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 地球のお隣の惑星、火星。その火星にたった1人で取り残されたら…。「オデッセイ」(20世紀フォックス)。究極のスペース・サバイバル・ムービーなんですが、何故だか微笑ましいんですよね~。


 人類による3度目の有人火星探査ミッション“アレス3”は、6人のクルーによって順調に任務を遂行していた。しかし或る日、巨大な嵐がミッション中に襲来。生命の危険を感じた指揮官のメリッサ(ジェシカ・チャスティン)は、直ちに撤収を指示。しかしその最中、突風で飛ばされた通信アンテナの直撃を受けたクルーのワトニー(マット・デイモン)が行方不明に。他のクルーの安全を重視したメリッサは、ワトニーの捜索を断念。5名のクルーは、宇宙船で一路地球への帰途に就く。連絡を受けた地球では、NASAが会見を開き、ワトニーの死亡を発表する。しかし、ワトニーは奇跡的に生きていた。辛うじてミッションの施設に戻ったワトニーは、食料の残りが少なく、次のミッションが火星を訪れるのが4年後で、通信手段も無く、生きていくには先ず酸素や水を作るところから始めなければならない現実に直面する…。


 お隣の惑星と申しましても、地球からの距離2億2,530万km!更に、ワトニーが置かれた悪条件を改めて並べてみますと、外気温:-55度、酸素:殆ど無し、水:無し、通信手段:無し、最大風速:毎時400km、食料:1ヶ月分、次のミッションまで:4年…。ね?どうですか?これでどうだ!と言わんばかりの悪条件のオン・パレード。あなたならどうします?恐らく吾輩なら、悲嘆に暮れ絶望のうちにとりあえず1月分の食料を、ただひたすら食べ続け孤独に死んでいくんだろうな~と、非常にネガティブな想像をしてしまいました。ところが本作の主人公・ワトニーは違いました。植物学者で、メカニカル・エンジニアでもある彼は、自分が持ち合わせているありとあらゆる科学的な知識とスキルを駆使して、火星で生き抜いていこうとするのです。例えば帰っていったクルー達の排泄物で堆肥を作り、それを使って植物を育てたり、化学実験を行なって水を作ったりして、1つ1つ生き抜いていくための課題をクリアしていくのです。何よりワトニーの“超”が付くくらいのポジティブ思考が見ている我々にも『あ、これはひょっとして何とかなるんやなかろうか?』という期待感を持たせてくれて、2時間22分という結構長尺な上映時間も、長いとは感じさせずにぐいぐい惹き込んでくれます。まあハッキリ言ってワトニーの置かれた状況は、終始綱渡りのようなギリギリの危うい感じではあるのですが…。

 本作はアンディ・ウィアーによる原作小説を基にした脚本によって製作されましたが、何とアンディにとってはこれが初の連載小説なんだそうです。更にはWeb小説であって、わずか3ヶ月の間に35,000件ものダウンロードを記録したそうです。何ともスゴイですね~。あ、日本では「火星の人」というタイトルで、文庫化されています。

 で、この映画を監督したのは“巨匠”リドリー・スコット。持ち前の細部へのこだわりが生み出した火星、そして宇宙の壮大な映像は、NASAの全面協力をも得て、映画館の座席に座りながらにして心行くまで堪能できる、極上のスペクタクルに仕上がっています。主演マット・デイモンとは、意外にも初タッグなんですね。この辺りも見ものです。しかし、マットも本当にたくましくなりましたね。昔は『まっと・でいも~ん』だったのにね~(^^;。
 
 クリステン・ウィグが、珍しく(?)マジな役を演じてるのをはじめ、脇(地上組)を演じる俳優陣もジェフ・ダニエルズショーン・ビーンキウェテル・イジョフォー(あ~!舌噛む(^^;)等、なかなかに多士済々で少ない出番ながら(殆どマットの1人芝居みたいなモンですから)、それぞれに魅せてくれます。特にショーン・ビーン!今回彼は“いい人”なんです。しかもとってもカッコイイ!ここは注目です(^^;。

 「オデッセイ」は本日“3D限定前夜特別上映”を経て、いよいよ明日2月5日(金)~全国ロードショーです。“火星ひとりぼっち”の危機を、如何にして乗り越えていくのか?究極の“ポジティブ・サバイバル”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『オデッセイ』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2016-02-04 21:07 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(43) | Comments(2)
[さらば あぶない刑事] ブログ村キーワード
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 誕生から30年…、遂に伝説が終わる!「さらば あぶない刑事」(東映)。同一キャストで30年!スゴイよな~。この間、“007”なんて何人変わったことか…(^^;。でも、若い人にはわかるかな~??


 定年退職を5日後に控えた、横浜港署捜査課刑事の“タカ”こと鷹山敏樹(舘ひろし)と“ユージ”こと大下勇次(柴田恭兵)は、捜査課長・町田透(仲村トオル)の心配をよそに、今日も2人で横浜のブラックマーケットを襲撃。しかし、ブラックマーケットを仕切っていた暴力団・闘竜会の幹部の惨殺体が発見され、横浜の犯罪勢力図が塗り替えられようとしていることに気付いたタカ&ユージは、透の制止も聞かず独自で捜査を開始。やがて2人の前にキョウイチ・ガルシア(吉川晃司)という男の存在が浮かび上がる…。


 1986年に最初のTVドラマ版「あぶない刑事」が始まったころ、吾輩はまだうら若き学生でございました。で、日曜21時~放送されたこのドラマに、吾輩は強烈にハマッてしまいました。もおとにかくオシャレで、スタイリッシュで、カッコよくって、何より面白い!!とにかく最高でした(ええ、当時よくマネしてました。両手をパーに開いて、サササササ~っとダイナミックに疾走する“ユージの走り方”(^^;)。それからTVドラマ2シリーズ、スペシャルドラマ1本、劇場映画6本を経て、今回遂にフィナーレ!でございます。まあホントにに気の遠くなるような(?)年月が経過しておりますが、映画版としては最後にして最高傑作と言えるんじゃないでしょうか?もお、ストーリーなんかどうだっていいの!これがスクリーンで見られたってことだけで吾輩は大満足でございますよ!
 舘ひろし65歳!柴田恭兵64歳!ホンマに大丈夫かいな~?と思って見に行きましたが、お2人ともホントに全開!!まだまだやれる!って感じで正直チョット恐くなりました(多分、吾輩の方が体力無い…(^^;)。ガンアクション、カーチェイス、バイクアクション、そして生身の追撃…、このシリーズではお馴染みのシークエンスが、『これでもか!』ってくらいにオン・パレード状態で出てきます。“GT-Rの面パト”が出てきただけでも、思わず笑っちゃったんですけど(神奈川県警、どんだけ金持ち(^^:?)、ここに更にあの懐かしの“F-31 金色のレパード”まで復活した日にゃあ、もお吾輩心の中で納まらず思わず『おおお~!!』と声を発してしまいました。凄げえ~!走ってる~(^^;(あ、でもホントにただ走っただけで終わっちゃったんですけどね…(爆)。
 主役のお2人は、老いて益々盛んて感じで全然大丈夫だったんですが、周りの皆さんが…、特に小林稔侍さん演じる県警本部長・深町と木の実ナナさん演じる元港署長・松村が県警内部で話しているシーンは、もお“おじいちゃんとおばあちゃんの縁側トーク状態”でした。まあ御歳72歳と69歳のお2人ですから仕方ないとは思いますが、こんなに老けておられましたかね~?って思っちゃうくらい、これはヤバイやろう~て感じでした。そして何より、シリーズ開始当初まだ25,6歳ってとこだった薫役の浅野温子さんがエライことになってます。最近の温子さんしか知らない若い人達がご覧になったら、恐らく『何でこんなことになってるの??』って理解不能状態に陥られるんじゃないかと想像しますが、我々世代が見ると『うん、これでイイのだ!!』って思っちゃいます。最後まで薫は薫です。そして出世したとは言え、透も透でした(^^;。主役だけでなく、周りのキャストもず~っと同じってのは、やはり凄いですよ。タカ&ユージより先に定年退職したパパさん(山西道広)や、ナカさん(ベンガル)まで登場して、ホントに大団円ですわ。
 
