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カテゴリ:映画評 日本映画 あ行( 28 )

「海よりもまだ深く」 こんなはずじゃなかったよな~。

[是枝裕和] ブログ村キーワード
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 「そして父になる」「海街diary」是枝裕和 監督 最新作。「海よりもまだ深く」(GAGA★)。絵に描いたようなダメ男と、その“元家族”が過ごす一夜の物語。『みんながなりたかった大人になれるわけじゃない』わかってるんですよ、わかってるんですけどね~(泣)。


 15年前に文学賞を獲った小説家の良多(阿部寛)は、それっきりまったく書けずで、鳴かず飛ばず。今は興信所に勤めているが周りには『小説の取材の為』と言い訳する始末。妻の響子(真木よう子)には、愛想を尽かされて離婚。1人息子で11歳の真悟(吉澤太陽)との月に1度の面会日だけが唯一の楽しみなのだが、毎月の養育費すら満足に支払えない体たらく。そんな良多の一縷の望みは、父亡き後実家の団地で気楽な1人暮らしを送る母・淑子(樹木希林)の存在だった。『大器晩成って、時間がかかり過ぎ』と、時に毒舌を吐きながらも揺るがない母の愛に甘えてしまう良多。ある面会日に真悟を実家へ連れていったのも、姉・千奈津(小林聡美)から聞き出した、母の通帳の隠し場所を確かめる為だった。しかし大型台風が近付く中、迎えに来た響子共々帰れなくなってしまった3人は、仕方なく淑子の家に泊まっていく破目に…。


 本当に日常どこにでもありそうな話が、淡々とそれでいて優しさいっぱいに描かれています。恐らく人間誰もが抱いている『こんなはずじゃなかった…』そんなどうしようもない現実を抱えながら、でも夢を諦めることも出来ず、幸せを掴めないまま日々を生きている人達の思いを、台風接近によって一夜を共にすることになった“元家族”の物語を通して描いています。作中、母・淑子が発する『幸せは何かを諦めないと手に出来ない』『人生なんて単純』『なんで男は今を愛せないのかねぇ』と言った言葉が、見ていてホント骨身に沁みました。わかってます、わかってるつもりなんですけどね~。辛いわ!「海街diary」とは違い、今回は原案・脚本共に是枝監督が手掛けられたオリジナルです。本当にいい話を書かれますね~。またそれを何とも言えん心に響くテイストで演出されます。も~堪りません!
 そんな何かと話題の是枝監督の新作ですから、キャスト陣も豪華!主人公“ダメ男”良多役の阿部寛さんが是枝作品で“良多”を演じるのは「歩いても 歩いても」、TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」に続いて今回が3回目(苗字は違うので、別人物)なんだそうです。今回が一番“ダメ男”ですね(^^;。それから阿部さんと母役の樹木希林さんは、過去に「歩いても 歩いても」でも親子役を演じてるんですね。今回『ミカンの木、花も実もつかないんだけど、あんただと思って毎日水やってんのよ』のような、歯に衣着せぬ物言いの親子の会話には笑わされます。別れた妻・響子役の真木よう子さんは「そして父になる」以来2度目の是枝作品参加、そして良多が勤める興信所の所長役で是枝作品3作目にして、最早“常連”のような風格の漂うリリー・フランキー さんが、イイ味出してます!ただそれ以上に今回強烈な印象を残してくれるのが、是枝作品(意外にも)初登場の小林聡美さんです。もお、この人がスクリーンに出てくるだけで、如何にも“常連”ですよ~!てな涼しい顔して、場の空気全部持って行っちゃってます。この辺りはホントにお上手です。流石です!

 是枝監督は、いつか団地の話を撮りたかったそうで、今回希林さん演じる母親が暮らす団地のシーンは、実際に監督が9歳~28歳まで住まれていた東京都清瀬市旭が丘団地で撮影されたそうです。是枝監督の思い入れの強さが伝わってきますね。

 泣けるような話ではありません。どちらかというと、吾輩はずっと笑ってました。でも淡々とした中に何か真髄となるものが描かれ、それが知らぬ間に見る者の心の中に沁みこんでいく。是枝監督の演出の真骨頂が、今回も如何なく随所に満ち溢れています。『夢見た未来とちがう今』ホント、何度も言いますが骨身に沁みます。

 安定の“是枝クオリティ”「海よりもまだ深く」は、5月21日(土)~全国ロードショーです。因みにタイトルの「海よりもまだ深く」とは、作中のあるシーンで流れる或る懐かしい歌の歌詞の一節です。どこで流れるかは、是非!映画館でご確認ください。


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by mori2fm | 2016-05-06 23:19 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(14) | Comments(1)

「映画 みんな!エスパーだよ!」パンチラ祭りだに(^^;!

[みんな!エスパーだよ!] ブログ村キーワード
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 何と!まさかの映画化!!「映画 みんな!エスパーだよ!」(GAGA)。こらあ~!園子温!!あんた、なんぼなんでも好きなことやり過ぎやわ!!でもいいぞ~!もっとやれ~(^^;!!


