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「CASSHERN」は「キャシャーン」に非ず。

「CASSHERN」は「キャシャーン」に非ず。_a0014708_182318.jpg 行ってきました。「CASSHERN」(松竹)へ。公開前からいろんな“ヨロシクナイ話(特に製作サイドの不協和音ネタ)”を聞いてしまっていたので、まあ不安てんこ盛りだったのですが…結果…凄かった!!

 オープニングのナレーションが“納谷 悟郎”!『鉄の悪魔を叩いて砕く…』とは言わなかったけれど(CMでは出てくる台詞ですが)、もうそれだけでグイッと作品に引き込まれてしまいました。その昔、この元ネタである「新造人間 キャシャーン」をリアルタイムで観ていた世代には、これでツカミは充分!さらにあの“アンドロ軍団”が実写で動いている!もうホントに鳥肌モンでしたよ。でも描かれている世界観はオリジナルのまんまというわけではなく、『よくこんな映像を撮りあげたな~』と関心させられる“いままでに見たことのない”ようなモノのオンパレード。恐らくココまでやってしまったから、冒頭のような“ヨロシクナイ話”があちこちから、いろいろ噴出してきたんだろうな。

 ストーリー的には中盤以降、少し腰砕け気味で最後は『何でそうなる?』そして『えっ、結局あれはどういう意味があったの?』と言いたくなることがワンサと残ってしまうのですが、そんなことがどうでもよくなってしまうくらいに、映像のインパクトは強烈なモノがありました。『ただのお子様アニメのリメイク』と思って観に行くと、エライ目に遭いますよ。

 監督、紀里谷和明はこれが初監督作なのですが、大好きな「キャシャーン」をベースに自分のやりたいことを、トコトンやり尽くしたって感じなのでしょう。とどめに主題歌は宇多田ヒカル(言わずと知れた監督夫人)。これだけ最初にやりたい放題してしまうと、次が恐い気がするのですが…果たして彼に“次”はあるのでせうか…?

 
 
by mori2fm | 2004-04-25 18:24 | 映画評 日本映画 か行