 お馴染みの面々に対して、悪役を演じた吉川晃司の存在感は、なかなかハンパ無かったっす。“シリーズ最強の悪役”のキャッチに間違いは無かったかと(彼ももお50歳…え?仲村トオルと同い年なんや!)。ただ吾輩が唯一納得出来なかった点は…、『何で菜々緒なんよ~??』


 「さらば あぶない刑事」は、ただいま全国ロードショー公開中です。伝説のシリーズの最終章を、あなたも是非!映画館でご覧ください。ホントに終わるのか??

~追記~
 ホントに、今の若い人達向けには作られてません(爆)!ご覧になる際には、その辺は割り切ってご覧ください(^^;。

映画『さらば あぶない刑事』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2016-02-02 23:42 | 映画評 日本映画 さ行 | Trackback(12) | Comments(1)
[ザ・ウォーク] ブログ村キーワード
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 1974年、当時世界で最も高い建物だったNYのワールドトレードセンターに、1本のワイヤーを張り、その上を歩いて渡った男がいた。男の名はフィリップ・プティ「ザ・ウォーク」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。最初に言っておきますけど、高所恐怖症の人は絶対見たらアカ~ン!!


 故郷のフランスの町にやって来たサーカス団。その綱渡りの演技に魅了された少年フィリップ・プティは、自分で木と木の間にロープを張り、独学で綱渡りを始める。やがてサーカス団の門を叩いたプティは、座長のルディ(ベン・キングズレー)によって厳しく仕込まれていく。しかし成長し、自らを“アーティスト”と思い込むようになったプディ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、観客を喜ばせることを第一に考えるルディと対立し、決別。その後パリに出たプティは、街角で綱渡りを披露する大道芸人となり、やはり街角で弾き語りをして稼いでいた美学生・アニー(シャルロット・ルボン)と知り合う。或る日通っていた歯医者の待合室でNYに建設中のツインタワー・ビル“ワールドトレードセンター”の広告を見たプティは、このツインタワーの間にワイヤーを掛けて歩くという危険極まりない“夢”を思いつく…。


 フィリップ・プティは実在の人物で、現在もご健在です。で、この“バカげた”“狂ってる”としか思えない“ワールドトレードセンターの綱渡り”も、もちろん実話です。プティの物語は2008年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した「マン・オン・ワイヤー」でも描かれていますが、今回はプティがワールドトレードセンターを若干25歳で制覇するまでの半生を描いています。
 CMや予告編で散々『ヤバい』とか『狂った世界』とか煽ってますが、これはもおハッキリ言って“バカ!”です。いやもお最上級の敬意を込めて、特上の褒め言葉として申し上げましょう“大バカ者!”の為せる業です。高さ411m、距離42.67m、ワイヤーの直径2.2cm、命綱なし…。この状況を聞いただけで、如何にトンでもないかがお解りになれますよね?映画のクライマックスでは、スクリーンにその状況の映像が延々と映し出されますが、吾輩とにかくず~っと手に汗握りっぱなしでした。実話ですから結末はわかってる(成功しますわ(^^;)んですが、それでもドキドキしますし、渡りきったら終わり…と思っていたら何の何の!プティは片道だけでは飽き足らず、ワイヤーの上で『あ~んなことや、こ~んなこと』もやってしまうのです。もう一度敬意を込めて言います“大バカ者!”です(^^;。

 基本的に吾輩“3D”はあんまり好きじゃない(映像がどうしても暗く感じてしまう。眼鏡が鬱陶しいetc,etc…)んですが、この映画は絶対“3D”でご覧ください!これまでの“3D”と言えば、どちらかと言うと映像がスクリーンから飛び出してくるというイメージがありますが、この映画の“3D”は出てくると言うよりむしろ奥行きが感じられる映像になっていまして、それが上空から地面を映し出した映像ですから“奥行き=高さ”となっておりまして、トンでもない迫力の映像に仕上がっています。今回吾輩はこちらのシネコンIMAXで見させていただいた(実は初体験!)んですが、もおトンでも凄かったです!あんなんホンマにあきませんて!上手に説明できませんが、とにかく凄かった!!こんなトンでもない映像の映画を作ったのは、ご存知映像の魔術師ロバート・ゼメキス!不可能と思える“ヤバい”挑戦を、正にこれまでに見たことのないような脅威の映像化に成功しております。スゴイです!ホントにこの人、どこまで追求していくんでしょう?映像の限界を。

 主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットは、本物のフィリップ・プティに綱渡りの手解きを受けたそうです。8日間ぶっ通しでマンツーマンの指導を受けた結果、2mの高さのワイヤーは渡れるようになったんだそうです。2mとバカにするなかれ!常人には凄いことだと思いますよ。少なくとも吾輩は出来ませんて(^^;。それからプティの相手役のアニーを演じているシャルロット・ルボン嬢が、とってもキュートで魅力的!このところ色んな映画に出演してまして、今売り出し中ですね。吾輩の最近の“推し!”でございます。今後ますます期待の女優さんです。チェックしておいて損はないと思います。


 「ザ・ウォーク」は、1月23日(土)~全国ロードショーです。凄まじい映像のオン・パレードを、あなたも是非!映画館で“3D”でご覧ください。但し、高所恐怖症の方は、見ちゃダメ!ど~しても見たいなら、本当にくれぐれもご注意を!はい、ちゃんと忠告しましたよ~(^^;。


映画『ザ・ウォーク』 - シネマトゥデイ

ザ・ウォーク@ぴあ映画生活



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# by mori2fm | 2016-01-21 22:54 | 映画評 外国映画 サ行 | Trackback(32) | Comments(4)
[日本インターネット映画大賞] ブログ村キーワード
 “日本インターネット映画大賞”。日本映画も行くよ~!こちらも作品賞は昨年末のマイ・ランキングを流用いたします。



[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾1回の鑑賞料金(通常、3D作品、字幕、オムニバス等)で1作品
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾各部門賞に投票できるのは個人のみ
◾ニューフェイスブレイク賞は俳優か女優個人のみ
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
-----------------------------------------------------------------

『 日本映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
  「海街diary」  10点
  「娚の一生」  8点
  「ピース オブ ケイク」  6点
  「日本のいちばん長い日」  4点
  「味園ユニバース」  2点
 【コメント】
 『上位にはキレイな女優さんの映画が並びました…。あ、それだけで選んだんじゃ決してないですよ!イイ映画でしたよ。どれも!(汗)』
-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [是枝裕和] (「海街diary」)
 【コメント】
 『もおね、映画を撮られる度に評価が上っていきますよね』

