「マチェーテ」俺が主役だ!!

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 スティーブン・セガールミシェル・ロドリゲスリンジー・ローハンジェシカ・アルバロバート・デ・ニーロ!はい、みんな主役が張れるスター俳優ばかりですが、今回はみ~んな脇役です。そう、今回の主役はこの人ダニー・トレホ「マチェーテ」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。とてつもなく“B級”で、とてつもなくエグくて、ほんでもってエロくて、そしてとてつもなくオモシロイんですわ!


 メキシコの連邦捜査官だったマチェーテ(ダニー・トレホ)は、麻薬王・トーレス(スティーブン・セガール)に捕えられた女性の救出に向かうが、罠にはめられ妻子を惨殺されてしまう。辛くも生き延びたマチェーテはそれから3年後、アメリカとの国境の町で日雇労働者として暮らしていた。そんなマチェーテに或る日、『不法移民嫌いのアメリカ上院議員・マクラフリン(ロバート・デ・ニーロ)を暗殺しろ』という依頼が舞い込む。躊躇するも仕事を引き受けたマチェーテは、受け取った高額の前金を、不法移民を支援しているタコス売りの女・ルース(ミシェル・ロドリゲス)に託し、指示された通りに議員の暗殺へと向かう。しかし、またしても罠にはめられ狙撃に失敗したマチェーテは、暗殺犯として追われることに…。


 オープニング僅か4~5分の間に、スクリーンに血の雨がドッバドバ!B級の臭いをプンプン撒き散らしながら、腕が飛ぶわ!首が飛ぶわ!もお、ワヤクチャ!!決してスプラッタ・ムービーではないんですがね~。あ、立派に“R-18+”を頂戴しております(まあ、当たり前か(^^;)。
 元々この映画、ロバート・ロドリゲスと、“悪友”クエンティン・タランティーノが監督した「グラインド・ハウス」という映画の中で、“フェイク予告(=実在しない映画の予告)”として流された物を、ロドリゲスが本物の映画として作っちゃったっていう、もお成り立ちからして冗談みたいな映画なんですが、これがよ~く出来てて面白いんですよ!はい、“ロドリゲス・ワールド”がテンコ盛り!でございます。

 今回、主人公・マチェーテを演じたダニー・トレホですが、これまでにも脇役として、たくさんの映画に出ておりまして、名前を聞いて『?』な人も、おそらくその“顔”を見ると『あ、コイツ知ってる!』って、なるんじゃないでしょうか?ええ、なにしろ1度見たらなかなか忘れることのできない“強烈な印象の顔(^^;”をしておられます。監督のロドリゲスも『僕が彼と一緒に仕事をし続けている理由は、ダニーがはじけていて、映画史上最高にすごい顔の持ち主だからなんだ』って語ってます(オイオイ、それって褒めてるのか!?)し、映画の中でもジェシカ・アルバ扮する捜査官・サルタナに、『強烈な印象の顔だ』みたいなことを言われております。『そこまで言うか??ヒドイな~』と思いつつも、『そのとおりやわ(^^;!』とニヤケてしまいました。ええ、誰が見たって“悪い奴”“悪役顔”です。何せこの人、“元服役囚”いわゆる“ほんまもん”な訳ですから。でも、そんな彼が今回は“主役(キャリア25年にして初!)”であり、“正義の味方”なのです。もお、この設定だけで充分に面白い!ええ、ツカミはOKですわ(^^;。
 そしてそんなトレホを取り巻く(冒頭にも書きましたが)“豪華共演陣”の面々。ミシェル・ロドリゲスは、おなじみ“戦闘ヒロインキャラ”で、相変わらずカッコイイ(今回は不死身??)ですし、ジェシカ・アルバちゃんも、おなじみ(?)“ノー天気キャラ”で、結構かき回してます(でも、カワイイから許す(^^;!)。そして昨今、私生活で何かとお騒がせな“バカセレブ(?)”リンジー・ローハンは、アホ丸出しの“素”のキャラそのまんまでございます。しっかしまあ救いが無いね~、このネエちゃん。可憐なキャラで売り出した頃の、かつての栄光は今いずこ…(哀)?更には大御所、ロバート・デ・ニーロ!“悪徳上院議員”を、嬉々として演じてます。うん、とてもディープなB級の世界に、意外とアッサリとけ込んでますね。いやあ、さすが名優!懐が深い!!そして今回最も特筆すべきキャスティングは、“正義の鉄板男”スティーブン・セガールが、何と!“悪役”を演じていることでしょう。まあ、いかにも強そうで、怖いんです(冷静に考えたら、この人も結構“ワル顔”ですな)よ。マチェーテとトーレスが刃を交えるラストの戦いは、“強烈な顔をした正義の男”VS“正義のヒーローから転身した、メチャクチャ強くてワルい奴”という、映画史に語り継がれるであろう(?)名シーンになっております。うん?怪獣映画か(^^;??あと、“フェイク予告編”にも登場していたジェフ・フェイヒーに、“ロドリゲス一座”には欠かせないチーチ・マリン。そして、かつての栄光「マイアミ・バイス」が、今や見る影もないドン・ジョンソンと、“無駄に豪華なキャスト達(^^;”が、スクリーンを賑わしています。
 更には全編を彩る(?)“ロドリゲス・ワールド”おなじみの“銃撃戦=ガン・アクション”。もおね『何発撃ってるねん??』って、ツッコミたくなるくらいに最初から最後まで“ドドドド…バリバリ…”と銃声が鳴りっ放し。おまけにナイフを使ったアクション(殺し合い)・シーンも、ふんだんに盛り込まれております(そもそも“マチェーテ”ってのは、中南米で使われてる“山刀”のことですから)ので、とっても残酷な見所もテンコ盛りでございます。でも、イイ意味でこの映画を包んでいる“チープさ=B級テイスト”が、この満載な血まみれシーンを、そんなに生々しく残酷な物に感じさせません。あ、吾輩はむしろ笑ってしまいました(^^;。ですから、あんまり構えて見なくても大丈夫だと思いますよ。あ、但し血を見るのが苦手な方は、用心された方がイイかと…。


 「マチェーテ」は、11月6日(土)~全国ロードショーです。『嘘から出た真』をまさに地で行った、“超B級バイオレンス・アクション超大作”(←う~ん、何のこっちゃ??)、そしてもしかすると、これが最初で最後かも知れない“映画史上最高に凄い顔の男=ダニー・トレホの主演映画”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。



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by mori2fm | 2010-10-25 21:45 | 映画評 外国映画 マ行