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「サブウェイ123 激突」オッサン2人…激突!

 デンゼル・ワシントンジョン・トラボルタ豪華共演!そして監督はトニー・スコット!!何とも豪華な顔合わせだこと。「サブウェイ123 激突」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。NYの地下鉄を舞台に繰り広げられる、“オッサンの熱い攻防(^^;”。さあ、勝つのはどっちだ?


 ニューヨーク地下鉄の運行司令部で、指令係として勤務するガーバー(デンゼル・ワシントン)は、或る日の午後ぺラム発1時23分の電車が緊急停車し、更に先頭の1両だけが他の車両と切り離されて停車したことに気付く。不審に思ったガーバーの呼び掛けに対し、ライダー(ジョン・トラボルタ)と名乗る男が乗客19人を人質に列車を乗っ取ったことを告げる。更に『市長に1時間以内に1000万ドルを用意させろ、遅れたら1分ごとに人質を殺す』と要求を伝えてくる。ほどなく警察が到着。担当のカモネッティ警部補(ジョン・タトゥーロ)は、捜査に協力するというガーバーの進言を無視。ガーバーは上司に半ば強制的に帰宅させられる。このことを知ったライダーは激怒し、運転士を射殺。慌てたカモネッティに呼び戻されたガーバーは、再び交渉役としてライダーの真の狙いを探っていく…。


 この映画はリメイクだそうで、オリジナルの「サブウェイ・パニック」は、1974年の映画(吾輩は未見です)。でも、そんな予備知識無しでも充分に楽しめる内容になっています(あ、お好きな方は是非オリジナルもご覧になってから…)。トニー・スコット監督作品ですから、非常にスピーディーに展開していくのですが、肝心な謎(『何故1000万ドルなのか?』『何故市長なのか?』etc,etc…)が、随分あっさりと明かされてしまい『え?え?それってどういうこと??』って感じで、付いていけないというか、よくわからないままに通り過ぎて行ってしまったシーンが、幾つかございました。でもそんなのは、あんまり気にならんほどに、もおとにかく主演2人の圧倒的な存在感に、ず~っとスクリーンに釘付けにされてしまいました。

 ま~あ、トラボルタの悪いこと!顔、演技、イッちゃってる眼…。観る者に『この人には、良心のかけらもない…』と思わせる、もお最強の“ワル”でございます。対するデンゼル・ワシントンは、少々メタボ気味なお腹を抱えて、事件に巻き込まれる普通の男…でも正義の心に燃える…でも実は…って男(何なのだ?)を熱演しております。冷静に見えますが、熱いです。熱血です!

 作中でNYじゅうを巻きこんだ、車による“現金輸送大作戦”が展開されます。映像的には、“トニースコット節全開!”って感じで、迫力満点のシーンに仕上がっているのですが、吾輩思わず見ながら言ってしまいました…『ヘリ使えよ!』だって、事故りまくるんですから!コレ、今回の最大のツッコミポイントです(^^;。

 資料によると、この映画の主要キャストの中で最も若いのは、市長役のジェームズ・ガンドルフィーニなんだそうです…え~?そんな風には見えないよ~!


 「サブウェイ123 激突」は、9月4日(金)~全国ロードショーです。オッサン2人の手に汗握る演技の“激突”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 この映画、今のところ宣材(チラシ・ポスター等)に書かれたタイトルには、どこにも“激突”という文字がございません。このまま公開まで行っちゃうのかな~?ソニーさん…。
 
「サブウェイ123 激突」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

映画『サブウェイ123 激突』 - シネマトゥデイ

サブウェイ123 激突@映画生活

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by mori2fm | 2009-08-27 00:30 | 映画評 外国映画 サ行