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[第9地区] ブログ村キーワード
 これは、今までに吾輩が見たことのない類の映画でございました。「第9地区」(ギャガ GAGA★)。いやあ、ホントに衝撃的な映画でしたわ。


 南アフリカ、ヨハネスブルグの上空に、突如巨大な宇宙船が飛来。何日経っても静止したままの宇宙船に、南ア政府はヘリで偵察隊を派遣。彼らが船内で見た物は、船の故障により衰弱した、不衛生なエイリアンの群れだった。何百万ものエイリアンの群れは、暫定的にヨハネスブルグの“第9地区”にある、仮設住宅に住まわされる。言語も通じず、不衛生なエイリアン達が一般市民と融合出来る筈もなく、人間はエイリアン達を、その外見から“エビ”と呼んで蔑んだ。そして28年の月日が過ぎ、人間とエイリアンの対立は激化。エイリアンを管理している民間軍事企業“MNU社”は、エイリアン達をスラム化した“第9地区”からより劣悪な環境の“第10地区”へ移すことを決定する。その現場責任者として、ヴィカス(シャルト・コプリー)という社員が指名される。“第9地区”へ向かい、エイリアン達に、立ち退き承諾書に強引にサインさせるヴィカス達。しかしその最中、ヴィカスは誤って謎の液体を浴びてしまう。やがてヴィカスの身体に、異変が生じる…。


 これまでにも、エイリアンが出てくる映画って色々ございましたが、地球が侵略される~例:「インデペンデンス・デイ」とか「宇宙戦争」等~とか、人間が襲われる~例:「エイリアン」とか「プレデター」等~なんてのが、ほとんどでした(稀にお友達になる~例:「E.T.」~なんてのもありましたが…)。然るにこの映画に出てくるエイリアンは、“難民”なのですよ。これまでの映画では、こんな扱いのエイリアンは恐らくおらんかったのではないでしょうか?何せ、人類から差別されるてるんですよ。しかも地球上で。何とも異例ですね。
 更にエイリアンが登場する“SF映画”となると、大概舞台はニューヨークとかロサンゼルス…、悪くてもアメリカのどこかの都市ってのが定番だと思われますが、この映画の舞台は南アフリカのヨハネスブルグ。これもまた異例でございます。
 そしてこの映画、プロデューサーは“あの”ピータージャクソン。彼は有名ではございますが、監督は本作が長編デビューとなるニール・ブロムカンプ(←舌噛みそう(^^;)。主人公ヴィカスを演じているのは、シャルト・コプリー。この新人監督と、ほとんど無名のキャストによるいわば“カルト的”な本作が、試写で見た映画ファンやブロガー達のいわゆる“クチコミ”によって、アメリカ全土にその名を知られることとなり、何と全米興行収入で1億ドルを突破する大ヒットを記録。加えてアカデミー賞では4部門(作品賞、脚色賞、視覚効果賞、編集賞)でノミネートされるという快挙までやってのけたのです。う~ん、誠にもって極めて異例!

 異例づくしの本作は、ハンディ・カメラを多用し、擬似ドキュメンタリー仕立ての映像に仕上げられています。これが、見ている我々に強烈なリアリティを感じさせます。この映画を見ている間は『南アフリカには、ホンマにこんなエイリアン居住区があるのか~?』と感じられるくらい(いえ、吾輩は特にこういうのに感化され易いモンで…(^^;)でございました。“カルトな低予算SF映画”と言われておりますが、作中出てくる“パワードスーツもどき”なんかも、下手なSF映画よりも激しく動いておりましたし、その奇抜なストーリーとも相まって、見応え充分の1本に仕上がっていると思います。何より吾輩は、今までこんな映画見たことございませんでしたわ!

