カテゴリ:映画評 外国映画 ラ行( 28 )

[ラ・ラ・ランド] ブログ村キーワード
a0014708_20265959.jpg 本年度アカデミー賞で、13部門・14ノミネート。本命中の大本命!「ラ・ラ・ランド」(GAGA)。“ミュージカル映画”って言うと、拒否反応を示される方もおられますが、果たしてこの映画を好きになれない人なんているんでしょうか?


 夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミア(エマ・ストーン)と、ジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)。2人の出会いは、渋滞中の高速道路で最悪の形で幕を開ける。しかしその後、幾度か偶然の出会いを重ね、言葉を交わすうちに2人はすっかり意気投合。女優になる夢を語るミアに、『いつか自分の店を持ち、好きな時に好きなジャズを弾く』という夢を語るセブ。2人は互いの夢を応援し、そして恋におちる。幸福の絶頂の2人だったが、セブは生活のために不本意ながらも加入したバンドが大ヒットを飛ばし、いつしか超多忙な身に。夢を諦めてしまったかのようなセブに不審感を募らせるミア。2人の間には、すれ違いの日々が続き、そして…。


 ↑のようなストーリーが、1年の間に起こる(具体的には冬~秋)のですが、正直お話としてはとてもシンプルな“よくある話”なんですよ。男女が出会い、恋におちる。最初は幸福だけど、やがて夢と現実の狭間で揺れ、衝突。そして2人は互いに好き同士なのに…。っていうような本当に“よくある話”です。この“よくある話”を彩っている、“音”・“色”・“映像”・“音楽”・“ダンス”といった様々な要素が、絶妙なサジ加減でブレンドされて、1本の映画として完成しているのですが、それがもお素晴らしい!吾輩はもお何度となく、ハートをスクリーンの向こう側へ持っていかれてしまいました。
 具体例で言うと、オープニングの高速道路を使ったダンス・シーン!渋滞中の高速道路の車の上で、運転していた人々が突然歌って踊り始めるんですが、これがもお圧巻!の一言。観ているうちに気付くのですが、このシーンを何とワンテイクで撮影してるんです!もお『どないして撮ったんや~!?』って言いたくなる、この魔法のような圧巻のオープニング・シーン(実際、高速道路を封鎖して、わずかな時間で撮りあげたらしいです。凄い!)でいきなりハートを思いっきり鷲づかみされてしまいました。そしてその後も続く夢のような映像(丘の上でセブとミアが踊る踊る!←コレもワンテイク!プラネタリウムで恋におちて踊る!etcetc…)、と、どこの男女にでも“よくある話”にグイグイ惹きこまれ、気が付くとまさに夢のような時間を過ごしていました。そしてラストにスクリーンに展開される“究極のタラレバ物語”にもお、号泣!あ~もお、ホンマによ~くわかる。ホンマに“よくある話”。でもホンマに哀しい、泣ける~。あ~ダメだ~!吾輩最初から最後まで大騒ぎ(^^;。

 この素晴らしいミュージカル映画を撮ったのは、デイミアン・チャゼル監督何と若干32歳で本作が監督3作目(!?)。この監督を有名にしたのは、言わずと知れた前作の「セッション」(いやあ~、恐かったですね~。シンバルが空を飛ぶんですよ!当たったら死にますて!)。で、実はチャゼル監督は本作「ラ・ラ・ランド」が撮りたくて(企画を思いついたのは10年以上前…、これぞ正に“構想10年!”(^^;)その資金を集めるために「セッション」を撮っちゃったんだそうです。その思惑は見事に成功し、この素晴らしい映画が世に出ることになったのです。
 この映画、何が凄いってお気付きかと思いますが“オリジナルのミュージカル映画”なんですよ。近年ヒットしたミュージカル映画、「オペラ座の怪人」「シカゴ」「NINE」なんてのは、舞台で大ヒットしたミュージカルを、映画化していたのですが、本作はそれらとは違い、正真正銘“オリジナルのミュージカル映画”です。それでいてこの完成度の高さ!スタッフ・キャスト共に本当に素晴らしい仕事をされたと思います。もお賛辞の言葉以外出てきません。
 こんなに書きまくると、映画好き以外には案外とっつき難い映画なのかな?とも思われるかも知れませんが、そんなことはありません。誰が見ても楽しめて、哀しめて、本当に夢中になれる。そんな映画に仕上がっています。ミュージカルと言いましたが、全編最初から最後まで歌い続けているわけではなく、会話のシーンもあってキチンと物語も描かれています。そして主演の2人がまたイイんだわ。エマ・ストーンが夢を追い、好きな男の夢も応援する健気な女の子を好演。そしてライアン・ゴズリングは、演奏のシーンを3ヶ月の特訓の後に、吹き替え無し(!)で全て完璧にこなしたんだそうです。役者魂ですね~。この2人の演じるミアとセブが、本当に見ていて幸せそうで心から応援したくなる嫌味のないカップルなんですよ。それだけにラストの辺りはもお泣けて泣けて…。そして2人以外にも、グラミー賞シンガーのジョン・レジェンドや、「セッション」でオスカーに輝いたJ・K・シモンズが、短い出番ながらイイ味出してます。

 「ラ・ラ・ランド=LA LA LAND」とはロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称なんだそうで、更には『ハイになる』『夢の国』といった意味があるそうです。言葉のとおり、全編是ロサンゼルスの風光明媚な映像が満載。コレ見ると必ず行ってみたくなりますね~、ロス!そして全編を通して鮮やかな色使いの衣装が、スクリーンに花と咲きます。原色を大胆に使い切った衣装の数々は、新しいのにどこか懐かしい、まるで40年代~50年代の映画へのオマージュを彷彿させ、我々の目を飽きさせません。
 更に全編を彩る音楽!ジャズは勿論、'80Sやダンス・ナンバーからオーケストラによる荘厳なスコアまで、全ての音楽が映画の中で息づいています。吾輩的にも本作のサントラは大当たりで、ただ今ずっと“ヘビーローテーション状態”でございます(^^;。でもやはりこれは絶対に、映画と合わせて見ていただきたいですね。


 「ラ・ラ・ランド」は、いよいよ今週24日(金)~ 全国ロードショーです。絶対大好きになれる映画です。保障します!ですから是非!映画館でご覧ください。それからアカデミー賞は日本時間2月27日に発表です。こちらもお楽しみに!

