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「LIMIT OF LOVE 海猿」“熱い”ドラマ。スゴイ勢い!

 怒涛の勢いで、ただいま大ヒット公開中!「LIMIT OF LOVE 海猿」(東宝)。いやもおこりゃ何と言いますか、『よう撮ったね!』とスタッフ&キャストに言ってあげたくなる映画ですね。

 
 潜水救命士・仙崎大輔(伊藤英明)は、バディである吉岡(佐藤隆太)と共に、鹿児島の第十管区機動救難隊に配属され、海難救助の最前線で日々忙しく働いていた。或る日恋人の環菜(加藤あい)が、大輔を訪ねて横浜から車で鹿児島へやって来る。遠距離恋愛を続ける上で、2人の将来に不安を抱えた環菜は、ウェディングドレス姿を見せて、自らの思いを大輔にぶつける。しかし、ある事が心の中に引っ掛かっていた大輔は、環菜の気持ちに応えることが出来ず、気まずい思いを抱いたまま2人は別れる。翌日、訓練中の大輔達に、鹿児島港沖で座礁したフェリーの救援へ向かうよう、出動命令が下る。現場に到着した大輔は、横浜へ帰る為に偶然乗船していた環菜と再会。他の乗客と共に避難することを環菜に告げ、乗客の避難誘導に向かった大輔は爆発に巻き込まれ、フェリーの売店々員で妊婦の恵(大塚寧々)、乗客の真一(吹越 満)、そして吉岡と共に船内に閉じ込められてしまう…。


 元々原作が好きでしたし、映画の第1作も、TVドラマも、最近では珍しい“熱い”作風でしたので、今回も期待して行ったのですが予想以上に“熱い”“燃える”“男達”の映画になっておりました。映画館内も熱気ムンムンで、何か久し振りに“客席とスクリーンが一体になった感”を味わわせていただきました(もお両横の女の子なんか、上映開始時から既にウルウルでしたわ…あ、知らない人ですよ(^^;)。

 その気になれば、ツッコミたい所は山ほどあった(ネタバレなので、反転で書きます→『あれだけ過酷な条件で、妊婦を避難させて“母子共に良好”はありえないやろ~』とか『何で座礁した(ってことは、水深は浅い筈…)フェリーが、船首からあんなキレイに沈んじゃうのよ?』とか『最後のハシゴ20m昇るって、船傾いてるんやから、真っ直ぐ昇る必要はないやんか!』とか『そのハシゴから、結局落ちた(沈没直前に)のに、何でそこから違う場所まで移動して、なお且つ生き延びることが出来たのさ?』etc、etc…わ~、いっぱいあるな~(^^;。)のですが、観ている時はそんな事を気に掛けている暇が全く無いくらいに、次から次へと勢いでもって観客をグイグイ引っ張っていく、羽住英一郎 監督の少々(かなり?)強引とも思える演出に、今回は脱帽いたしました。いや、その手法お見事です!

 でも前作を観たときにも書きましたが、伊藤英明クンは、こういう“ワイルド”な役柄を演じている方がイイですね。TVドラマでスーツなんか着てるより、よっぽど性に合ってると思います。あと、加藤あいチャンもすごく良かったですし、2人にとってこのキャラクター(大輔&環菜)は、本当の意味での“当たり役”だったと言えるでしょうね。

 ところで今回、高らかに“最終章”と謳ってますが、あのラストならその気になれば、幾らでも続編作れると思うのですが(製作側も、少し“その気”はお有りのようで)…。果たしてどうなんでしょ?


 「LIMIT OF LOVE 海猿」は、只今今年の日本映画最高の勢いで、全国ロードショー中です。この“熱い勢い”を、あなたも是非映画館でご覧下さい!
by mori2fm | 2006-05-15 20:06 | 映画評 日本映画 ら行