 “南アフリカが舞台の差別を描いた映画”という見方も出来る本作ですが、ご覧になる際は、あまりその辺のことはお考えにならず、頭真っ白状態でご覧になることをオススメします。その方が、映画を見て受ける衝撃度はデカイと思います。そして、見終わった後に何とも言えない感覚が残ります。この映画、吾輩的には『純愛を描いている』とも断言できます。ラスト・シーンは、とてつもなく切なくて哀しいです。そういった見方も出来る本作は、今年の映画史上に鮮烈な印象を与える1本だと言っても、過言ではないでしょう。

 「第9地区」は、4月10日(土)~全国ロードショーです。“異例づくめの驚くべき1本”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。とにかく見て!騙されたと思って…。

「第9地区」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by mori2fm | 2010-03-22 21:01 | 映画評 外国映画 タ行

 何とも男クサ~い映画です。「アーマード 武装地帯」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。吾輩の殆んど知らない世界=“アメリカの現金輸送を扱う警備会社”を舞台に“装甲現金輸送車=アーマード・トラック”を駆る男達が繰り広げる、B級テイスト満載のサスペンス・アクション・ムービーです。

 イラクからの帰還兵、タイ(コロンバス・ショート)は両親の死後、亡父が勤めていた警備会社に入社。タイの父を師と仰ぐ先輩警備員・マイク(マット・ディロン)は、何かと親身にタイに接してくれた。試用期間が過ぎ、晴れて正警備員となったタイにマイクは、近々現金輸送車で運ぶ高額現金(4200万ドル)を、強盗に襲撃されたように偽装して、仲間の警備員達と強奪する計画を打ち明ける。驚くタイを計画へ誘うマイク。一度は断るタイだったが、家の経済状況の窮乏に加え、不登校の弟を児童福祉局が、家から連れ出そうとしたことで、考えを変える。マイクに『誰も犠牲者を出さないこと』を約束させ、タイは計画に参加することに。そして決行された計画。現金を無人の廃工場に隠して偽装工作をする手はずだったが、偶然い合わせたホームレスに犯行を目撃されメンバーの1人・ベインズ(ローレンス・フィッシュバーン)が発砲。犠牲者を出してしまう。思わぬ展開に、タイは驚くべき行動に出るのだが…。

 
 マット・ディロンジャン・レノローレンス・フィッシュバーンフレッド・ウォードetc,etc…。まあ何ともワルそうで、男臭い主要キャストの面々!絵面で見たら、コイツらどう見ても“正義の警備員”てよりも、元々“ワルい奴ら”にしか見えません。この映画、上映時間1時間27分の中で女性キャストは、児童福祉局のオバちゃんが、ホンの一瞬出てくるだけ。あとはスクリーンにはズ~ッと“男・男・男”!しかもイケメンなんかには程遠い、男臭さ満開の野郎共ばっかり。嗚呼、ムサ苦しい!いやあ、上映時期が夏なんかじゃなくて良かったですよ。気温30℃の日にこんなの見たら、暑苦しくてタマらんでしょうな(^^;。
 そもそも、このB級テイストプンプンのキャストとストーリー(だって、普通に考えたら絶対バレるって、あんな強奪計画!)で、よく日本での劇場公開にこぎつけたモンです。これは普通なら“劇場未公開⇒DVD発売⇒吾輩はスルー(^^;”って、流れになっている映画だと思います。いえ、決してけなしているわけではございません。だって吾輩、この手の映画は『大好き!』でございますから。もお、見終わった後の何とも言えない脱力感が快感なんですわ(^^;!

