「嫌われ松子の一生」…誰が彼女をこうしたの?

 29さんと、映画を観に行ってから、早や一週間が経過してしまいました。で、ようやくパソコンとゆっくり向かい合える時間が出来ましたので、書かせていただきましょう「嫌われ松子の一生」(東宝)中谷美紀、入魂の熱演!”てな前評判を聞きましたが、果たしてその真偽の程は…?


 歌手を目指していた笙(瑛太)は、恋人・明日香(柴咲コウ)から別れを切り出され、失意の日々を送っていた。そんな或る日、突然父・紀夫(香川照之)が上京して来る。30年前に家を飛び出し、それきり絶縁された笙の叔母(紀夫にとっては姉)・松子(中谷美紀)が、他殺体となって、荒川の河川敷で発見されたのだ。すぐに帰郷しなくてはならない紀夫は笙に、松子が住んでいた部屋の後始末を託す。笙は、その存在すら知らなかった“松子おばさん”の一生を、彼女の死後、初めて知ることになる。はたして松子は本当に“嫌われ松子”だったのだろうか・・・。


 この映画を観る直前に、中島哲也 監督作品の、「下妻物語」を予行演習として観ました(未見でしたので…)。下妻を観た時は『何や“和製タランティーノ”みたいやな~』てな感想を持ったのですが、この「嫌われ松子…」では『お、今度は“和製ティム・バートン”みたいやがな!』と感じました(わかる人は、わかる…笑)。まあ、何にせよパワフルな映画です。

 で、事前にご覧になってる方から『泣ける!』てな情報を仕入れておりましたが、『果たしてこの展開のどこで泣けるのか?』と思いながら破天荒に展開するストーリーを観ておりました。が、しかしラスト近くのシーンで、吾輩思わず“号泣”しそうになってしまいました。『松子は心の底から、“父の愛”“家族の愛”を欲していたんだな~』てのが、スクリーンからダイレクトに伝わってきて、ホントやられてしまいました。ええ、やばかったです。

 今が旬の男性キャスト陣が、それぞれ持ち味を出して、キャラクターも楽しく演じ分けられています。そして何より、中谷美紀の“芸達者ぶり”が際立つ内容に仕上がっています。


 「嫌われ松子の一生」は、只今全国好評上映中です。『♪~曲~げて~♪伸ばして~お星様を掴もう~♪』この曲をエンディングで歌うためにも、映画館へ是非足をお運び下さい!
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Tracked from the borderla.. at 2006-06-29 11:53
タイトル : 「嫌われ松子の一生」
映画化が決まった頃に本を買おうか悩んだけど、長いのと暗~い話そうだったので敬遠してました。そしたら、あの予告編、「本当にあの本なの?!」という疑問が渦巻き、観たくて、うずうずしてましたよ。さらに同じく中島哲也監督の「下妻物語」は全く興味なかったけど、先日TVで鑑賞したら、めちゃくちゃ面白いじゃないですか!その年の邦画ベストにあげる人が続出してたのも納得の出来でしたね。 木村カエラのプロモかと思うようなオープニングから、息つく暇なし、画面に釘付け。ティム・バートンに喧嘩売ってるかのような、カラフル...... more
Tracked from 映画館の中 at 2006-06-30 02:23
タイトル : 映画×音楽
皆様こんばんは。まだまだ大ヒット上映中『嫌われ松子の一生』ですが、只今このCDがめっちゃ売れています中島哲也監督がグランドファンクとコダワリにコダワって作った映画音楽はどれも心に残る、本当にイイ選曲ですよね 左側の「嫌われ松子の歌たち」が文字通り歌手たちに... more
Tracked from soramove at 2006-07-04 18:25
タイトル : 「嫌われ松子の一生」中谷美紀は代表作を手に入れた
「嫌われ松子の一生」★★★★オススメ 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介主演 中島哲也監督、2006年 リアルを排除し、劇画タッチで夢のような作品。 悪趣味に近い表現が随所に散りばめられて、 「これは映画じゃない」と 正統派の心の声が叫ぶが、 「一人になるより...... more
Tracked from http://tvdra.. at 2006-10-13 17:20
タイトル : 嫌われ松子の一生
嫌われ松子の一生I情報満載です!... more
Commented by keko_m at 2006-06-29 02:52
あ〜ん。観たい観たい観たい〜♪
公開前から、観たいと思っていたのに
今週いっぱいで、終わるみたいです。このあたり。
明日かぁ。。きっとムリ。(泣)
mori2さんの記事観たら、やっぱり観たくなっちゃった。
DVDになったら、真っ先に観ます☆★☆
Commented by 98765421 at 2006-06-29 11:28
『♪~曲~げて~♪伸ばして~お星様を掴もう~♪』
耳に残っています。
Happy Wednesdayも、Love is Bubbleも忘れられず、
サントラを買おうと考えてます。
Commented by borderline-kanu at 2006-06-29 11:55
こんにちは。
和製ティム・バートンって良くわかります、私もそう思いましたよ。
カラフルな映像だけでなく、最後に家族の愛ってところも似てますよね。 カヌ
Commented by mori2fm at 2006-06-30 00:52
>けいこちゃま、そりゃ残念ですね。でも記事観て観たくなったって
言われると、何か嬉しいですね(^^;。
>29さん、はいはい耳に残ってますね~。サントラ、いいですね~。
>カヌ様、あ、おわかりいただけましたか!吾輩特に回想シーンで
出てくる、百貨店の屋上のCGを見て、『おお!
「チャリチョコ」みたいや!!』って思っちゃいましたから。
by mori2fm | 2006-06-29 02:03 | 映画評 日本映画 か行 | Trackback(4) | Comments(4)

我が娘にそっくりな“かぁたん” (from「カッパの飼い方」)


by mori2fm