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「ワールド・オブ・ライズ」嘘つきは、泥棒のはじまり…。

 レオナルド・ディカプリオラッセル・クロウ2大スター競演!そして監督は、リドリー・スコット「ワールド・オブ・ライズ」(ワーナー・ブラザース)。この豪華な顔合わせ、期待するなって方が無理ですよね。でも事前宣伝何か地味じゃないですか?思ったほど、盛り上がってないっちゅうか~。


 ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、CIAの中東現地工作員。日々、対テロ工作の最前線で命を張って戦っていた。その上司であるエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)は、CIAの本部や自宅、時には子供の送迎中に電話でフェリスに指示を与えていた。2人は、テロ組織のリーダー、アル・サリーム(アロン・アブトゥブール)の身柄確保を目指していたが、現場で活動するフェリスと、机上で作戦を展開するホフマンとは主義が合わず、度々衝突を繰り返していた。或る日フェリスが得た情報から、サリームの隠れ家が発覚。ヨルダンに向かったフェリスは、現地でヨルダン情報局の責任者、ハニ・サリーム(マーク・ストロング)に会い、協力を要請。その信頼を得るが、ホフマンが実行した裏工作の煽りで、フェリスの行動は水泡と帰してしまう。そればかりかサリームの隠れ家も燃やされ、フェリスはハニに国外退去を命じられてしまう。業を煮やしたフェリスは、ホフマンにある作戦を提案する。それは、サリームをおびき出すため、サリームの組織に匹敵するテロ組織をでっち上げることだった…。


 これは実話ではないんですが、いかにもアメリカそれもCIAがやってそうやな~って感じの話です。しかも監督はリドリー・スコットなわけですから、もおリアリティありあり!そこへ持ってきてレオ様に、ラッセルという“超演技派2枚看板”が絡んでますので、更に拍車が掛かり、超迫真の“リアリティ・フィクション”に仕上がっています。そう、ストーリーの中で実行される作戦で、レオ演じるフェリス達は“嘘”をつくのですが、この映画は、観ている我々にまるでこれが実話であるかのように感じさせる…正に映画が“嘘”をついておる訳ですね。うん、こりゃ凄いですよ。ただ、後から少し冷静になって考えてみますと、この映画で展開されているストーリーってのは、相当トンでもないんですよ。いくら『世界を救うため』と信じて行なった事とはいえ『テロリストをでっち上げる』なんぞ、言語道断!でも、世界のどこかでホントにこんなことが行なわれているのかも…。あ、吾輩またその気になってる。ああ、すっかりこの映画の“嘘”に騙されてる~!!

 ところで、ここ最近のレオ様はこういう“硬派”な役が続いてますね~。 前々作「ディパーテッド」、前作「ブラッド・ダイヤモンド」そして本作と、一昔前の“繊細な美少年”とは決別した“タフでワイルドな男”を熱演しています。髭もなかなかお似合いで。大人の俳優として、もお充分な貫禄を持ち合わせていますね。この演技で、またオスカーにノミネートされるのでしょうか(吾輩的には「ブラッド・ダイヤモンド」の時の方が、インパクトは感じたのですが…)?コレに対抗するラッセル・クロウも、貫禄の“受け”の演技を堂々と見せてくれます。特に今回は“メタボ気味の上司”という役柄に、体重増加で臨み見事に成りきっています。そう、“イヤな上司”に。レオ様の“熱血直球演技”を受けるのは、ラッセルくらいの名役者でないと務まらなかったでしょう。そういう意味で、このキャスティングは大成功だったと思います。

 ただ、扱っているテーマがテーマ(中東での対テロ組織戦)ですので、如何に大作と言えども派手さは感じられません。リドリー・スコットが入念に撮りあげた映画ですから、非常に質は高く、決して間違いはないのですが、興行的にはしんどいでしょうね。全米でも苦戦したようですしね。でも、観て損は無い1本ですよ。


 「ワールド・オブ・ライズ」は、12月20日(土)より全国ロードショーです。世界を救うための“嘘”を、あなたも是非映画館で目撃してください。


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by mori2fm | 2008-11-27 01:33 | 映画評 外国映画 ワ行