2012年 03月 22日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」女は強し!

"第84回アカデミー賞・主演女優賞受賞”「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(GAGA★)。英国史上初の女性宰相にして“鉄の女”と称された辣腕政治家の半生を、名女優メリル・ストリープが熱演しております。いやあ、なりきってますね、ホントに。
かつて英国初の女性宰相として、国際政治の表舞台に君臨したマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)。老いて一線を退き、静かで孤独な余生を送る彼女には認知症の気が見られ、今は亡き夫・デニス(ジム・ブロードベンド)の死を認識出来ず、日々彼の幻影と語り合っていた。娘に促され、ようやく夫の遺品整理に着手したマーガレットは、自身の幼少のころから、デニスとの出会い、そして首相まで務めた政治家時代と、その裏側であった家族との葛藤など、自らの半生を思い返していく…。
『メリル・ストリープの、メリル・ストリープによる、メリル・ストリープのための映画』と言っても過言ではないでしょう。吾輩サッチャー女史のことなんて、そりゃTVでぐらいしか見たことないのですが(当たり前です(^^;)、見た感じは、ソックリですね。まあ、見掛けだけで言えば、メイクの力ってのもあるでしょうけど(はい、本作は“アカデミー賞・メイキャップ賞”も受賞しております)、それだけじゃあない!メリルの圧倒的存在感と、とてつもなく奥の深い演技力が、超リアルな映像と相まって、スクリーンに“真実の物語”として映し出されます。吾輩最初に『メリル・ストリープが、サッチャー役を演じる』って聞いた時は、『何で?確かにメリルは名女優やけど、アメリカ人でしょ。英国首相の役はチョット違うんじゃないのか?』てな素朴な疑問を抱いたりしたのですが、その後サッチャーに扮したメリルのビジュアルが公開されると、『うわ、ソックリやん!』と思わずツッコンじゃってました(^^;。そして公開された映画を見て、もお、ただただ脱帽!でございました。役作り完璧!偉そうに疑問なんか抱いて失礼いたしましたm(_ _)m!さすが演技派大女優!素晴らしい!鳥肌モンですよホント。オスカー受賞も、文句なし!の演技でございますね。
サッチャー女史が英国首相
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は、ただいま全国ロードショー公開中です。“鉄の女”と呼ばれた辣腕政治家の、“人としての真実の姿”をあなたも是非!映画館でご覧ください。
~追記~
こういった“歴史物”には、賛否様々な意見があるのが通例でございまして、この映画も色々と物議を醸しているようです。まあ、特にご本人がまだ存命でおられますからね~。
映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 - シネマトゥデイ
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