【主演男優賞】
   [渋谷すばる] (「味園ユニバース」)
 【コメント】
 『圧倒的な歌唱力が、この映画を輝かせてました』

【主演女優賞】
   [多部未華子] (「ピース オブ ケイク」)
 【コメント】
 『多部ちゃん、立派に“女”になりました』

【助演男優賞】
   [本木雅弘] (「日本のいちばん長い日」)
 【コメント】
 『昭和天皇を繊細に見事に演じられたと思います』

【助演女優賞】
   [吉田羊] (映画「ビリギャル」
 【コメント】
 『去年はブレイクでしたね~。その中でもこの映画の羊さんは良かった!』

【ニューフェイスブレイク賞】
   [吉岡里帆] (「明烏 あけがらす」
 【コメント】
 『作中、同一人物とは思えんくらいの変わりっぷり。これから期待大!』

【音楽賞】
  「くちびるに歌を」
 【コメント】
 『歌で泣かされました』
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【私が選ぶ○×賞】
   [私が選ぶ『カントク!やりすぎですよ!!』賞] (園子温
 【コメント】
 『「リアル鬼ごっこ」に、映画「みんな!エスパーだよ!」…カントク!どこまで行っちゃうの??』
-----------------------------------------------------------------
 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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はい、間に合いました。結果発表は2月6日だそうです。さて、どんな風になりますやら…?



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# by mori2fm | 2016-01-19 22:58 | ランキング | Trackback(1) | Comments(1)
[日本インターネット映画大賞] ブログ村キーワード
 今年も“日本インターネット映画大賞”に投票させていただきます。気が付けば締め切り(21日)間近です。いつもギリギリにならんと動けんのは、毎年のことですな(^^;。因みに作品賞はこれも毎年のことですが、昨年末のマイ・ランキングを流用いたします。



[作品賞投票ルール(抄)]
◾選出作品は3作品以上10作品まで
◾1回の鑑賞料金(通常、3D作品、字幕、オムニバス等)で1作品
◾持ち点合計は30点
◾1作品に投票できる最大点数は10点まで
◾各部門賞に投票できるのは個人のみ
◾ニューフェイスブレイク賞は俳優か女優個人のみ
◾音楽賞は作品名で投票
◾以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効
-----------------------------------------------------------------

『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)
 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」  10点
 「はじまりのうた」  8点
 「セッション」  6点
 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」  4点
 「キングスマン」  2点
  
【コメント】
 『今回も上位はHappyな映画が占めました。年々疲れてきてるのかなあ?吾輩…』
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【監督賞】              作品名
   [ジョージ・ミラー] (「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
 【コメント】
 『前作から30年…。まさかホントに、こんなの作っちゃうとは…』

【主演男優賞】
   [ブラッドリー・クーパー] (「アメリカン・スナイパー」
 【コメント】
 『なりきってましたよね。最初見たとき、誰かわかりませんでしたから』

【主演女優賞】
   [ロザムンド・パイク](「ゴーン・ガール」
 【コメント】
 『今までのイメージを吹っ飛ばす!恐かったよ~』

【助演男優賞】
   [ロビン・ウィリアムズ] (「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」
 【コメント】
 『お別れです。去年イチバン哀しいお別れでした』

【助演女優賞】
   [クロエ・グレース・モレッツ] (「アクトレス~女たちの舞台~」
 【コメント】
 『すごくイヤな女の役を、とっても上手に演じていました』

【ニューフェイスブレイク賞】
   [ヨ=ランディ・ヴィッサー] (「チャッピー」
 【コメント】
 『ニューフェイスでイイよね?イイでしょ!』

【音楽賞】
  「ピッチ・パーフェクト」
 【コメント】
 『こちらは「2」もセットで。とにかく楽しくてノリノリでしたわ』

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【私が選ぶ○×賞】
   [私が選ぶ『ゲスの極み大賞』] (「ナイトクローラー」
 【コメント】
 『はい、ゲッス~!(^^;』

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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こんな感じです。さあ、結果はどうなりますでしょうか?日本映画へ続く!


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# by mori2fm | 2016-01-19 21:47 | ランキング | Trackback | Comments(0)
[ブリッジ・オブ・スパイ] ブログ村キーワード
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 “監督 スティーヴン・スピルバーグ”“主演 トム・ハンクス”“脚本 イーサンジョエルのコーエン兄弟”。各部門でそれぞれ2度のアカデミー賞に輝く彼等が集結した、或る意味夢のような映画「ブリッジ・オブ・スパイ」(20世紀フォックス)。米ソ冷戦下に於ける世界戦争の危機回避を担ったごく普通の、しかし強い正義感を持った男の実話を基にした物語です。

 
 アメリカとソビエトが冷戦状態にあった1957年。ニューヨーク在住のルドルフ・アベル(マーク・ライランス)という男が、ソビエトのスパイとして逮捕される。アベルを裁判で弁護する国選弁護人に選ばれたのは、ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)。優秀な弁護士であるドノヴァンは、敵国の人間を弁護することに躊躇しつつも、『どんな人間にも等しく公平な裁判を受ける権利がある』という正義の原則を貫くため、アベルの弁護を引き受ける。その裁判の過程で接しているうちに、ドノヴァンとアベルの間には、互いへの理解と尊敬が芽生えていく。果たして死刑が確実と思われていた、アベルの判決は?そして、この2人の出会いが、後に米ソ冷戦の最中に起きる或る重大事件の解決のカギへとつながっていく…。


 アベルを演じているのは、イギリス出身の名舞台俳優マーク・ライランス。彼は本作の演技で、今幾つかの映画賞の助演男優賞を受賞しています。アカデミー賞の有力候補の1人とも言って間違いないでしょう。確かに見た感じは、どこにでもいるごく普通の初老の男なんですが、スクリーンに映る何とも説明のつかないる“圧倒的な存在感”は、ライランスが舞台で培ってきたキャリアから滲み出てくる物なんだと思います。それに対峙する形のトム・ハンクスは、典型的な“善良な普通のアメリカ人”というキャラの役を、今回も非常に上手く演じています。こういう役を演じさせると、恐らく今のハリウッドでは、彼の右に出る人はいないのではないでしょうか?もお、ホントに“名優”が板に付いちゃいましたよね?先日TVでたまたま、トムの初期の出演作である「スプラッシュ」(この映画、吾輩は大好き!でございます)を見たんですが、当時誰がトム・ハンクスの今の姿を想像出来たでしょう?また久しぶりにハジケてズッこける役とか、究極の悪役なんかを演じるトムの姿を見てみたいなんて思うのは、吾輩だけですかね??

