「レヴェナント:蘇えりし者」絶対不死身、ディカプリオ!

[レヴェナント:蘇えりし者] ブログ村キーワード
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 “アカデミー賞最多12部門ノミネート、監督賞・主演男優賞・撮影賞 受賞!”「レヴェナント:蘇えりし者」(20世紀フォックス)。実在した伝説のハンター、ヒュー・グラスの実話を基にした“サバイバル・ドラマ”。とにかく圧倒されます!


 19世紀半ば、アメリカ西部未開の地。狩猟チームのガイドを務めるグラス(レオナルド・ディカプリオ)は、今は亡き先住民の妻との間に生まれた息子のホーク(フォレスト・グッドラック)と共に、危険な旅を続けていた。或る日、森の中でハイイログマに襲撃されたグラスは、瀕死の重傷を負ってしまう。グラスが余命僅かで、チームに同行出来ないと判断した隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)は、その場にグラスを残しホークとグラスを慕う隊員のブリジャー(ウィル・ポールター)、金に釣られて居残りを志願したフィッツジェラルド(トム・ハーディ)の3人に、グラスの最期を看取り丁重に葬るよう命じて、先行する。しかし予想に反して生き長らえるグラスに業を煮やしたフィッツジェラルドは、自らの手でグラスを葬ろうとするも、ホークにその場を目撃されてしまう。その勢いでフィッツジェラルドはホークを殺害。生埋め状態で放置されたグラスは、何も出来ないまま愛する息子が目前で殺害され、燃え滾る怒りを胸に復讐を誓い、やがて死の渕から奇跡の復活を遂げる。そしてフィッツジェラルドの追跡を開始する…。

 オープニングの先住民(アリカラ族)との戦闘シーンが、いきなりの手に汗握る大スペクタクル映像!あの「プライベート・ライアン」の“D-デイ”のシーンを彷彿させる圧巻のつかみから、圧倒されるシーンの連続に息を呑みます。そしてグラスが熊に襲われる、正に見ているだけで猛烈な痛みが伝わってきそうな迫真のシーン以降、殆ど台詞を吐かないディカプリオの文字通り“身体を張った”演技。もお、圧巻です!吾輩見ていて思いました『うん、今回はオスカーあげよう、いやあげます。もお持って帰って!お願い…!頼むから獲って!!』って(^^;(※見た当時は、まだ受賞式の前でした)。過去に4度(「ギルバート・グレイプ」「アビエイター」「ブラッド・ダイヤモンド」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」)ノミネートされ、あの「タイタニック」では何故かかすりもしなかったアカデミー賞。これで獲らなきゃ、いつ獲るの?今でしょ!ってことで、今回の主演男優賞受賞は、本当にようやく!って感じで文句なしだと思います。心の底から祝福させていただきます。おめでとう!レオ様!!よかった、本当によかった!
 更には65年振りの“2年連続監督賞受賞”という快挙を成し遂げた、アレハンドロ・G・イニャリトゥ 監督。前作の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が、殆ど屋内での撮影だったのとは打って変わって、今回は外!これでもかと言わんばかりの外(^^;!それも超極寒の大地を舞台に、身の毛も凍る(物理的に)ような究極のサバイバル・ムービーに仕上げています。そしてその極限の映像を撮りあげた撮影監督、エマニュエル・ルベツキが、史上初となる3年連続でアカデミー賞撮影賞を受賞するという、この映画まさに“快挙”のオン・パレードでございます。更に更にもう一つ付け加えると、音楽にはあの“教授”坂本龍一が参加しているのも、日本人としてはやはり見逃せ…もとい、聞き逃せません!もお、色んな意味で話題満載の映画でございます。

 トム・ハーディ演じるフィッツジェラルドが、もお腹が立つほど憎たらしい奴でして…。これをまたトムが上手に演じてるんですよ!今回またこれまでのトムと違う一面が見られたような気がして、非常に嬉しかったです。作品ごとに違う顔を見せてくれる=進化している俳優さんですね、トム・ハーディ。吾輩は好きですね。次回作が楽しみです。そして何よりもディカプリオ!グラスが味わう悲惨な目の数々を前述したとおり、正に体当たりで演じている…と、言うより体現しています。先住民と殺しあう、熊に襲われる、乗った馬ごと高い崖から転落する、馬の死体の中に入って寒さを凌ぐ…。ヒュー・グラスの実話が基とは言いましたが、そりゃあ話は盛られてるでしょう。あれだけやったら…、死んじゃうよ(^^;!とにかく見る者を圧倒し、そして圧巻されます。中々トンでもない映画です。

 「レヴェナント:蘇えりし者」は、4月22日(金)~全国ロードショーです。上映時間2時間37分!長いとは感じません。それだけ濃密な映像と物語のオン・パレード。あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 この映画、リアルに『♪~ある~日♪森の中、熊さんに出会った~♪♪』なんですよね(^^;。そんな呑気な状況ではないんですが…。

映画『レヴェナント:蘇えりし者』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2016-04-18 23:19 | 映画評 外国映画 ラ行 | Trackback(44) | Comments(6)

「スポットライト 世紀のスクープ」強大な権力の闇を暴く“光”

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 アカデミー賞 作品賞&脚本賞 W受賞!「スポットライト 世紀のスクープ」(ロングライド)。キリスト教社会の“絶対的タブー”に、果敢に挑んだ地方新聞社の実話を映画化。華は無いけど、真面目な作品です。


 2001年、夏。アメリカ東部の地元新聞社“ボストン・グローブ”の新任編集局長として、マイアミからマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)が赴任。最初の編集会議で目玉になる記事の材料を物色し、ゲーガンという神父による子どもへの性的虐待事件に着目。これを追跡調査する方針を打ち出す。読者の半数以上がカトリック教徒のボストン・グローブにとって、その行為はあまりにもリスクが大きく、ヨソ者でユダヤ人のバロンは、反対意見を強気で押し切る。そしてリーダーのロビー(マイケル・キートン)を中心に、マイク(マーク・ラファロ)、サーシャ(レイチェル・マクアダムス)、マット(ブライアン・ダーシー・ジェームズ)の4人から成る、特集記事欄《スポットライト》を担当する記者たちが取材を開始。やがて彼等は事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくのだが、それは当初の予想を遥かに超えた、想像を絶する事態であった…。


 いい映画でした。敢然と社会の不正に立ち向かった新聞記者たちの事実の物語を、ドキュメンタリーではなく、真摯に“商業映画”として作り上げていることに先ず好感が持てました。前述しましたが、決して華は無いのですが、極めて健全且つ堅実な映画だと言えると思います。ただ、キリスト教社会で生活している訳ではない我々日本人からしてみますと、どうしても欧米の皆さんがこの映画をご覧になって受けたインパクトを実感できないモンですから『今年のアカデミー賞獲った映画やで』って言われても、恐らく『あ、そう。ふ~ん、いい映画なんやね』程度の反応にしかならんのだろうと思われます。ですから正直日本では興行的に大ヒット!というのは望めないでしょうね。まあしかたのないことではありますが、ここらは残念だなあと思います。
 ただ、普段キリスト教に接していない我々が見ても『神父が長年に亘り、児童に手を出していた。そしてそれを教会が組織的に隠蔽してきた』というゲスなお話は、充分に衝撃的ではありますし、恐らくこの事実が白日の下に暴露された当時、彼の国ではトンでもない騒動だったんだろうな~ってのは、想像がつきます。そして恐らくある程度時が過ぎ、少々治まってきたな~と思っていた頃に、今回の映画の公開。正に教会的には古傷をえぐられるような感覚だったのではないでしょうか?でも、こういう事件・事実は決して風化させてはならないと思います。そういう意味では、この映画が製作された意味は極めて大きくて、重要な物だと思います。

