さようなら、京都スカラ座&京都宝塚&京極東宝…。

“京都スカラ座”
 ・うちの父親が、まだ小学生だった吾輩を初めて“悲しい外国映画”へ連れて行ってくれたのは、この映画館。
 ・中学生のころ、当時大ブームを巻き起こした“未開の地の住人のドタバタ騒動記”を観に行って、超満員の為に最前列から首の痛い思いをして、巨大スクリーンを見上げるように観ていたのは、この映画館。
 ・高校大学受験の時期に『図書館で勉強してくる』と親にウソをつき、“ロジャー・ムーア最後のボンド映画”を観に行ったのも、この映画館。
 ・大学生の頃、当時片思いで大好きだった女の子と一緒に観に行く約束をしたにも関わらず、その日になってドタキャンされ、泣く泣く1人で“トムが酒瓶を振り回す映画”を観たのも、この映画館。
 ・“石油掘りの男たちが、小惑星を吹っ飛ばす映画”を、カミさんと一緒に観に行き、隣りで号泣しはじめたカミさんを、不思議そうに眺めていたのも、この映画館。


“京極東宝”
 ・小学生の頃、“車が潜水艦になる映画”を、親にせがんで連れて行ってもらい、そのストーリーのカッコよさに、以後虜にされてしまったのは、この映画館。
 ・現在、吾輩の横で高イビキで爆睡されているカミさんを、出会って初めて“デート”なるものに誘い、“トム・ハンクスとメグ・ライアンが、逢えるんだか、逢えないんだかを、延々と繰り広げる映画”を一緒に観たのは、この映画館。 


“京都宝塚”
 ・毎年正月に“怪獣王が暴れる映画”のシリーズを、子供たちに混ざって、怪しいオッサン状態で観ていたのは、この映画館。


 ホントに数えてみると、キリが無いほど次から次から思い出が甦ってきます。一昨日、映画も観ないのにスカラ座のロビーを見学させていただいた(スカラ座スタッフの方、その節はありがとうございました!)のですが、もう、眺めているだけで無性に悲しくなって、涙が溢れてきてしまいました。最近はシネコン通いばかりで、確かに殆ど行けてませんでしたが、まさかココが無くなるなんて想像もしてなかったので…ホントにホントに、たくさんの思い出をありがとう!

 
 3つの映画館は、いよいよ本日(29日)ラストショーです。
 “京都宝塚”では「日本沈没」「七人の侍」を、
 “京都スカラ座”では「ベン・ハー」「街の灯」を、
 “京極東宝”では「荒野の七人」「慕情」そして「帰らざる河」を…、
いずれも500円均一で上映されます。吾輩は、仕事でどうしても行けない(大泣)のですが、是非ともたくさん大勢の皆さんで、京都の映画の一つの歴史が終わる瞬間を、見届けに行ってください。


 ホントにありがとう!そして、さようなら…(泣)。
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by mori2fm | 2006-01-29 01:59 | 映画館ネタ