2004年 04月 20日
「恋愛適齢期」って一体いつなのさ?
最新作ではありませんが・・・。“老いらくの恋”というほど、大げさなものではないかも知れないけれどこの「恋愛適齢期(ワーナー)」は60代独身(未婚)男性と、50代バツイチ子持ち女性のラヴストーリー。これがとても爽やかで…あろうことかカワイイ!!これ日本でやると、モットいやらしくてドロドロしたものになっちゃうんだろうな。さすがはハリウッド!この少し前に観た「ラブ・アクチュアリー(UIP)」もそうだったけれど、今年は何だか『人に優しいラブ・ストーリー』が多いような気がする。世間の人々がそれだけ“愛”というものを、欲しているということなのかな?
ハリー( ジャック・ニコルソン)は63歳にして独身、未婚。幾つかの会社を経営し、30歳以下の女性としか付き合わないという優雅な独身生活を満喫していた。今日も若いG.F.マリン(アマンダ・ピート)と週末を楽しむために彼女の母親が所有する別荘へ。しかしそこには、いる筈のない彼女の母親で劇作家のエリカ(ダイアン・キートン)とその妹ゾーイ(フランシス・マクドーマンド)が。結局4人で過ごすことになるのだが、その夜マリンとのベッドイン直前、ハリーが心臓発作で倒れてしまう…。
オープニングからニコルソン節全開!『何でこんなオッサンが若い娘にモテんねん!?』と思わずツッこんでしまったけれど、もうそれだけでツカミはOK。あとは“マトリックス”キアヌ・リーヴス(エリカに一目惚れする年上の女性が好みの、ハリーの担当医役・・・どんな設定やねん!)でさえも霞んでしまうほどの、熟年主演俳優2人による『これでどうだ!』と云わんばかりの演技合戦。ストーリーは軽めだけれど、これだけで見応えは充分。
そして何よりニコルソンとキートンの組み合わせで、SEX絡みのラブ・ストーリーを撮ってしまうナンシー・メイヤーズという監督が凄い!この人、前作「ハート・オブ・ウーマン」ではあのメル・ギブソンにパンストを履かせ、除毛クリームまで使わせたし、今回は御年58歳のダイアン・キートンを一瞬とは言え、ヌードにしちゃったんだから…。演出力だけでなく、俳優からの信頼が絶大でなければこのようなことは出来ないだろうな。また結構ドギツイ台詞も飛び交ってるんだけど、映画自体は決して下世話なモノになっていない。この辺りは女性監督ならではの繊細さがほどよくにじみ出ていて、観終わった後とても心地よかったです。
さあ、熟年世代の皆さん!恋愛に年齢は関係ございませんよ!!「恋愛適齢期」は、まだまだこれから(?)だ~!!
by mori2fm
| 2004-04-20 02:10
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