 非常に真面目でデリケートなテーマを扱っているだけに、キャストの方も個性の強い派手な主演俳優を起用するのではなく、チームとして個々の演技が際立つ面々を配して壮大なテーマに、正に総力戦で挑んでいます。それは主演であるはずのマーク・ラファロが、アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされたことからも、この映画の成り立ちが示されているような気がします。また紅一点のレイチェル・マクアダムスは、いつもの“キュートな女の子”演技を封印し、ひたすら地味で実直な記者の役を熱演しています。そしてあくまでも結果論ではありますが、2年連続でアカデミー賞作品賞受賞作に出演することになったマイケル・キートン。今回の彼は前作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のどちらかと言うと、オーバー・アクト気味な演技とは打って変わって、“記者のリーダー”という役を非常に抑えた演技で熱演しています。吾輩どちらかと言えば今回のマイケルの方が好感持てました。イイですね、このところの復活気味の活躍は、嬉しい限りです。

 しかし冷静に振り返ってみますと、聖職者達ってのは何で揃いも揃って、児童博愛(別の意味での)主義なんでしょうね?教会が組織ぐるみで長年隠蔽しないといけないなんて、そんなにスキモノばかりが集うってのには、根本的な組織の問題点が存在するような気がします。ああ、考えただけでも身の毛がよだつ…。


 「スポットライト 世紀のスクープ」は、ただいま全国公開中です。神の領域に、正義を持って立ち向かった新聞記者たちの真摯な闘いのドラマを、あなたも是非!映画館でご覧ください。


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# by mori2fm | 2016-04-17 21:59 | 映画評 外国映画 サ行 | Trackback(40) | Comments(6)

「幸せをつかむ歌」人生は、ロケンロ~ル♪♪!

[メリル・ストリープ] ブログ村キーワード
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 “名女優”メリル・ストリープ熱唱!&実の母娘共演。「幸せをつかむ歌」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。母親のわがままで別れた母娘が、数十年振りの再会。果たして2人は、幸せをつかむことが出来るのでしょうか?


 ミュージシャンになる夢を叶えるため、家族を捨てたリンダ(メリル・ストリープ)。“リッキー・レンダーゾ”と名乗り、自らのバンド“リッキー&ザ・フラッシュ”を率いたリンダは、バーのハウスバンドを務め、貧しいながらも充実した日々を過ごしていた。或る日、元夫のピート(ケビン・クライン)から『娘のジュリー(メイミー・ガマー)が離婚して傷付いている。母親として力になってやってほしい』と連絡が入る。既に再婚して、新しい家庭を築いているピートと3人の子供たちとは長い間連絡を絶ち、距離をとっていたリンダは、家族を捨てて以来数十年振りの帰郷を果たすことに。しかしジュリーにとってリンダは、過去に夢のために家族を捨てたひどい母親で、そのすべてが憎しみと嫌悪の対象でしかなかった。数十年振りの再会を果たした2人。離婚で傷つき閉ざされたジュリーの心は、果たしてリンダを受け入れることが出来るのだろうか…。

 とにかくメリルが凄い!過去にも「マンマ・ミーア!」「イントゥ・ザ・ウッズ」等で歌声は披露していましたが、今回はロック・シンガーです。エレキ・ギターをかき鳴らしながら、シャウト!シャウト!もちろん吹替え無し(!)で、超パワフルに熱唱しております。あんまり言うと怒られます(?)が、1949年生まれですから、もおメリルも70歳のホン手前なんです。でもそんなこと微塵も感じさせず、アメリカン・ロックンロールの数々を本職のバンドも顔負けなくらいに歌いまくります。スクリーンで同じフレームに納まっている、こちらは“本職”のリック・スプリングフィールド(今回、彼は“役者”です)と並んでも遜色ございません。充分“CDデビュー”出来る実力をお持ちだと思います。いやもお、脱帽!
 この映画の話題の1つに“親子共演”が挙げられます。実の親子であるメリル・ストリープとメイミーガマーが、映画の中でもリンダとジュリーという母娘を演じているのですが、いやあ言われてみればよく似てますこの2人(あたりまえか…)。過去にも共演経験はあるそうそうですが、作中で本格的に絡むのは今回が初めてなんだそうです。で、普段は仲の良い2人が今回の役作りのために撮影中は離れ離れにされたそうです。そんなメイミーは、メリルが母親であることを、プレッシャーよりもむしろ誇り・パワーと感じているようです。いいですね、ポジティブで。これから益々キャリアを積んで、大女優への道まっしぐら!って感じで進んでいってもらいたいモンです。
 本作のメガホンを取ったのは「羊たちの沈黙」ジョナサン・デミ、脚本は「JUNO/ジュノ」ディアブロ・コディ。2人はそれぞれ過去に、アカデミー賞“監督賞”と“脚本賞”を受賞していますので、主演メリル・ストリープに“助演男優賞”受賞経験者のケビン・クラインと、オスカー受賞経験者が集結した、随分と豪華な映画になっております。

 ラストは『え~、それで終わらせてしまうのん??』って、ツッコンでしまいそうになるほど、ある意味少々力業で強引にまとめてしまったって印象があるのですが、『音楽(歌)の力って、素晴らしい!』とは感じられる“人生バンザイ映画”でございます。色々、凹んでる人は是非ご覧ください。元気になれることは保証しますよ!

 「幸せをつかむ歌」は、関東地区は既に公開中で、3月19日(土)~全国順次ロードショーです。メリル・ストリープの魂の熱唱を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

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# by mori2fm | 2016-03-16 16:08 | 映画評 外国映画 サ行 | Trackback(6) | Comments(0)

決定!第88回アカデミー賞!!

[アカデミー賞] ブログ村キーワード
 決定いたしましたね、第88回アカデミー賞。モチロン仕事中でしたので、映像なんかは見ちゃおりませんが、速報ニュースで情報は追ってました。結果は以下の通り…。


作品賞:「スポットライト 世紀のスクープ」
監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「レヴェナント 蘇えりし者」
主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ「レヴェナント 蘇えりし者」
主演女優賞:ブリー・ラーソン「ルーム」
助演男優賞:マーク・ライランス「ブリッジ・オブ・スパイ」
助演女優賞:アリシア・ビカンダー「リリーのすべて」
脚本賞:ジョシュ・シンガートム・マッカーシー「スポットライト 世紀のスクープ」
脚色賞:チャールズ・ランドルフアダム・マッケイ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
視覚効果賞:「Ex Machina」
美術賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
撮影賞:エマニュエル・ルベツキ「レヴェナント 蘇えりし者」
衣装デザイン賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
長編ドキュメンタリー賞:「AMY エイミー」
短編ドキュメンタリー賞:「A Girl in the River : The Price of Forgiveness」
編集賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
外国語映画賞:「サウルの息子」(ハンガリー)
音響編集賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
録音賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
作曲賞:エンニオ・モリコーネ「ヘイトフル・エイト」
主題歌賞:“Writing’s On The Wall”「007 スペクター」
長編アニメーション賞:「インサイド・ヘッド」ピート・ドクター監督
短編アニメーション賞:「Bear Story (Historia De Un Oso)」
短編実写映画賞:「Stutterer」