 愛知県東三河に住む、童貞で何の取り柄も無い平凡な高校2年生、鴨川嘉郎(染谷将太)。今日も同じクラスの憧れの人・浅見紗英(真野恵里菜)のことを思い浮かべてオ〇ニーに耽っていた所、突然宇宙からの謎の光を浴びてしまう。その夜を境に嘉郎は、人の心の声が聞こえるテレパシー能力に目覚めてしまう。そんな嘉郎の前に、紗英の父で超能力研究者の浅見教授(安田顕)と助手の秋山(神楽坂恵)が現れ、嘉郎以外にも幼馴染の平野美由紀(池田エライザ)や、行きつけの喫茶店のマスター・輝さん(マキタスポーツ)達もエスパーとして目覚めたことを知らされる。やがて集められた嘉郎達エスパーを前に、教授は衝撃の告白を始める…。

 深夜ドラマの映画化ですが、ドラマの続きではなく映画化に際してもう一度一からリセットされてますので、映画から初めて見る人でも、何ら問題なく普通に見ることが出来ます。で、↑上記のようなお話が展開するのですが…、もお話の筋なんてどうでもイイ!ただもおエロ、エロ、エロ~のオンパレード!男子高校生の頭の中が、そのまんまスクリーンに映し出されたみたいなとにかくエロ満開!の映画でございます。映像的に具体的に言うとパンチラ!パンチラ!パンチラ!のテンコ盛り!もお観終わった後、これしか頭に残りません(^^;。特に真野恵里菜ちゃん、池田エライザちゃんといったカワイイ女の子たちの“純白パンチラ”が合法的に拝めるなんて…、いやあ~いい時代になったモンです(^^;。
 エロしか残らんと言いましたが、ドラマでは何とギャラクシー賞の奨励賞なんかも獲っちゃってるんですよ(何で??(^^;)。やはりそこは“園子温”という名前が物を言ってるんですかね?国際的に評価されている園監督が、こんな過激なエロ映像を撮ってしまうんですよ。名声さえいただいてしまえば、あとは好きなことが出来るっていう正に典型ですよね?いや決して悪く言ってるつもりは無いのです。ただ吾輩はドラマも見てましたから、どの程度エロいかなんてのは知っておりましたが、恐らくそんな予備知識もなく、“監督・園子温、主演・染谷将太”ってことぐらいしか知らずに見に来られたであろう、そこそこ年配の女性の方なんかは、試写室からほぼ放心状態のような顔で出てこられましたから…(^^;、ね?やりすぎやでホンマに!

 主要キャスト陣の中でも、マキタスポーツ&ヤスケン。それに“全裸テレポテーション”を演じた深水元基 さんは最高でした!特に深水元基!あの「新宿スワン」と同一人物には、絶対見えへんわ!
 主題歌・岡村靖幸!脇を固める女性陣にグラドル今野杏南星名美津紀篠崎愛冨手麻妙etc,etc…。何、この無駄に贅沢な顔ぶれ…(^^;。

 「映画 みんな!エスパーだよ!」は、明日4日(金)~全国ロードショーです。とにかく、きれいなきれいな“純白パンチラ”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 染谷君が眼鏡をズリ上げるたびに、彼の右手が“ミギー”にならないかとドキドキしてました(違)。


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by mori2fm | 2015-09-03 23:33 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(11) | Comments(2)

「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」究極の森林体験!

[WOOD JOB!(ウッジョブ)�・神去なあなあ日常�・] ブログ村キーワード
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 矢口史靖 監督待望の最新作。「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」(東宝)。今回描かれているテーマは、ズバリ“林業”。まあ、こんな風に書いちゃうと随分硬そうな映画かな?と思われるかもしれませんが、ご安心を!今回も矢口ワールド全開!でございますから。


 大学入試に失敗した勇気(染谷将太)は、街で偶然目にしたパンフレットの表紙の美女に惹かれ、1年間の林業研修プログラムを受けることに。ローカル線で辿り着いた、山奥の研修施設で1ヶ月の研修を受けた勇気は、更に山奥の神去村にある中村林業に派遣される。中村林業の社員・ヨキ(伊藤英明)とみき(優香)夫婦の家に居候することになった勇気は、日々命懸けとも言えるほどの過酷な林業の現場と、携帯の電波すら拾えない神去村の現実に逃亡を試みるも失敗。そんな或る日、パンフレットの表紙の美女・直紀(長澤まさみ)と出会った勇気。しかし何故か直紀は勇気に対して厳しく接してくる…。

 本作は、これまでオリジナル脚本で映画を撮り続けてきた矢口監督にとって、初の“原作もの”の映画化なんだそうです。因みに原作は三浦しをん さん「神去なあなあ日常」。とにかく原作を読んで矢口監督は即『(監督を)やりたい!』と思い、プロデューサーに連絡されたそうです。それだけ原作に惚れ込んでおられたんですね。そんな監督の“原作愛”が見ていてスクリーン越しにバンバン伝わってきます。かなり緻密にロケハンされたんだろうな~ってのは、リアルな森林なんぞを見ておりますと非常によ~くわかりますし、こだわってるな~って感じられます。特にクライマックスの“大山衹(おおやまづみ)祭り”のシーンは、監督の力の入りようがハンパではなかったようですね。CGではなく、結構実写で撮り上げられたらしいのですが、迫力満点の映像に仕上がっています(でも、あれは相当にアブナイわ(^^;)。
 まあ、原作ものと言っても前述しましたとおり“矢口ワールド”は全開でございまして、吾輩最初からず~っと笑いっぱなし(^^;。クスクスからゲラゲラまで、ホンマによ~く笑わせていただきました。でも、ラスト近くでは結構しんみりともさせられますし、何よりも目的も無くただぼんやりと生きていた若者の成長した姿っていうのを、スクリーンにしっかりと映し出していて、ただの面白い映画で終わっていないところが、本当に好感が持てる内容に仕上がっています。
 
 主演の染谷くんはこれまでの作品とは違い、随分と明るめの役を飄々と演じています。何かこれまでは結構暗めの役が多かったような気がしますが、こういう感じの彼もイイですね(あ、こんなのもあったか(^^;)。でもホンマによお出てますね、しかも映画ばっかり。吾輩のような映画好きなら、染谷くんのことよ~知ってますが、映画見ない人やテレビドラマばっかり見てるような人は、案外彼のこと知らないんじゃないでしょうか?そういう意味でも、彼は“映画俳優”なんだと思います。あ、出来ればこの路線でず~っと行ってもらいたいですね。安易にテレビドラマなんかに走らずに(適度にはイイと思いますが…)。そして先輩社員のヨキを演じた伊藤英明さん!今回は“海猿”ならぬ“山猿”です(そのままやがな…(^^;)。いやあワイルドで凶暴で野獣!まさにハマり役ですわ。そんな彼がラスト近くで見せる人情家丸出しのシーンが、またイイんです!見ててほのぼのとさせられます。そしてヒロインの長澤まさみちゃん。今回は大型バイクを乗りこなす、結構ワイルドな役でございます。お色気は封印しておりますが、台詞に(予告でやってますが)何てことのない“ちょいエロ”が混じってるのがご愛嬌だったかな~と。あとのキャストでは、中村林業の社員役で出てるマキタスポーツ さんに注目です。この人も最近よ~出てきます。で、恐ろしいことにこれがまたどれもハマッてるときたモンだ。

