2025年 12月 31日
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このブログは、自称“シネマコミュニケーター”である“シネマ大好き親父”の吾輩・mori2(もりもり)が、映画ネタを中心に、日常のなんてことない話や、一人娘・“かぁたん(仮名)”の成長記録なんかを、日々(毎日はムリ!(>_<)徒然なるままに書き綴っておりまする。
~SINCE 2004.4.18~
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・過去の出演はコチラから、YouTubeでご覧になれます→2012.6.7「ガール」、6.21「幸せへのキセキ」、7.12「BRAVE HEARTS 海猿」、9.13「映画 ひみつのアッコちゃん」、11.1“秋のリンカーン大統領祭り”「声をかくす人」&「リンカーン / 秘密の書」、11.22「悪の教典」、11.29「カラスの親指」、12.20「007 スカイフォール」、2013.1.31「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」、2.28「プラチナデータ」、4.25「図書館戦争」、5.16「県庁おもてなし課」、6.13「奇跡のリンゴ」、8.1「風立ちぬ」、8.15“真夏のチャニング・テイタム祭り”「マジック・マイク」&「ホワイトハウス・ダウン」、8.22「ガッチャマン」、10.24「タイガーマスク」、11.21「マラヴィータ」、12.19「永遠の0」、2014.1.2“極私的2013ベスト3”、2.27「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」、4.10「テルマエ・ロマエⅡ」、5.8「ブルージャスミン」、7.3“2014上半期、気になった映画”、7.24「思い出のマーニー」、8.21「ルパン三世」、9.18「舞妓はレディ」、11.6「天才スピヴェット」、12.11「ゴーン・ガール」、2015.1.8“2014 ベスト3”、1.22「ANNIE アニー」、1.29「さよなら歌舞伎町」、2.12「娚の一生」、3.12「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」、4.2「エイプリル・フールズ」、4.30「映画 ビリギャル」、6.11「海街diary」、6.18「グローリー 明日への行進」、7.16“2015日本映画上半期BEST3”、7.30「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」、9.10「ピース オブ ケイク」&映画「みんな!エスパーだよ!」、9.17「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」、10.29「俺物語!!」、11.12「レインツリーの国」、12.10「007 スペクター」、2016.1.14“2015 ベスト3”、1.21「ザ・ウォーク」、3.3「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」、3.24「モヒカン故郷に帰る」、5.19「64‐ロクヨン‐前編/後編」、6.2「デッドプール」、7.14“2016上半期ベスト3”、8.4「X-MEN:アポカリプス」、8.11「シン・ゴジラ」、8.18「青空エール」、9.8「後妻業の女」、10.6「SCOOP!」、10.20「金メダル男」、10.27「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」、11.17「溺れるナイフ」、11.24「ソーセージ・パーティー」、2017.1.26「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」、3.16「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」、4.6「LION/ライオン ~25年目のただいま~」、5.11「カフェ・ソサエティ」、6.29「忍びの国」 、8.17「スパイダーマン:ホームカミング」、8.24「トリガール!」、10.12「猿の惑星 聖戦記」、11.2「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」、12.7「BRAVE STORM ブレイブストーム」、2018.1.11“極私的 2017 ベスト3” 、2.22「サニー/32」、4.5「ちはやふる~結び~」、5.3「のみとり侍」、5.24「恋は雨上がりのように」、7.19“2018上半期BEST3” 、9.27「プーと大人になった僕」 、11.29「ボヘミアンラプソディ」。
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by mori2fm
| 2025-12-31 23:59
| ご挨拶
2020年 03月 05日
「ジュディ 虹の彼方に」儚くも短く、彼女は生きた…。
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by mori2fm
| 2020-03-05 22:38
2020年 01月 09日
「フォードvsフェラーリ」熱い、熱い”おっとこの映画”
~1960年代、アメリカの巨大自動車メーカーであるフォードは、若い世代のユーザー人気を得るために、当時モータースポーツの頂点に君臨していたイタリアのフェラーリ買収に乗り出す。しかし買収成立目前、レース部門を手放したくないフェラーリの創業者エンツォ・フェラーリが、翻意してしまい、買収話は破談。これに怒ったフォードの会長ヘンリー・フォード2世(トレイシー・レッツ)は、ル・マン24時間耐久レースでの打倒フェラーリを社命として指示。そしてその任は、かつてル・マンで優勝しながらも、心臓の病の為にレーサー生命を絶たれ、カーデザイナーへと転身したキャロル・シェルビー(マット・デイモン)に託される。シェルビーは任務遂行のため、圧倒的な速さを誇るも人間的に少々癖のある凄腕レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)をチームにスカウト。こうして、レースまでわずか90日しかないという無謀な戦いへの挑戦が始まった…。~