 
 出だしから「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が猛ダッシュ!このまま最後まで行っちゃうのかな?と思いきや、監督賞がジョージ・ミラーへは行かずに、まさかの(失礼!)イニャリトゥ・V2!で、更にレオ様戴冠!の勢いのまま作品賞も「レヴェナント」が獲っちゃうのかな~?と思ってたら、これまた最後は「スポットライト」にオスカーが…。何やら今年のアカデミー賞は、随分気を揉む結果になりましたね~。でもそれだけ大混戦だったということなんでしょう。何せお堅い(?)アカデミー賞で、あの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が最多6部門で受賞しちゃったんですからね~。まあ、作品賞は無いかなあ?なんて思ってましたが、出来れば監督賞はあげたかったですね。あと、助演女優賞のアリシア嬢。イイですね~、ニュー・ヒロイン誕生って感じで「コードネーム U.N.C.L.E.」でもキュートでしたし、吾輩好みです(^^;(“ビガンダー”“ヴィキャンデル”どちらの読みが正しいのでしょう?)。助演男優賞は出来ればスライにあげたかったですね~。マーク・ライランスも確かに素晴らしかったんですが…。あと作曲賞のエンニオ翁!何と初受賞なんだそうですね。いやあよかったよかった!よかったついでにレオ様!いやあホントによかった!おめでとう!!今回獲れなきゃ、もおアカンやろうってくらいの素晴らしい演技でございました。文句なしですね。そして作品賞ですが、先日「スポットライト 世紀のスクープ」「レヴェナント 蘇えりし者」どちらも見させていただきましたが、前者はアメリカ社会の暗部を暴いた非常に良作な1本で、派手さはありませんが、見る者に訴え掛けてくる力はとても強いものを感じました。翻って後者は圧巻の力業で人間の生への執念、執着をストレートにスクリーン越しに投げ掛けてきます。どちらも非常に見応えがありましたが、、今年は良心的な方をアカデミーが選択したってことですかね~。
 
 候補となった作品で惜しくも受賞を逃したモノも、これからどんどん公開されていきますから、あとはやはりご自身の目で見て、それぞれの作品の良さを確認してみてください。


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# by mori2fm | 2016-02-29 21:18 | 映画小ネタ | Trackback(1) | Comments(0)

「クーパー家の晩餐会」嘘がテンコ盛り。でも、そんなにゲスくないです(^^;。

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 人間誰でも生きていく上で、多かれ少なかれ秘密を抱えています。そしてその秘密を隠すために、これまた大小様々な“嘘”をついてしまいます。それは他人、友人、恋人、家族と相手が誰であれ、生じてしまう現象です。「クーパー家の晩餐会」(GAGA)。1年に1度、家族が集う席で皆が嘘をついてしまったら…、結構な修羅場ですよね?


 40年間連れ添ったサム(ジョン・グッドマン)とシャーロット(ダイアン・キートン)の“クーパー夫妻”。定年後に夫婦で行こうと決めていたアフリカ旅行をシャーロットに却下されたサムは、家を出ることを決意。クリスマスが終わるまでは、子供たちにも打ち明けないことを決め、最後の一家団欒の準備をする2人。ウェイトレスのルビー(アマンダ・セイフライド)に会えることを楽しみに、近くのカフェに毎日通っていたシャーロットの父・バッキー(アラン・アーキン)は、ルビーが今日限りで店を辞めてしまうことを知らされ、激しいショックを受ける。シャーロットの妹・エマ(マリサ・トメイ)は、ショッピング・モールで姉へのプレゼントを品定め中に、あろうことか商品を万引きしてしまい、パトカーで連行されてしまう。医師と不倫中の夫妻の娘・エレノア(オリヴィア・ワイルド)は、家への帰路の空港で知り合った軍人のジョー(ジェイク・レイシー)に『1晩だけ恋人を演じて欲しい』と頼み、家へと連れて帰ることに。そして夫妻の息子・ハンク(エド・ヘルムズ)は、最近リストラされ求職活動中であることを、元妻や子供たち、そして父母にも話せないでいた…。

 ↑↑どうです?なかなかに秘密がテンコ盛り状態でしょ?このクーパー家の面々がやがて一堂に会すんですが、そこで繰り広げられるのは“阿鼻叫喚”とまでは行かないまでも、やはり結構な修羅場でございます。でも笑えます(^^;。そしてそれを非常に豪華なキャスト陣が、これまた楽しそうに演じています。如何に豪華かと言いますと、アラン・アーキン、ダイアン・キートン、マリサ・トメイと3人ものオスカー受賞経験者が名を連ねてるんですよ。豪華!あ、ついでに言っておきますと今回マリサ姐さんは脱いでません(^^;!
 この豪華キャスト陣を料理(?)する監督は、「I am Sam アイ・アム・サム」の女性監督ジェシー・ネルソン。彼女特有とも言える繊細で優しさと暖かさを感じられる演出が、舞台となる凍えるピッツバーグの風景までもを、とても暖かな空気の映像として、スクリーンに映し出しています。
 この映画、嘘と秘密がワンサカ出てきますが、本当の意味で悪い人は1人も出てきません。現実的に考えて、『それはチョット…』とツッコミたくもなりますが、今の世知辛いこのご時勢に、たまにはこんな“ほっこり”出来る映画もいいんじゃないでしょうか?うん、吾輩は『アリ!』だと思いますね。
 
 作中のパーティーのシーンを彩る非常に美味しそうな家庭料理の数々は、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」でもその手腕を発揮したフードスタイリスト、メリッサ・マクソーリーの手による物。スクリーンいっぱいに映し出される料理は、キャスト陣が『カットが掛かっても食べ続けていた』ほどの美味さだったそうです。これらのレシピの一部が映画の公式HPに掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。
 この映画には、非常に芸達者な“ラグス”というクーパー家の愛犬(演じているのは“ボルト”という名のオーストラリアンシェパード)が登場します。そしてナレーションを“名優”スティーヴ・マーティンが務めています。果たしてこの2人…、もとい1人と1匹の関係は??

 「クーパー家の晩餐会」は、2月19日(金)~全国順次公開です。まだまだ寒い日が続きますが、あなたも是非!こんなハ~トウォ~ミング・ムービーを映画館でご覧になって、暖まってください。


映画『クーパー家の晩餐会』 - シネマトゥデイ

クーパー家の晩餐会@ぴあ映画生活


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# by mori2fm | 2016-02-16 22:40 | 映画評 外国映画 カ行 | Trackback(5) | Comments(0)

「オデッセイ」レッツポジティブ(^^;!

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 地球のお隣の惑星、火星。その火星にたった1人で取り残されたら…。「オデッセイ」(20世紀フォックス)。究極のスペース・サバイバル・ムービーなんですが、何故だか微笑ましいんですよね~。


 人類による3度目の有人火星探査ミッション“アレス3”は、6人のクルーによって順調に任務を遂行していた。しかし或る日、巨大な嵐がミッション中に襲来。生命の危険を感じた指揮官のメリッサ(ジェシカ・チャスティン)は、直ちに撤収を指示。しかしその最中、突風で飛ばされた通信アンテナの直撃を受けたクルーのワトニー(マット・デイモン)が行方不明に。他のクルーの安全を重視したメリッサは、ワトニーの捜索を断念。5名のクルーは、宇宙船で一路地球への帰途に就く。連絡を受けた地球では、NASAが会見を開き、ワトニーの死亡を発表する。しかし、ワトニーは奇跡的に生きていた。辛うじてミッションの施設に戻ったワトニーは、食料の残りが少なく、次のミッションが火星を訪れるのが4年後で、通信手段も無く、生きていくには先ず酸素や水を作るところから始めなければならない現実に直面する…。


 お隣の惑星と申しましても、地球からの距離2億2,530万km!更に、ワトニーが置かれた悪条件を改めて並べてみますと、外気温:-55度、酸素:殆ど無し、水:無し、通信手段:無し、最大風速:毎時400km、食料:1ヶ月分、次のミッションまで:4年…。ね?どうですか?これでどうだ!と言わんばかりの悪条件のオン・パレード。あなたならどうします?恐らく吾輩なら、悲嘆に暮れ絶望のうちにとりあえず1月分の食料を、ただひたすら食べ続け孤独に死んでいくんだろうな~と、非常にネガティブな想像をしてしまいました。ところが本作の主人公・ワトニーは違いました。植物学者で、メカニカル・エンジニアでもある彼は、自分が持ち合わせているありとあらゆる科学的な知識とスキルを駆使して、火星で生き抜いていこうとするのです。例えば帰っていったクルー達の排泄物で堆肥を作り、それを使って植物を育てたり、化学実験を行なって水を作ったりして、1つ1つ生き抜いていくための課題をクリアしていくのです。何よりワトニーの“超”が付くくらいのポジティブ思考が見ている我々にも『あ、これはひょっとして何とかなるんやなかろうか?』という期待感を持たせてくれて、2時間22分という結構長尺な上映時間も、長いとは感じさせずにぐいぐい惹き込んでくれます。まあハッキリ言ってワトニーの置かれた状況は、終始綱渡りのようなギリギリの危うい感じではあるのですが…。

