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[リンカーン大統領] ブログ村キーワード
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 勝手に開催!“秋のリンカーン大統領祭り”。第1弾(?)の「声をかくす人」に続く第2弾は、「リンカーン / 秘密の書」(20世紀フォックス映画)。「声をかくす人」は、実話を基にした“感動ヒューマン・ドラマ”でございましたが、本作は実話をベース(?!)にした、“3D アクション・エンタテインメント大作”でございます。(※“秋のリンカーン大統領祭り”は、あくまでも吾輩が勝手に命名したものです。よって2作の間に、直接的な関連性はございません!悪しからず(^^;)


 後に“第16代アメリカ合衆国大統領”となる、エイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、貧しい開拓農民の家に生まれた。幼いころ母を死に至らしめた男、バーツ(マートン・ソーカス)を生涯の仇として憎み、復讐の機会を窺っていた。やがて成人したリンカーンは、バーツに復讐する機会を得るが、銃弾を浴びたはずの相手に逆襲され、深手を負ってしまう。そんなリンカーンを救ったのは、ヘンリー(ドミニク・クーパー)という富豪の青年。バーツがヴァンパイアであること、そのヴァンパイア達が、既に大勢アメリカ社会に紛れ込んでいることをリンカーンに告げるヘンリー。そしてヘンリーはリンカーンに『ヴァンパイアを倒すハンターにならないか?』と持ちかける…。


 “製作 ティム・バートン 監督 ティムール・ベクマンベドフという、“究極変態映像バカコンビ”(誉めてます(^^;)によって撮りあげられた本作は、予想を遥かに超えた“トンでも映像”と“荒唐無稽過ぎるストーリー”とが絶妙に相まった、非常に痛快な“アクション・エンタテインメント大作”に仕上がっています。吾輩は“3D”で観たんですが、これは“3D”でご覧になった方が、迫力があって楽しめると思います。普段あんまり“3D”をお薦めしない吾輩が言うんですから、まあ一度ご覧になって下さいな。

 但し、映像関係にかなり手を掛けた関係かどうかは知りませんが、キャストは『アンタ、誰?』状態の人が殆んどでございまして、吾輩はドミニク・クーパーくらいしか知りませんでした。まあ、吾輩が不勉強だってのも、間違いなくございますが…、でもね!リンカーンを演じた主演のベンジャミン・ウォーカーの顔が、一瞬何となく(見る角度によって)“かまいたち”の山内に見えたのは、吾輩だけでしょうか(^^;? 

 大統領が人知れずヴァンパイアと戦う…(トップが影で悪と戦うって、日本で言うと「暴れん坊将軍」みたいな(^^;?)、この“荒唐無稽過ぎるストーリー”は、原案・脚本のセス・グレアム=スミスが、自身の小説のプロモーションで全米を回っていた時に、書店に置かれていたリンカーン大統領関連の書物と、「トワイライト」なんかのヴァンパイア物とを『くっつけたら面白いかも!』と考えたのが、キッカケなんだそうでして(どんなんや!?)、そんな風に聞きますと、エライええ加減な話かいな~?なんて思いがちですが、何の何の実は非常によく出来たお話でございまして、『黒人奴隷が何故必要なのか?』『何故、リンカーンは大統領になろうとしたのか?』『南北戦争の戦場での戦いの実態は…』と言ったことが、まるで史実であるかのように描かれております。いやあ、実に面白い!フィクションとしてホントによく練られたストーリーです。いや、フィクションですよね?まさかこの話が実話ってことは、ないよね…(汗)。


 「リンカーン / 秘密の書」は、11月1日(木)~全国ロードショーです。誰もが知っている大統領の、誰も知らない真実の姿を、あなたも是非!映画館で目撃してください。


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by mori2fm | 2012-10-30 23:01 | 映画評 外国映画 ラ行

[デヴィッド・クローネンバーグ] ブログ村キーワード
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 ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング、精神医学の世界じゃ非常に名の知れたこのお2人。そんなに…って言うか、全然そちらの分野に詳しくない吾輩でも名前ぐらいは知っているこの2人と、1人の女性のスキャンダラスな関係を描いた舞台劇を、何とあのデヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化。「危険なメソッド」(ブロードメディア・スタジオ)。はい、「鍵泥棒…」なんかより、はるかにあぶないメソッドでございました(^^;。