 スピルバーグお得意の“歴史の暗部に光を当てる”という作業に、コーエン兄弟による緻密で練られた脚本が重なり、非常に重厚な映画になっていますが、エンタテインメント作品としても一級品の出来映えだと思います。2時間22分というなかなか長尺な上映時間になっていますが、決して長いとは感じませんでした。特に世界戦争勃発の危機を、未然に回避しようと奔走するドノヴァンの姿や、その交渉過程。一枚岩のように思われていた旧社会主義国家が、裏では国家間で激烈な主導権争いを繰り広げていた(本作で描かれているのは、ソビエトと東ドイツ)様などは、見ていてスリリング(さすがに時代が時代なので、スピーディーさには欠けますが)で、飽きることなく惹き込まれました。さすが、チーム・スピルバーグ!磐石のお仕事でございますね。


 「ブリッジ・オブ・スパイ」は、明日1月8日(金)~全国ロードショーです。1歩間違えば滅亡していたかも知れない世界を、未然に救った“普通の男”の物語をあなたも是非!映画館でご覧ください。


映画『ブリッジ・オブ・スパイ』 - シネマトゥデイ


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# by mori2fm | 2016-01-07 22:59 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(39) | Comments(8)
 う~ん、相変わらず更新できておりませんね。言い訳でけしまへん!ホントすみませんm(_ _)m。でも、やっぱりこれだけはやらせていただきます。だって年越せませんから。今年は何と!125本もの映画を、映画館・試写室で観ることが出来ました(除くTV、DVD鑑賞)。人生史上最多更新!でございます。で、とりあえず恒例の“マイ・シネマ・ランキング”。今年も殆んどUP出来てませんので、UPしていなかった映画には、一言コメントを添えておきたいと思います。
 ランキングの方は、例年通り吾輩が『良かった!』と思った映画を、日本映画・外国映画それぞれ5本ずつ選んでみました。で、これも例年通りですが、現在公開中の「007 スペクター」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」なんかは、お正月映画ということで、来年まわしに。そして今年のお正月映画(2014.12月~公開)を入れさせてもらいます。


 では、日本映画から…
・第5位は「味園ユニバース」
・第4位は「日本のいちばん長い日」→戦後70年。こういう映画は、やはり見ておかないと。
・第3位は「ピース オブ ケイク」多部ちゃんが大人の女優さんになっちゃいました!
・第2位は「娚の一生」→かなりエロかったですが、エロいだけではなく、非常にイイ映画でした。

・そして第1位は「海街diary」でございます!今年はコレです!美人4姉妹に、是枝カントク。日本の良心のような映画でした!
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 続いては外国映画…
・第5位は「キングスマン」コリン・ファースの、これまでに見たことのないハジケっぷり!凄かった…。
・第4位は「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
・第3位は「セッション」→“血まみれスポ魂ドラマー映画”。いやあ、音楽って怖い(^^;!
・第2位は「はじまりのうた」キーラがとってもキュート!いやあ、音楽ってイイですね~(うん(^^;?)!

・そして第1位は「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」でございます!ここ最近では最高にHappy!になれる映画。いやあ良かった!こんなに見終わって清々しかったのは久しぶりだったような気がします。なので、1位!
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 今年はこんな感じです。毎度おなじみ独断と偏見のランキングです。皆様のとは全然違うかも?いや、違うでしょう!でも批判、非難、脅迫(?)などは、今年もど~かご勘弁ください(^^;。あ、ご意見は幾らでもいただきます!

 本年もお世話になりました!来年も、良き1年でありますように。そしてまた素晴らしい映画に出会えることを願い、来る年を祝いたいと思います。皆様、来年もよろしくお願いいたします!


 因みに過去のランキングはコチラ→2014年2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年


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# by mori2fm | 2015-12-31 22:56 | ランキング | Trackback(40) | Comments(18)
[007スペクター] ブログ村キーワード
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 ダニエル・クレイグ、4度目のボンドに。挑むのは過去最大の敵?!「007 スペクター」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。シリーズ最大の興奮を引っさげて、いよいよ日本上陸です。でも、いつも思うのですが…、何で日本公開は遅いのさ!


 “死者の日”の祭で賑わうメキシコシティに現れたボンド(ダニエル・クレイグ)は、大立回りの末に標的の男を始末する。その件をM(レイフ・ファインズ)に叱責されるボンドだったが、“スカイフォール”で焼け残った写真を届けにきたマネーペニー(ナオミ・ハリス)に、それが亡き先代M(ジュディ・デンチ)からの指令だったことを明かす。更に指令に従い、標的だった男の葬式に参列するためローマへ飛んだボンドは、その未亡人ルチア(モニカ・ベルッチ)から、ある組織が会議を開くことを聞き出す。そしてその会場へ潜入したボンドは、組織の首領であるオーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)から突然、声を掛けられる…。

 “スペクター”とは、かつての007シリーズに、ボンドと敵対する悪の犯罪組織として登場していました。でも大人の事情(権利問題とか色々ややこしい(>_<)により、長きに亘りシリーズからその姿は消え去ってしまっていたのですが、今回満を持してのカムバック!さあ、そうなると果たしてどういう位置づけで登場するのか?何せかつてのシリーズのボンドと、ダニエル・クレイグが演じることになってからのボンドとは別人(設定が一度完全にリセットされてます)ですので、どんな感じで出てくるのか?世界征服を企てるのか?やっぱりプロフェルド(昔のスペクターで首領を務めた、ボンドの宿敵)は出てくるのか??という疑問の数々を抱えて、ワクワクしながら見させていただきましたが…、まあ何とも上手に練られたストーリー!その辺りの“?”を見事にまとめ上げています。あまり言ってしまうと“ネタバレ!”になってしまうので(今回、配給さんからは特に“緘口令”は敷かれてないので、どこまで言っていいのかは自己判断になるのですが…、逆に難しいですわ!!)、言わない方がいいと思うのですが、とりあえずオープニングの“ガンバレル”には『おお~!!』と思わず声を上げてしまいましたし、その後何気にメキシコのシーンを見ていたんですが、ふと途中で『あれ、これってワンカット?ええ~!スッゴイ長廻しやんか~!!』と気付いて更に興奮!いやあ、凄い!オープニングで鷲掴み。もお鳥肌モンです。あとのストーリー展開は、ある程度の事前予想は当たっています。ええ、アレがああなって、あの人が実はこうで、こんな風になって…(^^;。
 ボンド役4作目となったダニエル・クレイグ。彼が登板してからのボンドは、リアル&シリアスに徹してきて、世界中で大ヒットを記録してきました。その反面『従来の007シリーズが持っていた“いい意味でのユルさ”が消え去ってしまったのは残念だなあ~』と、吾輩常々申してきたのですが…、今回結構ユルいです(^^;!ダニエルもようやく余裕が出てきたというか、随所にクスリとさせるユーモアが盛り込まれていて、吾輩的には非常に嬉しい出来に仕上がっております。あ、それでもシリアスはシリアスですよ!そしてそのダニエル=ボンドに対峙するクリストフ・ヴァルツの圧倒的な存在感!何なのでしょうね!この人のスクリーンから滲み出てくる“カリスマ・オーラ”は?もおボンドがタジタジになってるのが、よ~くわかります。さすが2回もオスカー獲ってるだけのことはあります。何ならこの演技でもう1回獲れるんじゃないでしょうか?その位、圧巻でございました。
 あと今回メインのボンド・ガールであるレア・セドゥ演じる“マドレーヌ・スワン”(何ちゅう美味しそうな名前や(^^;)嬢は、実はかつてボンドを窮地に陥れたある敵キャラの娘という設定で登場するのですが、それって前作「スカイフォール」だけじゃなく、「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」からも話がず~っと繋がってるってことやんか!どんだけ壮大なのさ!って、思わず突っ込んじゃいましたよ。でも、それら全てを繋げても破綻することなく、むしろキチンとまとめ上げているってのには、ハッキリ言って脱帽です。はい、もお大満足!!

