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「ラフ」と「ハチミツとクローバー」を観た…。

 そんな訳で、2日立て続けに「ラフ」(東宝)。そして「ハチミツとクローバー」(アスミック・エース)を観てきたんだな。どちらも原作が漫画。で、吾輩はどちらも“未読”で行ったんですけど…観終った後の感想は、正反対のモノになっちゃいました。


 先ずは「ラフ」ですが、も一度言いますが吾輩原作未読なんですが、こんなに暗い話なんですか?あだち充先生の原作も。何より映画としての完成度が、あまりにも無さすぎます。1時間45分ほどなんですが、観終った後『このストーリー展開で、何で結果がああ言う風になる??』って感じの“はてなの嵐”状態に陥ってしまいましたわ。うん、脚本に説得力がまるでない!劇中で使われているスキマスイッチの歌も、何かチョット浮いてる感じがしましたし、「NANA」を撮った大谷健太郎 監督の作品てことで、かなり期待してたんですが、これは結構キツかったです。去年の「タッチ」に続いて、“あだち原作漫画”の映画化は吾輩的にはハズレでございました。
 ただ長澤まさみチャンの、貴重な水着姿(それも、競技用からビキニまで…)が拝めるってのは、よかったかも~(^^;。『これは殆ど、長澤まさみのPVやんか!』とツッコンじゃいましたよ。

 
 で、他方「ハチミツとクローバー」はイイ!映画としてキチンとまとまっているし、俳優陣が個性溢れるキャラクターを、自分のモノにして演じきっているし、何より作り手側の一生懸命さがスクリーン越しに、とてもよく伝わってきました。特に蒼井 優ちゃんが、イイ!!チョット難しい役柄だったとは思いますが、押し付けで無く、嫌味なく楽しんで演じているっていうのが、観ていてとてもよくわかりました。
 
 なかなか思うようには進まない“片想い”が、意地らしいほど真っ直ぐに描かれていて、とても共感!また好感を持つことが出来ました。いやあ、青春、最高!!
 音楽も効果的に挿入されていて良かったです。スピッツが歌う主題歌も、とても映画によくマッチしていました。


 最近、やたらと“漫画原作”の映画化が多いですが、あまり安直な企画は立てないでくださいね。やはり作るからには、映画として楽しめるモノを作っていただきたい…そう願うばかりです。
by mori2fm | 2006-09-04 01:21 | 映画評 日本映画 は行