 
 1904年、スイス・チューリッヒの病院に勤める若き精神科医のユング(マイケル・ファスベンダー)は、18歳の女性患者ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)に、精神分析学の大家であるフロイト(ヴィゴ・モーテンセン)の提唱する“談話療法”を実践。その結果ユングは、ザビーナの幼年期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止める。ユングの治療によって快方に向かったザビーナは、医師になることを目指し、ユングも彼女をサポートする。しかし、やがて2人は医者と患者という一線を越え、互いに愛しあうようになってしまう。このことが、師弟のような関係にあったフロイトとユングの間にも、微妙な亀裂を生じさせていく…。


 クローネンバーグ監督作品としては、珍しいくらいに(?)『キレイ!』な映画です。20世紀初頭の、風光明媚なチューリッヒやウィーンを再現した美しいロケーションには、ホント目を奪われます。“ハエ男”“スキャナーズ”のような“飛び道具”は一切出てきません。ハイ(^^;!但し、そこで繰り広げられるのは、昼ドラ顔負けの“超ドロドロワ~ルド”!ユングとザビーナが魅せる“倒錯の世界”には、思わず引いて…もとい、引き込まれてしまいました。特にあの可憐なキーラちゃんの体当たり艶技による“ぶってぶって姫”には、思わず吾輩目がテン!に…。猛烈なエロさと、あまりのドMっぷりに、吾輩『これはひょっとすると、トンでもなくイケないモノを見ちゃってるんじゃないだろうか?』という、何とも言えない背徳感に苛まれてしまいました。いやあ、恐いです。戦慄です。この手の映画でこんな感覚に陥らされてしまうとは…。恐るべし、クローネンバーグ!

 クローネンバーグ映画の常連となりつつある、ヴィゴ・モーテンセンですが、今回は非常に重厚で地味なキャラながら、抑えた演技でも、その存在感はたっぷり!歳を重ねてホントにいい“役者”になったな~って、実感させられます。対する今が“旬”のマイケル・ファスベンダー。今回は“七三分けにメガネ”という、これまでに無い、こちらも地味な風貌でしたが、彼もまた確かな演技力の持ち主であることを、実証してくれています。ただの売れっ子ミーハー俳優ではございませんね。そんな2人を遥かに凌駕してしまっている、エロさ満開のキーラ嬢。この3人による“神経がヒリヒリして火傷しそうな演技合戦”は、本当に見物です。

 フロイトとユングの心の葛藤や、考察を描いたチャンとした真面目な映画なんですよ!決してエロだけの映画じゃないんですよ!でも、ゴメンなさい。吾輩今回は、どうしてもそっち(エロい方(^^;)にばかり目が行きっぱなしでございましたので、こんな感じになっちゃいました…。イイよね!モノの見方は人それぞれなんだから!

 「危険なメソッド」は、10月27日(土)~全国順次ロードショーです。鬼才・クローネンバーグが描く、スキャンダラスな“史実のドラマ”を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 今回、キーラ嬢の見事な(?)“貧乳っぷり”に改めて気付かされました。彼女はこのことを、何ら気にしていない(むしろ誇りに思っている節が…)んだそうですが、見てるこちらは…(爆)。


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by mori2fm | 2012-10-24 12:09 | 映画評 外国映画 カ行

[ロバート・レッドフォード] ブログ村キーワード
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 “名優”ロバート・レッドフォード5年ぶりの監督作品。「声をかくす人」(ショウゲート)。リンカーン大統領暗殺の共犯として、アメリカ合衆国史上初めて処刑された女性の物語を、丁寧に描き出しています。


 南北戦争終結間近の1865年4月14日。観劇中のリンカーン大統領が、南部出身の俳優ジョン・ウィルクス・ブースによって暗殺される。北軍の陸軍長官・スタントン(ケヴィン・クライン)は、総力を挙げて犯人を追跡。ブースは逃亡中に射殺され、8人の共犯者が逮捕された。その中には、南部出身の宿屋の女主人、メアリー・サラット(ロビン・ライト)が含まれていた。軍法会議で裁かれることになったメアリー達。元北軍大尉のフレデリック・エイキン(ジェームズ・マカヴォイ)は、元司法長官のジョンソン議員(トム・ウィルキンソン)からメアリーを弁護するよう、半ば強制的に依頼される。メアリーの罪状は、ブース達へのアジトの提供だったが、彼女は一貫して無罪を主張する。最初は疑っていたフレデリックも、メアリーと接するうちに次第に彼女の無罪を確信し始めるのだが…。


