2005年 03月 16日
「ローレライ」伊-507、春映画興行界爆進中!!
今年は日本映画の“大作”が目白押し。特に福井 晴敏原作のいわゆる“軍事アクション物”が、3本も上映されるのが注目されています。その先陣を切って公開されたのが、この映画「ローレライ」(東宝)。期待に違わず「ドラえもん」のいない春の映画興行を引っ張っているようです。 公開2週目でアニメ映画に抜かれたのは、ご愛嬌ってことで…。
太平洋戦争末期の昭和20年8月6日。広島に原子爆弾が投下され、敗色濃厚の日本は更に窮地に追い込まれていた。海軍軍令部大佐の浅倉(堤 真一)は、特攻に反対して閑職に追いやられていた絹見少佐(役所 広司)に『戦利潜水艦“伊-507”に乗艦し、新たな原爆の投下を阻止せよ』と指令を下す。伊-507には先任将校として、絹見と旧知の木崎(柳葉 敏郎)をはじめ、軍医の時岡(國村 隼)、機関長岩村(小野 武彦)等ベテランの軍人たち、そして伊-507に搭載されている特殊潜航艇の操舵手として配属された折笠一曹(妻夫木 聡)等、若き特攻隊員。更に特殊兵器〈ローレライ・システム〉の専任者として軍属技師・高須〈石黒 賢〉が乗艦した。南太平洋のテニアン島に在るアメリカ軍の原爆搭載機発進基地を叩くべく、定員に満たない寄せ集めの乗員たちで伊-507は出撃する。任務を成功させるには、援軍なしでアメリカ海軍太平洋艦隊の防衛網を突破しなければならない。その任務の成否を握る特殊兵器〈ローレライ・システム〉。この兵器を起動させる重要な役割を果たす少女パウラ(香椎 由宇)の存在に、高須を除く乗員の誰もがこの時未だ気付いてはいなかった…。
昔、「宇宙戦艦ヤマト」や“角川アニメ”などが夏休みや、冬休みの度に公開されていたときに感じたような何ともいえない高揚感(=ワクワクした感じ)と同じようなモノを、上映前の映画館の座席に座って感じていました。日本映画でこれだけ“ワクワク”させられるのは、ホントに久し振りではないでしょうか?フジテレビ製作という利点を存分に使って、宣伝も煽りまくってましたから何か“ワクワクさせられた”って気持ちもするんですが…。この映画は、その高鳴る期待に充分応えてくれます。
潜水艦映画ということもあって、キャスティングは男ばかり。ともすれば、“暑苦しく”なりそうですが、俳優それぞれが持ち味を出して、イイ演技を見せてくれます。役所 広司が貫禄タップリに艦長を演じれば、妻夫木クンは若さで、この時代に生き残ってしまった人間の苦悩を、我々に見せてくれます。
その気になれば、ツッコミたいところは山ほど(例えば、昭和20年に何でハンズフリーで喋れるのか?とか、潜水艦から出られないパウラはどうしてあんなに“お目々パッチリ”で“眉毛クッキリ”なのか?そして何より終戦間近な日本にしては、みんな小ぎれい過ぎやせんか?とか…笑)有るのですが、それらをふっ飛ばして2時間8分観客を引っ張ってくれるパワーが、この映画には有ります。特撮界でその名を轟かせた樋口 真嗣の監督デビューは満点に近い船出と言えるでしょう。
“スケールのデカイ日本映画”っていうのは、やはり日本人として単純に嬉しいですね。『これだけのことが、日本映画でもできるんだ!』と思わせてくれる…そんなパワーをもった日本映画に、これからもっとたくさんお目に掛かりたいモンです。
「ローレライ」は、ただいま絶賛航海…もとい公開中です。日本映画が見せる大和魂を、映画館で是非ご覧ください!

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