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「ソーシャル・ネットワーク」巨大SNSを創った、孤独な男の物語。

[ソーシャル・ネットワーク] ブログ村キーワード
 世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)“フェイスブック”の創設者、マーク・ザッカーバーグの半生を描いた本作「ソーシャル・ネットワーク」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。半生って言っても、この方現在まだ26歳!世界的億万長者で総資産額推定約40億ドル(!)世の中、有る所には有るんやね~。


 2003年10月。ハーバード大学の2年生、マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、腕利きのハッカーだったが、そのオタク度が過ぎて、人付き合いは苦手だった。或る夜、彼女にふられた腹いせに、大学のサイトをハッキングしたマークは、女子学生の写真を並べてランク付けするサイトを開設。これが2時間で22,000アクセスを記録し、マークの名はハーバードの学内中に知れわたる。この噂を聞いた資産家の双子、ウィンクルボス兄弟(アーミー・ハマー)は、自分達が作ろうとしていたハーバード大の学生向けSNSサイト“ハーバードコネクション”のプログラマーとして、マークをスカウトする。マークはこの依頼を請けるが、それ以降、ウィンクルボス兄弟とは接触しないようになる。苛立つウィンクルボス兄弟に、マークが立ち上げたSNS“フェイスブック”の噂が耳に入る。『奴は俺たちのアイデアを盗んだ!』しかし、そのころ既に“フェイスブック”は、他の大学へも広がり、拡大し続けていた。憤慨したウィンクルボス兄弟は、マークを告訴する。一方、マークと共に“フェイスブック”を立ち上げたエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド)は、“フェイスブック”が拡大して行くにつれて、運営方針でマークと対立して行くようになる。やがて対立は決定的なものとなり、エドゥアルドは“フェイスブック”の経営から半ば強引に外されてしまう。ここに至り、エドゥアルドもマークを告訴。かくしてマークは、2つの訴訟に巻き込まれてしまう…。


 著名人の伝記ってのは、よく映画化されますが、大抵が亡くなってからですよね?ところがこの映画は何がスゴイって、ついこの間…いや、ほとんど現在進行形の話なんですよ。しかも話題が“訴訟絡み”って、『こんなん映画化してイイの??』って、思っちゃうくらいにリアリティありあり。この映画には原作(=ノンフィクション)が有るのですが、この原作と映画化脚本が、同時進行で作られるという、何ともトンでもない制作手法が執られています。即ち原作が完成する前に映画化が決定してまして、脚本家のアーロン・ソーキンが、企画書を読んだだけで『やる!』って決めちゃったんだそうです。スゴいスピードで、映画化されたわけです。これからのIT社会では、このようなスピードで映画が作られるのが、もはや普通になってくるのかもしれませんね。

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは…~インターネットを通じて人と人とのつながりを促進、補助するサービスのこと。日本では〔mixi(ミクシィ)〕GREEが著名。“フェイスブック”は、世界最多の会員数を誇っている。~プレス・シートより引用…、インターネットを使ったコミュニケーション・ツールです。その世界最大(会員数約5億人!)のコミュニケーション・ツールを作った男が、実は人付き合いがとても苦手なオタクな男で、その気になれば世界中の人々と繋がることができるのに、それを取り巻く人々は、それが大きくなる過程でバラバラに千切れていくという、その何とも物悲しい現実が、スクリーン越しにヒシヒシと哀しく伝わってきます。

 この映画を監督したのは、デヴィッド・フィンチャー。彼の監督作としては珍しく(?)“息を呑む展開”とか“驚愕のラスト”なんてのは、今回存在しない(でも、或る意味アレは“驚愕のラスト”になるのかも(^^;?)のですが、時間軸を自由に駆使して、実に淡々と異なる三者(マーク、ウィンクルボス兄弟、エドゥアルド)の視点を通して、訴訟の内幕を描き出しています。これが非常に絶賛の嵐のようでして、現在あちこちの映画賞で、高い評価を得て、好成績を収めています。このままですと間違いなく、本年度アカデミー賞の最有力候補ですね。吾輩は、正直『そこまでスゴイか?』と思ったんですが…(失礼!)。
 それよりも、この映画を見て『億万長者って、あんなエエ加減なことで、誕生するんや!』と思ってしまいました。そりゃ、マークにはパソコンの人並み外れたスキルがあったんでしょうけど、悪く言えば『おまえら、世の中舐めてるやろう??』って、ツッコミたくなるシーンもイッパイございまして(だって、最初のきっかけって『彼女にフラレた!』ですからね)、真面目に働いてるのが何となくバカみたいに思えてきました。いや、所詮コレは才能の無い小市民のひがみですけれどね(爆)。

 キャストは、若手有望株の俳優達が主要なところを演じておりまして、マーク役のジェシー・アイゼンバーグ、エドゥアルド役のアンドリュー・ガーフィールド、そしてグラミー賞受賞アーティストのジャスティン・ティンバーレイク達が、それそれ熱演を魅せてくれます。特にアンドリュー・ガーフィールドは、「新スパイダーマン」のピーター・パーカー役に抜擢されてますので、その辺りも注目してご覧ください。


 「ソーシャル・ネットワーク」は、1月15日(土)~全国ロードショーです。全米大絶賛の問題作。“天才”“裏切者”“危ない奴”“億万長者”…マークの真の姿は何なのか?映画館で、あなたの目で確認して下さい。


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映画『ソーシャル・ネットワーク』 - シネマトゥデイ

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by mori2fm | 2011-01-09 15:15 | 映画評 外国映画 サ行