~追記~
 先日とあるシネコンのロビーにて、よく映画を見ていそうな男性2人がチラシをみながら会話していました。曰く『「ラ・ラ・ランド」は見いひんわ。俺、こういう“ミュージカル映画”嫌いやから。お、「トリプルX」おもろそうやん…』だそうです。ああ、残念。このままでは、彼は人生確実に損しちゃいますよ。悪いことは言わん「ラ・ラ・ランド」見てみなさい。絶対好きになるから!


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by mori2fm | 2017-02-20 22:58 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(49) | Comments(3)
[ロバート・レッドフォード] ブログ村キーワード
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 名“老”優共演。「ロング・トレイル!」(ツイン)。爺様2人がひたすら山ん中を歩く映画なんですが、これが…面白い!

 
 紀行作家ビル(ロバート・レッドフォード)は、数年前イギリスからアメリカへ家族と共に帰国。老齢を向かえ、ほぼセミリタイア近い日々を過ごしていた。知人の死や自らの健康にばかり気が向く日々の中、或る日ビルは自宅近くを通るアメリカ有数の自然歩道“アパラチアン・トレイル”の踏破を思いつく。その距離3,500km。妻キャサリン(エマ・トンプソン)は『単独では行かせない』と猛反対。そこで手当たり次第に交友関係に参加を打診するビルだが、誰からも色好い返事は得られず。そんな時、数十年来交友のなかった旧友スティーヴン(ニック・ノルティ)から思い掛けない電話がかかってくる…。


 人生の喜び、悲しみ、理想、現実。そして思い掛けない旧友との友情。いろんな物を背負って歩く爺様2人。道行きは険しく、家族は誰も踏破が成功するなんて考えておりません。それでも爺様達は挑戦するのです。その姿は凛々しく、どこか微笑ましい…(^^;。
 しっかし、ロバート・レッドフォードもお80歳やで!にも拘らずこの人が街を歩いて妙齢の女性と出会うと、恋愛の予感が描かれてしまうなんて、どんな爺様やねんな!日本じゃ考えられんな~。実年齢で5歳ほど年下のニック・ノルティの“やさぐれ感”がハンパ無いだけに、尚一層レッドフォードの美青年…もとい美老人っぷりがクローズアップされちゃってます。ここらの対比は非常に面白いですね。
 
 全体的にはコメディタッチで描かれてますが、老いを迎えた爺様たちのこれまでの人生についての思いや、更にこれからをどう生きていこうかと考える姿などは、素直に心に染入ってきます。また何よりもアパラチアン・トレイルの、雄大で素晴らしい自然の美しさが、随所に登場するのも、間違いなく見どころの1つです。これはやはり大スクリーンでご覧いただきたいですね。

 レッドフォード老いて益々お盛ん!「ロング・トレイル!」は、ただいま全国順次公開中です。爺様2人の心温まる珍道中…もとい大冒険をあなたも是非!映画館でご覧ください。


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by mori2fm | 2016-08-25 22:40 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(2) | Comments(0)
[レヴェナント:蘇えりし者] ブログ村キーワード
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 “アカデミー賞最多12部門ノミネート、監督賞・主演男優賞・撮影賞 受賞!”「レヴェナント:蘇えりし者」(20世紀フォックス)。実在した伝説のハンター、ヒュー・グラスの実話を基にした“サバイバル・ドラマ”。とにかく圧倒されます!


 19世紀半ば、アメリカ西部未開の地。狩猟チームのガイドを務めるグラス(レオナルド・ディカプリオ)は、今は亡き先住民の妻との間に生まれた息子のホーク(フォレスト・グッドラック)と共に、危険な旅を続けていた。或る日、森の中でハイイログマに襲撃されたグラスは、瀕死の重傷を負ってしまう。グラスが余命僅かで、チームに同行出来ないと判断した隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)は、その場にグラスを残しホークとグラスを慕う隊員のブリジャー(ウィル・ポールター)、金に釣られて居残りを志願したフィッツジェラルド(トム・ハーディ)の3人に、グラスの最期を看取り丁重に葬るよう命じて、先行する。しかし予想に反して生き長らえるグラスに業を煮やしたフィッツジェラルドは、自らの手でグラスを葬ろうとするも、ホークにその場を目撃されてしまう。その勢いでフィッツジェラルドはホークを殺害。生埋め状態で放置されたグラスは、何も出来ないまま愛する息子が目前で殺害され、燃え滾る怒りを胸に復讐を誓い、やがて死の渕から奇跡の復活を遂げる。そしてフィッツジェラルドの追跡を開始する…。

