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「グリーン・ゾーン」戦場のジェイソン・ボーン(^^;??

[マット・デイモン] ブログ村キーワード
 “主演 マット・デイモン × 監督 ポール・グリーングラス”3度目のタッグ。「グリーン・ゾーン」(東宝東和)。「ボーン」シリーズの2人が仕掛けた、“ノンストップ・アクション大作”(←何か安っぽいな~、この書き方…)。『114分間、あなたは最前線へ送り込まれる』←このキャッチに、偽りはございません。


 イラク戦争下のバグダッド。大量破壊兵器を捜索、回収する任務に就いたロイ・ミラー(マット・デイモン)は、部下達と共に、軍上層部からの情報を元に危険な地域を捜索するが、ガセネタばかりで、捜索は空振り続き。大量破壊兵器は、一向に発見される気配がなかった。ミーティングの席上、軍上層部に情報の正確さを問い質すミラー。そんな彼に、CIAのブラウン(ブレンダン・グリーソン)が近付き、軍の一連の動きに疑問を投げ掛ける。新たな情報を元に捜索を続けていたミラーの部隊に、イラク人・フレディ(ハリド・アブドラ)から『この近くで、イラク軍の上層部が秘密裏に会合を開いている』という情報がもたらされる。現場を急襲したミラー達は、大物の将軍を取り逃がすも、有力な手掛かりとなり得る証人を確保。しかしそこへ米軍の特殊部隊が現れ、確保した証人を連れ去ってしまう。このことで、ミラーの軍上層部への疑念は確信へと変わる。そして彼は、その疑念を晴らすべく行動に出る…。


 世界中を巻き込んで大騒ぎした、あの“イラク戦争”。米英がイラクを攻める根拠とした“大量破壊兵器の保有”。これを口実に、『我こそは正義だ!』とばかりに、フセイン政権を“悪”とし、イラクに平和をもたらすための戦いを吹っ掛けたのですが、開戦から7年が経過し、現在のイラクが平和で幸福な国家になったのか?と問われれば…、その現実は、もう皆さんもご承知の事でしょう。開戦当時、連日のようにニュースなどで流された、フセイン政権の悪行の数々、そしてアメリカの行動の正当性。吾輩は、『ふ~ん、そんなもんなのかな~』くらいにしか思ってませんでしたが、いつまで経っても発見されない大量破壊兵器に、うすうす当時のブッシュ大統領の胡散臭さから、『ほら、やっぱりな~』とも思っておりました。そんな戦争の裏側を、この映画は描いています。
 原作となった本は、“ノンフィクション”だそうですが、この映画は一応“フィクション”という体をとっています。しかし、事実として大量破壊兵器は存在しなかった。にも関わらず、あんな戦争が行なわれた。その時、現地ではこの映画で描かれたようなことが、本当に行なわれていたのならば…『それって、国際的な大犯罪やんか!』まあ、現実としてそんなことが実証され、告発されるなどということは、まかり間違っても起こり得ないとは思いますが、こんなことが許されるとしたら、大国の指導者のエゴというのは、本当に恐ろしいものですね。他者に罪を被らせ、自らは正義という化けのの皮を被る…。ひょっとして『越後屋、おまえもワルよの~』『いえいえ、お代官様こそ…』てな会話が、当時アメリカとイギリスの間で交わされてたのでは…(んな、アホな(^^;)。まあ、この映画のように米軍の中で、米軍の不正を暴こうとする奴なんか、あの戦場で当時ホンマにいたんかな~?とは思っちゃいましたけどね。アメリカ人って、盲目的に国を信じちゃうところがありますモンね。

 
 前述しておりますが、映画としては相当に激しい映像と、ドッカン!ドッカン!の連続で、迫力満点の仕上がりとなっています。“軍服を着たボーン(^^;?=ミラー”を演じたマット・デイモンは、ボーン・シリーズ同様に、素晴らしい動きで戦場をダイナミックに駆け回ります。で、それを手持ちカメラで追いかけているのですが、この映像が毎度お馴染みブレるブレる…(^^;。乗り物に弱い人は、スクリーン見ながら酔っちゃうんじゃないでしょうか?しかし、マット・デイモンのアクション映画は、安心して見ていられますね。大ハズレがないというか。かつて彼が「ボーン・アイデンティティー」に主演するって聞いた当時、『はあ?まっと・でいもん(ひらがな仕様!)に、アクションなんか出来るの~??』なんて思っておりましたが…(失礼やな~(^^;)、今や堂々とした“アクション・スター”ですね。いやあ、立派になられたモンだ!ところで今回、ミラーと敵対する国防総省の高官を演じているグレッグ・キニアは、過去に「ふたりはクギづけ」って映画でマット・デイモンと“結合双生児”の役で共演してるんですね(吾輩、この映画はスルーしてますが…)。何かその辺も踏まえて見てると、面白いですね~。


 「グリーン・ゾーン」は、ただいま全国上映中です。あの戦争の裏側で何が行なわれていたのか?怒涛の戦場アクションを、あなたも是非!映画館でご覧ください。あ、この映画は、“フィクション”です!


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映画『グリーン・ゾーン』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2010-05-17 19:50 | 映画評 外国映画 カ行