 本作はアンディ・ウィアーによる原作小説を基にした脚本によって製作されましたが、何とアンディにとってはこれが初の連載小説なんだそうです。更にはWeb小説であって、わずか3ヶ月の間に35,000件ものダウンロードを記録したそうです。何ともスゴイですね~。あ、日本では「火星の人」というタイトルで、文庫化されています。

 で、この映画を監督したのは“巨匠”リドリー・スコット。持ち前の細部へのこだわりが生み出した火星、そして宇宙の壮大な映像は、NASAの全面協力をも得て、映画館の座席に座りながらにして心行くまで堪能できる、極上のスペクタクルに仕上がっています。主演マット・デイモンとは、意外にも初タッグなんですね。この辺りも見ものです。しかし、マットも本当にたくましくなりましたね。昔は『まっと・でいも~ん』だったのにね~(^^;。
 
 クリステン・ウィグが、珍しく(?)マジな役を演じてるのをはじめ、脇(地上組)を演じる俳優陣もジェフ・ダニエルズショーン・ビーンキウェテル・イジョフォー(あ~!舌噛む(^^;)等、なかなかに多士済々で少ない出番ながら(殆どマットの1人芝居みたいなモンですから)、それぞれに魅せてくれます。特にショーン・ビーン!今回彼は“いい人”なんです。しかもとってもカッコイイ!ここは注目です(^^;。

 「オデッセイ」は本日“3D限定前夜特別上映”を経て、いよいよ明日2月5日(金)~全国ロードショーです。“火星ひとりぼっち”の危機を、如何にして乗り越えていくのか?究極の“ポジティブ・サバイバル”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『オデッセイ』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2016-02-04 21:07 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(43) | Comments(2)

「さらば あぶない刑事」わっかるかな~?わっかんね~だろうな~(^^;?

[さらば あぶない刑事] ブログ村キーワード
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 誕生から30年…、遂に伝説が終わる!「さらば あぶない刑事」(東映)。同一キャストで30年!スゴイよな~。この間、“007”なんて何人変わったことか…(^^;。でも、若い人にはわかるかな~??


 定年退職を5日後に控えた、横浜港署捜査課刑事の“タカ”こと鷹山敏樹(舘ひろし)と“ユージ”こと大下勇次(柴田恭兵)は、捜査課長・町田透(仲村トオル)の心配をよそに、今日も2人で横浜のブラックマーケットを襲撃。しかし、ブラックマーケットを仕切っていた暴力団・闘竜会の幹部の惨殺体が発見され、横浜の犯罪勢力図が塗り替えられようとしていることに気付いたタカ&ユージは、透の制止も聞かず独自で捜査を開始。やがて2人の前にキョウイチ・ガルシア(吉川晃司)という男の存在が浮かび上がる…。


 1986年に最初のTVドラマ版「あぶない刑事」が始まったころ、吾輩はまだうら若き学生でございました。で、日曜21時~放送されたこのドラマに、吾輩は強烈にハマッてしまいました。もおとにかくオシャレで、スタイリッシュで、カッコよくって、何より面白い!!とにかく最高でした(ええ、当時よくマネしてました。両手をパーに開いて、サササササ~っとダイナミックに疾走する“ユージの走り方”(^^;)。それからTVドラマ2シリーズ、スペシャルドラマ1本、劇場映画6本を経て、今回遂にフィナーレ!でございます。まあホントにに気の遠くなるような(?)年月が経過しておりますが、映画版としては最後にして最高傑作と言えるんじゃないでしょうか?もお、ストーリーなんかどうだっていいの!これがスクリーンで見られたってことだけで吾輩は大満足でございますよ!
 舘ひろし65歳!柴田恭兵64歳!ホンマに大丈夫かいな~?と思って見に行きましたが、お2人ともホントに全開!!まだまだやれる!って感じで正直チョット恐くなりました(多分、吾輩の方が体力無い…(^^;)。ガンアクション、カーチェイス、バイクアクション、そして生身の追撃…、このシリーズではお馴染みのシークエンスが、『これでもか!』ってくらいにオン・パレード状態で出てきます。“GT-Rの面パト”が出てきただけでも、思わず笑っちゃったんですけど(神奈川県警、どんだけ金持ち(^^:?)、ここに更にあの懐かしの“F-31 金色のレパード”まで復活した日にゃあ、もお吾輩心の中で納まらず思わず『おおお~!!』と声を発してしまいました。凄げえ~!走ってる~(^^;(あ、でもホントにただ走っただけで終わっちゃったんですけどね…(爆)。
 主役のお2人は、老いて益々盛んて感じで全然大丈夫だったんですが、周りの皆さんが…、特に小林稔侍さん演じる県警本部長・深町と木の実ナナさん演じる元港署長・松村が県警内部で話しているシーンは、もお“おじいちゃんとおばあちゃんの縁側トーク状態”でした。まあ御歳72歳と69歳のお2人ですから仕方ないとは思いますが、こんなに老けておられましたかね~?って思っちゃうくらい、これはヤバイやろう~て感じでした。そして何より、シリーズ開始当初まだ25,6歳ってとこだった薫役の浅野温子さんがエライことになってます。最近の温子さんしか知らない若い人達がご覧になったら、恐らく『何でこんなことになってるの??』って理解不能状態に陥られるんじゃないかと想像しますが、我々世代が見ると『うん、これでイイのだ!!』って思っちゃいます。最後まで薫は薫です。そして出世したとは言え、透も透でした(^^;。主役だけでなく、周りのキャストもず~っと同じってのは、やはり凄いですよ。タカ&ユージより先に定年退職したパパさん(山西道広)や、ナカさん(ベンガル)まで登場して、ホントに大団円ですわ。
 
 お馴染みの面々に対して、悪役を演じた吉川晃司の存在感は、なかなかハンパ無かったっす。“シリーズ最強の悪役”のキャッチに間違いは無かったかと(彼ももお50歳…え?仲村トオルと同い年なんや!)。ただ吾輩が唯一納得出来なかった点は…、『何で菜々緒なんよ~??』


 「さらば あぶない刑事」は、ただいま全国ロードショー公開中です。伝説のシリーズの最終章を、あなたも是非!映画館でご覧ください。ホントに終わるのか??

~追記~
 ホントに、今の若い人達向けには作られてません(爆)!ご覧になる際には、その辺は割り切ってご覧ください(^^;。

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# by mori2fm | 2016-02-02 23:42 | 映画評 日本映画 さ行 | Trackback(12) | Comments(1)

「ザ・ウォーク」高いよ~!恐いよ~!!

[ザ・ウォーク] ブログ村キーワード
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 1974年、当時世界で最も高い建物だったNYのワールドトレードセンターに、1本のワイヤーを張り、その上を歩いて渡った男がいた。男の名はフィリップ・プティ「ザ・ウォーク」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。最初に言っておきますけど、高所恐怖症の人は絶対見たらアカ~ン!!