 オープニングの先住民(アリカラ族)との戦闘シーンが、いきなりの手に汗握る大スペクタクル映像!あの「プライベート・ライアン」の“D-デイ”のシーンを彷彿させる圧巻のつかみから、圧倒されるシーンの連続に息を呑みます。そしてグラスが熊に襲われる、正に見ているだけで猛烈な痛みが伝わってきそうな迫真のシーン以降、殆ど台詞を吐かないディカプリオの文字通り“身体を張った”演技。もお、圧巻です!吾輩見ていて思いました『うん、今回はオスカーあげよう、いやあげます。もお持って帰って!お願い…!頼むから獲って!!』って(^^;(※見た当時は、まだ受賞式の前でした)。過去に4度(「ギルバート・グレイプ」「アビエイター」「ブラッド・ダイヤモンド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)ノミネートされ、あの「タイタニック」では何故かかすりもしなかったアカデミー賞。これで獲らなきゃ、いつ獲るの?今でしょ!ってことで、今回の主演男優賞受賞は、本当にようやく!って感じで文句なしだと思います。心の底から祝福させていただきます。おめでとう!レオ様!!よかった、本当によかった!
 更には65年振りの“2年連続監督賞受賞”という快挙を成し遂げた、アレハンドロ・G・イニャリトゥ 監督。前作の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が、殆ど屋内での撮影だったのとは打って変わって、今回は外!これでもかと言わんばかりの外(^^;!それも超極寒の大地を舞台に、身の毛も凍る(物理的に)ような究極のサバイバル・ムービーに仕上げています。そしてその極限の映像を撮りあげた撮影監督、エマニュエル・ルベツキが、史上初となる3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞するという、この映画まさに“快挙”のオン・パレードでございます。更に更にもう一つ付け加えると、音楽にはあの“教授”坂本龍一が参加しているのも、日本人としてはやはり見逃せ…もとい、聞き逃せません!もお、色んな意味で話題満載の映画でございます。

 トム・ハーディ演じるフィッツジェラルドが、もお腹が立つほど憎たらしい奴でして…。これをまたトムが上手に演じてるんですよ!今回またこれまでのトムと違う一面が見られたような気がして、非常に嬉しかったです。作品ごとに違う顔を見せてくれる=進化している俳優さんですね、トム・ハーディ。吾輩は好きですね。次回作が楽しみです。そして何よりもディカプリオ!グラスが味わう悲惨な目の数々を前述したとおり、正に体当たりで演じている…と、言うより体現しています。先住民と殺しあう、熊に襲われる、乗った馬ごと高い崖から転落する、馬の死体の中に入って寒さを凌ぐ…。ヒュー・グラスの実話が基とは言いましたが、そりゃあ話は盛られてるでしょう。あれだけやったら…、死んじゃうよ(^^;!とにかく見る者を圧倒し、そして圧巻されます。中々トンでもない映画です。

 「レヴェナント:蘇えりし者」は、4月22日(金)~全国ロードショーです。上映時間2時間37分!長いとは感じません。それだけ濃密な映像と物語のオン・パレード。あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 この映画、リアルに『♪~ある~日♪森の中、熊さんに出会った~♪♪』なんですよね(^^;。そんな呑気な状況ではないんですが…。

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by mori2fm | 2016-04-18 23:19 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(44) | Comments(6)
[ライフ・オブ・パイ] ブログ村キーワード
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 「ブロークバック・マウンテン」で、≪アカデミー賞・監督賞≫を受賞したアン・リー 監督が挑む、3Dアドベンチャー超大作。「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(20世紀フォックス映画)“ゴールデン・グローブ賞”では、少々残念な結果に終わっちゃいましたがアカデミー賞では11部門にノミネートされています。さあ、如何なる結果になりますやら?


 小説を書くために、インドにやって来たカナダ人ライター(レイフ・スポール)。しかし結局書くことが出来ず、インドで出会った或る人物から、『カナダに住むインド系カナダ人、パイ・パテル(イルファン・カーン)の話を聞けば、きっと面白い小説が書ける』と告げられて、モントリオールのパイの自宅を訪ねる。そこでパイは、自らが経験した波乱に満ちた物語を話し始める。インドで動物園を経営していた少年・パイ(スラージ・シャルマ)の一家は、新天地を求め動物たちと共にカナダに移住することを決め、日本の貨物船に乗り込み太平洋を北上。しかし途中で激しい嵐に遭遇した船は、太平洋の真ん中で沈没。ただ1人救命ボートに乗り移り、難を逃れたパイだったが、そのボートには他にシマウマ、ハイエナ、オランウータンそして、ベンガルトラのリチャード・パーカーが乗っていた。やがて、シマウマたちが相次いで命を落とし、ボートにはパイとリチャード・パーカーだけが残される…。


