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「アンストッパブル」燃えるぜ~!

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 デンゼル・ワシントン×トニー・スコット5作目のタッグ!「アンストッパブル」(20世紀フォックス映画)。この前のコラボ作「サブウェイ123 激突」に続いて、“燃える男の鉄ちゃん魂ムービー”でございます。


 その日、職務経験4か月の新米車掌ウィル(クリス・パイン)は、勤務28年のベテラン機関士・フランク(デンゼル・ワシントン)とコンビを組んで、旧式機関車1206号に乗り込み、貨物列車の移動を行なっていた。同じころ、操車場から最新鋭の貨物列車777号が、移動中のミスで無人のまま走り出し、本線へと出てしまう。やがて加速した777号は、本線を猛スピードで暴走。777号の積荷には、危険な化学物質が存在し、機関車は大量のディーゼル燃料を積載していた。このまま暴走を続けると、人口密集地にあるカーブを曲がり切れずに脱線し、その下にある燃料タンク群に激突して大爆発を起こす可能性が高いことが判明。鉄道会社は様々な策を講じて、何とか停止させるよう試みるが、ことごとく失敗。万策尽き果てたと思われたその時、777号に対向する形で本線を走行していて、間一髪衝突を免れたフランクとウィルの乗った1206号機関車が、貨物列車を切り離し逆行で、777号の追跡を開始。フランクは、後ろから連結して列車全体を減速させ、停止させようとしていた…。


 この映画は、2001年にアメリカで実際に起こった列車暴走事故をベースに作られていますが、これがまた非常に面白い“アクション大作”に仕上がっています。アメリカの鉄道事情ってのは、国土のデカさに比例して、日本なんかとはそのスケールが違います。機関車なんか日本の倍ほどのデカさ(本作の777号=“AC4400CW”は、重さ190トンで4461馬力!日本の代表的な機関車“DD51”なんか、重さ80トンの2200馬力(負け!)で、これが2~3連、多い時は6~7連で貨物列車を引っ張るんだそうです。で、この貨物列車ってのもスケールが違いまして、100両超なんてのは、普通だそうです。その長さは優に1km超(!)。実際の事故の際は、47両編成だったそうですが、この映画では39両編成となっております。それでも全長800m!あの東京スカイツリーを寝かせた長さよりも、まだ長い!凄い!!これが時速100km以上のスピードで暴走する…。想像しただけでも凄いことになってそうでしょ?これを、トニー・スコット監督が、素晴らしい迫力満点の“ノンストップ・アクション巨編”に仕上げています。もお、ホント手に汗握るシーンの連続。吾輩、見ている間しばらく息つく暇がございませんでした。いや、ホント大げさでなく。
 アクション大作ではございますが、登場人物それぞれの人間ドラマもキチンと描かれていて、決して薄っぺらい映画にはなっておりません。それでいて、上映時間1時間39分と非常にコンパクト。中だるみなく、一気に見せてくれる、トニー・スコット監督の演出は、非常に素晴らしいと思います。正直ココんとこ『う~ん、何かイマイチ…』って感じるような(失礼!)作品が続いていたような気がするのですが、本作では久々に“アクション映画の巨匠”としての面目躍如って感じで、正に“快作”に仕上がっています。

 しかしデンゼル・ワシントンってのは、本当にいい役者さんですね。どんな役を演じても重みが感じられます。本作でも“解雇通告を受けたベテラン機関士”っていう年齢的に少々枯れかかった役を、渋く演じているのですが、後半“愛する人々を守るため、列車を止める”という使命感に燃える『よっしゃ~、やったるで~!』的なアツい演技でも魅せてくれます。若手のクリス・パイン(「スター・トレック」のカークです)も、頑張ってますが、ここはデンゼルの貫禄勝ちってことで…。

 まあ冷静に考えると、『鉄道会社の不始末を、鉄道会社が自分の手で処理した』ってだけの話なんですが(^^;、でも『何としてでも、止めてやる!』っていう、男たちのアツ~い思いがスクリーンからヒシヒシと伝わってきます。こういう“おっとこ臭~い映画”大好きです!!

