ストーリーなんかどうでもイイ。単純に怖いSF映画が見たいねん!』と仰る方は、何の予備知識も持たずに見に行っていただいても充分にお楽しみいただけると思います。「プロメテウス」では少ししか映らなかった、“腹かっさばいて登場するエイリアン”が、今回はバッチリ出てまいりますし、モチロン顔面に張り付く“フェイスハガー”なんぞも登場いたしますので、それらをご覧になるだけでも充分痛快(?)だと思います。

 マイケル・ファスベンダーが、1世代前のアンドロイド・デヴィッドと最新鋭のアンドロイド・ウォルターの“1人2役”ならぬ“1人2アンドロイド”を演じていますが、まあ上手!演じるのが人間ではないというだけでも非常に難しいと思うのですが、圧倒的な演技で両アンドロイドを演じ分けています。そしてその演技力がラストの一波乱を、とてつもない説得力のある物に仕立てています。いやあ、お見事ですわ。そして“エイリアン・シリーズ”のお約束とも言うべき、“戦うヒロイン”を演じているのは「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でブレイクしたキャサリン・ウォーターストン。かつてシガーニー・ウィーヴァーが演じたリプリーを彷彿とさせる姿で、エイリアンに戦いを挑みます。タンクトップ姿に銃火器がイイですね(^^;!

 時系列で言えば、この映画の時代から20年経った世界がシリーズ第1作の「エイリアン」に、つながっていくという設定になっています。ですからここから20年の間に一体何が起きるのか?今回はエイリアン誕生の背景が描かれていますが、そこから更にどんなストーリーが展開していくのか?その気になれば幾らでも作れると思います。今回のラストも実はそんな感じになっております(アレは救いがない!)。何よりリドリー・スコット監督、やる気満々です(^^;。ただ情報によると「プロメテウス」と本作の間を埋める映画を2~3本作る気でおられるそうです。まもなく齢80歳となられる御大!どうか、完遂してくださいね!


 「エイリアン:コヴェナント」は、9月15日(金)~全国ロードショーです。究極の生命体誕生の瞬間を、あなたも是非!映画館でご覧ください。




 
 

 
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by mori2fm | 2017-09-09 22:47 | 映画評 外国映画 ア行