「ロック~わんこの島~」“きょうのわんこ”2時間スペシャル!

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 「めざましテレビ」の人気コーナー、「きょうのわんこ」で紹介されたエピソードから生まれた本作「ロック~わんこの島~」(東宝)。2000年に大噴火した三宅島を舞台に、実話をベースにした感動作です。


 三宅島で民宿「たいよう」を営む野山一家は、父・松男(佐藤隆太)、母・貴子(麻生久美子)に小学2年生の息子・芯(土師野隆之介)の3人家族。いつも明るく、賑やかに日々を生きていた。芯は近所に住む祖母・房子(倍賞美津子)が飼っている老犬・ハナから生まれた子犬をもらい、ロックと名付け愛情を注いでいく。しかし2000年8月、三宅島・雄山の大噴火により、平和な日々は一転。長期化の様相を見せる噴火活動に、島民に避難指示が出され、芯は家族と離れ離れで東京での避難生活を送ることに。やがて全島民に避難指示が出され、松男たちも島外避難をすることに。その最中、ケージに入れて運ばれる筈だったロックが、いなくなってしまう…。


 実話がベースにはなっていますが、完璧なノンフィクションでは無いようでして、物語はかなり“泣ける要素”を盛った状態で、脚本化されたようです。定番中の定番とも言える“動物+子役+感動の実話=さあ、泣いて!”という方程式(?)が、この映画にも見事にあてはまっておりまして、これはもお、計算づくで作られているようで、何か『ズルイな~』と思ってしまいました。そして良くも悪くもこの映画、フジテレビの匂いがプンプンする映画でございます。普通に観ていても、それは感じましたが、更にいくら番組から誕生した映画とはいえ、あれだけ毎朝テレビでPRされちゃいますと、正直チョットひきますね~。まあ、言わば“きょうのわんこスペシャル”みたいなもんですけどね(^^;。
 とは言えこの映画、度が過ぎるほどの“感動押し付け映画”にはなっておりません。確かに『泣けますよ~』という空気は充満してるんですが、それが案外サラッとしてるんですね。これはひとえに子役の子の飾らない演技と、佐藤隆太&麻生久美子の“ムリヤリ頑張ってるように見えない明るい夫婦”っていうのが、効いてるんじゃないでしょうか?あと忘れちゃいけないのが、おばあちゃん役の倍賞さんですね。この人の存在感が、映画全体を、心地よく締めてくれていたように感じられました。

 この映画が夏休みに公開されるってのは、普通なら『何かあざといな~』って吾輩ツッこんでると思うのですが、今年はむしろ良かったと思います。決して狙ってたわけではないのですが、3月11日に発生した東日本大震災から立ち上がろうとしている被災者の方々、そしてこの国にとって、奇しくもこの映画には“災害からの復興”という共通のテーマが描かれています。今のこの時期だからこそ、勇気と元気をくれるこんな映画(内容的にツッコミたいところはたくさんあるのですが…(^^;)は、必要なんじゃないかと思います。


 「ロック~わんこの島~」は、明日7月23日(土)~全国ロードショー公開です。逆境に負けず、明るく生きる家族と愛犬の絆を、あなたも是非!映画館でご覧ください。 

~追記~
 モデルになった実際のロックは、2010年7月、映画のクランクインの約3ヶ月前に亡くなったそうです。本当にこの映画、『ロックに捧ぐ』ですね。

「ロック ~わんこの島~」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

映画『ロック ~わんこの島~』 - シネマトゥデイ

ロック ~わんこの島~@ぴあ映画生活

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by mori2fm | 2011-07-22 22:16 | 映画評 日本映画 ら行