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カテゴリ:映画評 外国映画 ア行( 52 )

「アラビアの女王 愛と宿命の日々」世界には、まだまだ知らないことが…。

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 吾輩、歴史は結構好きな方ですが、このお話はまったく存じておりませんでした。「アラビアの女王 愛と宿命の日々」(GAGA)。かつてアラビアの歴史に、燦然と名を刻んだ女性の物語です。


 19世紀後半のイギリス。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を女性として初めて首席で卒業した才女、ガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)。社交界へデビューするも、女性はお飾りとしか見なされない退屈さに嫌気が差し、父に頼み込んでテヘラン駐在公使である叔父がいるペルシャへと旅立つ。アラビアの砂漠に魅了されたガートルートは、ペルシャの公使館で三等書記官ヘンリー・カドガン(ジェームズ・フランコ)と運命的に出会い、恋に落ちる。身分が違う2人の関係を認めようとしない父を説得すべく、一時帰国するガートルード。しかしそこへ想いが成就しないことを悲観した、ヘンリー自死の知らせが届く。ヘンリーとの悲恋の傷を癒さんと、ガートルードは益々アラビアの地に傾倒していく…。


 19世紀後半って言えば、まだまだ世界中に未開の地が存在していて、アラビア=中東と呼ばれる地帯も、広大な砂漠が広がり奥地までは、どのようなことになっているのか、定かではなかった所が多々あったことと思われます。また欧米社会でさえ、女性の社会進出はまだまだ途上でありました。そんな時代に大学を主席で卒業し、アラビアへ向かい、探検隊を指揮して砂漠を縦断する旅を決行し、砂漠の民の部族と丁々発止のやり取りを繰り広げる…。まあ凄い女性がおられたモンです!この映画では、その女性=ガートルートの波乱に満ちた生涯~2度の悲恋を経て、生涯独身を貫いた。~“アラビアのロレンス”として有名なT.E.ロレンス(ロバート・パティンソン)や、後の英国首相・チャーチル(クリストファー・フルフォード)達との交流。~アラビア諸国の国境線画定の際、極めて重要な役割を果たした。特にイラク王国建国の立役者的役割を果たし、「イラクの無冠女王」と呼ばれるようになった。~を、とてもドラマチックに描き出しています。監督はドイツの名匠ヴェルナー・ヘルツォーク。実は彼もこの映画に関わるまで、ガートルードのことを知らなかったんだそうです。それだけ“知る人ぞ知る”って存在だったんでしょうね。

 砂漠に佇むニコール・キッドマンの、何とお美しいこと!彼女の気高く“凜”とした美しさ、存在感は圧倒的です!正に“砂漠の女王”と呼ぶに相応しい。そして本作のもう一つの主人公とも言える美しく広大な砂漠の、圧倒的な映像美。これはやはり、映画館のスクリーンで堪能していただきたいですね。それから砂漠の旅の途中、ガートルードが入浴するシーンが出てきます。あんな時代に、一体どんな形で砂漠の真ん中で風呂に入ったのか?こういった所も、注目してご覧いただけたら面白いですよ(いや、決して入浴シーンを楽しめと言ってるわけではございません!)。

 「アラビアの女王 愛と宿命の日々」は、1月21日(土)~全国ロードショーです。世界が成熟する前の時代に、誰も成し遂げることが出来なかったことをやってのけた“女王”の姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。
 

映画『アラビアの女王 愛と宿命の日々』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2017-01-19 21:16 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(2) | Comments(0)

「オデッセイ」レッツポジティブ(^^;!

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 地球のお隣の惑星、火星。その火星にたった1人で取り残されたら…。「オデッセイ」(20世紀フォックス)。究極のスペース・サバイバル・ムービーなんですが、何故だか微笑ましいんですよね~。


 人類による3度目の有人火星探査ミッション“アレス3”は、6人のクルーによって順調に任務を遂行していた。しかし或る日、巨大な嵐がミッション中に襲来。生命の危険を感じた指揮官のメリッサ(ジェシカ・チャスティン)は、直ちに撤収を指示。しかしその最中、突風で飛ばされた通信アンテナの直撃を受けたクルーのワトニー(マット・デイモン)が行方不明に。他のクルーの安全を重視したメリッサは、ワトニーの捜索を断念。5名のクルーは、宇宙船で一路地球への帰途に就く。連絡を受けた地球では、NASAが会見を開き、ワトニーの死亡を発表する。しかし、ワトニーは奇跡的に生きていた。辛うじてミッションの施設に戻ったワトニーは、食料の残りが少なく、次のミッションが火星を訪れるのが4年後で、通信手段も無く、生きていくには先ず酸素や水を作るところから始めなければならない現実に直面する…。


 お隣の惑星と申しましても、地球からの距離2億2,530万km!更に、ワトニーが置かれた悪条件を改めて並べてみますと、外気温:-55度、酸素:殆ど無し、水:無し、通信手段:無し、最大風速:毎時400km、食料:1ヶ月分、次のミッションまで:4年…。ね?どうですか?これでどうだ!と言わんばかりの悪条件のオン・パレード。あなたならどうします?恐らく吾輩なら、悲嘆に暮れ絶望のうちにとりあえず1月分の食料を、ただひたすら食べ続け孤独に死んでいくんだろうな~と、非常にネガティブな想像をしてしまいました。ところが本作の主人公・ワトニーは違いました。植物学者で、メカニカル・エンジニアでもある彼は、自分が持ち合わせているありとあらゆる科学的な知識とスキルを駆使して、火星で生き抜いていこうとするのです。例えば帰っていったクルー達の排泄物で堆肥を作り、それを使って植物を育てたり、化学実験を行なって水を作ったりして、1つ1つ生き抜いていくための課題をクリアしていくのです。何よりワトニーの“超”が付くくらいのポジティブ思考が見ている我々にも『あ、これはひょっとして何とかなるんやなかろうか?』という期待感を持たせてくれて、2時間22分という結構長尺な上映時間も、長いとは感じさせずにぐいぐい惹き込んでくれます。まあハッキリ言ってワトニーの置かれた状況は、終始綱渡りのようなギリギリの危うい感じではあるのですが…。