とてもリアルに撮りあげられたレースシーンが、もお度肝を抜かれる圧巻モノ!今から約半世紀前のレースを果たしてどうやってこんなに迫力満点に撮ることが出来たのか?もう、脱帽!でございます。このグイグイとスクリーンに惹き込まれる映像が、とにかく熱くてすんばらしいですわ!もお、久々に見る究極に熱い直情の”男たちの映画”でございます。レースのシーンはもちろんですが、シェルビーとマイルズの男と男の友情や、フェラーリに何としても勝ちたいがために、ありったけの資金をつぎ込んでいく、フォードの会長の少々屈折した意地。更にはモータースポーツ界で”王者”として君臨していたフェラーリの確固たるプライド。それらが絡み合い、ぶつかり合って、とてつもなく濃厚に熱い映画として描かれています。
ご存知の方も多いでしょうが”ル・マン24時間耐久レース”とは、1台の車を複数のドライバーが交代で24時間走らせ続け、その順位を競うレースで、ただ速さだけではなく車の耐久性、更にはドライバーだけではなく、メカニックを含むチームとして車を支える態勢などが、勝敗を大きく左右します。この映画はそういった背景となる部分も余すところなく描いています。ここらがまたカッコいいんだわ!ただ、打倒フェラーリを掲げるフォード内部も決して一枚岩ではなく、大企業ならではとも言えるいやらしい足の引っ張り合いが起きており、本当に泥臭い…いやドロドロした人間ドラマが展開されます。それとは対象的にマイルズを支える妻モリ―と1人息子ピーターとの家族愛溢れるエピソードは、ピリピリした緊張感と熱気をはらんだ”男たちの映画”である本作の心安らぐ場面として折り込まれていて、非常に濃密な上映時間2時間33分(長い!でも感じない!)に仕上がっています。
マット・デイモン、クリスチャン・ベイルは意外や初共演なんですね。しかし、さすがに演技派俳優同士、見事ながっぷり四つに組んで映画を盛り立てています。この2人の共演を見るだけでも、この映画は一見の価値が有ると吾輩は思います。うん。とにかく素晴らしい!
ところでこの映画、どう贔屓目に見てもフェラーリのことを全面的にdisってるんですが、果たして大丈夫なんでしょうか?
「フォードvsフェラーリ」は、明日1月10日(金)~全国ロードショー公開です。迫力満点!おっとこの子の映画をあなたも是非!映画館でご覧ください。
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by mori2fm
| 2020-01-09 23:16
| 映画評 外国映画 ハ行
2019年 12月 31日
2019年マイ・シネマ・ランキング!
さあ今年ももうすぐ終わりです。毎年のことですが、今年もこのブログ殆んど更新できませんでした。最近はラジオやネットで紹介するのが手一杯になってまして…、すみませんm(_ _)m。でも、やっぱりこれだけはやらせていただきます。自分的に年末恒例行事ですので…。今年は131本(何と、昨年と同数!)の映画を、映画館・試写室で観ることが出来ました(除くTV、DVD鑑賞)。で、とりあえず恒例の“マイ・シネマ・ランキング”。今年も殆んどUP出来てませんので、それぞれに一言コメントを添えておきたいと思います。
ランキングの方は、例年通り吾輩が『良かった!』と思った映画を、日本映画・外国映画それぞれ5本ずつ選んでみました。で、これも例年通りですが、現在公開中の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」や「ルパン三世 THE FIRST」なんかは、お正月映画ということで、来年まわしに…。そして今年のお正月映画(2018.12月~公開)を対象に入れさせてもらいます。
ランキングの方は、例年通り吾輩が『良かった!』と思った映画を、日本映画・外国映画それぞれ5本ずつ選んでみました。で、これも例年通りですが、現在公開中の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」や「ルパン三世 THE FIRST」なんかは、お正月映画ということで、来年まわしに…。そして今年のお正月映画(2018.12月~公開)を対象に入れさせてもらいます。
・第4位は「マチネの終わりに」→色々ご意見お有りでしょうが、吾輩は好きです。福山雅治も良かった。
・第2位は「蜜蜂と遠雷」→職業柄、ピアノコンクールの映画なんて他人事とは思えませんで…。
・第4位は「世界の果ての鼓動」→名匠ヴィム・ヴェンダース監督の新作。運命の愛、重い。重いけど響くわ~。
・第3位は「ホテル・ムンバイ」→イスラムの狂信的な信者たちが、無言で淡々と銃を撃つシーンに震撼。本当に撃つ時にはべらべら喋らないよね。恐ろしい…。
・第2位は「ジョーカー」→最初からず~っと共感出来るダメなエピソードのオン・パレード。そしてそれが最終盤への悲劇と狂気に繋がっていく…。見終わった後、猛烈に落ち込みました。こんなん見せたらアカンわ。いや決して悪い意味では無く…。
・そして第1位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」でございます!今年はコレです!正直2位とかなり迷いましたが、公開前からワクワクしてず~っと楽しみにしていた高揚感のまま鑑賞して、それがそのまま期待を裏切らなかったていう点で、1位にさせていただきました。最近スコセッシやコッポラと言った“翁たち”が何やら騒いでいるようですが、それはそれ気にしないでこれからもMCUの世界をひろげていってもらいたいモンです。
今年はこんな感じです。毎度おなじみ独断と偏見のランキングです。皆様のとは全然違うと思います。特に日本映画はこれで決して納得してるわけではございません。『これっ!』という輝いた映画に少々巡り合えなかったという不満感は抱えております。偉そうなことを言っておりますが、是非来年はそんな心を鷲掴みにされるような映画にたくさん巡り合いたいと願っております。
本年もお世話になりました!来年も、良き1年でありますように。皆様、来年もよろしくお願いいたします!