 監督は、ニムロッド・アーントル。この人の前作は「モーテル」という、これまたB級テイスト満載の“サスペンス・スリラー”でございました。イイですね、この監督の何とも言えないノリ!吾輩「モーテル」の時にも書きましたが、この監督の作る映画のテイストは“懐かしの平日昼間ローカル局放送映画”(←わかる人には、わかる(^^;)ですね。今回の「アーマード…」では、更にグレードUP!B級を超越した“超B級映画”に仕上がっております。いやあ、ここまで徹底出来ればご立派ですよ!年末に映画秘宝のベスト10には絶対入ってそうだなあ。
 因みに、この監督の次回作は驚くなかれ「プレデターズ」なんですよ。何と!一気にメジャー作品じゃあないですか。スゴイ抜擢ですね。でも、大作を作っても“B級映画魂”は、いつまでも忘れないでいてほしいですね(いや、吾輩が勝手に思ってるだけですので、監督本人は“B級”なんて、そんな意識はまったく無いと思いますが…(^^;)。

 「アーマード 武装地帯」は、3月27日(土)~全国ロードショーです。“男だらけの超B級映画”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。嗚呼、やっぱりムサ苦しい(^^;!


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by mori2fm | 2010-03-16 22:43 | 映画評 外国映画 ア行

[噂のモーガン夫妻] ブログ村キーワード
 “世界一のラブコメ男”ヒュー・グラント「SEX and the CITY」でお馴染み“アラフォー・イケイケ姐さん”サラ・ジェシカ・パーカーが共演。「噂のモーガン夫妻」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。この2人の共演ですから、当然!ラブコメです。ええ、シリアスなんてあり得ませんから!!


 人気弁護士のポール(ヒュー・グラント)と不動産業で成功したメリル(サラ・ジェシカ・パーカー)は、ニューヨークのマンハッタンで暮らす有名な“セレブ夫妻”。ところがポールの浮気が発覚したことで、この3か月は別居状態。メリルのご機嫌をとり、何とかこの状況を打破せんと、ポールは様々なプレゼント攻勢を掛けるが、メリルはそんなポールがゆるせない。或る夜、『仲直りにディナーを』と言うポールの申し出に渋々付き合ったメリルだったが、そこでのポールの謝罪も受け入れられなかった。その帰り道、2人はメリルのクライアントが殺害される現場に遭遇し、犯人の顔を目撃してしまう。その後、犯人がメリル宅を襲撃。FBIは、2人の安全を確保するため、“証人保護プログラム”を発動。ポールとメリルは、ワイオミング州のレイという田舎町に送られる破目に…。


 まあ、何とも軽いお話。見終わった後、な~んにも残りません!『毒にも薬にもならん』とは、まさにこのことかと…(^^;。主役2人の顔合わせから、事前にある程度は想像しておりましたが、いやはやここまでとは…。ハッキリ言って、想定外でした。
 でも、決してけなしているワケではございません。ここまで軽いノリの映画(しかも一応“ハリウッド大作”)も、最近ではなかなか珍しい(?)ですね。笑いあり、チョットしんみりもあり、“超”が付くほどベタベタな展開もある、まさに“ラブコメの王道”とも言える作られ方をしているこの映画は、この春“ラブラブ・カップル”が見に行く“お手軽デート・ムービー”としては、ピッタリだと思います。

 しっかし、ヒュー・グラントには改めて恐れ入りました。これだけ固定されたイメージ(=“優柔不断なダメ男”=“ラブコメ男”)で、何作も映画に出演(しかも、ほとんど主演!)し続け、それでいて“スター”としての地位を確固たる物にしちゃってるんですから(何せ、どの映画見ても『全部、同じ役とちゃうん?!』って、ツッコミたくなりますから…(^^;)。そんな彼も、もう50歳(?!)。果たして、いつまでこの路線を突っ走ることが出来るでしょうか?
 ところで今回、サラ・ジェシカ・パーカーがニューヨークにいるシーンは、作中のほんの僅かで、大半はワイオミング州のド田舎へトバされちゃいますので、「SATC」で彼女のファンになった方、今回は最新鋭のファッションなんかには期待なさらないでください。そのかわり、素(?)の彼女の魅力をたっぷりと、ご堪能あれ!


 「噂のモーガン夫妻」は、本日(3月12日)より全国ロードショーです。“ラブコメの王道”とも言える“超お気楽ムービー”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。ハイ、肩の力ぬいて~(^^;!

