「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」グダグダやがな(^^;。

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 ウィンター・スポーツの花形と言えば、“フィギュアスケート”。羽生選手のオリンピック連覇など、華やかな話題でいっぱいですが、このフィギュアスケート史上、前代未聞の事件として記憶されているのが、1994年に起きた“ナンシー・ケリガン襲撃事件”。若い方々は、ご存知ないかも知れませんが、吾輩のようなアラフィフ世代なんかは結構鮮明に憶えております。その襲撃する側の主要人物であったトーニャ・ハーディングの半生と、事件のウラ側を描いた本作「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」事件に絡んだ人物たちに取材をして撮りあげたという、ドキュメンタリー顔負けの1作です。

 ~1970年、アメリカ、オレゴン州に生まれたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は、低所得で学も無い母・ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)に、愛情をそそがれることもなく育てられるうちに、いつしかフィギュアスケートの才能を開花させていく。トーニャの才能が貧困からの脱出の鍵と見込んだラヴォナは、トーニャにコーチを付けスケート教室に通わせる。やがてトーニャはリンクで練習中に出会ったジェフ(セバスチャン・スタン)と恋に落ち、結婚。そしてラヴォナとも決別する。その後、アメリカ人で初めてトリプルアクセルを成功させ、全米選手権で優勝したトーニャは、1992年、アルベールビル冬季オリンピックに出場するのだが…。~
 
 発生当時、世界中を賑わせたスキャンダラスな事件のウラ側が、実はトンでもなく“グダグダ”だったと言うことを、この映画は描き出しています。正直見ていて『え~!そんなやり方で、あんな事ヤラかしたんかい??』と、半ば呆れちまいましたわ。如何に“グダグダ”だったのかは、是非映画館でご覧になってご自身の目でご確認いただきたいのですが、まあどれだけトンデモない大事件もウラを返せば、何ともショボすぎるというのは、得てして起こり得ることだとは思いますが、この“ナンシー・ケリガン襲撃事件”も、その典型的な一例に含まれると思います。

 主演のマーゴット・ロビーは、トーニャを演じるに当たり撮影前の4ヶ月、週5回、1日4時間、スケートリンクに立って猛特訓を受けたそうです。その甲斐あっての見事な演技で、アカデミー賞の主演女優賞にもノミネートされました。しかし、そんな彼女を遥かに上回るインパクトを与えてくれたのが、母親役を演じたアリソン・ジャネイです。作中最初から最後まで常に毒を吐き続け、見る者全てに不快な印象しか与えない正に“毒母”を怪演!吾輩、映画を見るまでトーニャのことは何となく知っていましたが、その母・ラヴォナがどんな人かなんて、まったく存じておりませんでした。そんな吾輩でも、アリソン・ジャネイの演技と姿を見ただけで『ああ、ラヴォナってこんな人だったんだろうな~』と納得させられてしまう演技の説得力!アカデミー賞助演女優賞受賞も納得の必見の演技です。エンド・ロールで、チョットした仕掛けが為されているのですが、なかなかにシュールな仕上がりでした(^^;。

 「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」は、5月4日(金)~全国ロードショーです。



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Tracked from 象のロケット at 2018-05-04 08:47
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Tracked from Something Im.. at 2018-05-06 17:18
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Commented by にゃむばなな at 2018-05-28 22:43 x
ほんま、グダグダな人間関係でしたよね。
特にあの妄想男と、その妄想男を信じる元ダンナ。
やっぱり男はしっかりせんと、いつの時代も、どこの国でも女の足を引っ張るものだと思いましたよ。
Commented by onscreen at 2018-06-10 10:22 x
<大事件もウラを返せば、何ともショボすぎる

次々と登場する名セリフ、に笑いが止まらなかったです。

<実はトンでもなく“グダグダ”だった

この映画にふさわしい、いいワードですね!(笑)




by mori2fm | 2018-05-02 22:13 | 映画評 外国映画 ア行 | Trackback(4) | Comments(2)