 日本は狭いと言いますが、この神去村のように“秘境”と言っても過言でない場所がまだまだ存在するのです。過疎化や後継者不足といった難問を抱えている自治体なんかは、この映画のような研修制度を実際に行っているところもあるそうです。都会での暮らしに疲れたら、こんな暮らしに浸ってみるのも悪くないかもしれません。モチロンめちゃくちゃ大変だとは思いますが、何か人間本来の生き方が追求できるような…、この映画を見てそんな印象を受けました。

 「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」は、いよいよ明日5月10日(土)~全国ローショーです。爆笑と感動の林業体験をあなたも是非!映画館で。見終わった後、森林浴をしたかのごとく癒されること間違いなしです!

~追記~
 矢口監督作品の“お約束”=“主役は鈴木さん”ですが、今回は違います。まあ“原作もの”ですからね~。それからもお一つの“恒例行事”=“必ず出てくる伊丹弥生さん”を今回チェックし忘れちゃいました。どなたかお気づきになりましたか??
~追記②~
 普通あ~いう山は“女人禁制”とかって言うことが多いと思うんですが、あんな祭のド最中に、ふんどし男の行列を掻き分けてバイクで突っ込んで行ったまさみちゃんは…、アリなんですかね(^^;?
 

WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~@ぴあ映画生活


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by mori2fm | 2014-05-09 22:30 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(48) | Comments(4)

「R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私」え?縛っちゃうんですか??

[自縄自縛] ブログ村キーワード
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 「自らの縄で自ら縛る」=「自縄自縛」これで「じじょうじばく」と読むんですね(パソコンで入力したら一発で変換されましたから、立派な“四文字熟語”ですな(^^;)。「R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私」(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)“R-18”と謳っておりますが、この映画のレイティングは“R-15”。さあ、高校生から見られますよ!


 ごく普通の女子大生・百合亜(平田薫)は、偶然インターネットで自縛の世界を知ってから、密かな趣味として楽しんでいた。ところが或る日恋人の裕太(綾部祐二)に自縛の趣味がバレて破局。この体験がトラウマとなり、百合亜は自縛を封印する。それから5年、百合亜は広告代理店に勤めていた。新人の男性・桜井(米原幸佑)と途中入社の年上の女性・弘前(馬渕英俚可)が部下となり、ストレスは増大。わがままな上司・矢村(安藤政信)は頼りにならず、獲得すれば3,000万円というコンペを控え、その緊張から逃れるように百合亜は再び自縛の世界へと足を踏み入れる…。

 そもそも「R-18文学賞」って何?ってことなんですが、正式名称は「女による女のためのR-18文学賞」と言うんだそうです。大人の女性が楽しめる作品を、女性限定で募集して、それを女性が読んで大賞を決定するんだそうで、何と今年で12回目なんですと。そして本作は、第7回の大賞に選ばれた蛭田亜紗子さんの原作を、映画化したモノでして、何とメガホンをとったのは竹中直人さん!今回で7本目の監督作になるんですが、これまでとはタッチ・テイストの全然違う作品に仕上がっています。
 『縛る』と言うと、何か“エロい”ですよね(^^;。この映画、確かに“エロい”んです。主演の平田薫ちゃんが、バストトップにヘアまで晒して熱演しています。彼女って、「制コレ」出身のアイドル女優さんですよね?いやあ、ビックリしました!まさに体当たりの“艶技”です。うん、“エロい”です。でも、それだけじゃあないんですよ。男主導で女を縛ると、確かにいやらしい“エロさ”なんですが、この映画は女の子が自分で自分を縛ると言う、自己完結すなわち“パーソナルなエロさ”が描かれているんです(作中、女の子じゃないのも自縛してますが(^^;)。誰にでも、人に言えない秘かな楽しみってありますよね?この映画の百合亜の場合、それがたまたま“自縛”だっただけのことなのです。縛ることで自己を解き放つ…。そう、この映画は普通の女の子の“自己解放の物語”であるわけなんです(いや、縛ってるんですけどね(^^;)。
 しかし、ホントにこんな“自縛”の世界にハマっておられる方ってのは、いらっしゃるんでしょうか?吾輩はよく分かりませんが、この映画の縄の縛り目は、何か芸術的で非常にキレイでございました。まあ映画でございますから、実際は“縄師”と呼ばれる方が縛っておられるんでしょうけど、あんなキレイに自分では縛れんでしょう?って言うか、あんなキレイな縛り、ほどくの大変だと思いますよ(^^;。

 物語の鍵を握ることになる、百合亜が勤める会社の専務を演じた津田寛治さんの熱演が光ってます。この人、今ホントにあちこち引っ張りダコですね。出てくる映画それぞれで、様々なキャラを演じ分けておられて、いやあスゴイです(本作でも、かなりスゴイですよ!)。あと安藤政信クンが、珍しくグダグダな男を演じています。これも必見!


 「R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私」は、2月2日(土)~全国ロードショーです。ちょっと(?)変った趣味にハマった“普通の女の子の物語”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。 


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by mori2fm | 2013-01-30 23:54 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(4) | Comments(4)

「映画 ひみつのアッコちゃん」てえ~くまくまやこ~ん(^^;!