 『如何にしてパイは生き残ったのか?』映画の冒頭で、成人したパイが出てきますから、助かることはわかってる訳です。その結果へ向かう過程である、漂流した227日(=7か月ちょっと!)の間に遭遇する海と大自然の脅威…トビウオの群れ、光る巨大なクジラ、島を埋め尽くすミーアキャットの大群etc,etc…の、非常に美しい映像が次々とスクリーンに映し出されます。この映画の3Dは、非常に美しくて優しい映像で、見ている我々を圧倒的に魅了してくれます。これまでの3Dが、どちらかと言うとアクション向けで、ミサイルやロケットがスクリーンから飛び出してくる…ってのが多かったと思いますので、これは今までにない感じの新感覚な3D映像が楽しめます(あのジェームズ・キャメロンも絶賛してます)。
 原作はヤン・マーテルが書いて、ブッカー賞に輝いた世界的なベストセラー小説「パイの物語」(ハイ、毎度お馴染み吾輩未読(^^;)。実話ではございませんが、映画化するにあたって、実際に長期間の漂流経験がある人物が、撮影時にアドバイスをしたそうで、非常にリアルな映像に仕上がっています。吾輩知りませんでしたが、太平洋の真ん中ってのは、結構ベタ凪ぎなんですね!いや、途中嵐とかもやってきますが、通常時はかなり静かなんですよ。これは海の深さと何か関係があったりするんですかね?陸地に近い方が、波が荒くなるってことなんでしょうね。
 トラと漂流することになる少年期のパイを演じたスラージ・シャルマ君。3,000人の中から選ばれた新人さんで、今回が初の演技経験なんだそうです。まあ何とも達者なんですが、驚くべきことに彼はこの映画の撮影まで、泳げなかったんだそうです…。すげえ~話だ(^^;。そして彼と共に漂流する、もう一方の主役“ベンガルトラのリチャード・パーカー”ですが、ほぼ全編CGなんだそうです。これもまたスゴイ話です!見たら絶対本物のトラと間違いますよ!まるで今にも襲い掛かってきそうなくらいに、動きが自然でリアル!こんなトラと一緒に漂流するなんて…、考えただけで恐怖でございます。喰われちゃいますって!いやあ~リアルです、ホントに何ともクオリティの高い映像でございます。ハイ。

 ところでこの映画、企画誕生から完成、公開までに監督が4人も替わったんだそうです。最初が何とM・ナイト・シャマラン。そしてアルフォンソ・キュアロン。更にはジャン=ピエール・ジュネと来て、最終的にアン・リーがメガホンを握りました。何とも難産なプロジェクトですな。しかし、シャマランが監督してたらどうなってたでしょうね?最後、『トラが実はエイリアンだった…』とか言いかねんような気が…(爆)。

 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」は、明日1月24日(木)に3D限定前夜祭上映の後、25日(金)~全国ロードショーです。驚異の映像で描かれる、少年とトラの驚異の物語を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 名優 ジェラール・ドパルデューが出演していますが、『へ?あんだけ??』って思うくらいにチョットしか出てきません。あれならカメオでもええやん!

YouTubeで、語っております!



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by mori2fm | 2013-01-23 01:44 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(71) | Comments(8)
[リンカーン大統領] ブログ村キーワード
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 勝手に開催!“秋のリンカーン大統領祭り”。第1弾(?)の「声をかくす人」に続く第2弾は、「リンカーン / 秘密の書」(20世紀フォックス映画)。「声をかくす人」は、実話を基にした“感動ヒューマン・ドラマ”でございましたが、本作は実話をベース(?!)にした、“3D アクション・エンタテインメント大作”でございます。(※“秋のリンカーン大統領祭り”は、あくまでも吾輩が勝手に命名したものです。よって2作の間に、直接的な関連性はございません!悪しからず(^^;)


 後に“第16代アメリカ合衆国大統領”となる、エイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、貧しい開拓農民の家に生まれた。幼いころ母を死に至らしめた男、バーツ(マートン・ソーカス)を生涯の仇として憎み、復讐の機会を窺っていた。やがて成人したリンカーンは、バーツに復讐する機会を得るが、銃弾を浴びたはずの相手に逆襲され、深手を負ってしまう。そんなリンカーンを救ったのは、ヘンリー(ドミニク・クーパー)という富豪の青年。バーツがヴァンパイアであること、そのヴァンパイア達が、既に大勢アメリカ社会に紛れ込んでいることをリンカーンに告げるヘンリー。そしてヘンリーはリンカーンに『ヴァンパイアを倒すハンターにならないか?』と持ちかける…。


 “製作 ティム・バートン 監督 ティムール・ベクマンベドフという、“究極変態映像バカコンビ”(誉めてます(^^;)によって撮りあげられた本作は、予想を遥かに超えた“トンでも映像”と“荒唐無稽過ぎるストーリー”とが絶妙に相まった、非常に痛快な“アクション・エンタテインメント大作”に仕上がっています。吾輩は“3D”で観たんですが、これは“3D”でご覧になった方が、迫力があって楽しめると思います。普段あんまり“3D”をお薦めしない吾輩が言うんですから、まあ一度ご覧になって下さいな。

 但し、映像関係にかなり手を掛けた関係かどうかは知りませんが、キャストは『アンタ、誰?』状態の人が殆んどでございまして、吾輩はドミニク・クーパーくらいしか知りませんでした。まあ、吾輩が不勉強だってのも、間違いなくございますが…、でもね!リンカーンを演じた主演のベンジャミン・ウォーカーの顔が、一瞬何となく(見る角度によって)“かまいたち”の山内に見えたのは、吾輩だけでしょうか(^^;? 

 大統領が人知れずヴァンパイアと戦う…(トップが影で悪と戦うって、日本で言うと「暴れん坊将軍」みたいな(^^;?)、この“荒唐無稽過ぎるストーリー”は、原案・脚本のセス・グレアム=スミスが、自身の小説のプロモーションで全米を回っていた時に、書店に置かれていたリンカーン大統領関連の書物と、「トワイライト」なんかのヴァンパイア物とを『くっつけたら面白いかも!』と考えたのが、キッカケなんだそうでして(どんなんや!?)、そんな風に聞きますと、エライええ加減な話かいな~?なんて思いがちですが、何の何の実は非常によく出来たお話でございまして、『黒人奴隷が何故必要なのか?』『何故、リンカーンは大統領になろうとしたのか?』『南北戦争の戦場での戦いの実態は…』と言ったことが、まるで史実であるかのように描かれております。いやあ、実に面白い!フィクションとしてホントによく練られたストーリーです。いや、フィクションですよね?まさかこの話が実話ってことは、ないよね…(汗)。


 「リンカーン / 秘密の書」は、11月1日(木)~全国ロードショーです。誰もが知っている大統領の、誰も知らない真実の姿を、あなたも是非!映画館で目撃してください。


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by mori2fm | 2012-10-30 23:01 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(39) | Comments(2)
[ラブ・アゲイン] ブログ村キーワード
 いやあ~、ヤラレましたわ。こんな映画だったとはね~。「ラブ・アゲイン」(ワーナー・ブラザース)。『軽めのラブ・コメ映画かな?』ってくらいの予備知識だけで観に行ったんですが、これが何とまあ吾輩、感動させられちゃいました!いやあ凄い!ホントにいい意味で、ヤラレちゃいました(>_<)!


