2004年 12月 08日
「ポーラー・エクスプレス」トム・ハンクス、フルCG化計画!
クリスマスを題材にした映画っていうのは、何かほのぼのしますよね。「サンタクロース」 「34丁目の奇跡」…本作「ポーラー・エクスプレス」(ワーナー・ブラザーズ)も、クリスマスがテーマの心温まるストーリー。でもね、この映画“フルCG”でやる必要があったのかな…?
ある年のクリスマスイブ、少年はサンタの存在が信じられなくなってきていた。鈴の音は聞こえないし、両親は『魔法が解ける年頃…』と少年のことを指して言っていた。それでも何か物音がするたび『もしや…?』という思いに駆られ、なかなか眠れない。やがて真夜中が近付いたころ、少年の目の前にどこからともなく“急行北極号(=ポーラー・エクスプレス)”が現れる。列車から降りてきた車掌は少年に『乗るか乗らないかは自分で決めるんだ』と諭す。最初は躊躇していた少年だが、意を決し目の前の列車に飛び乗る。こうして少年の北極行きの冒険が始まった…。
はい、前述したようにストーリーはなかなか心温まるもので、何か最近殺伐としている(世間も、私を包む環境も…)なかで、いつの間にか失ってしまった純粋な気持ち、冒険心みたいなモノを観ている我々に思い出させてくれるように作られていて“ハリウッドの良心ココにあり!!”みたいな…もお、とっても王道的な映画でございます。小生、単純なモノですから簡単に“ホロッ”ときたりしておりました。
但し、何でこれをフルCG映画でやる必要があるのでしょうか?この映像なら実写はムリとしても、アニメーション(一部CGを使った)でやってくれた方がもっと素直に感情移入できたような気がします。そりゃ確かにトム・ハンクスそっくりには作ってますけれど、出来上がった映像が『人間そっくり!』ではなく、私には『サンダーバードの人形みたい…(笑)』に見えてしまった(特に肌の見え方とかが…、これでも凄いんでしょうけどね!)ので、その辺り多少興が冷めてしまった部分は残念でございました。スタッフは『トム・ハンクスの演技をコンピューターに取り込んで、映像に再現した…』とか言ってますが、そんな小難しい技術論よりもストーリーをもっと前面に押し立ててほしかった気がします。
でも年末年始に親子で観に行く映画としては、文句なしの作品だと言えるでしょう。私同様に(?)親御さんは“失った純真さ”をこの映画を観て思い出してください!
「ポーラー・エクスプレス」はただ今絶賛上映中です。あ、“年末年始”と言いましたが、出来れば…いや絶対クリスマスまでに観て下さい!あなたの家にもサンタがやって来るかも…。
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by mori2fm
| 2004-12-08 01:32
| 映画評 外国映画 ハ行