[ひみつのアッコちゃん] ブログ村キーワード

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 言わずと知れた、“巨匠・赤塚不二夫 大先生”原作の国民的王道少女漫画、誕生50周年にして初の実写映画化!「映画 ひみつのアッコちゃん」(松竹)。『何で、今さら…?』って感じもするのですが、“主演・綾瀬はるかと聞かされた日にゃあ、そりゃあ見に行かないわけにはイカンでしょう(^^;!


 加賀美あつ子(吉田里琴)は、オシャレが大好きな小学5年生。ある日、大切にしていたコンパクトを壊してしまい落ち込んでいたところへ、謎の男=“鏡の精”(香川照之)が現れ、あつ子に“何にでも変身できる魔法のコンパクト”をプレゼントする。コンパクトの魔法で22歳の女子大生・アッコ(綾瀬はるか)に変身したあつ子は、大好きなメイクやオシャレのし放題で、『大人ってサイコー!』と充実感を味わっていた。そんな時、アッコは普段からママ(堀内敬子)が愛用していて、あつ子も大好きな“赤塚化粧品”のエリート社員・早瀬尚人(岡田将生)と知り合う。年齢不相応で突飛な言動をくり返すアッコに、面喰いながらも興味をもった尚人は、新商品開発のアルバイトとしてアッコをスカウトする。しかし赤塚化粧品は、経営危機の真っただ中にあり、買収問題が浮上。その裏では熱海専務(谷原章介)や会社を乗っ取ろうとする鬼頭(鹿賀丈史)達が暗躍していた。会社のことを思い、熱海達と対立し窮地にたたされた尚人を、アッコは救うことが出来るのか…。


 最初映画化の話を聞いた時は、前述したように、『何で今さら、アッコちゃんやねんな??何でもかんでも映画化したらエエっちゅうもんちゃうで!』って感じでした。ましてや“主演・綾瀬はるか”って、『もおチョット仕事選びや。何でもかんでも受けてたらアカンで。来年は大河ドラマもあるんやで!』ってツッコンじゃいました。で、恐らく見にイカンやろうな~って思ってた吾輩が、どうして公開初日に見に行く羽目になったかと言うと…、『ポスター(チラシ)の綾瀬はるかが、カワイ過ぎる!』ハイ、ヤラれちゃいました(^^;。アレはあかんわ、反則やわ!めちゃめちゃカワイイがな!もお、この一点だけで吾輩は映画館へ行っちゃいました。何ともお恥ずかしい限りでございます。
 まあでも漫画ですから、そんな真剣になって見なくても…なんて思ってましたら何?“商品開発”“企業買収”“株主総会”“筆頭株主”“議決権”…、何じゃ~こりゃあ?NHKの社会派ドラマかいな??て、くらいに専門用語が飛び交う、予想外な大人ドラマの展開。挙句に『化粧品の開発技術を、兵器開発に応用する』なんて話まで飛び出しまして(どんな話やねん!(^^;)、『こんなん子供が見に行ったら、何のこっちゃワカランのちゃうかな?』と、心配になってしまいました。現に作中でもアッコが“資本”の意味がわからず、“シフォンケーキ”とゴッチャにしてましたから(^^;。いやいや、漫画だと思って舐めてかかったらアカンですよ。
 そうは言っても漫画は漫画ですので、ツッコミどころは満載。特に“中身は小5の綾瀬はるか”には、小5と言う点を差し引いたとしても、あまりにも“KY”すぎやせんか?って感じで、見ていて思わず『イラッ(-_-#)』としちゃったのも事実です。この辺り、ただただ“カワイイな~”ではすみませんでした。う~ん、吾輩も“変子”ですな~。こんなとこ気にせんと、もっと楽しめばよかったかな~(爆)。でも、中身は小5のアッコちゃんが、株主総会で暴れる大人たちに子供目線から説教(本人にそんな自覚はないんですが)するシーンは、昨今の大人(あ、吾輩も含みます(^^;)のだらしなさを的確に突いているように聞こえて、何か痛快でした。『小学校で習わなかった?!』この台詞、ロクに働いてない、今の国会議員達にそのまま聞かせてやりたいですわ。ホンマにいい加減にしいや!
 
 脇を固めるキャスト陣も、この手の映画としては、なかなか豪華でして、鹿賀さんを始め、吹石一恵さんもたいまさこさん内田春菊さん(!)塚地武雅さん大杉漣さんetc,etc…が、みんなみんなとっても楽しんで演じておられるのがスクリーンからダイレクトに伝わって来ました。。特に赤塚の前社長役を演じている大杉漣さんが、凄い!作中アッコちゃんが前社長に変身するっていうシーンがあるんですが、その時の大杉さんの怪演(?)は、もお最高に面白いんですよ!聞けば大杉さんにとって、この映画は還暦を迎えて初めての作品だったそうでして、それであの演技(^^;!いやもお、大いに笑わせていただきました!あと香川照之さんも、『テクマクマヤコンと言えて嬉しかった』みたいなこと言っておられますが、あの恰好は一歩間違えたら立派な“変質者”ですよ(^^;。
 吾輩的に、この映画で特筆すべきと思ったのは、綾瀬はるかちゃんの演技力!今回特に見ていて目を見張ったのは、作中で中身が小5の女子大生アッコちゃんが泣くシーンがあるのですが、チャンと“子供泣き”(“子泣き”ではありません(^^;)をしてるんですよ。そう、小学生の女の子の泣き方です。大人はね、あんな泣き方しません。何てことのないシーンですが、これは必見です。是非チェックしてみてください。

 この映画、ラストがとっても良かったです。チョットひねってある(“早稲田大学算数学部”(^^;)のですが、何か見ていてとってもハッピーな気分になれました。うん、このポイントはデカいですよ。