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by mori2fm | 2010-03-12 00:47 | 映画評 外国映画 ア行

[シャーロック・ホームズ] ブログ村キーワード
 『名探偵と言えば誰?』と聞かれて、真っ先に思い浮かぶ名前はシャーロック・ホームズではないでしょうか?その名探偵がこの春、大スクリーンに登場!「シャーロック・ホームズ」(ワーナー・ブラザース)主演、ロバート・ダウニー・Jr.監督、ガイ・リッチー。う~ん、これまでのホームズのイメージとは、明らかに一線を画してますな。


 19世紀末のロンドン。謎の連続殺人事件を追っていたシャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)は、すんでのところで現場に踏み込み、今まさに“黒魔術”らしき怪しい儀式によって、女性の命を奪わんとしていたブラックウッド卿(マーク・ストロング)を取り押さえる。身柄を拘束されたブラックウッドは、絞首刑が確定。刑の執行直前、面会に来たホームズに復活を仄めかし『自らの闇の力で、世界を変え支配する』と告げるブラックウッド。間もなく刑は執行され、ホームズの相棒で医師のワトソン(ジュード・ロウ)が、その死亡を確認。しかし数日後、ブラックウッドの墓が壊され、棺からは別人の遺体が発見される。復活に疑念を抱きながらも、再捜査を始めたホームズの前に、因縁浅からぬ女性、アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)が現れる…。

 時代背景や舞台設定(19世紀末のロンドン。建設中のタワーブリッジがクライマックスの舞台)は原作通りですが、映画自体は“ミステリー・アクション超大作”に仕上がっております。ロバート演じるホームズは、かなりワイルドでマッチョ(映像だけ見てると、生身の「アイアンマン」か(^^;?と思っちゃいました)ですし、爆発!炎上!&格闘シーンなんかがテンコ盛り。昔、吾輩が小学生のころ夢中になって愛読した「シャーロック・ホームズ」シリーズのイメージとは、およそかけ離れた世界が展開されていきます。ただ、そもそもコナン・ドイルの原作にもホームズの設定として“ボクシングの達人”とか“バリツ(東洋武術)の心得あり”なんてのもございましたから、ひょっとすると今回のホームズの方が、むしろ原作に近いのかも?『ホームズは、英国紳士だ』ってのは、吾輩たちの思いこみだったのかも…とはいえ、賭けボクシングの試合に出てるシャーロック・ホームズなんて、やっぱり前代未聞ですよね。やっぱりこれは、まったく新しいシャーロック・ホームズの誕生ですね。ロバートのホームズは新鮮でしたし、ジュード・ロウのワトソンも、なかなかハマり役だったと思います。
 ところで肝心の映画のデキについてですが、結論から言うと面白かったです。“まったく新しいホームズの誕生”と書きましたが、原作が好きな方にも楽しめる内容が盛り沢山。例えば、アイリーン・アドラーの登場とか(原作とは、キャラが違いますが)、化学実験好きなホームズが、愛犬を実験台ににムチャを繰り返したり、極め付けとして、今回顔出しはございませんが、宿敵のあの“教授”を登場させたり…。なかなか豪華な内容となっております。ただ、あまりにも色々な内容が詰め込まれ過ぎていたような気がせんでもないんですね。次から次へと話が展開して、良く言えばスピーディーなんですが、少々早過ぎてシーンとシーンの繋ぎ目が、ブツ切りのように感じられたところもありました。またある程度、ホームズの世界がわかっていることを前提にしたようなシーンもあって、その前提がわかってないと、『話がよくわからんかった~』となってしまいそうなところもありました(現に一緒に見た知人は『わからんかった』と言うてました(>_<)。あと、中身があまりにも濃密すぎて、吾輩も実際の上映時間(2時間9分)よりも、長く感じてしまいました。いやあ~、結構疲れました(^^;。