 故郷のフランスの町にやって来たサーカス団。その綱渡りの演技に魅了された少年フィリップ・プティは、自分で木と木の間にロープを張り、独学で綱渡りを始める。やがてサーカス団の門を叩いたプティは、座長のルディ(ベン・キングズレー)によって厳しく仕込まれていく。しかし成長し、自らを“アーティスト”と思い込むようになったプディ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、観客を喜ばせることを第一に考えるルディと対立し、決別。その後パリに出たプティは、街角で綱渡りを披露する大道芸人となり、やはり街角で弾き語りをして稼いでいた美学生・アニー(シャルロット・ルボン)と知り合う。或る日通っていた歯医者の待合室でNYに建設中のツインタワー・ビル“ワールドトレードセンター”の広告を見たプティは、このツインタワーの間にワイヤーを掛けて歩くという危険極まりない“夢”を思いつく…。


 フィリップ・プティは実在の人物で、現在もご健在です。で、この“バカげた”“狂ってる”としか思えない“ワールドトレードセンターの綱渡り”も、もちろん実話です。プティの物語は2008年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した「マン・オン・ワイヤー」でも描かれていますが、今回はプティがワールドトレードセンターを若干25歳で制覇するまでの半生を描いています。
 CMや予告編で散々『ヤバい』とか『狂った世界』とか煽ってますが、これはもおハッキリ言って“バカ!”です。いやもお最上級の敬意を込めて、特上の褒め言葉として申し上げましょう“大バカ者!”の為せる業です。高さ411m、距離42.67m、ワイヤーの直径2.2cm、命綱なし…。この状況を聞いただけで、如何にトンでもないかがお解りになれますよね?映画のクライマックスでは、スクリーンにその状況の映像が延々と映し出されますが、吾輩とにかくず~っと手に汗握りっぱなしでした。実話ですから結末はわかってる(成功しますわ(^^;)んですが、それでもドキドキしますし、渡りきったら終わり…と思っていたら何の何の!プティは片道だけでは飽き足らず、ワイヤーの上で『あ~んなことや、こ~んなこと』もやってしまうのです。もう一度敬意を込めて言います“大バカ者!”です(^^;。

 基本的に吾輩“3D”はあんまり好きじゃない(映像がどうしても暗く感じてしまう。眼鏡が鬱陶しいetc,etc…)んですが、この映画は絶対“3D”でご覧ください!これまでの“3D”と言えば、どちらかと言うと映像がスクリーンから飛び出してくるというイメージがありますが、この映画の“3D”は出てくると言うよりむしろ奥行きが感じられる映像になっていまして、それが上空から地面を映し出した映像ですから“奥行き=高さ”となっておりまして、トンでもない迫力の映像に仕上がっています。今回吾輩はこちらのシネコンIMAXで見させていただいた(実は初体験!)んですが、もおトンでも凄かったです!あんなんホンマにあきませんて!上手に説明できませんが、とにかく凄かった!!こんなトンでもない映像の映画を作ったのは、ご存知映像の魔術師ロバート・ゼメキス!不可能と思える“ヤバい”挑戦を、正にこれまでに見たことのないような脅威の映像化に成功しております。スゴイです!ホントにこの人、どこまで追求していくんでしょう?映像の限界を。

 主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットは、本物のフィリップ・プティに綱渡りの手解きを受けたそうです。8日間ぶっ通しでマンツーマンの指導を受けた結果、2mの高さのワイヤーは渡れるようになったんだそうです。2mとバカにするなかれ!常人には凄いことだと思いますよ。少なくとも吾輩は出来ませんて(^^;。それからプティの相手役のアニーを演じているシャルロット・ルボン嬢が、とってもキュートで魅力的!このところ色んな映画に出演してまして、今売り出し中ですね。吾輩の最近の“推し!”でございます。今後ますます期待の女優さんです。チェックしておいて損はないと思います。


 「ザ・ウォーク」は、1月23日(土)~全国ロードショーです。凄まじい映像のオン・パレードを、あなたも是非!映画館で“3D”でご覧ください。但し、高所恐怖症の方は、見ちゃダメ!ど~しても見たいなら、本当にくれぐれもご注意を!はい、ちゃんと忠告しましたよ~(^^;。


映画『ザ・ウォーク』 - シネマトゥデイ

ザ・ウォーク@ぴあ映画生活



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# by mori2fm | 2016-01-21 22:54 | 映画評 外国映画 サ行 | Trackback(32) | Comments(4)

日本インターネット映画大賞2015・日本映画部門に投票!

[日本インターネット映画大賞] ブログ村キーワード
 “日本インターネット映画大賞”。日本映画も行くよ~!こちらも作品賞は昨年末のマイ・ランキングを流用いたします。



[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾1回の鑑賞料金(通常、3D作品、字幕、オムニバス等)で1作品
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾各部門賞に投票できるのは個人のみ
◾ニューフェイスブレイク賞は俳優か女優個人のみ
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
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『 日本映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
  「海街diary」  10点
  「娚の一生」  8点
  「ピース オブ ケイク」  6点
  「日本のいちばん長い日」  4点
  「味園ユニバース」  2点
 【コメント】
 『上位にはキレイな女優さんの映画が並びました…。あ、それだけで選んだんじゃ決してないですよ!イイ映画でしたよ。どれも!(汗)』
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【監督賞】              作品名
   [是枝裕和] (「海街diary」)
 【コメント】
 『もおね、映画を撮られる度に評価が上っていきますよね』

【主演男優賞】
   [渋谷すばる] (「味園ユニバース」)
 【コメント】
 『圧倒的な歌唱力が、この映画を輝かせてました』

【主演女優賞】
   [多部未華子] (「ピース オブ ケイク」)
 【コメント】
 『多部ちゃん、立派に“女”になりました』

【助演男優賞】
   [本木雅弘] (「日本のいちばん長い日」)
 【コメント】
 『昭和天皇を繊細に見事に演じられたと思います』

【助演女優賞】
   [吉田羊] (映画「ビリギャル」
 【コメント】
 『去年はブレイクでしたね~。その中でもこの映画の羊さんは良かった!』

【ニューフェイスブレイク賞】
   [吉岡里帆] (「明烏 あけがらす」
 【コメント】
 『作中、同一人物とは思えんくらいの変わりっぷり。これから期待大!』

【音楽賞】
  「くちびるに歌を」
 【コメント】
 『歌で泣かされました』
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【私が選ぶ○×賞】
   [私が選ぶ『カントク!やりすぎですよ!!』賞] (園子温
 【コメント】
 『「リアル鬼ごっこ」に、映画「みんな!エスパーだよ!」…カントク!どこまで行っちゃうの??』
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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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はい、間に合いました。結果発表は2月6日だそうです。さて、どんな風になりますやら…?



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# by mori2fm | 2016-01-19 22:58 | ランキング | Trackback(1) | Comments(1)

日本インターネット映画大賞2015・外国映画部門に投票!

[日本インターネット映画大賞] ブログ村キーワード
 今年も“日本インターネット映画大賞”に投票させていただきます。気が付けば締め切り(21日)間近です。いつもギリギリにならんと動けんのは、毎年のことですな(^^;。因みに作品賞はこれも毎年のことですが、昨年末のマイ・ランキングを流用いたします。



[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾1回の鑑賞料金(通常、3D作品、字幕、オムニバス等)で1作品
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾各部門賞に投票できるのは個人のみ
◾ニューフェイスブレイク賞は俳優か女優個人のみ
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
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『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」  10点
 「はじまりのうた」  8点
 「セッション」  6点
 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」  4点
 「キングスマン」  2点
  
【コメント】
 『今回も上位はHappyな映画が占めました。年々疲れてきてるのかなあ?吾輩…』
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【監督賞】              作品名
   [ジョージ・ミラー] (「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
 【コメント】
 『前作から30年…。まさかホントに、こんなの作っちゃうとは…』

【主演男優賞】
   [ブラッドリー・クーパー] (「アメリカン・スナイパー」
 【コメント】
 『なりきってましたよね。最初見たとき、誰かわかりませんでしたから』

【主演女優賞】
   [ロザムンド・パイク](「ゴーン・ガール」
 【コメント】
 『今までのイメージを吹っ飛ばす!恐かったよ~』

【助演男優賞】
   [ロビン・ウィリアムズ] (「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」
 【コメント】
 『お別れです。去年イチバン哀しいお別れでした』

【助演女優賞】
   [クロエ・グレース・モレッツ] (「アクトレス~女たちの舞台~」
 【コメント】
 『すごくイヤな女の役を、とっても上手に演じていました』

【ニューフェイスブレイク賞】
   [ヨ=ランディ・ヴィッサー] (「チャッピー」
 【コメント】
 『ニューフェイスでイイよね?イイでしょ!』

【音楽賞】
  「ピッチ・パーフェクト」
 【コメント】
 『こちらは「2」もセットで。とにかく楽しくてノリノリでしたわ』

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【私が選ぶ○×賞】
   [私が選ぶ『ゲスの極み大賞』] (「ナイトクローラー」
 【コメント】
 『はい、ゲッス~!(^^;』

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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こんな感じです。さあ、結果はどうなりますでしょうか?日本映画へ続く!


