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 あの“同時多発テロ”直後の最初の戦いを描いたリアリティ戦争映画。「ホース・ソルジャー」吾輩的に久々のブラッカイマー 印”の映画でございますが、あくまでも実話の映画化でございます。あまり無茶はしたらアカンで…(^^;。

 ~2001年9月11日、家族との時間のために内勤への転属を希望していた、陸軍特殊部隊のネルソン(クリス・ヘムズワース)は、念願の叶った正にその日、アメリカ同時多発テロの勃発を知り、即座に現場復帰を決意。頼りになる部下のスペンサー(マイケル・シャノン)等12名の隊員達と共に、ウズベキスタンへ向かったネルソンは、タリバンへの最初の反撃任務に志願する。反タリバンの北部同盟を支援する任務に就いたネルソン率いる部隊は、敵の圧倒的戦力に対して“馬”を駆使して戦うという現実に直面する…。~  


 これは、なかなかに痛快なお話でございます。宣伝で謳われている“5万人 VS 12人”と言うのは、少々誇張(確かに間違っているわけでは無いのですが、それだけではありませんので…)し過ぎという感は否めませんが、それでも圧倒的な戦力差があったのは間違い無く、それに対して馬を主要戦力として戦車や迫撃砲に対抗した“米軍騎馬隊”の存在を吾輩は全く知りませんでした。あの“グラウンド・ゼロ”には、彼等の功績を称える騎馬像が建てられているそうですが、アメリカ国内でさえも特殊部隊の任務は機密事項であった為、近年までその事実は伏せられていたそうです。これらの事実、その功績を人々に伝えていきたいと、ブラッカイマーは映画化に当たり、そう考えたそうです。そして更に、これ以外にも実際に偉業を成し遂げた人達のことを語っていきたいと考えているようですので、この先こう言った“ブラッカイマー 印の実話戦闘アクション映画”ってのは、増えていくんじゃないでしょうか?

 当初ネルソンは“実戦経験の無い(=人を殺したことが無い)兵士”として登場しますが、それでも部下たちから信頼されている様が描かれていますので、如何に優秀な軍人で指揮官であるかが垣間見えます。そしてアフガンでの初の実戦を経験してから(当然、敵兵も殺してしまいます)の、彼の鬼気迫る戦いぶりは見事としか言いようがありません。ただそれだけでは無く、彼は『12人全員で生きて国へ帰る』ことを最大の目的として掲げて勝利を信じて戦います。この辺りを、クリス・ヘムズワースがとても人間味豊かに演じています。そう、兵士である以前に彼等も人間であるということが、とても重要なファクトとして描かれているのも、この映画の特筆すべき点だと思います。『そんなん、最近の戦争映画なら当たり前やん』と言われる方もおられるでしょうが、これはあの“ブラッカイマー 印”の映画です(^^;!そうして考えると、結構貴重なことだと思うんですよ、吾輩は。クリス・ヘムズワースとマイケル・シャノンと言うと“ソー&ゾッド将軍”という何とも強そうな組み合わせなんですよね…(違)。でも実際クリスが馬に乗って戦っているシーンがソーの戦闘シーンに被って被って…(^^;。まあ、強烈なキャラクターを演じることの弊害なんでしょうね、これって。

 「ホース・ソルジャー」は、明日5月4日(金)~ 全国ロードショーです。強大な敵に立ち向かった騎馬隊の実話を、あなたも是非!映画館でご覧ください。




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by mori2fm | 2018-05-03 21:33 | 映画評 外国映画 ハ行 | Trackback(4) | Comments(0)