 真面目なサラリーマンのキャル(スティーブ・カレル)は、或る日突然、愛妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)から離婚したいと打ち明けられる。『職場の同僚デイヴィット(ケビン・ベーコン)と寝た』というカミング・アウトのオマケ付きで。大きなショックを受け、家を出たキャルは夜毎1人でバーに通い、離婚の愚痴を誰とはなしに語り続けた。そんなキャルに、プレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)が声を掛ける。ジェイコブは、エミリーに未練タップリのキャルに、もう一度男としての魅力を取り戻させようと、洒落た男の世界へキャルを誘う。やがてキャルは洗練された“モテ男”へと変貌していく。一方、弁護士志望のハンナ(エマ・ストーン)は、自分の思い描いていた恋愛が成就せず、ヤケ気味にバーを訪れ、かつて口説かれ掛けたことがあるジェイコブに、強引にキスしてしまう…。


 最初は、クスクスと笑ってたんですよ。だってスティーブ・カレルですよ!もお、この人がスクリーンに出てくるだけで、何かとにかく笑えますよね?別に何もおかしなことしてなくても、そんなオーラが滲み出てますから。そこへ持ってきて、ストーリーが中年男の可笑しくもチョット哀しいラブ・コメ物。ただただ面白かったんですよ。ところがそんなストーリーに、知らぬ間にグイグイ惹き込まれておりまして、クライマックスのキャルのスピーチのシーンでは、何と吾輩“ホロリ”とさせられてしまいました。まさかこんなノリの映画で、涙腺がゆるむなんて想像もしておりませんでしたので、もおビックリ!いやあ、でも何とも言えず素晴らしい作品でございます。見ていてとても心が和みます。登場人物に誰一人悪い奴がいないんですよ。鼻の下のばしたケビン・ベーコンも『ああ、こういう感じ、ようワカルわ~(^^;』って、メッチャ共感できますし、プレイボーイのジェイコブが、“真実の愛”に目覚める過程も、ありがちな設定ではありますが、『エエ話やな~』と思って観ておりました。そして何より、キャルの息子とベビーシッターの高校生が繰り広げる可愛い恋愛騒動が、この映画を単なる中年男女の恋愛狂騒劇に止まらせず、家族愛までも含む非常に大きな“愛”を描いた映画に仕上げています。

 ストーリー展開も非常にひねってあって面白かったです。キャルやエミリーのストーリーと並行して、ハンナのストーリーがスポット的に描かれているのですが、『ん?コレって、全く無関係な話?それともどこかで繋がるの?いや、でもどうやって??』って関心を持って観てたのですが、まさかあんな風になっちゃうとは!いやあ恐れ入りました!よ~出来た脚本ですね。吾輩全然予想できませんでした。劇中何度かキャルとエミリーが『ナナに連絡しないと…』『ナナに話した…』と言う台詞が出てきてましたが、あれが後にドエライ重要な意味を持つ伏線になっていようとは!まあ謎が解けた瞬間は、大爆笑しちゃいましたけどね(^^;。

 前述しましたが、スティーブ・カレルがイイんです!彼の持つ独特の(ユルい?)オーラが、本作のキャル役にピッタリはまってます。ジュリアン・ムーアも、何かココんところ難しい役柄が続いていたような気がするんですが、今回みたいな肩肘張らずの役は、見ていて楽しそうでよかったです。そして本作のトドメはマリサ・トメイ姐さんです!いやあ面白かった!暴走してます。この人、可愛いのにムチャですわ(^^;。そういえばこの映画“アラフィフ(Around 50th)脱ぎまくり女優・ツートップ(ジュリアン&マリサ)夢の揃い踏み!”(勝手に命名(^^;)なんですよね。でも、今回御二方とも脱皮シーンはナシ!テーマ的には脱いでも不思議は無いのにね~。う~ん、惜しい(ホンマか?)!。


 「ラブ・アゲイン」は、ただいま全国ロードショー公開中です。おもしろせつない“真実の愛の物語”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。観終わった後、幸せな気分になれること保証します!