 本作はアンディ・ウィアーによる原作小説を基にした脚本によって製作されましたが、何とアンディにとってはこれが初の連載小説なんだそうです。更にはWeb小説であって、わずか3ヶ月の間に35,000件ものダウンロードを記録したそうです。何ともスゴイですね~。あ、日本では「火星の人」というタイトルで、文庫化されています。

 で、この映画を監督したのは“巨匠”リドリー・スコット。持ち前の細部へのこだわりが生み出した火星、そして宇宙の壮大な映像は、NASAの全面協力をも得て、映画館の座席に座りながらにして心行くまで堪能できる、極上のスペクタクルに仕上がっています。主演マット・デイモンとは、意外にも初タッグなんですね。この辺りも見ものです。しかし、マットも本当にたくましくなりましたね。昔は『まっと・でいも~ん』だったのにね~(^^;。
 
 クリステン・ウィグが、珍しく(?)マジな役を演じてるのをはじめ、脇(地上組)を演じる俳優陣もジェフ・ダニエルズショーン・ビーンキウェテル・イジョフォー(あ~!舌噛む(^^;)等、なかなかに多士済々で少ない出番ながら(殆どマットの1人芝居みたいなモンですから)、それぞれに魅せてくれます。特にショーン・ビーン!今回彼は“いい人”なんです。しかもとってもカッコイイ!ここは注目です(^^;。

 「オデッセイ」は本日“3D限定前夜特別上映”を経て、いよいよ明日2月5日(金)~全国ロードショーです。“火星ひとりぼっち”の危機を、如何にして乗り越えていくのか?究極の“ポジティブ・サバイバル”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『オデッセイ』 - シネマトゥデイ

オデッセイ@ぴあ映画生活



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by mori2fm | 2016-02-04 21:07 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(43) | Comments(2)

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」知られざる天才。

[ベネディクト・カンバーバッチ] ブログ村キーワード
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 本年度アカデミー賞・8部門ノミネート!脚色賞受賞!「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(GAGA)。実話を基にした映画でございます。主人公アラン・チューリングは、世界で初めてコンピューターを理論化した天才数学者。しかし、その存在と功績に対する評価は、最近まで世間にはあまり知られていませんでした。モチロン、吾輩も知りませんでした(アカンがな!)。それはいったい何故なのか?この映画では、その謎の背景を描き出しています。

 1939年、ヒトラー率いるナチス・ドイツに宣戦布告したイギリスは、空襲やUボートによる攻撃などドイツ軍の猛威に晒されていた。この状況を打破するため、ドイツ軍が誇る解読不可能な暗号“エニグマ”を読み解くべく集められた6人の精鋭から成る暗号解読チーム。アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)も、その1人だったが他人と協調することを嫌うチューリングは、他のチームのメンバーとの間に深い溝を作ってしまう。一向に進まない解読作業の中、チューリングは1人勝手にエニグマに対抗するためのマシン作りに没頭する。そんなチューリングの前に或る日、ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)が現れる。ジョーンはチューリングよりも早く課題として出されたクロスワードパズルを解いてチームに加わると、チューリングとチームの溝を少しずつ埋めていった。そして思いもよらぬ切っ掛けから、遂にエニグマを解読する日がやってくる…。

 天才数学者アラン・チューリングは、先の大戦中にエニグマ解読というとてつもない功績をあげるのですが、その任務は“トップ・シークレット”扱いとされ、長い間日の目を見ることはありませんでした。更にはその間にチューリングの身の上には何とも不憫としか言いようがない災厄とも言える出来事が振り掛かり、わずか41歳という若さで、不遇のうちにこの世を去ってしまいます。この歴史の闇とも言える出来事に光を当てた本作は、ただの“史実ドキュメント”にとどまらず、“暗号解読”というミステリーに伝記モノを融合させた、非常に魅力的なストーリーに仕上がっています。展開が結構スリリングで、なかなか手に汗握りますよ。ただエニグマ解読の瞬間は、『え~!そんなことで~!!』って感じなんですけどね(^^;。アカデミー賞・脚色賞受賞も納得の出来だと思います。

 チューリングを演じているのは、「シャーロック」で大ブレイク!今や飛ぶ鳥を落とす勢いのベネディクト・カンバーバッチ(舌噛む(^^;!)。天才だが、引き篭もりで世間的には謎の多いチューリングを説得力のある演技でスクリーンに蘇らせています。大人気ですよね?カンバーバッチ。そんなに騒ぐほど彼ってカッコイイですか~?いえ、決して嫌いとかけなしてるわけではないんですよ。ただ、そんなにかなあ?って感じで。吾輩には少々理解でけんってだけの話なんですけど…(^^;。少々、脱線!本題に戻しましょう。この演技でカンバーバッチはアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされました。惜しくも受賞はなりませんでしたが、浮ついた芝居ではなく、演技派俳優としてこれから益々引く手あまたになっていくでしょうから、近いうちのオスカー受賞も夢ではないかも知れませんね。因みにジョーンを演じたキーラ・ナイトレイも、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされてました。他に暗号解読チームの主要メンバーのヒューを演じたマシュー・グードやMI6のエージェントを演じたマーク・ストロング(渋!)そして名優チャールズ・ダンスと、英国人俳優が占めるキャスティングによって産み出される“格調高きイギリス映画”の雰囲気を堪能することが出来ます。
 とはいえ、監督はノルウェー出身の新鋭モルテン・ティルドム。『何や、英国人じゃないのかい!?』とツッコミが起きそうですが、イギリス人でもアメリカ人でもない彼だからこそ、主観ではなく、俯瞰的な視点からともすれば情緒的になってしまいそうなテーマの作品を、非常に面白い1級品のエンタテインメントに仕上げることが出来たんじゃないかな?と思います。あ、この監督もアカデミー賞監督賞にノミネートされてました。うん、これから覚えておいた方がイイかも?な監督さんです。