 日本よりも先に公開された国々では、総じて好評、好調のようで早くも続編製作の話が出ているようです。また嘘かホントか、あの“教授”役で、ブラピが出るとか出ないとかってのも、話題になってるようです。これはこれで、今から楽しみですね。

 「シャーロック・ホームズ」は、3月12日(金)~全国ロードショーです。世界一有名な名探偵の進化した姿を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

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by mori2fm | 2010-03-10 23:47 | 映画評 外国映画 サ行

[アカデミー賞] ブログ村キーワード
 もう皆さん御承知とは存じますが、決まりましたね“第82回アカデミー賞”「アバター」VS「ハート・ロッカー」の“元夫婦対決”で盛り上がった今回。結果的には「ハート・ロッカー」の圧勝って感じになりましたね。


各賞は…、

▽作品賞
「ハート・ロッカー」

▽監督賞
キャスリン・ビグロー(「ハート・ロッカー」)

▽主演男優賞
ジェフ・ブリッジス(「クレイジー・ハート(原題)」)

▽主演女優賞
サンドラ・ブロック「しあわせの隠れ場所」

▽助演男優賞
クリストフ・ワルツ「イングロリアス・バスターズ」

▽助演女優賞
モニーク「プレシャス」

▽オリジナル脚本賞
「ハート・ロッカー」(マーク・ボール)

▽脚色賞
「プレシャス」(ジェフリー・フレッチャー)

▽長編アニメーション賞
「カールじいさんの空飛ぶ家」

▽長編ドキュメンタリー賞
「ザ・コーヴ」ルイ・シホヨス監督

▽外国語映画賞
「瞳の奥の秘密」(アルゼンチン)

▽美術監督賞
「アバター」

▽撮影賞
「アバター」

▽衣装デザイン賞
「ヴィクトリア女王/世紀の愛」

▽編集賞
「ハート・ロッカー」

▽メイクアップ賞
「スター・トレック」

▽作曲賞
「カールじいさんの空飛ぶ家」

▽主題歌賞
“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)”(「クレイジー・ハート(原題)」)

▽音響編集賞
「ハート・ロッカー」

▽音響録音賞
「ハート・ロッカー」

▽視覚効果賞
「アバター」

▽短編アニメーション賞
「Logorama」

▽短編実写映画賞
「The New Tenants」

▽短編ドキュメンタリー賞
「Music by Prudence」

…以上の様な結果になりました。

 こうやって見ると「ハート・ロッカー」以外には、ジェフ・ブリッジスが主演男優賞を獲った、「クレイジー・ハート(原題)」と、モニークが助演女優賞を獲った「プレシャス」が気になりますね。どちらも日本では、まだこれからの公開ですので。監督賞のキャスリン・ビグローは、女性監督として初の受賞だそうです。これは“快挙”ですね。あと、主演女優賞のサンドラ・ブロックも“快挙”ですね。何せ、ラジー賞とのW受賞ですから。こりゃ前代未聞だわ(^^;。

 今年は作品賞のノミネートが、10作品に拡大されましたが、その影響は結果には反映されたのでしょうか?また、来年以降もこの形態が続くのでしょうか(吾輩、個人的には従来の5作品でイイと思うのですが…)?また次回へ向けての興味は尽きないですね。

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by mori2fm | 2010-03-09 00:36 | 映画小ネタ

[しあわせの隠れ場所] ブログ村キーワード
 全米アメフトリーグ(NFL)に所属する、実在のスター選手の生い立ちを綴った感動実話の映画化。「しあわせの隠れ場所」(ワーナー・ブラザース)。驚くなかれ、実話って言ってもこれは過去の物語ではなく、つい最近の出来事、ほぼ現在進行形のお話なんですよ。