 とは言うものの、大満足だけにツッコミたくなる、『惜しいな~!』って思わせる箇所も結構ございまして…、

①“史上最高齢ボンド・ガール”と、話題のモニカ・ベルッチの使われ方があまりにもモッタイナイ!『へ?あれで終わり??』ってツッコンじゃいました。
②アストン・マーチンも無駄使い!凄まじいカー・チェイスやらかした挙句の最期があんなのでは…、何とも モッタイナイ!まあ、過去のシリーズでも最新鋭高級車をアッサリとオシャカにしてきてはいましたので、伝統っちゃ~伝統なんですが…(^^;。
③スペクター、出てきましたよ。悪の組織として出てきました…が!そもそもの発足目的が、あの作中の描かれ方だとどこまでいっても個人的な恨みが理由じゃございませんか?国際的犯罪組織なのに、それって何か小さくね(^^;?やってることは結構壮大なのに…。
④よく練られた話だとは言いましたが、クライマックスのロンドンに戻ってからのシークエンスは何か“?”が満載でした。特にマドレーヌのあの、前後脈絡のない挙動不審な動きは一体何だったのか?話をムリからややこしくしているようにしか見えませんでした。その結果の上映時間2時間28分(シリーズ史上最長だそうです)は、長い!そこまでがテンポよかっただけに、残念でしたわ。
⑤今回、最も違和感を感じたのは予告編でございました。あれを見てるといかにもボンドがMI6を裏切って、スペクターと通じている…みたいな印象を持ってしまうように作られてました(吾輩はそうだったのですが、皆さん違います?)が、そんなことはないんですね。何であんな内容にしてるんかなあ?まあ公開前の煽りとしては、確かに一役買ってるとは思いますが…etc,etc…。

 ま、こんな感じですかね。でもそれらを差し引いたとしても、充分に満足満腹な1本です。前作「スカイフォール」に続いて登板のサム・メンデス監督、言わずと知れた“オスカー受賞監督”ですが、これで名実共に“007シリーズ監督”としてもキャリアUPされたと思います。思えばかつてのシリーズは同じ監督が結構複数の作品を撮ってますから、サム・メンデスも更に3作、4作と撮っちゃうかもしれませんね。あ、その前にダニエル・クレイグどうするんやろう?一部メディアでは『もお演らない』と言ったとか言わないとか…。吾輩的にはもお少し続けて欲しいんですけどね。せっかく新生MI6も軌道に乗ってきたんですから。

 「007 スペクター」は、明日11月27日~29日まで先行公開の後、12月4日(金)~全国ロードショーです。スパイ映画が豊作だった今年のトリを飾るに相応しい、“本家”ジェームズ・ボンドの活躍を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『007 スペクター』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-11-26 23:34 | 映画評 外国映画 タ行 | Trackback(64) | Comments(10)
[図書館戦争] ブログ村キーワード
 前作から2年半。遂に待望の新作公開!「図書館戦争 THE LAST MISSION」(東宝)。キャスト、スタッフともに再結集。パラレルワールドの日本を舞台に、恋も戦闘もスケールUPして描かれています。


 国家の検閲に対抗し「本を読む自由」を守っている“図書隊”。図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)所属の女性隊員・笠原郁(榮倉奈々)は、鬼教官で上官の堂上篤(岡田准一)の厳しいシゴキに耐えつつ、同じく上官の小牧幹久(田中圭)や同期の狙撃手・手塚光(福士蒼汰)、業務部で情報通の柴崎麻子(栗山千明)らと共に訓練と図書館業務の日々を過ごしていた。或る日、茨城県で開催される自由をテーマにした芸術展に、この世に1冊しかない“自由の象徴”図書隊創設の原典とも言える「図書館法規要覧」が一般展示のため貸し出されることになり、基地指令・仁科(石坂浩二)は、タスクフォースを警備の為に出動させる。しかしこれは図書隊解散を目論む、元隊員で今は文科省官僚の手塚の兄・慧(松坂桃李)が仕掛けた巧妙な罠だった…。


 “本が自由に読めない世界”…実際には起こりそうで、起こりそうもない事象ですが、それが起こるとこんなことになるというのが、絵空事ではなく、相当リアルに感じさせられます。これは前作から通して言えることですが、図書隊の隊員たちの“普通の日常”をキチンと描いているからこそ、それに対比する戦闘シーンなども“起こりうること”として、よりリアルに感じられるのだと思います。で、前述しましたが今回は前作に増してすべてがスケールUP!“SF”=近未来、架空の元号を使う日本が舞台。益々厳しくなる検閲!追い詰められていく図書隊!“ミリタリー・アクション”=下手な戦争映画が裸足で逃げ出すくらいの迫力満点でリアルな戦闘銃撃シーンの数々。前作でも『一体何発撃ってるのさ?』って思いましたが、今回も“ダダダダ…”“ドドドドド…”“ドッカンドッカン!”撃ちまくってます。図書館の敷地内で!また岡田くんのアクションは益々キレッキレ!“ラブ・ストーリー”=“王子様に恋焦がれる女の子”“ツンデレ”“乙女”“男と女”“女心”なんてキーワードが、こちらも前作の2割り増し(吾輩の勝手な判定(^^;)!そして“コメディ”=堂上&笠原の凸凹コンビのやりとりが、またまた面白い!お馴染み『アホか貴様!』も、モチロン出てきますし今回は何よりも榮倉奈々ちゃんと岡田くんの“身長差”が前にも増して広がっているってシーンが笑わせてくれます(^^;。
 話が話ですので、この独特の世界観に馴染めるかってとこが、この映画を楽しめるかどうかのポイントにはなってくると思います。有川浩 さんの原作未読の吾輩は、それでも前作からすんなりと馴染むことが出来ましたし、今やこの世界観が大好きでございます。まあ原作からハマッておられる方は、もお何をかいわんやでしょうが、そうでない方は、やはり映画の前作はご覧になってないと、さすがにこの話には正直ついていけません。で、先日来映画の前作が地上波で放送され、更にはその前作と本作をつなぐスペシャルドラマも放送されました。ドラマをご覧になった方は、本作を更に深く楽しめると思いますが、見逃された方もご安心を。ドラマの部分がなくても、充分理解は出来ると思いますよ(実は吾輩は、映画の方を先に見ましたので…)。ただ土屋太鳳ちゃんは、ドラマにはメインキャストとして出てきますが、映画ではホンのチョット映る程度の扱いになっていますし、中村蒼 くんに至っては、映画には出てきません(>_<)。キャラクター相関図にはシッカリ書かれてるのに…。何かこの扱いは気の毒だな~。

 『たかが本のために死ねるか?』本作の世界観を真っ向から否定する、これを言ってしまうと実も蓋も無い、それでいて素朴なホントに素朴な疑問が今回のとても重要なテーマとなって描かれています。命を懸けて守る価値のあるもののために、力の限り戦う。このとてもピュアな思いが綴られたストーリーは、見ていて本当に清々しいです。パラレルワールドのお話ではありますが、この“守るために戦う”という思いは、昨今騒がれている“集団的自衛権”などの考え方にも通じているものがあるんじゃないでしょうか?誰も好き好んで戦いたくなんてないんです。増してや相手を傷付けるなんて…。でも、守る価値のあるものが侵されそうな時は、守るために戦う。それは必要なことだと思います。


 「図書館戦争 THE LAST MISSION」は、明日10月10日(土)~全国ロードショーです。“SF戦闘アクション胸キュンラブコメ超大作”を、あなたも是非!映画館でごらんください。