 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」は、3月13日(金)~全国ロードショーです。世界最強の暗号に挑んだ天才数学者、その知られざる事実をあなたも是非!映画館でご覧ください。


映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2015-03-09 22:48 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(20) | Comments(0)

「X-MEN:フューチャー&パスト」ミュータントてんこ盛り!

[X-MEN] ブログ村キーワード
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 大人気アメコミ・ムービーのシリーズ最新作。「X-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀FOX)。新旧ミュータント入り乱れての大バトル勃発!よう見とかんと、置いてかれまっせ!


 2023年、ミュータント殲滅のために作られたバイオメカニカル・ロボット“センチネル”は、やがてミュータントを産み出す人間へも攻撃を開始し、今や人類は滅亡の危機に瀕していた。この期におよび、プロフェッサーX(パトリック・スチュアート)とマグニートー(イアン・マッケラン)は、センチネルと戦うべく長年の恩讐を越えて手を結ぶ。プロフェッサーXは、センチネルが開発された1973年に向けてウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の魂を転送し、その開発計画を阻止せんとする。過去へ送られたウルヴァリンに与えられた使命は、若き日のプロフェッサーX=チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)とマグニートー=エリック(マイケル・ファスベンダー)との関係を修復させ、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のDNAが、センチネルの生みの親であるトラスク博士(ピーター・ディンクレイジ)の手に渡るのを阻止することだった…。


 面白かった!面白かった!!でも、これは大変です!!吾輩、一応これまでの「X-MEN」シリーズは全作見ております(傍系の「ウルヴァリン」シリーズも含めて)が、それでもさすがに忘れていることも多く(大体「1」「2」「ファイナル ディシジョン」の中身なんて、今回見直してませんのでさすがにチョット…)、更にはただでさえ過去と未来が交錯しててややこしいときたモンですから…『あれ?これってどういう意味?』『ん?何でそうなるの?』『へ??これで合ってたっけ??』『おいおい、これって前と違うぞ~?!』…と、映画を見ながら吾輩の心の中は「なぜ?の嵐」の大合唱(^^;。いやあ、ついて行けん!もっとちゃんと予習しておけばよかった~!と、後悔先に立たずでございました。これからご覧になる方、是非ある程度の予備知識は仕入れてご覧になることをお薦めします。また酷な事を言うようですが、この映画で“初めて”X-MENに触れるという方は恐らく話半分も理解できないんじゃないでしょうか?そのお覚悟でお臨みください。でもまあこれは、シリーズ物の宿命としてしょうがないとは思いますけどね!

 前述した通り、新旧ミュータントがわんさかと出てきます。おなじみ“鋼鉄の爪男=ウルヴァリン”に“変幻自在姐ちゃん=ミスティーク”。“ミュータント界の唯一(?)の良心=プロフェッサーX”に“金属曲げ男=マグニートー”。更には“ここんところ影が薄いぞ!暴風雨女=ストーム”(ハル・ベリー)、“壁抜けだけじゃない!=キティ”(エレン・ペイジ)、“何でも凍らす=アイスマン”(ショーン・アシュモア)、“硬くてゴメンね!=コロッサス”(ダニエル・クドモア)、“青くてゴメンね(^^;!=ビースト”(ニコラス・ホルト)…と、メインどころだけでこんな感じなんですが、ここへ更に今回は“ビショップ”“サンスポット”“ブリンク”“ウォーパス”“クイックシルバー”と新規キャラも登場して、さながら“万国びっくり人間大集合!”と言った感じでした(失礼な!)。吾輩のように、映画のうす~い知識しか持ち合わせていない輩にとっては、これでもお腹いっぱいでございましたが、アメコミ原作からどっぷりハマッておられるような方からすれば、まだまだ物足りないんでしょうね?『ああ、まだアイツが出てへん!』とかって。でもご安心を、まだまだシリーズは続くようですから…。

 キャスティングも豪華です。あんまり考えたことなかったんですが、“この手の映画”の主要キャストにオスカー受賞女優が2人も名を連ねてるなんて、非常に異例ですよね(但し片やただ今“旬!”絶好調!で、片や最近“イマイチ”と、少々明暗分かれちゃってる感じもしますが)。しかもジェニファーなんて全身青塗り特殊メーク状態のほぼヌードというお姿で、熱演!いやあご立派!将来、黒歴史になんかしないでくださいね(^^;。あとカメオでジーン役のファムケ・ヤンセンや、サイクロップス役のジェームズ・マースデン、ローグ役のアンナ・パキンなんかもホンの一瞬ですが大挙して出てまいります。もおホント、てんこ盛りです。

 過去へ送られたウルヴァリンが対面する、若き日のチャールズは、何と薬に溺れやさぐれちゃってます。あり得ない展開!ウルヴァリンは未来で自分を導いてくれた、この“心の師匠”をある意味導いてリセットさせるのです。う~ん、歴史は繰り返す?でも設定上で行くとウルヴァリンって、もお何世紀も生きてるんですよ(プロフェッサーなんかより、遥かに長生き!)。X-MENの中では間違いなく一番の爺…もとい!一番の年長者なんですよ。だからね、もっと落着きなさいよ!気持ちは若くてもいいと思うけど、いつまでも若者!みたいな心持ちではイカンと思うんですよね、しっかりしなさい、人生の大ベテラン(まあ、似合わない言葉(^^;)が!