 父親を知らず、ジャンキーの母親とも引き離され育った、黒人少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン)。知人のつてで、キリスト教系の高校へ入学することが出来たが、行くところも、寝るところもないマイケルは、Tシャツに短パン姿で、真冬の夜空の下を歩いていた。そこを車で通り掛かった、白人女性リー・アン(サンドラ・ブロック)は、見かねてマイケルを車に乗せ、自宅へと連れ帰る。夫・ショーン(ティム・マッグロウ)は、ファースト・フード店のオーナーで、セレブな暮らしを送るリー・アンは、娘と息子の4人家族。一家の広大な邸宅へ招かれたマイケルの滞在は、一晩だけの筈が、数日に及び、いつしかマイケルは、リー・アン達から家族同様に接しられるようになる。そしてリー・アンは、マイケルの後見人になり、マイケルは名実共に、家族の一員となった。そんなマイケルが、類いまれなる巨体と、秀でた保護本能を活かし、アメリカン・フットボールの世界で、その才能を発揮し始める…。


 素直に“イイ話”ですね。いかにもアメリカ人が好みそうな題材ではありますが、これが実話だというのには驚きです(たとえ、話半分だとしても)。セレブな生活を送る、白人女性とその家族が、憐みから生活能力の無い黒人青年を救済する。ここまでなら、何となくありそうな話(少々、美談として鼻につきそうですが)です。ところが、生活を共にするにしたがい、実は黒人青年の素直さ、純朴さに女性の方が影響を受けていく。肌の色や偏見にとらわれず、自らの信じた行動に突き進むリー・アンが、マイケルと接することによって『彼が私の人生を変えたのよ』と語るほどの信頼関係を築くのです。この経過が、とても優しく映像に描き出されています。確かにこれは、リー・アンが金持ちだったからこそ、出来たことだとは思いますが、そこを差し引いたとしても、ハッピー・エンドとなるこの実話は、見終わってからとても暖かな心持ちになれました。『ああ、ホンマにエエ話やなあ~』って。

 メガホンを取った、ジョン・リー・ハンコック監督の作風が、実は吾輩大好きでございまして、彼の以前の作品である「オールド・ルーキー」も、スポーツの世界(メジャーリーグでした)を舞台にした実話でしたが、とても暖かい感動を覚えました。うん、何かイイですね(但し、前作「アラモ」は大ゴケだったそうです…吾輩は、スルーです(^^;)。

 さて本作で“アカデミー主演女優賞”にノミネートされているサンドラ・ブロックですが、メリル・ストリープか?サンドラか?』って聞かれたら、吾輩はサンドラを推します。そんなに大そうな演技はしていないと思うのですが、今回の映画のストーリーに、彼女の持つ“ちょっとキツメの爽やかさ”が、上手くマッチしていたと思いましたので。もう、今日発表ですよね。何?ラジー賞も獲ったって?!よ~し、こうなりゃ両獲りで…(^^;。

 「しあわせの隠れ場所」は、ただいま全国ロードショー公開中です。優しい気持ちになれる“感動の実話”を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。

~追記~
 アカデミー賞にも絡んでるのに、何と前宣伝の地味なこと…。吾輩、いつから公開なのか直前までよく知りませんでしたわ(>_<)。もうチョット煽っても…。

~追記②~
 獲っちゃいましたね、アカデミー賞・主演女優賞。ラジー賞と両獲り。史上初の快挙(^^;!

~追記③~
 絵本「はなのすきなうし」のエピソードには、心が和みましたね。


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by mori2fm | 2010-03-08 02:11 | 映画評 外国映画 サ行

[パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々] ブログ村キーワード
 全米ベストセラー児童文学の映画化、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(20世紀フォックス映画)。“神の私生児”=“デミゴッド”が大活躍するファンタジー大作。メガホンを取ったのは、クリス・コロンバス。『ん?リメンバー、「ハリー・ポッター」』ってか(^^;!?