~追記~
 公開状況が非常に地味なんですが、是非とも多くの方に観ていただきたいです。今のところ、今年の外国映画の中で、吾輩的には“ベスト1”です!大好きな1本になりました。


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by mori2fm | 2011-11-28 21:39 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(28) | Comments(0)
[ドリュー・バリモア] ブログ村キーワード
 ドリュー・バリモア 初監督作品”「ローラーガールズ・ダイアリー」(GAGA ★)。ちょっと過激な“ガールズ・スポ根ムービー”。なかなか楽しい映画に仕上がっています。


 テキサスの小さな田舎町に住むブリス(エレン・ペイジ)は、17歳の女子高生。母親・ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に薦められるまま、幾多のミス・コンテストに出場するも、何か満たされない退屈な日々を過ごしていた。ある日、親友のパシュ(アリア・ショウカット)と出かけた隣町・オースティンで、ローラースケートを履いた女性達が、激しくぶつかり合う“ローラーゲーム”に遭遇したブリスは、すっかり魅了されてしまう。そしてルールすらロクに知らぬまま年齢を偽り、弱小チーム“ハール・スカウツ”の入団テストを受けたブリスは、天性のスピード感を買われ、あろうことか合格してしまう。こうしてブリスは“ローラーガール”として、これまでまったく知らなかった世界へ足を踏み入れることに。もちろん、家族には内緒で…。


 “ティーンエイジガールの、青春物語”と書いてしまうとそれまでなんですが、この映画そんな生易しいモンじゃございません。何せ“ローラーゲーム”です。男でもノックダウンされそうなこの競技を、女の子達が嬉々として演じているのです。ただローラースケートで滑るだけじゃなくて、殴る、蹴る…、ブチかます!こりゃ、生傷が絶えませんわな(^^;。それでも昼間は色々な職場で働く、普通の女の子たちが、夜になるとスケートを履いてリンクに立ち、イキイキした動きでスターになる…。主人公ブリスは、これにモノの見事にハマってしまうわけですが、その気持ちはよ~くわかります。そりゃあ、あれだけ上手く出来たら気持ちいいでしょうからね~。
 “スポ根ムービー”と書きましたが、当然内緒にしていた家族との葛藤(特に母親との)も、お約束として(?)出てきます。まあパターンではありますが、これがチョット感動的(?)に描かれています。ここでは父親役のダニエル・スターンが、イイ味出してます。あの「ホーム・アローン」シリーズでの“間抜けな泥棒”以来、何か久々にスクリーンで見た気がするんですが、いい感じに歳をとってますね!

 主演のエレン・ペイジをはじめ、スカウツのメンバーとして出演もしているドリュー・バリモア他、“ローラーガール”役の女優達は皆、撮影前に“ローラー・ブートキャンプ”と呼ばれる訓練キャンプに参加して、1ヶ月めいっぱい鍛えられたそうです。その甲斐あって彼女達は、吹替えなし(?!)で素晴らしい“ローラー・テクニック”をスクリーン上で披露してくれます。特にライバル役を演じたジュリエット・ルイスは、ハマり過ぎてて少々恐かったです(^^;。
 本作は、製作準備段階で何人かの監督候補がいたそうですが、誰もがイマイチだったそうです。そこで、ドリュー・バリモア本人が『私がやる!』と言ったので、“初監督作品”の誕生となったそうです。以前から製作には名を連ねていた彼女ですから、何か“初監督”ってのが意外な気がしますな。でも、なかなか良作に仕上がっていますね。彼女のこれからの監督作品が、楽しみです。
 
 “ローラーゲーム”は、日本でも'70年代に大ブームだったそうですね。"東京ボンバーズ”何となく憶えているような気もするのですが、吾輩殆んど記憶にございません。アメリカでは、またブームになりつつあるそうですが、日本ではどうでしょう?秋葉原にローラースケートリンク作って、AKB48にでもゲームやらせたら、ブレイクしたりなんかして…(^^;?

 「ローラーガールズ・ダイアリー」は、東京他一部地域で公開中。これから順次全国公開です(因みに関西は、大阪が今週末~、神戸は6/19~、京都は7/10~(遅!)。“ローラーゲーム”に青春を懸ける女の子たちの、キラキラと輝く姿を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

「ローラーガールズ・ダイアリー」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

映画『ローラーガールズ・ダイアリー』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2010-06-02 23:28 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(37) | Comments(8)
[レギオン] ブログ村キーワード
 “天使”って言うと、ついつい背中に翼が生えた、優しくてカワイイ姿を想像しちゃいますね。でも、この映画に出てくるのは、かなり違います。「レギオン」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。そう、この映画の天使たちはとてもとても恐~いんですよ!


 ボブ(デニス・クエイド)が経営する、砂漠の真ん中に建つダイナー。ウェイトレスのチャーリー(エイドリアン・パリッキー)は妊娠していたが、出産にはあまり乗り気でなかった。そんな彼女を、ボブの息子・ジープ(ルーカス・ブラック)は、何かと気に掛けていた。ある日、店の電話が通じなくなり、テレビとラジオも受信できなくなる。そんな中、1人の上品そうな老婆が来店し、ステーキを注文する。しかし突然豹変した老婆は、客の1人ハワード(ジョン・テニー)の喉元を噛み千切ると、驚くべき速さで天井を這いずり回る。何とか銃で老婆を仕留め、ハワードを車で病院へ運ぼうとするが、突如襲来した虫の大群に行く手を阻まれる。外界と途絶され、絶望感に包まれるダイナー。そこへ1人の武装した男(ポール・ベタニー)が現れる。彼は、神が人類を見限り、人間を地上から“駆除”するため、天使の軍団が攻めてくること、そしてチャーリーのお腹の子が無事誕生し、成長することが最後の希望であるということを告げる。彼は、神の意思に背き人間と共に闘うことを決め、自ら翼を折った“大天使・ミカエル”だった…。


