「愛の流刑地」男女肉弾戦シーン満載!だから何…?

 世に“愛ルケ現象”を巻き起こした渡辺淳一氏原作の大ヒット小説、待望の映画化!「愛の流刑地」(東宝)。レディースデーには、女性が映画館へ大挙して押しよせ、その壮大なる濡れ場シーンに息を呑む…そんでもって、映画は大ヒット!『コレはやっぱり、観とかなアカンやろ』ってことで、遅ればせながらも行ってまいりました。

 
 作家・菊治(豊川悦司)は、愛人関係にあった人妻・冬香(寺島しのぶ)を、情事の際に絞殺してしまう。菊治は警察に自らの行為を通報。刑事(佐藤浩市)からの取調べに、明確な殺意は否認し、『殺して』と乞われた上でのことだと釈明する菊治。担当検事の織部(長谷川京子)の取調べで、徐々に明かされていく菊治と冬香の愛の軌跡。菊治を殺人罪で起訴することを決めた織部に対し、担当弁護士・北岡(陣内孝則)は、“嘱託殺人”として裁判を争うことを菊治に提案する。傍聴席で冬香の母(富司純子)、冬香の夫(仲村トオル)、そして菊治の娘(貫地谷しほり)が見つめる中、様々な思惑の交錯する裁判が開廷された…。


 オープニングからいきなりのSEXシーン!『のっけからこれでは、堪らんな~(何が?)』と思いながら観ておったのですが、あのね申し訳ないですけど…途中で笑っちゃいましたよ、吾輩!一体、この映画のどこら辺に、“究極の愛”が描かれておるのでしょうか??何をどういじくっても、単なる不倫の映画。それにどこまで行こうが、不倫は不倫でしかないんですわ。何か、とてつもなく崇高なモノのように描かれておりますが、奥さん!アンタ幸せの絶頂で死ねて本望かも知れませんが、残されたモンの身になってみ~??こんな理不尽で勝手な話はありまへんで!!首絞めた方も絞めた方で、『死ぬとは思ってなかった』とは、何と言うオマヌケな言い訳なのだ!骨が折れるくらい、素手で絞めたら絶対死ぬて、そんなモン!!

 それからこの映画で、一番可笑しかったのは…裁判中、被告がよう喋るんですわ(^^;この前、観た映画では、殆ど言いたいこと言わせてもらってなかったと思うんですが、この映画では被告が大演説を打つんですよ。そしてそれを聞いた検察官が、ショックを受け動揺しちゃうんです。アリエネ~!!あんなに喋ったらアカンやろ、普通??
 吾輩、原作はいつものように未読でございますので、あんまり偉そうなことは言えません(言ってる言ってる!)が恐らく小説ではもっとキチンと人物の内面まで掘り下げて描かれているんでしょうね。まあ、映画の方は残念ながら、非常に薄っぺらな話という印象を持たざるを得ませんでした。妙に生々しいSEXシーンと、ミスキャストとしか思えない俳優陣の演技(特に、長谷川京子と陣内孝則!法廷劇が“三文芝居”になっとるがな…)。嗚呼、ツッコミ所満載です…(^^;。


 「愛の流刑地」は、それでもまだまだ女性の高支持を受けて、全国公開中です。是非とも映画館へ足をお運びになって、吾輩には理解できなかった、この映画の素晴らしさをあなた自身の目でご確認下さい。


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愛の流刑地@映画生活
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