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「モナリザ・スマイル」ハリウッド新旧若手女優競演!

「モナリザ・スマイル」ハリウッド新旧若手女優競演!_a0014708_0373052.jpg 『そうかあ、ジュリア・ロバーツももう若くないんやなあ。中堅からベテランの域に達してるなあ…』この映画「モナリザ・スマイル」(UIP)を観て、一番に思ったことです。そう、どんどん若い芽が育ってますよ~ハリウッド!!

 1953年、名門ウェルズリー大学に新任の美術史の講師として、キャサリン(ジュリア・ロバーツ)が赴任してくる。この伝統校では、“将来結婚して、家庭に入るのが女性の理想である”といった保守的な考え方が大勢を占めていて、学生達の殆どがそうすることが、幸福なのだと信じて疑っていなかった。キャサリンはこういった状況を何とか変化させ、学生達に“自分自身の生き方は自分で決めることが出来る”といった考えを持って欲しいと願っていた。イェール校の法科へ進学する夢を持つジョーン(ジュリア・スタイルズ)や、男性関係が奔放なジゼル(マギー・ギレンホール)はキャサリンの言葉に共感を覚えるが、保守的な考え方に固執するベティ(キルスティン・ダンスト)は反発。在学中にも関わらず結婚し、更には『キャサリンの指導方針はウェルズリーの伝統にそぐわない』というコラムを学内新聞に寄稿する。このことで、キャサリンは学内で追いつめられていくのだが…。

 学生役を演じている若手女優たちが、とても生きいきと輝いています。それぞれキャラの異なる難しい役柄なのですが、それを見事にこなしています。特にキルスティン・ダンストは憎まれ役を一手に引き受け(ラストでは非常にオイシイところを持っていく役どころなのですが)、この上なく憎々しげに演じています。「スパイダーマン」のMJよりも、こちらの方がハマリ役のように思えました(相変らず若さは感じられませんが…)。
 それを受けるジュリア・ロバーツの演技は、もう貫禄モノですね。ある時期の彼女の演技には、作品によって結構“当たり・ハズレ”があったのですが、最近は確実に“当たり”を連発してくれます。ただ、惜しむらくは公開規模、時期があまりにも地味だったこと。夏休みの大作群に埋もれて、殆ど話題にならなかったのは残念です。

 チョット本筋から外れた観方をすると、この夏ジェイク・ギレンホールと破局したキルスティン・ダンストが、彼の姉であるマギーと共演してるっていうのも、何か因縁めいたモノを感じます。

 監督はマイク・ニューウェル。この人の次回作が、あの「ハリー・ポッター」シリーズ第4弾「炎のゴブレット」だっていうのが、いまひとつピンとこないのですが…。

 「モナリザ・スマイル」はただ今上映中です。夏休みの大作に食傷気味のあなたに是非お薦めしたい1本です。
by mori2fm | 2004-08-30 00:52