 しっかし、この手が許されるならシリーズ映画は幾らでも作り続けることができちゃいますな~。あ、決して非難してるわけではないのですが…。ま、面白けりゃそれでイイかな!

 
 「X-MEN:フューチャー&パスト」は、本日から全国ロードショーです。“新旧ミュータント夢の共演”をあなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 今回は“3D”で見なくても良いかと思われ…。相変わらず画面が暗い(>_<)!
~追記②~
 え~と、あんまりどなたも触れておられないことなので言いにくいのですが、吾輩には非常に大きな疑問がございまして…。この映画って物語の始まりは過去のシリーズ(「1」、「2」、「ファイナル ディシジョン」、「ファースト・ジェネレーション」、更には「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ウルヴァリン:SAMURAI」)を経て続いてるんですよね?直接的には「…SAMURAI」のラストに爺さん2人が登場したのが、本作への布石だったんですよね?1973年に開発された“センチネル”とか言うミュータントにとって、いや人類にとって史上最大最悪の敵ロボットって、これまでの過去のシリーズに出てきたことありましたっけ…(爆)??


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by mori2fm | 2014-05-30 21:47 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(39) | Comments(4)

「アメイジング・スパイダーマン2」ただただ、カッコイイわ。

[アメイジング・スパイダーマン2] ブログ村キーワード
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 蜘蛛男 is back!「アメイジング・スパイダーマン2」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。 リブート第2弾、徐々に敵キャラが増えていくってのは、このシリーズのお約束のようですな~。


 スパイダーマンとなり、街の犯罪者と戦うピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。恋人・グウェン(エマ・ストーン)の亡き父・ステイシー警部(デニス・リアリー)との『グウェンには近付かない』という約束に背き、グウェンと付き合っているという現実が、ピーターの心の中で常にやましいわだかまりとなっていた。そんな気持ちをグウェンに見透かされたピーターは、高校卒業と同時に彼女から別れを切り出される。一方オズコープ社の社員・マックス(ジェイミー・フォックス)は、社内で感電事故に遭い一命をとりとめるも、高圧電流を自由に操る怪人・エレクトロと化してしまう。そしてあることを切っ掛けに、それまではシンパであったスパイダーマンを亡き者にせんと憎むようになる。同じ頃、オズコープ社の御曹子でピーターの幼馴染でもあるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)が、海外生活を終え帰国する。ハリーと再会したピーターは旧交を温めるが、やがて2人は遺伝的にハリーが抱える病の治療法について、スパイダーマンを絡めて対峙することに…。


 予告編でも見ることが出来ますが、高層ビル群の間を縫って飛ぶスパイディの何とカッコよく、美しいこと!いやあ最高!ホントにカッコイイ!!この映像はぜひ“3D”で見てください。これは値打ちがございます。飛翔シーンのみならず、スパイダーマンとエレクトロ、グリーンゴブリンとの対決シーンも、非常にスピード感に溢れて手に汗握る出来映え。まさに快心の1本!アクション見ているだけでおなかいっぱいになっちゃいますよ、ホント。
 実を言うと吾輩は、サム・ライミ監督トビー・マグワイア 主演の“旧3部作”が大好きで、おまけにグウェン役のエマ・ストーンのことがあまり好きになれなかった(う~んだってパッと見、彼女若いのかイッてるのかようわからんので…爆)ってのもありまして、リブート第1弾の前作は正直あんまりでした(わ~、偉そうに言ってスミマセンm(_ _)m)。ところが今回はどうよ!前述したようなキレキレのアクションシーンに、よ~く作りこまれた脚本。そしてCMや予告編で散々煽っている衝撃のラスト…(確かに衝撃でした。『そこまでやるか~?』って感じ)。そしてキャスト陣のイキイキとした演技(特に“オスカー俳優”ジェイミー・フォックスの怪演はお見事!)。どれをとっても、この連休中に見るに相応しいハリウッド発の間違いのない超大作としてお薦め出来る仕上がりでございます。いやあ、面白かった!

 予告やCMでは、敵キャラとしてエレクトロ、グリーンゴブリンと並んでサイ型パワード・スーツを着たライノ(ポール・ジアマッティ)って奴が結構でっかくフィーチャーされてますが、実際はラスト近くにチョロっとしか出てきません。恐らく続くであろう次作では活躍してくれることでしょう。そうでないと、あの扱いではチョットかわいそう…(尚、この先「アメイジング・スパイダーマン」は「3」が2016年6月10日、「4」が2018年5月4日に全米公開されるんだそうです。もお、そんなことまで決まってるのね。「2」が公開されたばっかりだというのに…驚)。


 「アメイジング・スパイダーマン2」は、いよいよ本日より全国ロードショーです。NYの街並みを飛びまくるスパイディの雄姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。


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by mori2fm | 2014-04-25 02:21 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(52) | Comments(2)

「アイアンマン3」『みんな!集合だよ!(^^;』

[アイアンマン3] ブログ村キーワード
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 “戦隊映画”(?)から“ピン”に戻って、またまたスクリーンに登場!「アイアンマン3」(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)“戦うちょいワル親父” トニー・スターク(^^;。今回は結構シリアスでっせ。