 現代のNY。高校生のパーシー(ローガン・ラーマン)は本当の父のことを知らされず、母・サリー(キャサリン・キーナー)に育てられ、今は飲んだくれの義父・ゲイブ(ジョー・パントリアーノ)とも暮らしていた。或る日、課外授業で出かけた博物館で、付添いの先生が突然、怪物に変身してパーシーに襲い掛かる。危機一髪のところを、ブルナー先生(ピアース・ブロスナン)と親友のグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)に救われたパーシーは、自分が神と人間の間に生まれた“半神半人=デミゴッド”で、父親は“海の神”ポセイドン(ケヴィン・マクキッド)であることを知らされる。実はブルナー先生も、グローバーも常にパーシーを護っていたのだった。そしてあろうことかパーシーには、“天上の最高神”ゼウス(ショーン・ビーン)が持つ、最強武器である“稲妻”を盗んだ嫌疑がかけられていた…。
 

 もお、ツッコミどころ満載のストーリーなんですが、“子供向けの冒険活劇”として考えると、よく出来ていますし、いい歳をした大人の吾輩でも、充分楽しめました。何より「ハリー・ポッター」シリーズなんかより、遥かに明るくて、健全で、健康的です!これなら吾輩、子供たちにも自信を持ってオススメしちゃいます。
 大人目線からツッコませてもらいますと…、『何で、パーシーが疑われなアカンねん??まったく根拠が無いがな』『何でギリシャの神々が、アメリカに住んでるねん?』『殆んど盗難事件に無関係な子供たちが、必死になって捜索してるのに、大人の神々は知らん顔で戦争準備??神様、どんだけ無責任やねん?!』『そもそもゼウス、あんたが“稲妻”を盗まれへんかったら、こんな騒ぎには…。どんだけマヌケな“天上の最高神”やねん!』etc,etc…で、更に吾輩が一番ツッコンだのは、『神が人間界でナンパして、デキちゃった子供が“デミゴッド”…って、オイオイあんなにたくさんいるのか??神様どんだけお盛んやねん!?それって“ヤリ逃げ”やんか~(^^;』まあ、ここまで言っちゃうと話そのものが成り立たなくなっちゃうのですが、まあツッコミながらも楽しませてもらいました。子供は分かんなくてもイイんだよ~。

 原作は全5巻だそうで(今回も、吾輩は未読です!)、コレは映画としてもシリーズ化されるんじゃないでしょうか?ヒットしているようですしね(何と、「アバター」を蹴落とした!)。もしシリーズ化されるなら、次回作以降もクリス・コロンバスにメガホンを取ってもらいたいですね。思えば「ハリー・ポッター」シリーズも、彼が監督をしていた頃は、まだ楽しい要素が残っていたような気がするのですが、今やただの“ダーク・ファンタジー”ですからね。出来ればこのまま、健全で楽しめるファンタジー・シリーズとして、定着させてもらいたいモンです。

 主人公・パーシーを演じたローガン君は、なかなかのイケメンですね。これから人気が出るんじゃないでしょうか?そしてピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン、ロザリオ・ドーソンなど、脇を固める俳優陣も、なかなかギリシャ神話のキャラにピッタリのキャスティングでした。特に“メドゥーサ=ユマ・サーマンの生首”の使われ方には、笑わせていただきました。アレは最高ですね!


 「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は、ただいま全国ロードショー公開中です。新しい“健全な”ファンタジー・シリーズの誕生(と、なりますか?)を、あなたも是非!映画館でご覧ください。 


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by mori2fm | 2010-03-04 21:02 | 映画評 外国映画 ハ行

[スイートリトルライズ] ブログ村キーワード
 女性に絶大的人気を誇る、江國香織原作の恋愛小説の映画化。「スイートリトルライズ」(ブロードメディア・スタジオ)。直訳すると『甘くて小さなウソ』ってことですが、なんのなんの結構辛口ですよ。


