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 吾輩、歴史は結構好きな方ですが、このお話はまったく存じておりませんでした。「アラビアの女王 愛と宿命の日々」(GAGA)。かつてアラビアの歴史に、燦然と名を刻んだ女性の物語です。


 19世紀後半のイギリス。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を女性として初めて首席で卒業した才女、ガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)。社交界へデビューするも、女性はお飾りとしか見なされない退屈さに嫌気が差し、父に頼み込んでテヘラン駐在公使である叔父がいるペルシャへと旅立つ。アラビアの砂漠に魅了されたガートルートは、ペルシャの公使館で三等書記官ヘンリー・カドガン(ジェームズ・フランコ)と運命的に出会い、恋に落ちる。身分が違う2人の関係を認めようとしない父を説得すべく、一時帰国するガートルード。しかしそこへ想いが成就しないことを悲観した、ヘンリー自死の知らせが届く。ヘンリーとの悲恋の傷を癒さんと、ガートルードは益々アラビアの地に傾倒していく…。


 19世紀後半って言えば、まだまだ世界中に未開の地が存在していて、アラビア=中東と呼ばれる地帯も、広大な砂漠が広がり奥地までは、どのようなことになっているのか、定かではなかった所が多々あったことと思われます。また欧米社会でさえ、女性の社会進出はまだまだ途上でありました。そんな時代に大学を主席で卒業し、アラビアへ向かい、探検隊を指揮して砂漠を縦断する旅を決行し、砂漠の民の部族と丁々発止のやり取りを繰り広げる…。まあ凄い女性がおられたモンです!この映画では、その女性=ガートルートの波乱に満ちた生涯~2度の悲恋を経て、生涯独身を貫いた。~“アラビアのロレンス”として有名なT.E.ロレンス(ロバート・パティンソン)や、後の英国首相・チャーチル(クリストファー・フルフォード)達との交流。~アラビア諸国の国境線画定の際、極めて重要な役割を果たした。特にイラク王国建国の立役者的役割を果たし、「イラクの無冠女王」と呼ばれるようになった。~を、とてもドラマチックに描き出しています。監督はドイツの名匠ヴェルナー・ヘルツォーク。実は彼もこの映画に関わるまで、ガートルードのことを知らなかったんだそうです。それだけ“知る人ぞ知る”って存在だったんでしょうね。

 砂漠に佇むニコール・キッドマンの、何とお美しいこと!彼女の気高く“凜”とした美しさ、存在感は圧倒的です!正に“砂漠の女王”と呼ぶに相応しい。そして本作のもう一つの主人公とも言える美しく広大な砂漠の、圧倒的な映像美。これはやはり、映画館のスクリーンで堪能していただきたいですね。それから砂漠の旅の途中、ガートルードが入浴するシーンが出てきます。あんな時代に、一体どんな形で砂漠の真ん中で風呂に入ったのか?こういった所も、注目してご覧いただけたら面白いですよ(いや、決して入浴シーンを楽しめと言ってるわけではございません!)。

 「アラビアの女王 愛と宿命の日々」は、1月21日(土)~全国ロードショーです。世界が成熟する前の時代に、誰も成し遂げることが出来なかったことをやってのけた“女王”の姿を、あなたも是非!映画館でご覧ください。
 

映画『アラビアの女王 愛と宿命の日々』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2017-01-19 21:16 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(3) | Comments(0)
[オーストラリア] ブログ村キーワード
 ニコール・キッドマンヒュー・ジャックマン共演。バズ・ラーマン監督作品。『オーストラリア人のオーストラリア人によるオーストラリア人のための映画??』「オーストラリア」(20世紀FOX)。美男美女の共演、そして名監督の演出なんですが、どうもイマイチ…、何と申しますか…。