 「アベンジャーズ」の戦いから1年。異星人との戦闘で、己の無力感に苛まれたトニー(ロバート・ダウニー・Jr)は、その不安を払しょくすべく、パワード・スーツ作りに没頭。次々と新たなスーツを開発し続けていた。そんなトニーを心配げに見守るペッパー(グウィネス・パルトロウ)。或る日彼女の前に、以前トニーに門前払いを喰らった科学者・キリアン(ガイ・ピアーズ)が、怪しげな発明を携えて現れる。そんな最中、運転手兼ボディーガード兼親友のハッピー(ジョン・ファブロー)が、街中でテロに巻き込まれ重傷を負う。怒りに我を忘れたトニーは、テロの首謀者と思われるマンダリン(ベン・キングズレー)に対して、TVを通して宣戦布告。その直後、マリブにあるトニーの邸宅が、何者かのミサイル攻撃を受け崩壊する…。


 う~ん、前の2作に比べると確かに難しかったとは思うんですよね、前の2作が「アベンジャーズ」へ繋がると言うことを前提に作られていたのに対して、本作は“その後”を描いているわけで、云わば3作目にして初めて独立して作られた(今回作中には、アベンジャーズ関連の人物は出てきませんので)、と言っても過言ではない位置づけの映画だと思われます。そういう意味で、監督が前2作のジョン・ファブロー(ハッピー役は続投!)からシェーン・ブラックに代わったってのは、シリーズをリセットする上でも、イイことなんじゃないかな~と思って見に行ったのですが、少々消化不良だったかな~ってのが、吾輩の正直な感想です。ラストへの持って行き方が、かなり強引すぎるように感じましたし、敵キャラにしても、マンダリンが実は…だったり、事前にさほど重要視されていなかった(情報が殆んど無かったってのもありますが)、キリアンが実はあんなことになってしまったり、異星人と互角に戦ったアイアンマンが、対人間で随分苦戦させられたり(いや、普通の人間ではございませんが)、何よりラストにあんなことしちゃうのであれば、『トニー!あんた何に恐れおののいて、何のためにスーツいっぱい作ってたのさ!?』って、ツッこんじゃいました。だって、あれだけのスーツを集めて、あんな風に一斉に遠隔操作で動かせちゃうのであれば、今度異星人の襲来を受けた時には、わざわざ性格に問題を抱えまくっている“アベンジャーズ”の面々を再結集させるよりも、こっちの方(即ち“アイアンマンズ”…もとい、“アイアンメン”(^^;)が、はるかに強くて、楽なんじゃないか?とか思っちゃったので…。そういう意味でもあ~んなことしちゃうってのは、嗚呼~!やっぱり勿体ない!!とにかく良くも悪くも典型的な“ハリウッド製アクション超大作”ではございました。色々書きましたが、吾輩は間違いなく楽しめましたし、ツッコミどころも満載!オーダーメイドの筈のスーツが、誰でも着れちゃったり(しかも男女兼用??)、超遠隔操作でスーツがバラバラのパーツで飛んできたり(「ゴッドマーズ」か(^^;!)、オスカー女優のグウィネスに、あ~んなことや、こ~んなこともやらせたり(イイのかな~?)、“アイアン・パトリオット”=ローディ(ドン・チードル)が、思いのほか弱かったり…(あれじゃ、ヤラレキャラレベルだ(^^;)。まあ、笑わせていただきました。

 確かにキャッチで謳ってた『さらば-アイアンマン』てのは、あながちウソではなかったんですけどね…。でもトニーはまた帰ってくるらしいですし、何よりこの後「アベンジャーズ2」(まだ先の話ではございますが、)もやっちゃうわけですから、ホント、どういう風にアイアンマンを復活させるのか?ってのも、非常に気になるところです(アーク・リアクターも、とっちゃいましたからね~)。

 今回“3D”で見たんですが、これは失敗でした(>_<)。映像が暗すぎる!せっかく大ラスに、ブルース・バナー博士(マーク・ラファロ)登場!のシーンがあったのに、最初誰だかよくわかりませんでしたから…(終わってから気付きましたよ!)。残念!


 「アイアンマン3」は、ただいま全国ロードショー公開中です。最初で最後の『アイアンマン、全員集合!』の勇姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 ウィリアム・サドラーの大統領に、ミゲル・ファーラーの副大統領って…、何かワルそうなホワイトハウスやな~(^^;。
~追記②~
 それにしても、上映前後の“マーベル怒涛の予告編責め”は、圧巻でございました。何この物量作戦!まあ確かに「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」は、面白そうですな。


アイアンマン3@ぴあ映画生活



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by mori2fm | 2013-05-11 22:13 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(40) | Comments(4)

「アベンジャーズ」ブラック・ウィドウ最強伝説!

[アベンジャーズ] ブログ村キーワード
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 マーベル・コミックのヒーロー大集合映画。「アベンジャーズ」(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)「アイアンマン」の1作目公開時から、噂になっていた最強ムービーが遂に完成&公開。そして、やっとこさの日本上陸!でございます。


 国際平和維持組織“シールド”の長官、ニック・フューリー(サミュエル・L. ジャクソン)は、突如現れたロキ(トム・ヒドルストン)によって、研究中だった“四次元キューブ”を強奪される。セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)やシールド最強のエージェント、“ホークアイ”クリント・バートン(ジェレミー・レナー)までもを、ロキの魔力によって操られ連れ去られるに至り、フューリーは“アベンジャーズ計画”の封印を解くことを決意する。彼の号令の下、“ブラック・ウィドウ”ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)とエージェント・フィル(クラーク・グレッグ)の説得により、“キャプテン・アメリカ”スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)、“ハルク”ブルース・バナー(マーク・ラファロ)、そして“アイアンマン”トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が集められる。そしてドイツに現れたロキを捕らえるために出動した彼等の許に、ロキの義兄である“ソー”(クリス・ヘムズワース)がやって来る…。


