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「鴨川ホルモー」京都!京都!!

[鴨川ホルモー] ブログ村キーワード
 万城目学原作、大ヒット小説の映画化、「鴨川ホルモー」(松竹)。京都を舞台に繰り広げられる“バカ騒ぎ”…もとい、“阿呆騒ぎ”。はい、笑わせていただきましたよ!


 2浪の末、京都大学に合格した安倍(山田孝之)は、入学から一月ほどが経った葵祭のアルバイトの帰り道、同回生の高村(濱田 岳)と共に、上回生の菅原(荒川良々)から、サークルの新入生歓迎コンパに誘われる。木屋町三条の居酒屋“べろべろばあ”で開催されたコンパに参加した安倍は、その席で美しい鼻筋の美女、早良(芦名 星)に一目惚れ。そしてその後に起こった、ちょっとしたミラクルのおかげで、すっかりその気になった安倍は、早良が入会するのを知って、そのサークル“京大青竜会”に、高村共々入会する。そこにはやはりコンパに来ていた、同じ1回生の楠木(栗山千明)、芦屋(石田卓也)、三好兄弟(斉藤祥太/斉藤慶太)たちの姿があった。祇園祭の宵山の夜、『普通のサークルです』と言い続けてきた菅原の口から、青竜会の真の姿が明らかにされる。“オニ”と呼ばれる式神を操り、戦う…。京都で千年続く謎の祭り“ホルモー”。青竜会は、この“ホルモー”の対抗戦を、京都の他の3つの大学(京都産業大学立命館大学龍谷大学)と行なうサークルだったのだ…。


 数年前に書店で原作本を手に取った時、『面白そうやし、読んでみようかなあ…』と思ったのですが、結局読まないまま(>_<)。で、映画化が決まり、『京都市内でロケ開始!』というニュースを見て、心密かに完成&公開を楽しみにしておりました。何と言いましても、舞台が“京都”!吾輩、腐っても“京都人”の端くれですので、このことだけでも、公開が非常に楽しみで、うきうきしながら映画館へ行きました。
 結果、『実に面白い!(^^;』ストーリーは、『千年続く祭りの踊りが、何で“レナウン娘”やねん?』みたいな“何でそうなる??”的な甘々なところもございましたが、そんなこと気にせず、ただただ楽しんだ方が勝ち!みたいな映画でした。キャストもなかなか“ツボ”が抑えられていて(鶴光師匠の出演は、大ウケでした(^^;)、“超くっだらねえ青春バカ映画”に仕上がっています。イメージ的には東宝が作りそうな映画ですが、これ松竹制作なんですよね。ここら辺も何か意外でしたわ。

 全編、京都が出まくり!スクリーン見ていて、知ってる場所なんかが出てくるとそれだけで何か楽しく、嬉しくなっちゃいました。場所だけじゃなく、地元民放の雄(?)KBS京都澤武アナウンサーが実名でスクリーンに登場されていたのには、鶴光師匠の登場以上にウケてしまいました。こんなん、京都人しかワカランがな!
 ただ、なまじ知ってるだけに『何で、叡電降りた人間が、あんな所まで歩いてるねん?』とか『お前等“オニ”引き連れて、一体どんだけの距離走り回ってるねん?!』と言った“実際には考えにくい移動距離&ルート”というのが、気になって気になって…(まあ、“新風館”→四条烏丸ってのは理解できますが…、でも宵山の夜に四条烏丸のド真ん中で、あんなことデキませんて!)。

 京大、産大、立命、龍大…。う~ん、吾輩の母校は、入っておりませんでした。残念!しっかし、同志社が入ってないっていうのもね~(爆)。あと何で龍大は、女子ばっかり??ここ共学でっせ!


 「鴨川ホルモー」は、ただいま全国好評上映中です。古都・京都を舞台に繰り広げられる“一大歴史(?)阿呆スペクタクル”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい!あっ、決して実際の京都では『ゲロンチョリ~!』なんて言ってませんから(^^;!!

~追記~
 見終わった後、エレベーターで一緒になった女子大生と思しき一団が『メチャクチャ面白かった!でもこれ京都以外でウケるんかなあ~?』と口々に言っておりました。禿同でございます。どうやら心配は当たっていたようで…。個人的には残念ですね。


「鴨川ホルモー」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

映画『鴨川ホルモー』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2009-04-24 20:20 | 映画評 日本映画 か行