 第2次世界大戦勃発直前。イギリス在住の貴族夫人サラ(ニコール・キッドマン)は、1年もの間、帰国しない夫の真意を問質すべく、夫の住むオーストラリアを訪れる。そこで彼女を待っていたのは、ドローヴァー<=牛追い>と呼ばれるカウボーイ(ヒュー・ジャックマン)だった。彼はサラを無事に、サラの夫が住む領地“フェラウェイ・ダウンズ”へ送り届ければ、そこで1500頭の牛を追う仕事をもらう約束になっていた。世間知らずな貴族のサラと、ワイルドなドローヴァーは反目しながらも“フェラウェイ・ダウンズ”へ向け、旅を続ける。やがて辿り着いた“フェラウェイ・ダウンズ”では、屋敷は荒廃し、サラの夫は何者かによって殺害されていた。途方に暮れるサラの前に、現地の先住民“アボリジニ”の混血児・ナラ(ブランドン・ウォルターズ)が現れる。そしてサラはこの土地で生きるために、遠く離れたダーウィンの街まで1500頭の牛を届ける決意をする…。

 
 実はこの映画を観た前日に、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を観ておりまして、2時間40分オーバーの映画を、2日続けて観る破目になってしまいました。で、「ベンジャミン…」の方は、さほど長時間が苦にならなかったんですが、この映画は『長い!長すぎる!!』と率直に感じました。かなりしんどかったです。オーストラリアの壮大で、美しい自然を舞台にしたアドベンチャー映画的なテイストの前半は、まだ楽しめました。そう“古き良き時代の冒険活劇”みたいなノリで『コレはやっぱり、大スクリーンで観ないとね~』なんてことを考えながら、余裕を持って観ておりました。ところがこの映画、ある時点から『ガラリ!』とテイストが変わっちゃいまして、何故かいきなり『戦争反対!愛と平和こそすべて!!』みたいなノリの映画に、強引にシフトされちゃうのです。ココからが、もう観ていて辛いの何のって…(>_<)。恐らくバズ・ラーマンは、大陸を舞台にした“或る女性の一大叙事詩”を描きたかったんでしょうが、1本の映画として観た場合、あまりにも前半と後半で、その作風に落差があり過ぎると、観ていて思いました。コレなら、前半のアドベンチャーだけで終わってても充分じゃないのかな?と。後半の物語は、かなりムリからに展開します。そして戦争に突入したということで、“日本軍”が登場してくるのですが…、『あれではただの悪者じゃあないか!』あつかいが酷すぎますよ。吾輩は、アノ“世紀の国辱映画”「パール・ハーバー」を思い起こしてしまいました。こんなのが延々と展開するんですよ。後半は、ホントに観ていて疲れました。もうチョット考えて作ってちょうだいよね(怒)!
 どうもバズ・ラーマンという監督は、やたらと軽いノリで、とても大そうなことをスクリーンに表現しようとされる傾向がおありの様で、今回もそれが顕著に出てしまったような気がします。後半目いっぱい重くするだけしておいて、エンド・ロールでは、エラく軽やかで陽気な曲が流れるんです。『もお、どっちやねんな!』とヘトヘトになりながらツッコンでしまいました。ホント、途中までのテンポ・テイストで作ってくれていたら、どれだけ楽しい映画になっていたか…。そう考えると非常に残念です。

 相変わらず、ニコール・キッドマンは『美しい』と思いますが、ホント“いまひとつ”ですね。この人の主演で、これまでどれほどの映画が評判倒れで終わってきたことか…(哀)。何かこの映画も、限りなくそんな臭いがしますね。お気の毒ではございますが、一体彼女の何がいけないのでしょうか?まあ、確かにどんな役を演じても、吾輩には『どれも同じ』に見えてしまうのですが…コレって致命的??

 まあ、この映画の一番の見所は“ヒュー・ジャックマンのカッコ良さ”ですかね?もお、これに尽きると思いますよ。男の吾輩が見ても、『う~ん、エエ男やの~(断っておきますが、そういう趣味はございません!)』と思っちゃいましたから。男臭くて、ワイルドで、それでいて優しいと来た日にゃ~、世のご婦人方には堪らんでしょうね。ヒュー様を見るだけでも、この映画一見の価値はあるかと思います。う~ん、何かますますニコールが気の毒だなあ…。


 「オーストラリア」は、明日(2月28日)から全国ロードショーです。目まぐるしく変化する2時間45分の“一大叙事詩”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。気合を入れて…(^^;。

「オーストラリア」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by mori2fm | 2009-02-27 23:17 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(58) | Comments(4)

我が娘にそっくりな“かぁたん” (from「カッパの飼い方」)


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