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「Life 天国で君に逢えたら」いい映画…ホントにいい映画。

 肝細胞ガンの為、38歳の若さでこの世を去った、世界的プロウインドサーファー・飯島夏樹「Life 天国で君に逢えたら」(東宝)。この映画はガンと向き合い、そして懸命に生きた彼の半生と、彼を支え続けた妻、そして家族の“愛”を真正面から描いた実話を基にした、感動ドラマです。


 ワールドカップに参戦するため、世界中を転戦するプロウインドサーファーの夏樹(大沢たかお)。日本国内では無敵だったが世界の壁は厚く、勝てない日々が続き常に“貧乏ドサ回り”な状態だった。そんな夏樹を妻・寛子(伊東美咲)は、文句を言いつつも献身的にサポートしていた。しかし家賃が払えず、住まいを追い出されるに至り夏樹は、『次でダメだったら、諦める』と寛子に告げる。運命の掛かった次のレースで、夏樹は見事に優勝。そこから快進撃を続ける。やがて生活も安定してきた2人は、大きな家を買い、4人の子宝にも恵まれ幸せな家族を築いていく。時は流れ長女の小夏(川島海荷)が10代になると、レースのため長く家を空ける夏樹に対して反抗するようになる。そして夏樹もレースで勝てない日々が続いていた。幸せの歯車が少し狂い始めた時、夏樹の身体に異変が起きる。夏樹の身体は、いつの間にか病魔に侵されていた…。


 映画館で流れていた予告編を観ただけで、吾輩既に号泣しそうになっておりましたので、『本編観たら、一体どうなってしまうやろ?』と、半ばビビリながら映画館へ出掛けました。結論から言うと、泣きました…でも号泣はしませんでした。映画自体が、そんなに『泣かせてやろう』と押し付けてくるのではなく、むしろ爽やかに…そう作中にも出てくる『風に吹かれるままに』…という感じで作られていたので、本当に素直に映画の中へ入っていけましたし、爽やかな感動をいただけました。ホント、“いい映画”でした。
 ガンとわかってから苦しむ夏樹さんを、同じように苦しみ、それでも強い心で支えた妻・寛子さん。なかなか素直になれなかったけれど、『死なないでほしい』という一心で行動し、それが夏樹さんの支えとなった小夏ちゃん。そばにいて、笑っているだけで夏樹さんの心を和ませせた3人の息子さんたち。そして常に夏樹さんを想い、励まし続けた仲間たち…。みんなに支えられて、夏樹さんはガンになったことを『良かった』とまで思えるようになっていきます。この過程の描かれ方が、とても優しさに溢れていて目頭が熱くなりました。『ああ、生きてるってホントに素晴しいことなんだな』と、単純に素直に痛感させられました。“延命治療”を否定するわけではないのですが、夏樹さんの『風に吹かれるままに』という生き方は、ガンと闘う人達の1つの理想の形なんじゃないでしょうか?

 桑田さんが歌う主題歌「風の詩を聴かせて」がエンディングで流れるのですが、ほぼ満席の客席から立ち上がる人は、エンドロールが終わるまで1人もいませんでした!吾輩、映画館でこんな光景を観たのは初めてです。いやあ、本当に素晴しい!


 「Life 天国で君に逢えたら」は、ただいま全国好評上映中です。短い人生を懸命に明るく生きたウインドサーファーと、その家族の優しく、爽やかな感動をくれるこの物語を、あなたも是非映画館でご覧ください。

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by mori2fm | 2007-08-27 01:51 | 映画評 日本映画 ら行