 これまでのそれぞれが主人公となっていた映画(「インクレディブル・ハルク」、「アイアンマン」「アイアンマン2」「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」「マイティ・ソー」)を“壮大な予告編(?)”として使った挙句にようやく実現完成した本作(因みにブラック・ウィドウは「アイアンマン2」に、ホークアイは「マイティ・ソー」にそれぞれ“チョコっと”登場してました。また今回ハルク役がエドワード・ノートン→マーク・ラファロに交代。所謂“大人の事情”ってやつですか!)。いやもお、単純に面白かった!楽しみに待っててホント~に良かった!!みんなみんな、キチンと活躍しててよかった(^^;。
 これまでのそれぞれの映画に“一丁噛状態”でチョコチョコ登場していた、“強面”ニック・フューリー。個性の強い…、てか強過ぎる個性の塊の集まり=“アベンジャーズ”。1人1人の抱えている物や能力がやたらとデカくて、しかもそれが6人もいて(!)、その集まりを束ねる司令官として、さぞやこのオッサンが“スーパー指導力”を発揮して、バラバラな面々をチームとして、まとめ上げていくんやろうな~なんて思ってたんですが、何の何のこのオッサン、出だしから結構“大ポカ”やらかすんですよ!それもかなり致命的なダメージを喰らうような。それでも『ん?だからどうした?』てな感じで、まったく動じてないような顔で平然と受け流す様は、さすが大物!いやでも『それって結構ヤバイんちゃうのん?』って、吾輩はツッコンじゃいましたね。チョットは焦り~な!って。特に、出だしから敵の手下として、いきなりホークアイを目前で連れ去られてしまうという、哀しいまでのヤラレっぷりには『いや、それはアカンやろう!』って、MAXでダメだししちゃいましたわ(^^;。

 それぞれの映画の設定、世界観が反映されていたのは、ずっと見てきた者にとっては喜ばしい限りでした。ナタリー・ポートマンの登場の仕方はご愛嬌としても、ペッパー・ポッツ役のグウィネス・パルトロウが、あの程度の扱い(だって“オスカー女優”ですよ)でもキチンと出演していたのには結構驚きましたが、でも何か嬉しかったです。

 クライマックスの戦闘シーンは、各ヒーローの能力が存分に発揮され、最新のSFXと相まって凄まじい映像に仕上がっています。しかし、“アイアンマン=パワードスーツ”“キャプテン・アメリカ=スーパーソルジャー”“ソー=雷神”“ハルク=巨人”っていう能力を持ち合わせた彼等に対して、ホークアイとブラック・ウィドウは“タダの人”なわけですよ。しかもブラック・ウィドウは女性です(いや、差別してるわけではございません)。そりゃ、一般人よりは凄いんでしょうし、ホークアイなんかは“特殊な弓矢”で武装しておりますが、ブラック・ウィドウに至っては拳銃構えてるだけ。生身で戦っちゃうんですよね。いくら“あらゆる武道に長け、オリンピック選手並みの身体能力を持っている”とはいえ、生身で敵の戦闘マシーンと“空中戦”をやらかしちゃうんですから、もおムチャクチャですわ。吾輩的に、アベンジャーズの最強戦士は間違いなくブラック・ウィドウですな。う~んスカヨハ姐さん、強過ぎ!!

 エンド・クレジット後に、壮大なオチの映像がございます。もお何とも言えん“史上最大の壮大なオチ”でございます。これは絶対必見です!それに続いて更なる告知…「アイアンマン3」公開決定の報も流れます。来年のGWなんだそうで、今回映像はありませんが、これはこれでまた楽しみです。でもでも更にもっと楽しみなのは「アベンジャーズ」続編の全米公開日が決定してるってことですね。まだ作ってへんのに…(^^;。それまでに「キャプテン・アメリカ」や「マイティ・ソー」の続編も作られるんだそうです。もお、こうなったらナンボでも作れますな。あれ?「ハルク」は…(爆)。


 「アベンジャーズ」は、ただいま全国ロードショー公開中です。『日本よ、これが映画だ』ハリウッド発、上から目線(?)の“ヒーロー大集合映画”を、あなたも是非!映画館で堪能してください。

~追記~
 大団円の後、『アベンジャーズは姿を消した。それぞれがどこへ行ったかはわからない』みたいな風に言われるんですが、アイアンマンだけは所在がバレとりますがな(^^;。社長で有名人ですからしょうがないでしょうが、世間から街を破壊した(いや、護ったんですけども)、全責任を追求されそうですな。だって、あとのメンバーはホントに消息不明で、シールドでさえ恐らく表には出てこんでしょうから。そうなると…、おお!スターク・インダストリーズがピンチに(^^;?!


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by mori2fm | 2012-08-26 13:37 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(58) | Comments(16)

「アンダーワールド 覚醒」ん?これって何の映画でしたっけ??

[アンダーワールド] ブログ村キーワード
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 ヴァンパイア女処刑人、三度登場!「アンダーワールド 覚醒」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)ケイト・ベッキンセールが、当り役“セリーン”を演じて、またまたスクリーンでスタイリッシュに戦っちゃいます。う~ん、でもこの流れ、どっかのシリーズ物でも見たような気が…。


 世紀を超えて戦ってきた、“ヴァンパイア”と“ライカン<狼男>”。同族の長老達を、復讐のため殺害したヴァンパイアの女処刑人・セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、“混血種”であるマイケルと愛し合った為に、ヴァンパイアからもライカンからも追われる身に。マイケルと逃亡を決意した矢先、両種族の存在に気付いた人間が、粛清を開始。混乱の最中、攻撃を受けたセリーンは捕らえられ、冷凍睡眠状態に。12年後、何者かの手によって眠りから覚まされたセリーンは、追っ手の追撃をかわしながらマイケルを探す。他者の視界とシンクロし、マイケルの存在を確信したセリーン。しかし彼女はそこで、マイケルではなく見知らぬ少女と遭遇する…。

