「完全なる報復」オチが…。

 フィラデルフィアの町を舞台に繰り広げられる、究極の復讐劇。「完全なる報復」(ブロードメディア・スタジオ/ポニーキャニオン)ジェラルド・バトラージェイミー・フォックス“二大実力派エエ男俳優”が共演!迫真のサスペンス。背筋も凍る、身に詰まされる(?)物語でございます。


 クライド(ジェラルド・バトラー)は、愛する妻と5歳の娘を、突然押し入ってきた2人組の強盗(ダービーとエイムス)によって目前で惨殺され、自らも負傷する。やがて2人は逮捕されるが、担当検事のニック(ジェイミー・フォックス)は、有罪を確実にするため、クライドの抗議も聞かずダービーと司法取引をする。その結果、エイムスには死刑判決が下るも、主犯であるダービーは、僅か数年の禁固刑という軽い罪になる。判決確定の日、クライドはニックに憎しみの視線を浴びせた後、姿をくらます。それから10年が過ぎ、エイムスの死刑が執行される。しかし、本来苦痛も無く死ぬはずのエイムスは、ニックたちの目前で苦しみのたうちながら死んでいく。何者かによって、薬物がすり替えられていたのだ。クライドの関与を直感したニックは、既に釈放されていたダービーの許へと急行するのだが…。


 『司法制度に裏切られた男が、司法制度を逆手に取り、司法制度に復讐していく物語』う~ん、何とも理不尽なお話です。犯罪被害者が、やがて冷酷で残忍な復讐鬼へと変貌し、事件に関わった関係者(=ターゲット)を、次々とトンでもない方法で葬り去って行くのですが、その時彼は何と塀(=刑務所)の中。『??』如何なる方法を用いて、彼は復讐を実行しているのか?外部に協力者が?それとも、まったく別の方法で??ここら辺りが、観ていて非常に面白かったんです。『う~ん?どうなってるんやろ?』『え~?そんなんどうやって??』って感じの連続で、吾輩かなり頭も使いましたし、そのカラクリが知りたくて、ワクワクしてたんですが…、ラスト近くでタネが明かされた時、一気に拍子抜けしてしまいました。『オイオイ!それってアカンやろう?!』って。そりゃ、確かに10年という年数を掛けて練られた復讐の計画としては、奇想天外且つ周到で、非常に面白いものだとは思いましたが、その実行方法があんなのとは…。ナンボ何でもダメでしょう??まあ、あんまり言うと≪ネタバレ!≫になっちゃいますので、このくらいにしときますがね~、一言だけ!『独房にカメラは無いのか~?!(^^;』何にせよ、吾輩的にコレはチョット残念な映画でございました。ホント、途中までは良かっただけに…。

 でも、キャスティングはなかなか良かったですよ。“硬軟何でもござれ”のジェラルド・バトラーの“ガチ硬派”の姿をスクリーンで久々に観ることができました(ここしばらく、妙に“フニャフニャした男”の役ばかりだったような気が…)。うん、彼にはやっぱりコッチの方が似合ってますね。そして対するジェイミー・フォックスも、負けじとシリアス演技で見せてくれます。オスカー俳優の面目躍如って感じです。彼も結構“硬軟何でもござれ”的俳優さんですが、どっちかって言うと、こういう役のほうが似合ってます。うん、吾輩はそう思うな。それだけに、ホントこの映画、残念です(>_<)。いや、面白かったんですけどね~。


 「完全なる報復」は、1月22日(土)~全国ロードショーです。『法の下の正義とは一体何ぞや??』そんな疑問の答えを、あなたも是非!映画館でご覧ください。

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by mori2fm | 2011-01-17 21:30 | 映画評 外国映画 カ行