 「映画 ひみつのアッコちゃん」は、ただいま全国ロードショー公開中です。魔法のコンパクトが魅せる“ハッピー・ファンタジー・ムービー”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 小5のあつ子を演じた吉田里琴ちゃんは、TVドラマ「ホタルノヒカリ」で何と!主人公・雨宮蛍(=綾瀬はるか)の幼少の頃を演じてたそうです。コレって偶然?この子、大きくなったらホントに綾瀬はるかソックリになったりして…(^^;。
~追記②~
 吾輩、オッサン1人で見に行ったのですが、今回はさすがにチョット抵抗ありましたね。終わった後、明るくなる前にそそくさと出てきましたので…(^^;。
~追記③~
 エンドロールで、懐かしのアニメ版主題歌が流れます。あと作中のBGMであの「♪スキ、スキ、♪」も。う~ん、オールド・ファンには嬉しい限り…。

 
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by mori2fm | 2012-09-06 00:23 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(23) | Comments(2)

「宇宙兄弟」行けえええぇぇぇぇぇ~!!

[宇宙兄弟] ブログ村キーワード
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 昨今大流行りの人気原作コミック、またまた実写映画化。「宇宙兄弟」(東宝)。宇宙という壮大なスケールのお話を、なかなかガンバって映像化していますよ。


 2006年7月9日、南波六太(ムッタ)と日々人(ヒビト)の兄弟は、偶然月に向かって飛ぶUFOを目撃。興奮した2人は『将来、2人で宇宙飛行士になろう』と約束する。時は流れ2025年、弟・ヒビト(岡田将生)は、約束どおり宇宙飛行士となり、間もなく月へ旅立とうとしていた。一方、自動車会社に勤めていた兄のムッタ(小栗旬)は、ヒビトの悪口を言った上司に頭突きをかましたことが原因でクビになり、無職の身となっていた。再就職も上手くいかず焦るムッタのもとに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から宇宙飛行士選抜試験の書類選考合格通知が届く。それは、かつての約束をすっかり忘れていたムッタに内緒で、ヒビトが応募したものだった…。


 吾輩、原作を知ってはいましたが、そんなに欠かさず読んでおったわけではありませんでしたので、ストーリーなんかも殆んど知りませんでした。(現在放送中のTVアニメ版で、ストーリーをなぞっているところです(^^;)。でも特に予備知識がなくても、1本の映画として充分に楽しんで観ることができました。この手の映画(宇宙なんぞをテーマとして扱う)を日本映画でやると、中途半端に安っぽくなりがちなんですが、JAXAの全面協力や、NASAでの撮影など、相当にガンバって撮り込まれています。何より特筆すべきは、実際に月面を歩いた宇宙飛行士のバズ・オルドリンが、本人役で出演しているのには驚きを超えて、何か感動を覚えてしまいました。結構重要なシーンでの登場なのですが、本物にしか醸し出せないオーラがスクリーンからバンバン伝わってきました。いやあ、リアリティありありですよ!

 ビジュアル的にソックリやん!と思わせるキャスティングは、ビジュアルのみならず、キャラとしても非常によくマッチしていたと思います。特に南波兄弟は、絵面&キャラ共にピッタリ。『小栗クンのムッタってのはどうよ?(チョット、イケメンすぎやせんか??)』何て思ってたんですが、あのアフロがスクリーンに写った瞬間、そんな不安はすべて払拭されます(今回、地毛にアフロをかけたそうですよ(^^;)。そして岡田クン演じる、何物にも動じない感じの“前向きヒビト”。岡田クンは役者として“陰と陽”を演じ分けられる人だと、吾輩勝手に思っておるのですが、今回は“陽”の方がとてもよく出ていて、それがヒビトというキャラに非常に上手くハマッていたと思います。2人以外にも、ムッタと共に宇宙飛行士最終試験に臨むメンバーとなる、伊東せりか(麻生久美子)、真壁ケンジ(井上芳雄)、福田直人(塩見三省)、古谷やすし(濱田岳)、溝口大和(新井浩文)を演じた面々も、それぞれにいい味出してくれています。唯一JAXAの星加さんを演じた堤 真一さんの頭髪だけが気になりましたが…(芝居にケチつけてるんじゃないですよ!)。

 ラスト20分くらいからの怒涛のストーリー展開は、随分ハショり過ぎてない?と、ツッコんじゃいましたが、まだ未完結で連載の続いている原作モノですから、その辺は多少しゃあないのかなと思うようにしました。そんなことよりも、とにかく常に前向きなお話ですので、このところ何かと疲れているこの国の人たち(吾輩も含みます)が今、見るのには打ってつけの映画じゃないかと思います。夢に向かって進む兄弟という名の絆。うん、素敵だ…(^^;。いや~見終わった後、とにかくホント絶対元気になれますよ!

 「宇宙兄弟」は、5月5日(土)~全国ロードショーです。宇宙を目指す“熱血兄弟”の姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。あっ、少々暑苦しいかも…特にムッタは(^^;。

~追記~
 南波兄弟の母親役が、森下愛子さんだと知った瞬間、吾輩驚愕いたしました(^^;。


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by mori2fm | 2012-04-30 22:26 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(49) | Comments(2)

「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」被り物パラダイス(^^;!

[荒川アンダー・ザ・ブリッジ] ブログ村キーワード
 昨今流行の、人気コミックの実写映画化。その極めつけとも言ってもイインじゃないでしょうか?ってのが本作。「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。『何でもかんでも映画化すりゃイイってモンじゃないよ!』って、最初は吾輩も思いましたが…この映画、いろんな意味でスゴイんです!