映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-10-09 22:06 | 映画評 日本映画 た行 | Trackback(22) | Comments(4)
[ファンタスティック・フォー] ブログ村キーワード
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 あのマーベル史上最初のヒーロー・チーム、3度目の映画化!「ファンタスティック・フォー」(20世紀フォックス)「アベンジャーズ」「X-MEN」の原点とも言われる作品。原作の発表は、何と!1961年まで遡ります。


 若き天才科学者・リード(マイルズ・テラー)は、小学5年生で物質転送装置を開発。幼馴染のベン(ジェイミー・ベル)と共に更に研究を発展させ、7年後の科学コンテストにその装置を出展。そこでバクスター財団のDr.ストーム(レグ・E・キャシー)からスカウトされたリードは、Dr.の養女・スー(ケイト・マーラ)、実子で息子のジョニー(マイケル・B・ジョーダン)、そして同じ研究をしていたビクター(トビー・ケベル)達と、財団の施設で更に本格的な転送装置を完成させる。その第1回目の実験で、ベンを含めたリード、ジョニー、ビクターの4人は異次元の“プラネット・ゼロ”へ転送されるが、そこでアクシデントが発生。ビクターは行方不明となり、残りの3人は何とか戻ってきたものの、帰還作業を手伝ったスーを含めた全員がプラネット・ゼロの異次元のパワーによって、不思議な能力を身に着けてしまう…。


 4人が身に着けてしまった不思議な能力とは…、
・リード→全身がゴムのように、自由自在に伸び縮み出来るようになる。=“Mr.ファンタステック”
・スー→身体や近くの物体を透明化することが出来、尚且つバリヤーを張ることも可能に。=“インビジブル・ウーマン”
・ジョニー→肉体から炎を発火。その炎を自在に操り、更に飛行することが可能に。=“ヒューマン・トーチ”
・ベン→身長2mの岩の塊のようなクリーチャーに変貌。彼だけが人間の姿に戻れない。=“ザ・シング”
 この4人のユニット名が“ファンタスティック・フォー”でして、今回この映画はこのユニット名の誕生までを描いています。

 実は「ファンタスティック・フォー」は、過去2005年2007年に2度映画化されています。その時はヨアン・グリフィスジェシカ・アルバ(嗚呼、彼女のインビジブル・ウーマンはエロかった~(^^;)、クリス・エヴァンス(おお、キャップ!!)、マイケル・チクリスが“ファンタスティック・フォー”を演じていました。これはこれで吾輩は面白かったのですが、今思うと少々コミカルテイストが強かったような気がします。今回はドラマパートに主眼を当てて、かなりシリアスなテイストの映画に仕上がっています。本作を監督したのは、前作「クロニクル」で超能力を持った少年のドラマを描いたジョシュ・トランク。奇しくも再び超能力絡みのドラマの映像化に挑んでおります。まあ、スタジオからは前作の勢いを買っての大抜擢だったと思いますが、世間的なウケはあまりよろしくないようですね。残念ながら、アメリカではコケちゃったらしいですから…。吾輩的には面白かったとは思うんですが、ドラマに主眼を置いた分、少々展開がまったりしていたような感は否めないかな…と、なのに上映時間1時間40分はコンパクト過ぎる~!!

 でもキャスト、スタッフ共にこれからが期待される“若手”たちによって、“アメコミの古典”とも言える作品が、まったく新しい姿に生まれ変わっているのは、とにかく必見だとは思います。
 
 でもこの映画の何が凄いかって、キャストの中で恐らく世間的に一番顔が差す(=有名な)であろう、ジェイミー・ベルを顔がまったくわからない“ザ・シング”にキャスティングしちゃってるってところです。だって彼が変貌しちゃってからの戦闘シーンなんて、正直申し訳ないのですが『あんたら、誰?』ってレベルの人達だけで成り立たせてましたから…。いくらマイルズ・テラーが前作「セッション」でシゴキまくられたとはいえ、まだまだね~。いやあ或る意味、勇気あるキャスティングだなあ~(^^;。

 「ファンタスティック・フォー」は、明日10月9日(金)~全国ロードショーです。アメコミ発“元祖スーパー戦隊(?)”の新たなる誕生を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 今回スタン・リー出てたかな~?見逃しちゃいましたよ~!

映画『ファンタスティック・フォー』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-10-08 22:02 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(17) | Comments(0)
[黒沢清監督] ブログ村キーワード
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 『世界のクロサワ』と言えば、かつては黒澤明 監督のことだったと思いますが、今やこの方黒沢清 監督も、そんな風に呼ばれるようになってきましたね。その黒沢監督に第68回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 監督賞”をもたらせた本作、「岸辺の旅」(ショウゲート)深津絵里浅野忠信のW主演。意外にも今回が初共演なんだそうです。


 夫・優介(浅野忠信)が失踪して以来、瑞希(深津絵里)は方々を探し続けたが、何の情報も得られないまま3年の月日が流れた。そんな或る日、近所のスーパーで優介の好物だった白玉の材料を手にした瑞希は、その夜キッチンで丁寧に白玉を練って作り出す。するとそこへ現れる優介。驚く瑞希に優介は『俺、富山の海で死んだよ』と告げる。そして瑞希の許に戻るため長い旅をしてきたと話した優介は、自分が旅してきた“きれいな場所”を再び訪れたいと『一緒に来ないか?』と瑞希を誘う。もうひとときも夫と離れたくない。瑞希は優介と旅に出ることを決意する…。

 
 原作は湯本香樹実 さんが2010年に発表した小説。実はこの映画は黒沢監督にとって、初の“ロードムービー”なのです。しかも『死んだ人間が、自らが死んでからの数年間を、生きている妻と共に検証していく』という、一歩間違えると“トンデモ映画”になってしまいそうな設定を、死を超越した“夫婦の愛”を変に奇をてらわず真正面から捉えることで、淡々とした中にもとても強く、それでいて優しい人間の本質を描き出すことに成功しています。また、昔ながらの大衆食堂や商店街、山間の農村やタイトルにもある岸辺など、“日本の原風景”とも言えるどこか懐かしい風景のロケーションが、見ている我々日本人の心に深く語り掛けてくる…、そんな気がしました。黒沢清監督作品としては初めてのシネマスコープサイズの映像も、それらの印象を強くするのに、効果的だったと思われます。

 深津絵里、浅野忠信のご両人は、それぞれとても上手に3年間離れていた夫婦を絶妙な距離感で演じています。ホントにお2人とも日本を代表する俳優さんになられましたね~。それから旅の途中で夫婦が出会う人々を小松政夫柄本明蒼井優といった面々がイイ味出して演じて、脇を固めています。特に蒼井優ちゃん!この映画は日本の原風景をバックに描いた正に“ファンタジー”のような映画ではあるのですが、作中には男女の下世話なお話もキチンと描かれておりまして、それに絡んだシーンで深津絵里さんと対峙する蒼井優ちゃんの演技は、時間にしてごくごく短い登場にも関わらず、強烈なインパクトを残してくれます。いやあ~、女性って本当に恐いですね~(^^;。

 「岸辺の旅」は、10月1日(木) 映画サービスデーから全国ロードショーです。失われた時を巡り、『さようなら』を言うための旅をする夫婦の“愛の物語”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『岸辺の旅』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-09-24 22:31 | 映画評 日本映画 か行 | Trackback(14) | Comments(0)
[みんな!エスパーだよ!] ブログ村キーワード
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 何と!まさかの映画化!!「映画 みんな!エスパーだよ!」(GAGA)。こらあ~!園子温!!あんた、なんぼなんでも好きなことやり過ぎやわ!!でもいいぞ~!もっとやれ~(^^;!!