因みに過去のランキングはコチラ→2018年・2017年・ 2016年・2015年・2014年・2013年・2012年・2011年・2010年・2009年・2008年・2007年・2006年・2005年・2004年。
本年もお世話になりました!来年も、良き1年でありますように。皆様、来年もよろしくお願いいたします!
因みに過去のランキングはコチラ→2018年・2017年・ 2016年・2015年・2014年・2013年・2012年・2011年・2010年・2009年・2008年・2007年・2006年・2005年・2004年。
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by mori2fm
| 2019-12-31 18:36
2019年 09月 19日
「アイネクライネナハトムジーク」これでいいのだ(^^;。
市井の人々の10年に及ぶごく普通の、それでいて愛すべきめぐり逢いの連鎖を描いた物語。「アイネクライネナハトムジーク」(GAGA)。
本当にほっこり出来る映画です。
~仙台駅前の大型ビジョンには、日本人初のヘビー級チャンピオン誕生を掛けたボクシングのタイトルマッチが映し出され、人々は沸き返っていた。そんな中、街頭アンケートを行っていた会社員の佐藤(三浦春馬)は、ギターの音色に誘われ、ストリートミュージシャンの側へ。そこで歌に聴き入る女性・紗季(多部未華子)に声をかけると、彼女は快くアンケートに答えてくれた。その頃、佐藤の上司である藤間(原田泰造)は突然妻子に出て行かれ、ショックで会社を休むことに。分不相応な美人妻・由美(森 絵梨佳)を射止めた佐藤の親友・一真(矢本悠馬)は、『出会いが無い』と語る佐藤に<出会い>の極意を上から目線で説き始める。そして由美の友人で美容師の美奈子(貫地谷しほり)は、客から弟を紹介され、電話越しの声しか知らないその相手に何時しか惹かれていく。佐藤の紗季の小さな出会いは、周囲の人々を巻き込み、10年に亘って様々なドラマを紡いでいく…。~
原作は伊坂幸太郎さんによる「アイネクライネ」から始まり「ナハトムジーク」で終わる6章から成る連作小説集で、伊坂作品には珍しく、恋愛が主題となっています。元々この作品は、シンガーソングライターの斉藤和義さんが、伊坂さんに作詞のオファーをしたところ、『小説でよければ』と短編を書き下ろし、それに斉藤さんが新曲で応えるというなかなかあり得ないやり取りから始まったのだそうで、今回の映画化についても斉藤さんが物語のキーとなる、主題歌と劇中音楽を手掛けています。映画の中に❝斉藤さん❞というキャラクターも登場しますが、なかなか重要な役割を与えられています。
様々な人物が次々と登場する、まさに❝群像ドラマ❞。ある人とある人は繋がっているけれど、すべての登場人物が結びついているわけではなく、でも日常の色々なことが脈々と連なって、最終的には全体としての構図が見えてくる…。決して❝未来はバラ色❞的な結末ではなく、うまくいったりいかなかったり、色々あるけど『この位がいいのかな?』と思わせてくれる映画になっています。
三浦春馬&多部未華子をはじめとしたキャスト陣も、どこにでもいそうなまさに❝等身大のキャラクター❞を、実に上手く演じています。これほど素直に全面的に感情移入が出来た映画も最近では珍しいかな…?と。
「アイネクライネナハトムジーク」は、宮城県で先行公開中。明日20日(金)~全国ロードショー。是非、映画館でご覧ください!
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by mori2fm
| 2019-09-19 20:34
| 新作映画ネタ