 日本有数の財閥“市ノ宮グループ”の御曹司・行(林遣都)は、父・積(上川隆也)から『再開発の妨げとなっている、荒川河川敷の不法占拠者を一斉退去させろ』と命じられる。視察のため荒川に向かった行は、正体不明の少女(徳永えり)と鉄仮面を被った兄弟(末岡拓人&益子雷翔)に襲われ、車とズボンを奪われる。挙句、橋の上に引っ掛けられた上着を取ろうとして、誤って川へ転落した行は、自らを金星人だと名乗る少女・ニノ(桐谷美玲)に救われる。『他人に借りを作るべからず』という家訓の下に育ってきた行は、借りを返すために『私に恋をさせてくれないか?』と言うニノの恋人として、荒川河川敷に住むことに。そこには河童の姿をした“村長”(小栗旬)をはじめ、星型のマスクを被ったロックミュージシャンの“星”(山田孝之)や、修道女の姿をして銃をぶっ放す“シスター”(城田優)などと言った、奇怪な格好の変な輩達が住み付いていた。そして行は、村長から“リク”というあだ名をつけられる…。


 原作は、ヤングガンガンに連載中の所謂“ギャグ・コメ漫画”でございまして、原作者・中村光さんが女性ってこともあってか(最近多いですね、青年誌の女性原作作品。「モテキ」もそうでしたね)、なかなかシュールなギャグ満載で、面白い内容でございます。吾輩そんなに必死になって読んでたわけではないのですが、それでもこの漫画が映画化されるって聞いた時は、どんな映像&話になるのか、まったく見当がつきませんでした。いや、むしろ『嘘やろ~!』って思ったくらいで。しかも『河童…いや村長が小栗旬で、星が山田孝之』なんてキャスティングを聞いた時はもお、『オイオイ!いったい何する気やねんな??』って、猛烈にツッコンでしまいました。しかし昨年、映画公開に先駆けて同じキャストで放送されたTVドラマ版を見て、吾輩絶句と共に感動いたしました。『キャラがリアルに忠実に再現されてる~!』今をときめくオグシュンやで!普通に主演を張れる山田クンやで!そんな2人が河童と星の被り物を被って、ドラマに出てる??何させんねんな~!でも、オモロイ(^^;!!聞けば、このキャスティングは、原作を読んで気に入った小栗さんが、自ら『自分が村長を演じ、実写として映画化したい』と売り込まれたそうでして、そこから親友である山田さんも誘っての出演となったんだそうで、製作サイドとしては、まったく想定外の話だったそうです。いやあ考えてみればスゲエ話ですね。でも『気に入ったから演らせて!』って、オグシュンもなかなかお茶目ですな(^^;!
 この奇妙なキャラ達のビジュアルを見に行くだけでも、この映画充分に価値はあります。前述した城田優さん演じる“シスター”(あんなゴツイ男が修道女のカッコしてる(^^;)や、ドSな酪農お姉さん“マリア”(片瀬那奈)。ちょんまげにTシャツの“ラストサムライ”(駿河太郎)に、タイハクオウム(!)“ビリー”(平沼紀久)etc,etc…。とにかくギャグ漫画のキャラたちが、2次元だった誌面からそのまま飛び出して、スクリーンに実体化して映し出されています。そしてそれをキャストたちが皆、メチャメチャ楽しそうに演じています。その空気はスクリーン越しにガンガン伝わってきて、見てるこちらも何かとても楽しかったですわ。これはもおホントに必見です!

 映画の内容的には、前半は結構TVドラマ版と被ったエピソードで構成されています(コレは、ドラマ版の続きとしてではなく、同じストーリーで独立した作品として作られたため)が、中盤以降はリクとニノの恋の顛末や、リクと積親子の対立といった、キャラの絵ズラに似合わん(?)“ファンタジー・ヒューマンドラマ”に仕上がっています。はい、原作読んでなくても、ドラマ見てなくても充分に楽しめます!


 「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」は、2月4日(土)~全国ロードショーです。荒川河川敷村の変な…もとい!風変わりな(?)住人たちが繰り広げる、“大人ファンタジーな世界”をあなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 「荒川アンダー ザ ブリッジ」略して“AUTB”並びかえると…“BUTA”…(^^;


映画『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2012-01-19 22:03 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(22) | Comments(7)

「うさぎドロップ」ほのぼの愛菜ちゃん、無敵!

[うさぎドロップ] ブログ村キーワード
 人気大爆発中の芦田愛菜チャンと、新婚で絶好調の松山ケンイチの共演で描く、ハートウォ~ミング・ストーリー。「うさぎドロップ」(ショウゲート)大人気コミック原作の実写映画化なんだそうですが…、吾輩やっぱり未読です…(>_<)。


 27歳、独身サラリーマンのダイキチ(松山ケンイチ)は、亡くなった祖父の告別式で、見慣れない1人の女の子と出会う。その6歳の女の子りん(芦田愛菜)は、実は祖父の隠し子だった(血縁関係では、りんはダイキチにとっては叔母に当たる…!)。思いも掛けぬ少女の出現に、困り果てる親族一同。面倒ごとと捉え、りんの扱いをたらい回しにするやりとりを聞いていたダイキチは、思わずりんに『俺ん家来るか?』と声を掛ける。父・実(中村梅雀)や母・良恵(風吹ジュン)、妹・カズミ(桐谷美玲)らの制止する中、後にひけなくなったダイキチは、りんを連れて帰ることに。こうして突然始まった年の差21歳の2人の共同生活。しかしダイキチは早速りんの保育園送迎や買い物など、慣れない育児と仕事の両立に忙殺されていく…。