 何ともはや、これまた“B級テイスト”がプンプンする映画でございます。『神が人類を滅ぼす』って発想は、すごく面白いと思うのですが、最初から『?何でこんな設定なん??』てな感じのオン・パレード。これは“聖書”などのキリスト教関連の知識を豊富に有しておられる方なんかが見ると、非常によく出来ていて、面白いという感想を持たれるかも知れませんが、“極東の島国に住む、一介の小市民”である吾輩には、“説明不足”としか思えませんでした。物語のキーポイントにもなるチャーリーのお腹の子の父親についても、結局最後までキチンと触れずじまい。で、見終わった後、知人達と『あれはキリストと同じ“処女受胎”を匂わせているんでしょう…』ってな話になったんですが、そんなん後から聞かされても…(>_<)。吾輩なんてまだ、少しだけ“聖書”をかじったことがありますが、キリストのことなんか何も知らん子が見たら『よく、わかんな~い!』で、終わってしまう可能性が非常に大!です。ですから逆に、何も考えんと恐いスリラー映画だと思って、気軽に見た方が楽しめるかも知れません。映画史上最速(恐らく)の“高速徘徊婆さん”に、“伸びる伸び~る、アイスクリーム屋”など、恐いはずなんですけど何となく笑えてしまう“天使の軍団”は必見です。これまでの“天使”のイメージは、間違いなく破壊されますから。

 キャスティングも“B級テイスト”満開でございます。デニス・クエイドが、哀しいほど地味でくたびれた男の役で出演しております。しかしこの人、ホントに何でもやりますな(^^;。大作の主演から、こんなB級映画の脇役まで、もうちょっと仕事選んでもイイと思うんですよね。イイ俳優さんですし…(但し、今回その存在感は殆んど感じられませんでしたが(^^;)。あと、ポール・ベタニー!彼が翼を背に飛び去る姿は、何とも神々しい!吾輩には理解出来んのですが、彼のことを“SEXY"だと思っておられる女子の方々には、堪らん映像だと思います。しかし、この人も“キワ者キャラ”が多い(「ダ・ヴィンチ・コード」のシラスとか)ですね。普通の役でも充分魅力的だと思いますが…。

 
 「レギオン」は、ただいま全国ロードショー公開中です。『♪だ~れもいないと、思っていても、♪どこかでどこかでエンゼルが~♪』てな、生やさしくない“天使”の襲撃を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 「レギオン」で、吾輩が思いだしたのは、「ガメラ2 レギオン襲来」です。そういえばあの映画の中でも、“聖書”のくだりが使われてましたな。
~追記②~
 「アーマード 武装地帯」「月に囚われた男」そして→本作。ソニー・ピクチャーズさんの、ここ最近のラインアップは、或る意味凄い(^^;!


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by mori2fm | 2010-05-26 11:29 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(25) | Comments(4)
[ラブリーボーン] ブログ村キーワード
 世界的大ベストセラーの映画化。しかもスピルバーグが製作総指揮、そんでもって監督はあのピーター・ジャクソン「ラブリーボーン」(パラマウント ピクチャーズ ジャパン)。これで期待するなって方がムリでしょ?おまけに宣伝であれだけ『泣ける!』って煽られたらね~。


 スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は14歳。父・ジャック(マーク・ウォールバーグ)、母・アビゲイル(レイチェル・ワイズ)、妹、弟の5人家族で仲良く幸せに暮らしていた。或る日、学校で片想いの相手から告白されたスージー。しかしその日の帰り道、近所に住むミスター・ハーヴィ(スタンリー・トゥッチ)に襲われ、殺されてしまう。行方不明になったスージーを懸命に探すジャック。しかしその願いも虚しく、近くのトウモロコシ畑から大量の血液反応と共に、スージーの帽子が発見される。レン刑事(マイケル・インペルオリ)達の捜査でも、スージーの足取りは掴めず、捜査過程でハーヴィも事情を聞かれるが、疑いは持たれなかった。スージーは天国とこの世の境目から、悲しみに包まれ崩壊していく家族を見ていた。そしてジャックは、そんなスージーの気配を感じ取るのだった…。


 『私は、14歳で殺された―これは私が天国に行ってからのお話』(←結論から言うと、天国へ行く前の話なんですが…(^^;)。毎度の如く、吾輩は原作未読でございますが、この映画って原作どおりなんですか?もしそうだとしたら、一体このお話のどこが良くて、世界的ベストセラーになったんですか?そしてこの物語のどこで泣けと??残念ながら吾輩は、このストーリーにまったく感情移入出来ませんでした。CMや予告を見た感じでは、“殺されたスージーが、残された家族の為に何かをする”みたいな感じが大々的にクローズアップされてましたが、途中までスージーは、天国の手前の世界から、ただひたすら家族を見ているだけ。事件の解決に繋がるような動きは何らございません。釈然とせぬままに時間だけが経過していきます。で、ラスト近くになってようやく『私にはまだ、やらなきゃいけないことが…』と言って或る行動に出るのですが…、『アンタのやりたいことって、そんなことだったのか~?!』って、吾輩ツッコミながらズッコケてしまいました。いやまあ、そりゃわからんでもないけど、それって…。で、スージーの遺体の行方や、犯人が迎える結末にも『何じゃあ、そりゃあ~?!』とダメ押しツッコミ(^^;。いやあ原作ファンの方や、この映画を見て感動したという方には誠に申し訳ないのですが、吾輩この物語の良さが理解できませんでした。きっと、感受性が欠落しているのでしょう?!とにかく泣けませんでした。
 
 映像の方も『天国をビジュアル化した、最新VFXが素晴らしい』と煽っておられましたが、正直「アバター」なんかを見ちゃった後では、『別に大したことないぞ~!』と思ってしまいました。う~ん“スピ&ピージャク連合”、ハッキリ言ってジェームズ・キャメロンに負けてまっせ!