 愛知県東三河に住む、童貞で何の取り柄も無い平凡な高校2年生、鴨川嘉郎(染谷将太)。今日も同じクラスの憧れの人・浅見紗英(真野恵里菜)のことを思い浮かべてオ〇ニーに耽っていた所、突然宇宙からの謎の光を浴びてしまう。その夜を境に嘉郎は、人の心の声が聞こえるテレパシー能力に目覚めてしまう。そんな嘉郎の前に、紗英の父で超能力研究者の浅見教授(安田顕)と助手の秋山(神楽坂恵)が現れ、嘉郎以外にも幼馴染の平野美由紀(池田エライザ)や、行きつけの喫茶店のマスター・輝さん(マキタスポーツ)達もエスパーとして目覚めたことを知らされる。やがて集められた嘉郎達エスパーを前に、教授は衝撃の告白を始める…。

 深夜ドラマの映画化ですが、ドラマの続きではなく映画化に際してもう一度一からリセットされてますので、映画から初めて見る人でも、何ら問題なく普通に見ることが出来ます。で、↑上記のようなお話が展開するのですが…、もお話の筋なんてどうでもイイ!ただもおエロ、エロ、エロ~のオンパレード!男子高校生の頭の中が、そのまんまスクリーンに映し出されたみたいなとにかくエロ満開!の映画でございます。映像的に具体的に言うとパンチラ!パンチラ!パンチラ!のテンコ盛り!もお観終わった後、これしか頭に残りません(^^;。特に真野恵里菜ちゃん、池田エライザちゃんといったカワイイ女の子たちの“純白パンチラ”が合法的に拝めるなんて…、いやあ~いい時代になったモンです(^^;。
 エロしか残らんと言いましたが、ドラマでは何とギャラクシー賞の奨励賞なんかも獲っちゃってるんですよ(何で??(^^;)。やはりそこは“園子温”という名前が物を言ってるんですかね?国際的に評価されている園監督が、こんな過激なエロ映像を撮ってしまうんですよ。名声さえいただいてしまえば、あとは好きなことが出来るっていう正に典型ですよね?いや決して悪く言ってるつもりは無いのです。ただ吾輩はドラマも見てましたから、どの程度エロいかなんてのは知っておりましたが、恐らくそんな予備知識もなく、“監督・園子温、主演・染谷将太”ってことぐらいしか知らずに見に来られたであろう、そこそこ年配の女性の方なんかは、試写室からほぼ放心状態のような顔で出てこられましたから…(^^;、ね?やりすぎやでホンマに!

 主要キャスト陣の中でも、マキタスポーツ&ヤスケン。それに“全裸テレポテーション”を演じた深水元基 さんは最高でした!特に深水元基!あの「新宿スワン」と同一人物には、絶対見えへんわ!
 主題歌・岡村靖幸!脇を固める女性陣にグラドル今野杏南星名美津紀篠崎愛冨手麻妙etc,etc…。何、この無駄に贅沢な顔ぶれ…(^^;。

 「映画 みんな!エスパーだよ!」は、明日4日(金)~全国ロードショーです。とにかく、きれいなきれいな“純白パンチラ”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 染谷君が眼鏡をズリ上げるたびに、彼の右手が“ミギー”にならないかとドキドキしてました(違)。


映画『映画 みんな!エスパーだよ!』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-09-03 23:33 | 映画評 日本映画 あ行 | Trackback(11) | Comments(2)
[パックマン] ブログ村キーワード
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 80年代の懐かしゲーム・キャラ達が、地球を侵略??「ピクセル」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。吾輩世代には、とても懐かしいゲーム・キャラがテンコ盛り!若い人達には、わっかんないかなあ~??


 1982年、ゲーム少年のサムは、ゲーム大会の決勝戦に進出するも“ドンキーコング”で惜しくも敗退。このときの映像を、NASAが友好のメッセージとして宇宙へ向けて発信していた。それから30数年、家電の配線工となったサム(アダム・サンドラー)は、かつてのゲーム友達で今や大統領となった親友のウィル(ケヴィン・ジェームズ)からホワイトハウスへ呼び出される。そこで、正体不明の謎の敵に襲撃されるグアムの基地の映像を見せられたサムは、敵の正体が子供の頃に大流行したゲーム“ギャラガ”であることに気付く。しかしパッテン中佐(ミシェル・モナハン)をはじめとした軍人たちは、“オタク中年”の意見になど耳を貸そうとしない。ホワイトハウスを追い出されたサムは、昔のゲーム友達・ラドロー(ジョシュ・ギャッド)と再会。陰謀論者のラドローは、30数年前に宇宙へ送られたゲーム映像のメッセージを“宣戦布告”と勘違いしたエイリアンが、ゲーム・キャラを実体化して攻撃してきたのだとサムに告げる…。

 何とも奇想天外なストーリー!誰がこんなの思いつくんだろう?と思うんですが、これがまた実に面白い!「ギャラガ」「スペースインベーダー」「ドンキーコング」そして「パックマン」と、ほんと吾輩のようなアラフィフ世代にとっては、ど真ん中でございますからホントに楽しめました。懐かしの8ビットのゲーム・キャラが、あのカクカクとした質感とピコピコという音と共に、スクリーンで暴れ回ります。まるで、映画を観ながらゲームをしているような錯覚に陥りますよ。そしてそれを迎え撃つのは軍隊なんぞではなく、かつてのゲーム王者…そう、今ではただの“オタク中年”。見た感じまったく冴えない彼らに世界の命運は託されてしまうのです。正に“2015年 オタクが地球を救う?!”ですよ(^^;。戦い方も面白いです。新型の光線銃で撃ちまくったり(あのボディで、あんなに撃ったらすぐに弾切れになると思うんやけどな…(^^;)、巨大化したパックマン相手(そう、パックマンが敵なんです!)には、車(MINI)で対抗したりと、さながら等身大ゲームで遊んでるような感じです。とにかく衝撃的な映像は若い人達にも充分楽しんでもらえると思いますわ。

 この衝撃の映像世界を作り出したのはクリス・コロンバス監督。ああ、よ~くわかる!この人こういうの好きそうやモンね(^^;、絶対!またサムを演じたアダム・サンドラーは、こういう役(ちょっとトボケた感じだけど、根はしっかりしてる)を演じさせると上手いですね。過去には結構おバカな役でブレークしてましたが、こういう役の方が見ていて好感が持てます。

 この映画化にあたっては、任天堂セガナムコソニ-といった日本の有名ゲーム会社が、会社間の垣根を越えて協力したんだそうです。だからクライマックスのシーンでは、『どんだけ?!』ってくらいキャラが出てきます。もお、楽しい~(^^;!更に「パックマン」の生みの親として知られる岩谷徹教授も登場。演じているのはデニス・アキヤマという俳優なんですが、実は別のシーンで岩谷教授自身もホンの一瞬出演されています。こんなお遊び心も楽しいですね。