 ほのぼのしてます。ホント~に、ほのぼのとしてます。そして愛菜チャンすごい!無敵です(^^;!!もおね、他に言うことなし!あ、こりゃ暴言かな…?映画自体は、前半から中盤までは『ふ~ん、なかなか考えさせられる話しやな~』なんて思いながら見ていたのですが、何故か中盤以降、一転してストーリーと進行が腰砕け気味に、グダグダになってしまったように感じられ、非常に残念でございました。が、そんなことは些細なこととして、吹き飛ばしてしまえるくらいの、愛菜ちゃんの存在感に、吾輩は恐れ入りましたよ、ホント。いや、本来映画としてはそんなのではイカンのですが、本作に限って言えばもお『許す(^^;!』って感じでして、何と申し上げてイイのやら…。吾輩、愛菜ちゃんには、末恐ろしいものさえ感じました。まだまだ若干6歳の女の子ですが、愛菜ちゃんがスクリーンに映ると、何とも言えぬ“色気”が漂っているように感じてしまいました。いや、決していやらしい意味では無く(ホントに!)、彼女の笑顔はそんなオーラさえ漂わせています。それでいて、無邪気だし、カワイイし、ホントに無敵です!もお、このまま変な方向へは曲がらず、まっすぐまっすぐ育って下さいね!!
 愛菜ちゃんの存在感に押されてはいますが、松ケン君も頑張っています。特に一生懸命なダイキチの気持ちがスクリーンから滲んできてまして、今回は彼の“イイ人”の面が前面に出ていて、とても爽やかな感じです。またSABU監督こだわり(?)の松ケン&香里奈の“妄想ダンス・シーン”は、本編にはまったく関係ないのですが、単純に楽しめます(^^;。あと脇を固める俳優陣もなかなかイイ感じなのですが、チョット活かし切れてないかな~と感じられたのが、残念でした。あ、でも中村梅雀&風吹ジュンの夫婦役は、イイ味出してくれてますよ。


 「うさぎドロップ」は、8月20日(土)~全国ロードショー公開です。とびきりかわいい“ハ~トウォ~ミングな物語”をあなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 桐谷美玲チャン演じるダイキチの妹・カズミが、保育士であるにも関わらず『子供なんて…』みたいな発言をして、ダイキチに言い咎められるシーンがあるのですが、そこで彼女が発した『ナースが家でも白衣の天使でいるなんて思わないでよね!』ってセリフ。吾輩的に…、ヒットです(^^;。
~追記②~
 本作のSABU監督もそうですが、「東京公園」青山真治監督とか、ここんとこ作風変わりすぎてませんか?いや、悪いことではないのですが…。
~追記③~
 今、改めてネットで本作の予告編を見たのですが、ワケも無く泣けてきてしまいました。何でやろ?別に悲しいわけでもないのに…。アカン歳とると、涙腺が意味無くゆるんで困りますわ(>_<)。


「うさぎドロップ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by mori2fm | 2011-08-07 17:16 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(43) | Comments(2)

「アンダルシア 女神の報復」3年連続で、織田裕二の夏が『キターッ!』

[アンダルシア女神の報復] ブログ村キーワード
 外交官 黒田康作が活躍する、映画シリーズ第2弾。「アンダルシア 女神の報復」(東宝)。昨年の「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」に続いて織田裕二主演作が、2年連続夏公開映画に登場…。ん?確かこのシリーズの1作目、「アマルフィ 女神の報酬」も、一昨年の夏公開でしたよね?何と織田裕二主演作、3年連続で夏公開!コレって何気に凄いことですね。


 フランススペインに隣接する小国・アンドラで、日本人投資家・川島(谷原章介)の遺体が発見された。“G20”に出席する村上財務大臣(夏八木勲)の警護の為、パリに滞在していた外交官・黒田康作(織田裕二)は、上司である安藤(鹿賀丈史)から、事態を把握するよう命じられ、アンドラへ。そこで黒田は遺体の第1発見者である、ビクトル銀行行員・新藤結花(黒木メイサ)と、事件の担当捜査員でインターポールの神足誠(伊藤英明)に出会う。結花への事情聴取の結果、物盗りによる偶発的な犯行だと断定する神足。疑問を感じた黒田は、結花の身辺を探る。その夜、結花が何者かに襲われる…。


 シリーズ第1作目の「アマルフィ 女神の報酬」は、地上波でオンエアされてた時に“サラ~”と、流し気味に見ました。連ドラ「外交官 黒田康作」に至っては、殆んど見ちゃおりません。そんな程度の吾輩でも、この映画は別段問題なく楽しんで見ることが出来ました。話としては、なかなかよく練られているし、豪華な海外ロケで見所は満載!適度なアクションや、サスペンスも盛り込まれていて、娯楽作として普通によく出来た映画だと思います(“2時間ドラマの豪華スペシャル版”って、趣きも感じられんことはないのですが…(^^;)。ただ夏公開の大作としては、強烈な魅力…『この映画は、ココがウリなんだよ!』って言う…を吾輩は見ていて感じ取ることが出来ませんでした。良く言えば“普通に楽しめる映画”なのですが、悪く言えば“無難な作りの映画”“可も無く、不可も無く…”って感じの出来栄えなんです。見終わった後に、別段何にも残らんと言うか『ああ、スペインの風景はキレイだったな~』てなくらいで(^^;。
 キャストもなかなか豪華ですが、主要な3人以外はさして登場していない(今回、戸田恵梨香は単なる“いっちょかみ”ですし、福山雅治も、『オイオイ、何してんのさ?』って言いたくなるような登場の仕方です)のに、大々的に宣伝されているのが、何かズルイな~って感じがしました。う~ん、良くも悪くもコレはやっぱりフジテレビの映画ですな(^^;。

 物語のスケールは、最終的には国際的に随分デカくなっていくんですが、そこに日本人があんなに絡んでるってのは、現実にはなかなか無いでしょうね。でもよくよく冷静に考えてみると、黒田は直接的には、何ら関係ないんですけどね…(爆)。ちゃっかり重要なポジション押さえてるし(^^;。

 “織田裕二=40代、伊藤英明=30代、黒木メイサ=20代”主要キャストの世代がキレイに分かれている(単なる偶然でしょうが)のですが、織田さんは老けませんね~。プレスの写真なんか見てると、肌ツルツル(^^;。う~ん、この人吾輩と同い年なのよね~。いやあ~、若いわ~!何か伊藤君の方が、くたびれて見えますよ(まあ、役柄上しょうがないか)。でも、どう見ても彼がインターポールの捜査官には見えね~んだわ!あと、黒木メイサちゃんには、やはりこういう“クール・ビューティー”な役が似合いますな。まだ23歳(!)なんですよね、彼女。何か末恐ろしいですな。