 
 見終わって、正直チョットきつかったです。何か、相当ムリヤリに『まだまだシリーズ、引き延ばしてやろう』って感じで作られたような気がしちゃいましたので。これまで、このシリーズの本筋には殆んど絡んでくることのなかった“人間”が、今回新たな敵として突然現れ、あっという間にヴァンパイア、ライカンの両種族を、滅亡寸前まで追い込んでしまいます。でもそれって、あまりにも無節操なんじゃないですか?『何世紀にも亘って戦ってきた両種族…』っていう、このシリーズの大前提を根幹からアッサリ覆してしまってますよね?で、おまけに人間が絡んできたことで、ヴァンパイアにもライカンにも“感染”という言葉が使われ、それを撲滅していくという構図が出来あがる(≪ネタバレ!≫になりますので、詳しくは書けませんが、この設定には『実は…』って裏側があるんですよ。でも、そうだとしてもこの見せ方は…)のですが、ん?何かどこかで見たような設定やなあ~。女戦士がバケモノと戦う、人類は感染者を始末しようとする…、コレってまんま「バイオハザード」シリーズやんか!え~!このシリーズって、今後この路線で続けていくの?完全にカブってるやんか!いやあ、どうなんでしょ?こんな路線変更してまで続ける必要が、果たしてあるんでしょうか?吾輩的には、1作目だけでも充分だったような気がするんですが…。だって重要なキャラクターであるはずのマイケル役を演じていたスコット・スピードマンって俳優に至っては、このシリーズ化の波の中で、すっかりどこかへ消えてしまわれたようで(哀)、今回もマイケル登場してるのに、クレジットさえされていない…(キャスト交代したんでしょうな)。そこまでする~??

 シリーズ前作の「アンダーワールド:ビギンズ」では、ラストにほんのチョット顔出し程度に出てきただけですので、実質2作ぶりのセリーン役復帰となった、ケイト・ベッキンセール。これまで以上のアクション・シーンで、カッコよくてまあホントにハマリ役なんですが、この人そもそもは“正統派美人女優”だったと思うんですよね。ところが、この役のインパクトがあまりに強烈すぎて、最近他の映画に出てても、殆んど印象に残らん(>_<)!という哀しい弊害を生んでしまっているような気がします。これもシリーズ物の恐いところですよね~。あとキャストでビックリしたのは、久々に見た気がするスティーヴン・レイが、えらいオッサン化していたこと(^^;!いやあ、ホントにビックラこいた!だってエンド・ロール見るまで、ホンマに誰かわかりませんでしたから…。

 「アンダーワールド 覚醒」は、ただいま全国ロードショー公開中です。ヴァンパイア VS ライカン VS 人間の正に“血にまみれた戦い”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 今回吾輩、敢えて3Dでは見ませんでした。3Dは、何となく映像が暗くなるような気がしてまして、ましてやこのシリーズ、タダでさえ暗めの映像ですから…(爆)。


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by mori2fm | 2012-02-27 22:18 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(25) | Comments(2)

「アンノウン」騙された方が、楽しめる!

[アンノウン] ブログ村キーワード
 “熱血オヤジ”リーアム・ニーソン、またまた爆ぜる!「アンノウン」(ワーナー・ブラザース)。いやいや、こりゃまた面白かった!吾輩途中まで、し~っかり騙されちゃいましたわ(^^;!!


 大学教授のマーティン(リーアム・ニーソン)は、学会に出席する為に愛妻・リズ(ジャニュアリー・ジョーンズ)と共にドイツ・ベルリンへ。ホテルにチェックインする直前、かばんを空港に忘れたことに気付いたマーティンは、リズには何も告げず単身タクシーで空港へ引き返そうとするが、途中で交通事故に遭ってしまう。4日間の昏睡の後、病院のベットで目覚めたマーティンは、記憶が鮮明に戻らないままリズの待つホテルへと急ぎ戻る。しかし対面したリズは、マーティンを見て『知らない人だ』と告げる。そればかりか、リズの傍にはマーティンと名乗る見ず知らずの男(エイダン・クイン)がいた。その男は、パスポートや新婚旅行の写真まで持ち合わせており、誰もマーティンの訴えには耳を貸そうとしなかった。『果たして自分は誰なのか?』自らの真実を探るためマーティンは、事故の時に乗っていたタクシーの運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)を探し出し、協力してくれるよう依頼する…。


 吾輩、最初はごく普通の“記憶を失くした男の物語”だとタカをくくっておったのですが、これが途中から『う~ん、何か違うかな~?』って思うようになっていき、仕舞いには『おお!そうやったんか~!!そうくるか~!!』ってな“驚愕の結末”へ向かうんですよ。いやあ、よ~く出来たお話しです。吾輩すっかりヤラレちゃいました!メインで進行する話しに、さり気なく傍系の話しを混ぜ込んでおいて、いつの間にかそれが非常に重要なストーリーへと変化していく…。こんなん何気なしに“ボ~っ”と見てたら、後半絶対話しの展開についていけませんよ!『あれ?何でそうなるん?へ!?それってどういう意味??』てな感じになってしまいます。だからこの映画をご覧になる時は、気合入れて集中してご覧下さい。あ、ご心配には及びません。この映画、最初から最後までまったく飽きさせませんから、楽しんで集中できること請け合いです!
 まあ察しのいい方なら、途中でストーリーが読めてしまうかも知れません。しかし考えの浅~い吾輩は、見抜けませんでした。そりゃ、『ただの大学教授にしては、車の運転上手すぎるがな!』とか『ただの大学教授にしては強すぎるやんか!』ってくらいのことは、途中感じましたよ。しかしブルーノ・ガンツ演じる“元東ドイツ秘密警察の男”が、あんな風にストーリーに絡んでくるとは思いもしませんでした。でも吾輩はそのお陰で、充分にこの映画を楽しむことが出来ました。このテの映画は、あまり深読みしないで単純に楽しんだ方が勝ちのような気がします。だからあなたも集中してアクションや謎解きを楽しんでください。あ、決して謎を解ききらないでくださいね(^^;。