 「アンストッパブル」は、2011年1月7日(金)~全国ロードショーです。“燃える男の鉄ちゃんムービー”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。


「アンストッパブル」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

映画『アンストッパブル』 - シネマトゥデイ

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Commented by Gun0826 at 2010-12-16 18:08
これポスターを観てとても気になっていた映画です。
こういったオーソドックスなアクションサスペンス映画は、時代を
超えて楽しめるものだと思いますし、お正月第二弾として公開
されるのは喜ばしいですね。

トニー・スコット+デンゼルはもう何回目、という感じのコンビではずれも
多かったですが、「クリムゾン・タイド」の夢再び、と期待しています。
1時間39分という尺もいいですねー。楽しみです!
Commented by しん at 2010-12-17 22:35 x
mori2様

ご無沙汰しておりましたが、面白い映画を沢山ご覧になっておいででしょうか
「自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ」の管理人しんです。
約一年前に当ブログで企画しました「ブロガーによる00年代映画ベストテン」にご協力いただきありがとうございました。

その「ブロガーによる00年代映画ベストテン」が、このたび講談社のセオリームックシリーズ「映画のセオリー」という本で取り上げられました。
大きな扱いではなく色々な映画ランキングに混じって私たちのランキングが紹介されているだけではありますが、それでもこうして世に出ることができましたのも、ご協力頂いたmori2様をはじめとしたブロガーの皆さんのおかげと感謝しております。
件の本につきましては当ブログに紹介記事を書きましたので、そちらを参照してください。

年末年始という我ら映画ファンには個人ベスト選出であれやこれやと悩ましくも楽しい時期を迎えようとしております。mori2様のベスト、楽しみにしています。またよろしくお願いします。
Commented by mori2fm at 2010-12-26 04:19
>Gun0826様、ど~も!
はい、正に「クリムゾン・タイド」再び!って感じです。
尺もコンパクトですが、その分とっても濃密ですよ。
お楽しみに!
Commented by mori2fm at 2010-12-29 01:03
>しん様、ど~も!
この度は、快挙おめでとうございます!
早速拝見いたしました。いやあ、凄い!!

今年もランキングの時期です。また、オリジナルなランキングを
発表できたらと思います。
Commented by sakurai at 2011-01-10 09:25 x
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしく。
ずいぶんお早く見てたんですね。
もう早く見たくてたまらない一本でした。
久しぶりに力入りまくり!時間も緊張感を持たせるいい感じでしたね。
新年早々、いい始まりでした。
Commented by mori2fm at 2011-01-11 21:56
>sakurai様、ど~も!
確かに全編力入りまくりでしたね。あれでもう少し長かったら、
筋肉痛になってたかも…(^^;。
Commented by にいな at 2011-01-11 22:48 x
心臓に悪かった。ほんまにノンストップの緊張感とスリルでしたね。肩に力は入るし、大曲のシーンでは踏ん張ってしまいましたよ。
でもスカっと爽快楽しかった。しかし、この原因を作ったあの機関士は損害賠償など請求されなかったんでしょうか・・・気になりました。
Commented by mori2fm at 2011-01-15 23:11
>にいな様、ど~も!
ホンマにね~、スリル満点でしたね!
まあ、ヘマやらかした機関士に賠償求めると、会社のヘマも
バレてしまいますからね~。どうしたモンやら?
Commented by 愛知女子 at 2011-01-18 08:05 x
はじめまして、愛知女子と申します。
トラックバック賜りましてありがとうございます!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
UNSTOPPABLEは手に汗握りっぱなしの映画でしたね。
ではでは

Commented by mori2fm at 2011-01-19 23:49
>愛知女子様、ど~も!
こちらこそはじめましてです。
手に汗、握りまくりでしたね(^^;。
こちらこそよろしくです。
Commented by sabunori at 2011-01-22 21:22
mori2さん、TBありがとうございました。
お正月映画にうってつけな作品でした。
忘れた頃に再登場のネッドがいいとこさらいましたよね。
あっという間の99分でした。
Commented by mori2fm at 2011-01-26 22:44
>sabunori様、ど~も!
正月にピッタリでしたね。
迫力満点の、コンパクトな良作でした。
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by mori2fm | 2010-12-15 22:41 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(108) | Comments(12)