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「恋愛睡眠のすすめ」ね・ねむい…。

 「エターナル・サンシャイン」ミシェル・ゴンドリー監督最新作、「恋愛睡眠のすすめ」(アスミック・エース)。前作は“記憶”がテーマでしたが、今回は“夢”でございます。う~ん、この監督“現実”がお嫌いなのかしらん(^^;?


 メキシコ人の父とメキシコで暮らしていたステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、父が亡くなったのでフランス人の母が大家をしているパリのアパートへ戻ってくる。イラストレーターのステファンだったが、母が紹介してくれた仕事は、カレンダーの製版係。仕事がうまくいかないところへ、隣の部屋の引越し騒動に巻き込まれてステファンは怪我をしてしまう。新しい隣人ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)とその友人に、怪我の治療をしてもらうが、内気なステファンは隣りに住んでいることを言い出せない。結局素性を隠したまま、その後も何度か会ううちに、いつしかステファンはステファニーに恋をしていく。しかしそんなことを打ち明けられないステファンは、夢の中でステファニーとの恋愛を進めていく。やがてステファンは、現実と夢の区別がつかなくなっていく…。


 実はこの映画も、この映画も未見の吾輩は、今回が初めての“ガエル君体験”だったのですが、こりゃまたエライ展開の映画でしたね。一歩間違えるとステファンは“現実逃避で妄想狂のただのストーカー”になってしまうところですが、ガエル君が演ると妙にキュートに感じられましたので、そこんトコは彼の魅力に因るところが大きいと思います(まあ、決して“カッコイイ”とは思えませんが…(^^;)。しかし、あれだけ自由に自分の好きな夢を観ることが出来るってのは、ある意味才能でしょう。普通の人間にはあんなことなかなか出来ませんよ。出来ませんよね?少なくとも、吾輩は出来ません!自分の好きな夢を観たり、楽しかった夢の続きを観たりなんてことは…。どなたかそんなことが出来る方おられたら、その方法を教えてもらいたいモンです!

 「エターナル・サンシャイン」の時もそうでしたが、ゴンドリー監督のシュールな映像感覚は、本作でも全開でございます。特に夢の中での“空飛ぶステファン”や、紙で出来た“走る車”、人が乗って走ることが出来る“馬のぬいぐるみ”などなど、チョット普通じゃない映像のオンパレードです。で、これらをスクリーンで観ているうちに、吾輩もだんだん夢かうつつか何となくわからなくなってきまして…。一瞬“恋愛睡眠”してしまっておりました(^^;(アカンがな!)。これからご覧になる方は、その辺りで引き込まれないようにご注意を。


 「恋愛睡眠のすすめ」は、ただいまシネマライズ(東京)で公開中。5月以降、全国順次ロードショー公開です。幸せな睡眠の結末を、あなたも是非映画館でご覧下さい。


恋愛睡眠のすすめ@映画生活

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by mori2fm | 2007-04-29 09:41 | 映画評 外国映画 ラ行