 吾輩が唯一この映画で見出せた光明、それは『スージー役のシアーシャ・ローナンちゃんが、素晴らしかった!』この一点に尽きます!役の上では14歳、実年齢15歳(!)メチャクチャカワイイ(断っておきますが、吾輩にその手の趣味はございません!あくまでも純粋に…)!!そして「つぐない」の時にも感じましたが、この歳で何とも芸達者!!ハリウッドの将来を背負って立つ、若手女優の筆頭と言えると吾輩は思います。まあ、彼女のキュートな演技を見るだけでも、この映画は一見の価値があると思います。


 「ラブリーボーン」は、ただいま全国ロードショー公開中です。名女優の誕生を予感させる“フレッシュな演技”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

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by mori2fm | 2010-01-31 03:34 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(95) | Comments(18)
[ミッキー・ローク] ブログ村キーワード
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 ミッキー・ローク完全復活!“第66回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞”“第65回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞”ほか世界の映画祭で受賞多数の感動作「レスラー」(日活)。何で、アカデミーはノミネート止まりだったのか?非常に残念!


 ランディ(ミッキー・ローク)は、“ザ・ラム(=お羊)”のニックネームで知られるプロレスラー。かつては、マジソン・スクエア・ガーデンを満杯にしたこともある人気レスラーだったが、年老いて盛りを過ぎた今は、地方のドサ廻り興行に出場し、スーパーでバイトをしながらトレーラーハウスで暮らす寂しい日々を過ごしていた。そんなランディにプロモーターが、20年前の宿敵“アヤトッラー”との再戦を提案する。かつての輝きを取り戻すチャンスに、ランディは意気込む。しかし或る日の試合後、ランディは心臓発作を起こし倒れてしまう。一命をとりとめたランディに、医師は『再びリングに上がれば、命の保証はない』と宣告する。レスラーを引退する決意をしたランディは、その悲しさを馴染みのストリッパー、キャシディ(マリサ・トメイ)に打ち明ける。キャシディは、疎遠になっている一人娘・ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いに行くことを、ランディにすすめる…。


 よくある話です。“どん底まで落ちた男が、そこから這い上がり、自分の生きる道を見つける”本当にありふれた、よくある話です。でもコレが、非常に感動的なのですよ!何がイイって、ミッキ・ロークが素晴らしい!!何故なら映画を観ている我々には、本作の主人公ランディの生き方が、ミッキー本人のこれまでの生き方に、まさにオーバーラップして見えてくるんです。
 思えば80年代、”SEXYスター”としてハリウッドに君臨していたミッキーは、あの伝説の“猫パンチ”一発でその栄光の座から転がり落ち(いえ、決して“猫パンチ”だけが原因ではありませんが、あまりにも当時のインパクトがデカかったモンで…(^^;)、以降数年…もとい十数年間、不遇をかこっていました。そんなミッキーが本作で挑んだのは、まさにリアルな“男の復活ストーリー”でした。聞けば、監督のダーレン・アロノフスキー(←レイチェル・ワイズの旦那!)は、『ランディ役は絶対にミッキーで!』と主張して、スタジオとケンカ。予算を削減されても、ミッキーの主演を死守したそうです。エラい!!いやあ、エエ話やな~!!ミッキーも、その思いに演技で充分に応えています。それはスクリーン越しに我々にもヒシヒシと伝わってきます。
 吾輩は「ナインハーフ」とかでバリバリ売れていた頃のミッキーは、正直好きじゃありませんでした。『何や、ただのニヤけたスケベやないかい!』って、感じがしてましたので(今思えばコレは、当時の吾輩の単なる“やっかみ”だったような気もしますが…爆)。あれから幾年…。本作でのミッキーは、見た目ホントにただの“オッサン”なんですよ。でもね~、そこがイイんですよ。『味がある』とかそんな単純な表現では言い表せない何とも言えない雰囲気、オーラが滲み出ています。必殺技“ラム・ジャム(フライング・エルボーの両腕版)”を繰り出すために、トップロープから跳ぶミッキーの、何と美しいこと!吾輩的には、今のミッキーの方が断然イイ!冒頭にも書きましたが、なぜオスカーが獲れなかったのか…?いやそりゃショーン・ペンも良かったですけど、過去にも1回獲ってるんやから今回はミッキーでもイイやんか!って思ってしまいました(そんな問題ではないか(^^;?)。でも、ホントに良かったです。完全復活、おめでとう!

 映画としては、“よくある話”と書きましたが、プロレスファンなら思わずニヤリとしてしまうネタが満載で、その辺がとても面白かったです。対戦するレスラー同士が、事前に段取りを打合せしてたり、流血シーンを自作自演するために、テーピングに細工してたり、極め付けは“中東の怪人”みたいに言われているレスラーの正体が、実は〇〇〇〇だったり…。これは決して“ヤラセ”ではありません。プロレスはあくまでも“エンタテインメント”でございますから(^^;。


 あと、この映画で特筆すべきはマリサ・トメイ姐さんの見事な脱ぎっぷり!いやあ、この人凄いわ。腐っても“オスカー女優”でっせ!何もそこまで身体ハラんでもええんちゃうの?そりゃまあキレイな身体したはりますから、目の保養にはなりますが何と彼女、“アラフォー”どころか“オーバー40(1964年生まれ)!”なんですね。いやあ、全然そんな風には見えません。これからもドンドン脱いでいただいて…(違)。


 「レスラー」は、6月13日(土)~全国ロードショーです。不器用にしか生きられない男の生き様。そして“ミッキー・ローク完全復活祭”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

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by mori2fm | 2009-05-20 13:50 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(95) | Comments(30)

我が娘にそっくりな“かぁたん” (from「カッパの飼い方」)


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