 「96時間」でパリをぶっ壊した(?)“熱血オヤジ”リーアム・ニーソンが、今度はベルリンで大暴れ(怪獣映画ではございません…(^^;)!齢58歳(?!)とは思えないド迫力!何か、年々アクションがド派手になっていってませんか?この人。今回も殴るわ、蹴るわ、ぶっ飛ばすわ、ブッ放すわ…、もおやりたい放題!果たしてリーアム父さんは、この先いったいドコまで行ってしまうんでしょうかね?それから妻・リズを演じたジャニュアリー・ジョーンズ様が、メチャメチャ綺麗でございました!ダイアン・クルーガーもなかなか良かったですが(偉そうに!)、今回は彼女にキマリです!だって背中がメチャメチャ色っぽいんやもん(^^;!!彼女は今後、吾輩個人的に(オイ!)要注目です。
 
 「アンノウン」は、ただいま全国ロードショー公開中です。極上のアクション・サスペンスを、あなたも是非!映画館でご覧下さい。


「アンノウン」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by mori2fm | 2011-05-16 22:23 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(43) | Comments(0)

「アンストッパブル」燃えるぜ~!

[アンストッパブル] ブログ村キーワード
 デンゼル・ワシントン×トニー・スコット5作目のタッグ!「アンストッパブル」(20世紀フォックス映画)。この前のコラボ作「サブウェイ123 激突」に続いて、“燃える男の鉄ちゃん魂ムービー”でございます。


 その日、職務経験4か月の新米車掌ウィル(クリス・パイン)は、勤務28年のベテラン機関士・フランク(デンゼル・ワシントン)とコンビを組んで、旧式機関車1206号に乗り込み、貨物列車の移動を行なっていた。同じころ、操車場から最新鋭の貨物列車777号が、移動中のミスで無人のまま走り出し、本線へと出てしまう。やがて加速した777号は、本線を猛スピードで暴走。777号の積荷には、危険な化学物質が存在し、機関車は大量のディーゼル燃料を積載していた。このまま暴走を続けると、人口密集地にあるカーブを曲がり切れずに脱線し、その下にある燃料タンク群に激突して大爆発を起こす可能性が高いことが判明。鉄道会社は様々な策を講じて、何とか停止させるよう試みるが、ことごとく失敗。万策尽き果てたと思われたその時、777号に対向する形で本線を走行していて、間一髪衝突を免れたフランクとウィルの乗った1206号機関車が、貨物列車を切り離し逆行で、777号の追跡を開始。フランクは、後ろから連結して列車全体を減速させ、停止させようとしていた…。


 この映画は、2001年にアメリカで実際に起こった列車暴走事故をベースに作られていますが、これがまた非常に面白い“アクション大作”に仕上がっています。アメリカの鉄道事情ってのは、国土のデカさに比例して、日本なんかとはそのスケールが違います。機関車なんか日本の倍ほどのデカさ(本作の777号=“AC4400CW”は、重さ190トンで4461馬力!日本の代表的な機関車“DD51”なんか、重さ80トンの2200馬力(負け!)で、これが2~3連、多い時は6~7連で貨物列車を引っ張るんだそうです。で、この貨物列車ってのもスケールが違いまして、100両超なんてのは、普通だそうです。その長さは優に1km超(!)。実際の事故の際は、47両編成だったそうですが、この映画では39両編成となっております。それでも全長800m!あの東京スカイツリーを寝かせた長さよりも、まだ長い!凄い!!これが時速100km以上のスピードで暴走する…。想像しただけでも凄いことになってそうでしょ?これを、トニー・スコット監督が、素晴らしい迫力満点の“ノンストップ・アクション巨編”に仕上げています。もお、ホント手に汗握るシーンの連続。吾輩、見ている間しばらく息つく暇がございませんでした。いや、ホント大げさでなく。
 アクション大作ではございますが、登場人物それぞれの人間ドラマもキチンと描かれていて、決して薄っぺらい映画にはなっておりません。それでいて、上映時間1時間39分と非常にコンパクト。中だるみなく、一気に見せてくれる、トニー・スコット監督の演出は、非常に素晴らしいと思います。正直ココんとこ『う~ん、何かイマイチ…』って感じるような(失礼!)作品が続いていたような気がするのですが、本作では久々に“アクション映画の巨匠”としての面目躍如って感じで、正に“快作”に仕上がっています。

 しかしデンゼル・ワシントンってのは、本当にいい役者さんですね。どんな役を演じても重みが感じられます。本作でも“解雇通告を受けたベテラン機関士”っていう年齢的に少々枯れかかった役を、渋く演じているのですが、後半“愛する人々を守るため、列車を止める”という使命感に燃える『よっしゃ~、やったるで~!』的なアツい演技でも魅せてくれます。若手のクリス・パイン(「スター・トレック」のカークです)も、頑張ってますが、ここはデンゼルの貫禄勝ちってことで…。

 まあ冷静に考えると、『鉄道会社の不始末を、鉄道会社が自分の手で処理した』ってだけの話なんですが(^^;、でも『何としてでも、止めてやる!』っていう、男たちのアツ~い思いがスクリーンからヒシヒシと伝わってきます。こういう“おっとこ臭~い映画”大好きです!!

 「アンストッパブル」は、2011年1月7日(金)~全国ロードショーです。“燃える男の鉄ちゃんムービー”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。


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by mori2fm | 2010-12-15 22:41 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(108) | Comments(12)
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