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# by mori2fm | 2016-01-19 21:47 | ランキング | Trackback | Comments(0)

「ブリッジ・オブ・スパイ」世界を救った男の物語。

[ブリッジ・オブ・スパイ] ブログ村キーワード
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 “監督 スティーヴン・スピルバーグ”“主演 トム・ハンクス”“脚本 イーサンジョエルのコーエン兄弟”。各部門でそれぞれ2度のアカデミー賞に輝く彼等が集結した、或る意味夢のような映画「ブリッジ・オブ・スパイ」(20世紀フォックス)。米ソ冷戦下に於ける世界戦争の危機回避を担ったごく普通の、しかし強い正義感を持った男の実話を基にした物語です。

 
 アメリカとソビエトが冷戦状態にあった1957年。ニューヨーク在住のルドルフ・アベル(マーク・ライランス)という男が、ソビエトのスパイとして逮捕される。アベルを裁判で弁護する国選弁護人に選ばれたのは、ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)。優秀な弁護士であるドノヴァンは、敵国の人間を弁護することに躊躇しつつも、『どんな人間にも等しく公平な裁判を受ける権利がある』という正義の原則を貫くため、アベルの弁護を引き受ける。その裁判の過程で接しているうちに、ドノヴァンとアベルの間には、互いへの理解と尊敬が芽生えていく。果たして死刑が確実と思われていた、アベルの判決は?そして、この2人の出会いが、後に米ソ冷戦の最中に起きる或る重大事件の解決のカギへとつながっていく…。


 アベルを演じているのは、イギリス出身の名舞台俳優マーク・ライランス。彼は本作の演技で、今幾つかの映画賞の助演男優賞を受賞しています。アカデミー賞の有力候補の1人とも言って間違いないでしょう。確かに見た感じは、どこにでもいるごく普通の初老の男なんですが、スクリーンに映る何とも説明のつかないる“圧倒的な存在感”は、ライランスが舞台で培ってきたキャリアから滲み出てくる物なんだと思います。それに対峙する形のトム・ハンクスは、典型的な“善良な普通のアメリカ人”というキャラの役を、今回も非常に上手く演じています。こういう役を演じさせると、恐らく今のハリウッドでは、彼の右に出る人はいないのではないでしょうか?もお、ホントに“名優”が板に付いちゃいましたよね?先日TVでたまたま、トムの初期の出演作である「スプラッシュ」(この映画、吾輩は大好き!でございます)を見たんですが、当時誰がトム・ハンクスの今の姿を想像出来たでしょう?また久しぶりにハジケてズッこける役とか、究極の悪役なんかを演じるトムの姿を見てみたいなんて思うのは、吾輩だけですかね??

 スピルバーグお得意の“歴史の暗部に光を当てる”という作業に、コーエン兄弟による緻密で練られた脚本が重なり、非常に重厚な映画になっていますが、エンタテインメント作品としても一級品の出来映えだと思います。2時間22分というなかなか長尺な上映時間になっていますが、決して長いとは感じませんでした。特に世界戦争勃発の危機を、未然に回避しようと奔走するドノヴァンの姿や、その交渉過程。一枚岩のように思われていた旧社会主義国家が、裏では国家間で激烈な主導権争いを繰り広げていた(本作で描かれているのは、ソビエトと東ドイツ)様などは、見ていてスリリング(さすがに時代が時代なので、スピーディーさには欠けますが)で、飽きることなく惹き込まれました。さすが、チーム・スピルバーグ!磐石のお仕事でございますね。


 「ブリッジ・オブ・スパイ」は、明日1月8日(金)~全国ロードショーです。1歩間違えば滅亡していたかも知れない世界を、未然に救った“普通の男”の物語をあなたも是非!映画館でご覧ください。


映画『ブリッジ・オブ・スパイ』 - シネマトゥデイ


ブリッジ・オブ・スパイ@ぴあ映画生活




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# by mori2fm | 2016-01-07 22:59 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(39) | Comments(8)

2015年マイ・シネマ・ランキング!

 う~ん、相変わらず更新できておりませんね。言い訳でけしまへん!ホントすみませんm(_ _)m。でも、やっぱりこれだけはやらせていただきます。だって年越せませんから。今年は何と!125本もの映画を、映画館・試写室で観ることが出来ました(除くTV、DVD鑑賞)。人生史上最多更新!でございます。で、とりあえず恒例の“マイ・シネマ・ランキング”。今年も殆んどUP出来てませんので、UPしていなかった映画には、一言コメントを添えておきたいと思います。
 ランキングの方は、例年通り吾輩が『良かった!』と思った映画を、日本映画・外国映画それぞれ5本ずつ選んでみました。で、これも例年通りですが、現在公開中の「007 スペクター」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」なんかは、お正月映画ということで、来年まわしに。そして今年のお正月映画(2014.12月~公開)を入れさせてもらいます。


 では、日本映画から…
・第5位は「味園ユニバース」
・第4位は「日本のいちばん長い日」→戦後70年。こういう映画は、やはり見ておかないと。
・第3位は「ピース オブ ケイク」多部ちゃんが大人の女優さんになっちゃいました!
・第2位は「娚の一生」→かなりエロかったですが、エロいだけではなく、非常にイイ映画でした。

・そして第1位は「海街diary」でございます!今年はコレです!美人4姉妹に、是枝カントク。日本の良心のような映画でした!
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 続いては外国映画…
・第5位は「キングスマン」コリン・ファースの、これまでに見たことのないハジケっぷり!凄かった…。
・第4位は「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
・第3位は「セッション」→“血まみれスポ魂ドラマー映画”。いやあ、音楽って怖い(^^;!
・第2位は「はじまりのうた」キーラがとってもキュート!いやあ、音楽ってイイですね~(うん(^^;?)!

・そして第1位は「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」でございます!ここ最近では最高にHappy!になれる映画。いやあ良かった!こんなに見終わって清々しかったのは久しぶりだったような気がします。なので、1位!
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 今年はこんな感じです。毎度おなじみ独断と偏見のランキングです。皆様のとは全然違うかも?いや、違うでしょう!でも批判、非難、脅迫(?)などは、今年もど~かご勘弁ください(^^;。あ、ご意見は幾らでもいただきます!

 本年もお世話になりました!来年も、良き1年でありますように。そしてまた素晴らしい映画に出会えることを願い、来る年を祝いたいと思います。皆様、来年もよろしくお願いいたします!


 因みに過去のランキングはコチラ→2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年


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# by mori2fm | 2015-12-31 22:56 | ランキング | Trackback(40) | Comments(18)

「007 スペクター」復活!悪の秘密結社!!

[007スペクター] ブログ村キーワード
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 ダニエル・クレイグ、4度目のボンドに。挑むのは過去最大の敵?!「007 スペクター」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。シリーズ最大の興奮を引っさげて、いよいよ日本上陸です。でも、いつも思うのですが…、何で日本公開は遅いのさ!