 テディベア作家の瑠璃子(中谷美紀)と、IT企業に勤める聡(大森南朋)は結婚して3年。2人の間には子供はなく、休日にはデートしたりして、傍から見れば未だに恋人同士のような理想的な夫婦ではあるが、いつの間にか自然と体の関係はなくなっていた。或る日、瑠璃子は自身のベアの個展で、非売品のベアを売ってくれと懇願する青年、春夫(小林十市)と出会う。その実直さに惹かれ、ベアを譲ってしまう瑠璃子。後日、近所のレンタルビデオ店で偶然再会した2人は、あっと言う間に恋に落ちる。一方、大学時代に所属した、ダイビング・サークルのOB会に出席した聡も、その席で後輩のしほ(池脇千鶴)と再会。聡が妻帯者であることを知りながら、積極的にアプローチしてくるしほに、聡はいつしか惹かれていく。やがて互いの知らないところで、夫婦の間に“小さな優しい嘘”が、幾つも重ねられていく…。


 吾輩、原作は未読なのですが、この物語は原作に忠実なんですかね?だとしたら…う~ん、女の人はこういうお話に、共感してしまうんですか?男の子の吾輩は、正直チョット付いていけませんでした。夫婦がお互いを大事に思っていながら、それぞれに別の男女と逢瀬を重ねる。そしてそのことについて、触れることなく“嘘”を重ねる。この“嘘”は、『甘くて優しい』と定義されておりますが、果たしてそうなのかな~?吾輩には相当な意味を含んだ『重くて辛い』嘘のように感じられてなりませんでした。映像上、凄くキレイに描かれておるのですが、ホントにこんなことが起これば、もっともっとドロドロだと思います。だって一言で言っちゃうと、この映画のテーマは“W不倫”ですからね(こう言うと、身も蓋もないですが…)。そういう意味で、何とも現実感が乏しいんですよね。浮世離れしてるって言うか、『こんな夫婦おらんて~!』とツッコンでしまいました。男には、理解デキませんわ。
 どうなんでしょ?女性の方も、全面的に支持されるんですかね?もしそうだとしたら、益々『女はワカラン!』ていう心境でございます。これは、男一生のテーマかも知れませんね。まあ、『あんな夫婦のあり方に憧れるわ~』なんて言われた日にゃあ、苦悩で叫んじゃいそうですけど(^^;。

 毎朝決まった時間に起きて、サイフォンで珈琲を淹れて朝食の準備をする妻。鍵を掛けた自室にこもり、もっぱらTVゲームをしている夫(しかも、用事のある時は、携帯電話で呼び出される)。しかも愛車はイマドキ“Be-1”と来たモンだ。ね?こんな夫婦、やっぱりおかしいでしょ?
 
 『恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに』だったら、旦那さんだけを愛しなさいよ!それって、卑怯じゃない?と思ってしまう吾輩は、まだまだ未熟者なんですかね?決して映画をけなしているわけではございません。吾輩がもう少し大人だったら、この映画ももっと楽しめたのかも…。でも、そんな大人なら、なりたくないかな(オイオイ、もおエエ歳やがな!(^^;)。

 この映画、中谷美紀さんの美しさが、際立って描かれています。彼女の“透明感を感じさせる存在感”は、この映画の世界にピッタリだと思います。そういう意味では、大森南朋との“まったく生活感の感じられない夫婦役”は、見事にハマっていると思います。あと池脇千鶴ちゃんは、見る度にエロくなっていく気がするのですが…(^^;。

 
 「スイートリトルライズ」は、3月13日(土)~全国ロードショーです。“嘘を重ねながらも一緒に生きる夫婦”の姿を、あなたも是非!映画館でご覧下さい。そして自身に問いかけてみてください。『私は、理解できるか?』って…。

~追記~
 テディベアって、あんな風に作るモンなんですね。吾輩、今回初めて知りました。

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by mori2fm | 2010-03-01 00:47 | 映画評 日本映画 さ行