 「ピクセル」は、9月12日(土)~全国ロードショーです。中年オタクは世界をピコピコから救えるか?アトラクション感満載の衝撃映像を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

映画『ピクセル』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-09-03 21:34 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(25) | Comments(2)
[リース・ウィザースプーン] ブログ村キーワード
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 「わたしに会うまでの1600キロ」(20世紀フォックス)。原題は「Wild」。今年のアカデミー賞でリース・ウィザースプーンローラ・ダーンが、それぞれ主演女優賞と助演女優賞にWノミネートされて話題になりましたが、邦題があまりに違いすぎるので、最初何の映画かわかりませんでした(^^;。しかし、この邦題は映画の内容を非常に的確に表現しています。

 愛する母・ボビー(ローラ・ダーン)を若くして亡くしたシェリル(リース・ウィザースプーン)は、その悲しみに耐えられず優しい夫も裏切り、薬と見知らぬ男に溺れる“最低の日々”を送っていた。やがて結婚生活も破綻。ようやく今のままではいけないと気付いたシェリルは、母がいた頃の誇りに思ってくれていた自分を、物書きになる夢を抱いていた頃の強い自分を取り戻す為に、ふと目に留まった“パシフィック・クレスト・トレイル”のガイドブックを見て、衝動的に歩くことを決める。しかし、それはシェリルの想像をはるかに超えた過酷な旅の始まりだった…。

 原作は女性ベストセラー作家シェリル・ストレイドの自叙伝です。映画の中でシェリルが挑戦する“パシフィック・クレスト・トレイル”とは、アメリカの長距離自然歩道のことで、メキシコ国境からカナダ国境までの西海岸を南北に縦走。総延長は何と!4,260キロにも及ぶんだそうです。シェリルが踏破したのは、このうちの1,600キロですが、それでも充分に過酷でした。何故ならシェリルは、まったく訓練もせずズブの素人のままでトレイルに挑んだのです。ハッキリ言って無茶、無謀です。『荷物を詰めすぎ…』『靴が合わない…』挙句に『靴を無くす…』もお無茶、無謀のオン・パレード。歩き始めてすぐに『バカな事をした…』と悔やむシェリルですが、それでも失った“自己”を取り戻す為に、3ヶ月を掛けて大自然を踏破していきます。大の男でもリタイアする行程を…。
 リース・ウィザースプーンは今回まさに“体当たり”で主人公・シェリルを熱演しています。これまでどちらかと言えば、優等生的なアイドル女優といった印象の強かった彼女(だって「キューティ・ブロンド」ですよ!)ですが、本作では複数の男性との大胆なベッドシーンに挑むなど、これまで見せたことのないような、まさに「Wild」な一面をスクリーンに晒しています。大人の、演技派の女優として、着実にステップアップをしています。そんな彼女の姿は必見です。過去にオスカー獲ってますが、あの頃よりも更にイイ女優さんになっていますよ!

 監督は前作「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で、主演男優助演男優にオスカーをもたらしたジャン=マルク・ヴァレ。アメリカの広大な自然とそれに挑む1人の女性の姿を、淡々とそれでいて何とも感動的に撮りあげています。

 「わたしに会うまでの1600キロ」は、明日28日金曜日~全国ロードショーです。“究極の自分探し”に挑む1人の女性の姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。


映画『わたしに会うまでの1600キロ』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-08-27 22:30 | 映画評 外国映画 ワ行 | Trackback(10) | Comments(0)
[チャッピー] ブログ村キーワード
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 「第9地区」で、ド肝を抜く監督デビューを飾ったニール・ブロムカンプの監督最新作。「チャッピー」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。『人工知能“AI”は、愛に目覚めるか?』今回も、なかなか刺激的な映画に仕上がっていますよ。


 2016年、南アフリカ・ヨハネスブルグ。治安の悪化に手を焼く警察は、兵器企業テトラバール社から警察ロボットを導入し、絶大なる効果を挙げる。ロボットの開発責任者であるディオン(デーヴ・パテル)は、次なる段階としてロボットに自ら“感じ”“考え”“成長する”人工知能「AI」を搭載しようとするが、上司のミシェル(シガニー・ウィーヴァー)却下され、やむなく廃棄寸前のロボットで秘かに実験を試みる。ところがロボットの搬送中、ギャングのニンジャ(ニンジャ)とヨーランディ(ヨーランディ・ヴィッサー)にロボット共々誘拐されてしまうディオン。ギャングの指示で起動させたAIを搭載したロボットは、生まれたての赤ん坊のように、言葉も理解できず怯えるばかり。そんなロボットをヨーランディは“チャッピー”と名付け愛情を注いでいく。やがてチャッピーはディオンの想定を遥かに超えた成長を遂げていくのだが、バッテリーの残量からその寿命はあと5日ということが発覚する…。


 “ギャングのパパとママに育てられる武装ロボット”言葉を覚え、ハイタッチをして、銃をブッ放して、犯罪行為もやっちゃいます(但し、チャッピーは悪いことだとは認識していないんですが)。ママである女ギャングのヨーランディは、純粋無垢なチャッピーに対して最初から惜しみない愛情を注ぎますが、当初はロボットを利用することしか考えていなかったニンジャでさえ、チャッピーと日々接するうちに段々と“父性”に目覚めていきます。この育ての親とも言えるギャング2人に、生みの親であるディオンを絡めた、これはある意味まさに“究極の家族ドラマ”でございます。加速度的に成長を続けるチャッピーには“5日間の寿命”という現実が重く圧し掛かってきて、『死にたくない』と強く思うようになります。この思いがやがて悲劇的な結末を呼び、そしてその先に何とも衝撃的なラストが用意されています。これは本当に衝撃的です。詳しくはお話できませんが、あなたがご覧になったら、どんな風に感じられるでしょうか?でも吾輩はツッコンじゃいました…『え?USB1本でいいの?!』…って(爆)。

 『どうやって撮ったのさ?』って言いたくなるチャッピーの動きは、モーショオンキャプチャやCGを駆使して、撮り上げられました。モーションキャプチャと言えば、アンディ・サーキスを思い浮かべがちですが、今回は監督の盟友でもあるシャールト・コプリーがその任に就き、チャッピーに生命を吹き込み、とんでもない映像に仕上がっています。特にチャッピーと巨大メカとの戦闘シーンは、日本のロボットアニメを彷彿させ、まさに『圧巻!』の一言でございます。
 本作にはあのヒュー・ジャックマンも出演しておりますが、今回は悪役です。前髪パッツンのダサい髪形で、ワルい奴を楽しげに演じています。こんなヒューは、なかなかお目に掛かれないと思います。ヒューやシガニー・ウィーヴァーと言ったハリウッド・スターを脇を追いやって、まさに主役を張ったのが、南アフリカ音楽界のスーパースター“ダイ・アントワード”のニンジャとヨーランディなんです(ゴメン、知らんわ(^^;)。この謎(?)の“トンでも頭の2人組”がチャッピーに負けないくらいのインパクトを残してくれます。もお何とも言いようがないんですが…(^^;。

 「チャッピー」は明日23日(土)~全国ロードショーです。人工知能の可能性と、人類の進むべき姿。そして驚愕のラストをあなたも是非!映画館でご覧ください。


映画『チャッピー』 - シネマトゥデイ

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# by mori2fm | 2015-05-22 21:07 | 映画評 外国映画 タ行 | Trackback(18) | Comments(5)

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