 「アンダルシア 女神の報復」は、6月25日(土)~全国ロードショー公開です。邦人を護るクールな“はぐれ外交官”の活躍を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 織田裕二が部下で、鹿賀丈史が上司って、吾輩「振り返れば奴がいる」を思い出しちゃいました。若い人には、わからんだろうな~(^^;。
~追記②~
 アンドラって架空の国だと思ってたんですが、実在するんですね。いやあ、勉強不足ですわ。


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by mori2fm | 2011-06-23 21:04 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(36) | Comments(12)

「あしたのジョー」難しいよな~。

[あしたのジョー] ブログ村キーワード
 あの名作漫画、41年ぶり2度目の実写映画化!「あしたのジョー」(東宝)。さすがに前回の映画化は、吾輩知りませんわ。しっかし「ヤマト」と言い、この映画と言い、TBSさんは、よっぽど地雷を踏むのがお好きなようで…(^^;。


 孤児として育った矢吹丈(山下智久)は、“ドヤ街”で日々荒んだ生活を送っていた。或る日、めし屋で偶然出会った元ボクサーの丹下段平(香川照之)に、ボクサーとしての素質を見出されるも、度重なるケンカ沙汰から少年院へと送られる。そこで丈は、プロボクサーの力石徹(伊勢谷友介)と出会う。ケンカで力石に倒された丈は、ボクシングに目覚め、段平から送られてくる手紙での指導をこなすようになる。一方力石も丈の素質に気付き、2人はお互いをライバル視するようになる。そんな中、力石の所属するジムのオーナーで、白木財閥の令嬢・葉子(香里奈)が、少年院を訪れ、力石と丈のボクシングの試合を提案する…。


 上映時間、2時間11分。丈とおっつぁんの出会い、丈と力石の出会い~力石の死、そして丈の復活までが描かれています。当然ストーリーは端折られてますし、原作と設定が変わってるところも、結構ございますが、1本の映画として見た場合、適度な尺とストーリーになっていると思われます。まあ何せ、原作が原作ですからどんなにスゴイ映画になっていても、絶対いろんなところからのツッコミはあるでしょう(原作有りの、実写映画化作品の宿命ですな)。吾輩的には観終わって、『まあ、こんなモンかなあ~』って、感じました。事前に想像していたよりは、ヒドくなかったですから(偉そうに!)。でもやっぱり、ちばてつや先生の描かれた原作が持つ“画独特の凄み”ってのは、どれだけ忠実に再現しようとしても、実写では難しいと思います。特にそう感じたのは、あの“クロスカウンター”のシーン。「ピンポン」曽利監督なりに、突き詰めて撮られたシーンなんでしょうが、吾輩には何となく滑稽に見えてしまいました。いや頑張っておられるのは、とてもよく伝わってくるんですけど。う~ん難しいですよね、原作が偉大すぎると。リアリティを追求すればするほど、おかしなことになっちゃうんですね。

 で、やっぱりどうしても触れないわけにはいかない、キャスティングについてですが、“主演・山P”ハイ、とっても頑張ってます。ジョーになりきるために肉体改造(体重も8kg落としたそうです)して、素晴らしく精悍なボディも披露してくれますし、ボクシングのシーンも迫力あるものに仕上がっています。でもね~、ジョーが本来持っているであろう“ギラギラした感じ”が、彼からは殆んど感じられませんでした。そう、山Pは優しすぎるんです。彼の凄く優しくて、キレイな目からは、ギラついたものが見えません。ドヤ街育ちなのに、そう言った迫力、内面から滲み出てくるオーラのようなモノが、感じられませんでした。これは非常に残念でしたね。山Pなりに、とっても頑張ってるのは、すごく伝わってきたんですが、う~ん、彼は育ちが良すぎるんですな(^^;!ホントに残念でしたわ。その点、力石を演じた伊勢谷さんは、ギラついてました!究極の減量で痩せ細った身体、獲物を睨むかの如き目力、非常に鬼気迫る迫力が感じられました。何なんでしょ、これは?役者としてのキャリアなんかの差でしょうか?とにかく、彼は素晴らしかったです。そして、おっつぁん役の香川さんですが、今回は少々オーバーアクトかと。演技はいいんですよ。相変わらず上手いし、今回は自身のボクシングの知識が豊富なところも、十二分に活かして、生き生きと演じておられるんですが、いかんせんあの“禿げヅラ&アイパッチ&すきっ歯”は、やり過ぎかと…。そりゃ『あれがないと、おっつぁんじゃねえ!』ってのもあるでしょうし、わかるんですが、前述したようにやはりどこか滑稽に見えてしまいました。ホント難しいですね、みんな頑張ってるのに。あ!申し訳ないですが、香里奈はミスキャストです(言い切り)!観てる時から、何とも言えん違和感を感じていたのですが、吾輩が帰宅して点けたテレビの中で『六本木No.1のキャバ嬢が、先生に…』なんてことやってるじゃないですか。同時期にスクリーンで“令嬢”、テレビで“キャバ嬢”って…(^^;。もう少しタイミング考えて仕事しなはれ!

 「あしたのジョー」は、2月11日(金)~全国ロードショーです。“漫画史上最高傑作”とも称される、“スポーツ漫画の金字塔”の無謀とも思える“完全実写映画化”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 ヒットしたら続編やりますかね~?今回、ホセカーロスも出てませんから。どうするんやろ?

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by mori2fm | 2011-01-19 22:57 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(46) | Comments(14)
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mori2(もりもり)
・性別:♂
・年齢:49歳(脱!AKB…(違)
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・一言:映画ネタ+日々の徒然なる“妄言”をシネマ親父・mori2が書き綴ります…。

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