 “死者の日”の祭で賑わうメキシコシティに現れたボンド(ダニエル・クレイグ)は、大立回りの末に標的の男を始末する。その件をM(レイフ・ファインズ)に叱責されるボンドだったが、“スカイフォール”で焼け残った写真を届けにきたマネーペニー(ナオミ・ハリス)に、それが亡き先代M(ジュディ・デンチ)からの指令だったことを明かす。更に指令に従い、標的だった男の葬式に参列するためローマへ飛んだボンドは、その未亡人ルチア(モニカ・ベルッチ)から、ある組織が会議を開くことを聞き出す。そしてその会場へ潜入したボンドは、組織の首領であるオーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)から突然、声を掛けられる…。

 “スペクター”とは、かつての007シリーズに、ボンドと敵対する悪の犯罪組織として登場していました。でも大人の事情(権利問題とか色々ややこしい(>_<)により、長きに亘りシリーズからその姿は消え去ってしまっていたのですが、今回満を持してのカムバック!さあ、そうなると果たしてどういう位置づけで登場するのか?何せかつてのシリーズのボンドと、ダニエル・クレイグが演じることになってからのボンドとは別人(設定が一度完全にリセットされてます)ですので、どんな感じで出てくるのか?世界征服を企てるのか?やっぱりプロフェルド(昔のスペクターで首領を務めた、ボンドの宿敵)は出てくるのか??という疑問の数々を抱えて、ワクワクしながら見させていただきましたが…、まあ何とも上手に練られたストーリー!その辺りの“?”を見事にまとめ上げています。あまり言ってしまうと“ネタバレ!”になってしまうので(今回、配給さんからは特に“緘口令”は敷かれてないので、どこまで言っていいのかは自己判断になるのですが…、逆に難しいですわ!!)、言わない方がいいと思うのですが、とりあえずオープニングの“ガンバレル”には『おお~!!』と思わず声を上げてしまいましたし、その後何気にメキシコのシーンを見ていたんですが、ふと途中で『あれ、これってワンカット?ええ~!スッゴイ長廻しやんか~!!』と気付いて更に興奮!いやあ、凄い!オープニングで鷲掴み。もお鳥肌モンです。あとのストーリー展開は、ある程度の事前予想は当たっています。ええ、アレがああなって、あの人が実はこうで、こんな風になって…(^^;。
 ボンド役4作目となったダニエル・クレイグ。彼が登板してからのボンドは、リアル&シリアスに徹してきて、世界中で大ヒットを記録してきました。その反面『従来の007シリーズが持っていた“いい意味でのユルさ”が消え去ってしまったのは残念だなあ~』と、吾輩常々申してきたのですが…、今回結構ユルいです(^^;!ダニエルもようやく余裕が出てきたというか、随所にクスリとさせるユーモアが盛り込まれていて、吾輩的には非常に嬉しい出来に仕上がっております。あ、それでもシリアスはシリアスですよ!そしてそのダニエル=ボンドに対峙するクリストフ・ヴァルツの圧倒的な存在感!何なのでしょうね!この人のスクリーンから滲み出てくる“カリスマ・オーラ”は?もおボンドがタジタジになってるのが、よ~くわかります。さすが2回もオスカー獲ってるだけのことはあります。何ならこの演技でもう1回獲れるんじゃないでしょうか?その位、圧巻でございました。
 あと今回メインのボンド・ガールであるレア・セドゥ演じる“マドレーヌ・スワン”(何ちゅう美味しそうな名前や(^^;)嬢は、実はかつてボンドを窮地に陥れたある敵キャラの娘という設定で登場するのですが、それって前作「スカイフォール」だけじゃなく、「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」からも話がず~っと繋がってるってことやんか!どんだけ壮大なのさ!って、思わず突っ込んじゃいましたよ。でも、それら全てを繋げても破綻することなく、むしろキチンとまとめ上げているってのには、ハッキリ言って脱帽です。はい、もお大満足!!

 とは言うものの、大満足だけにツッコミたくなる、『惜しいな~!』って思わせる箇所も結構ございまして…、

①“史上最高齢ボンド・ガール”と、話題のモニカ・ベルッチの使われ方があまりにもモッタイナイ!『へ?あれで終わり??』ってツッコンじゃいました。
②アストン・マーチンも無駄使い!凄まじいカー・チェイスやらかした挙句の最期があんなのでは…、何とも モッタイナイ!まあ、過去のシリーズでも最新鋭高級車をアッサリとオシャカにしてきてはいましたので、伝統っちゃ~伝統なんですが…(^^;。
③スペクター、出てきましたよ。悪の組織として出てきました…が!そもそもの発足目的が、あの作中の描かれ方だとどこまでいっても個人的な恨みが理由じゃございませんか?国際的犯罪組織なのに、それって何か小さくね(^^;?やってることは結構壮大なのに…。
④よく練られた話だとは言いましたが、クライマックスのロンドンに戻ってからのシークエンスは何か“?”が満載でした。特にマドレーヌのあの、前後脈絡のない挙動不審な動きは一体何だったのか?話をムリからややこしくしているようにしか見えませんでした。その結果の上映時間2時間28分(シリーズ史上最長だそうです)は、長い!そこまでがテンポよかっただけに、残念でしたわ。
⑤今回、最も違和感を感じたのは予告編でございました。あれを見てるといかにもボンドがMI6を裏切って、スペクターと通じている…みたいな印象を持ってしまうように作られてました(吾輩はそうだったのですが、皆さん違います?)が、そんなことはないんですね。何であんな内容にしてるんかなあ?まあ公開前の煽りとしては、確かに一役買ってるとは思いますが…etc,etc…。

 ま、こんな感じですかね。でもそれらを差し引いたとしても、充分に満足満腹な1本です。前作「スカイフォール」に続いて登板のサム・メンデス監督、言わずと知れた“オスカー受賞監督”ですが、これで名実共に“007シリーズ監督”としてもキャリアUPされたと思います。思えばかつてのシリーズは同じ監督が結構複数の作品を撮ってますから、サム・メンデスも更に3作、4作と撮っちゃうかもしれませんね。あ、その前にダニエル・クレイグどうするんやろう?一部メディアでは『もお演らない』と言ったとか言わないとか…。吾輩的にはもお少し続けて欲しいんですけどね。せっかく新生MI6も軌道に乗ってきたんですから。

 「007 スペクター」は、明日11月27日~29日まで先行公開の後、12月4日(金)~全国ロードショーです。スパイ映画が豊作だった今年のトリを飾るに相応しい、“本家”ジェームズ・ボンドの活躍を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『007 スペクター』 - シネマトゥデイ

007 スペクター@ぴあ映画生活



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# by mori2fm | 2015-11-26 23:34 | 映画評 外国映画 タ行 | Trackback(64) | Comments(10)

「図書館戦争 THE LAST MISSION」前作より更に増し増し(^^;!

[図書館戦争] ブログ村キーワード
 前作から2年半。遂に待望の新作公開!「図書館戦争 THE LAST MISSION」(東宝)。キャスト、スタッフともに再結集。パラレルワールドの日本を舞台に、恋も戦闘もスケールUPして描かれています。


 国家の検閲に対抗し「本を読む自由」を守っている“図書隊”。図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)所属の女性隊員・笠原郁(榮倉奈々)は、鬼教官で上官の堂上篤(岡田准一)の厳しいシゴキに耐えつつ、同じく上官の小牧幹久(田中圭)や同期の狙撃手・手塚光(福士蒼汰)、業務部で情報通の柴崎麻子(栗山千明)らと共に訓練と図書館業務の日々を過ごしていた。或る日、茨城県で開催される自由をテーマにした芸術展に、この世に1冊しかない“自由の象徴”図書隊創設の原典とも言える「図書館法規要覧」が一般展示のため貸し出されることになり、基地指令・仁科(石坂浩二)は、タスクフォースを警備の為に出動させる。しかしこれは図書隊解散を目論む、元隊員で今は文科省官僚の手塚の兄・慧(松坂桃李)が仕掛けた巧妙な罠だった…。


 “本が自由に読めない世界”…実際には起こりそうで、起こりそうもない事象ですが、それが起こるとこんなことになるというのが、絵空事ではなく、相当リアルに感じさせられます。これは前作から通して言えることですが、図書隊の隊員たちの“普通の日常”をキチンと描いているからこそ、それに対比する戦闘シーンなども“起こりうること”として、よりリアルに感じられるのだと思います。で、前述しましたが今回は前作に増してすべてがスケールUP!“SF”=近未来、架空の元号を使う日本が舞台。益々厳しくなる検閲!追い詰められていく図書隊!“ミリタリー・アクション”=下手な戦争映画が裸足で逃げ出すくらいの迫力満点でリアルな戦闘銃撃シーンの数々。前作でも『一体何発撃ってるのさ?』って思いましたが、今回も“ダダダダ…”“ドドドドド…”“ドッカンドッカン!”撃ちまくってます。図書館の敷地内で!また岡田くんのアクションは益々キレッキレ!“ラブ・ストーリー”=“王子様に恋焦がれる女の子”“ツンデレ”“乙女”“男と女”“女心”なんてキーワードが、こちらも前作の2割り増し(吾輩の勝手な判定(^^;)!そして“コメディ”=堂上&笠原の凸凹コンビのやりとりが、またまた面白い!お馴染み『アホか貴様!』も、モチロン出てきますし今回は何よりも榮倉奈々ちゃんと岡田くんの“身長差”が前にも増して広がっているってシーンが笑わせてくれます(^^;。
 話が話ですので、この独特の世界観に馴染めるかってとこが、この映画を楽しめるかどうかのポイントにはなってくると思います。有川浩 さんの原作未読の吾輩は、それでも前作からすんなりと馴染むことが出来ましたし、今やこの世界観が大好きでございます。まあ原作からハマッておられる方は、もお何をかいわんやでしょうが、そうでない方は、やはり映画の前作はご覧になってないと、さすがにこの話には正直ついていけません。で、先日来映画の前作が地上波で放送され、更にはその前作と本作をつなぐスペシャルドラマも放送されました。ドラマをご覧になった方は、本作を更に深く楽しめると思いますが、見逃された方もご安心を。ドラマの部分がなくても、充分理解は出来ると思いますよ(実は吾輩は、映画の方を先に見ましたので…)。ただ土屋太鳳ちゃんは、ドラマにはメインキャストとして出てきますが、映画ではホンのチョット映る程度の扱いになっていますし、中村蒼 くんに至っては、映画には出てきません(>_<)。キャラクター相関図にはシッカリ書かれてるのに…。何かこの扱いは気の毒だな~。

 『たかが本のために死ねるか?』本作の世界観を真っ向から否定する、これを言ってしまうと実も蓋も無い、それでいて素朴なホントに素朴な疑問が今回のとても重要なテーマとなって描かれています。命を懸けて守る価値のあるもののために、力の限り戦う。このとてもピュアな思いが綴られたストーリーは、見ていて本当に清々しいです。パラレルワールドのお話ではありますが、この“守るために戦う”という思いは、昨今騒がれている“集団的自衛権”などの考え方にも通じているものがあるんじゃないでしょうか?誰も好き好んで戦いたくなんてないんです。増してや相手を傷付けるなんて…。でも、守る価値のあるものが侵されそうな時は、守るために戦う。それは必要なことだと思います。


 「図書館戦争 THE LAST MISSION」は、明日10月10日(土)~全国ロードショーです。“SF戦闘アクション胸キュンラブコメ超大作”を、あなたも是非!映画館でごらんください。

映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』 - シネマトゥデイ

図書館戦争 THE LAST MISSION@ぴあ映画生活


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# by mori2fm | 2015-10-09 22:06 | 映画評 日本映画 た行 | Trackback(22) | Comments(4)

「ファンタスティック・フォー」元祖スーパー戦隊、リ・ボ~ン!

[ファンタスティック・フォー] ブログ村キーワード
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 あのマーベル史上最初のヒーロー・チーム、3度目の映画化!「ファンタスティック・フォー」(20世紀フォックス)「アベンジャーズ」「X-MEN」の原点とも言われる作品。原作の発表は、何と!1961年まで遡ります。


 若き天才科学者・リード(マイルズ・テラー)は、小学5年生で物質転送装置を開発。幼馴染のベン(ジェイミー・ベル)と共に更に研究を発展させ、7年後の科学コンテストにその装置を出展。そこでバクスター財団のDr.ストーム(レグ・E・キャシー)からスカウトされたリードは、Dr.の養女・スー(ケイト・マーラ)、実子で息子のジョニー(マイケル・B・ジョーダン)、そして同じ研究をしていたビクター(トビー・ケベル)達と、財団の施設で更に本格的な転送装置を完成させる。その第1回目の実験で、ベンを含めたリード、ジョニー、ビクターの4人は異次元の“プラネット・ゼロ”へ転送されるが、そこでアクシデントが発生。ビクターは行方不明となり、残りの3人は何とか戻ってきたものの、帰還作業を手伝ったスーを含めた全員がプラネット・ゼロの異次元のパワーによって、不思議な能力を身に着けてしまう…。


 4人が身に着けてしまった不思議な能力とは…、
・リード→全身がゴムのように、自由自在に伸び縮み出来るようになる。=“Mr.ファンタステック”
・スー→身体や近くの物体を透明化することが出来、尚且つバリヤーを張ることも可能に。=“インビジブル・ウーマン”
・ジョニー→肉体から炎を発火。その炎を自在に操り、更に飛行することが可能に。=“ヒューマン・トーチ”
・ベン→身長2mの岩の塊のようなクリーチャーに変貌。彼だけが人間の姿に戻れない。=“ザ・シング”
 この4人のユニット名が“ファンタスティック・フォー”でして、今回この映画はこのユニット名の誕生までを描いています。

 実は「ファンタスティック・フォー」は、過去2005年2007年に2度映画化されています。その時はヨアン・グリフィスジェシカ・アルバ(嗚呼、彼女のインビジブル・ウーマンはエロかった~(^^;)、クリス・エヴァンス(おお、キャップ!!)、マイケル・チクリスが“ファンタスティック・フォー”を演じていました。これはこれで吾輩は面白かったのですが、今思うと少々コミカルテイストが強かったような気がします。今回はドラマパートに主眼を当てて、かなりシリアスなテイストの映画に仕上がっています。本作を監督したのは、前作「クロニクル」で超能力を持った少年のドラマを描いたジョシュ・トランク。奇しくも再び超能力絡みのドラマの映像化に挑んでおります。まあ、スタジオからは前作の勢いを買っての大抜擢だったと思いますが、世間的なウケはあまりよろしくないようですね。残念ながら、アメリカではコケちゃったらしいですから…。吾輩的には面白かったとは思うんですが、ドラマに主眼を置いた分、少々展開がまったりしていたような感は否めないかな…と、なのに上映時間1時間40分はコンパクト過ぎる~!!

 でもキャスト、スタッフ共にこれからが期待される“若手”たちによって、“アメコミの古典”とも言える作品が、まったく新しい姿に生まれ変わっているのは、とにかく必見だとは思います。
 
 でもこの映画の何が凄いかって、キャストの中で恐らく世間的に一番顔が差す(=有名な)であろう、ジェイミー・ベルを顔がまったくわからない“ザ・シング”にキャスティングしちゃってるってところです。だって彼が変貌しちゃってからの戦闘シーンなんて、正直申し訳ないのですが『あんたら、誰?』ってレベルの人達だけで成り立たせてましたから…。いくらマイルズ・テラーが前作「セッション」でシゴキまくられたとはいえ、まだまだね~。いやあ或る意味、勇気あるキャスティングだなあ~(^^;。

 「ファンタスティック・フォー」は、明日10月9日(金)~全国ロードショーです。アメコミ発“元祖スーパー戦隊(?)”の新たなる誕生を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 今回スタン・リー出てたかな~?見逃しちゃいましたよ~!

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# by mori2fm | 2015-10-08 22:02 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(18) | Comments(0)

映画ネタを書いておりますが、最近更新が停滞しまくってます…。


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