 非常に見応えのある、“歴史・ヒューマン・ドラマ”です。世界的に有名な“リンカーン暗殺”。しかしそれに絡んで、1人の女性がこのような形で処刑されていたという事実は、アメリカでさえあまり知られていないことなんだそうですし、吾輩なんぞはまったく知りませんでした。この映画は、その事実に光を当て、『真の正義とは何ぞや?』と観る者に強烈に問い掛けてきます。レッドフォードの真摯な演出が、上手くテーマと相まって、この映画を派手ではないものの、“良心的な佳作”に 仕上げています。
 メアリーは、最後まで何かを隠し、それが原因で刑に処せられます。この映画ではそれを逃亡を続ける息子を庇ってのことという描き方をしています。ホントに『親の心、子知らず』を地で行くような展開で、この息子に観ていて無性に腹立たしさを感じました。だってこの息子、メアリーの処刑後に結局は捕まって、自身は一般法廷で裁かれ、あろうことか無罪放免となったのですから…。歴史的事実ですから仕方ありませんが、何とも腹立たしく、釈然とせんお話ですわ!ただ、当時の北軍サイドが、『何としても犯人達に厳罰を!』という姿勢で臨んだという点は、理解出来ます。不安な国情を、判決によって団結する方向へ持っていこうと考えるのは、いつの世にも共通する政治手法だと言えるからです。ただそれが正義に反するかどうかは、別問題ではありますが。

 ジェームズ・マカヴォイは、こういう“誠実な青年”を演じさせると、天下一品ですね。これにいかにも薄幸そうなオーラの滲むロビン・ライト、そしてケヴィン・クライン、トム・ウィルキンソンの“大御所クラス”が絡み、実に絶妙で見応えのある演技合戦がスクリーンに展開されます。ホント一見の価値ありです!

 「声をかくす人」は、10月27日(土)~東京を皮切りに全国順次公開です。知られざる歴史の裏側の悲劇を、あなたも是非!映画館で目撃してください。

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by mori2fm | 2012-10-18 00:36 | 映画評 外国映画 カ行

[松坂桃李] ブログ村キーワード
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 一度だけ、死んだ人間と会わせてくれる“使者”の物語。「ツナグ」(東宝)。さあ、あなたがもう一度会いたい人はいますか?


 一度だけ死んだ人と会わせてくれる“使者”=“ツナグ”。高校生の歩美(松坂桃李)は、一族に代々伝わるこの能力を、祖母・アイ子(樹木希林)から引き継ぐかどうかを決めるため、“見習い使者”として活動していた。亡くなった母(八千草薫)に会いたいと依頼してきた工務店主の畠田(遠藤憲一)は、最初は歩美のことを疑い、横柄な態度で接するが、母との再会が終わると素直に礼を言って去って行った。歩美の同級生で、演劇部に所属していた御園(大野いと)が交通事故で亡くなった。親友だった嵐(橋本愛)は、御園に『どうしても聞きたいことがある』と、ツナグに連絡してくる。アイ子が病院で知り合ったサラリーマンの土谷(佐藤隆太)は、7年前に突然失踪した婚約者のキラリ(桐谷美玲)のことが忘れられずにいた。様々な出会いを通して、歩美は死者との再会がもたらす意味について、疑問を抱く。そしてその疑問は、自らの両親の不可解な死の真相へと向けられていく…。


 辻村深月 さん第32回吉川英治文学新人賞を受賞した原作小説の映画化。と、言っても吾輩相変わらずの原作未読でございまして…(^^;。殆んど何の予備知識も無いままに、映画を見てまいりました。まあ、お話的には『んな話、有るわけ無いがな!』とツッコんでしまいたくなる所謂“ファンタジー物”でございます。原作では描かれているのかどうかワカランのですが、映画では『何故、こんなことが出来る?』『どうして死者を呼ぶことが出来る?』と言った辺りの解説は一切為されず、3組の死者との再会が結構淡々と描かれています。ややもすると“荒唐無稽”すぎて引いてしまいそうになる映画を、非常にリアリズム溢れるモノにしているのは、やはり希林さんの存在ですね。先日鶴瓶師匠某番組で言っておられましたが、『何やろうな?絶対無いんやで!無いような話なんやけど、あの人が演るとホンマにありそうな感じするやん!』てのが、全編通じてヒシヒシと感じられます。もおホントに名女優でおられますね、希林さんは!あと仲代達矢 さんも、非常に少ない出番ながらもイイ感じで映画を締めてくれています。八千草さんといい、齢重ねた名優の方々の素晴らしい芝居も必見です。

 死者と会うということが、本当に良いことなのかどうか?確かに色々と考えさせられますね。そりゃ、望んで会うわけですから基本的には幸せなことなんでしょうが、全てがそんな単純なことではないですからね。特に作中、親友だった女子高生2人が出会う話なんか、あまりに強烈すぎます。あんなん生きてる間、ず~っとトラウマになりまっせ、絶対!

 松坂桃李クン、あっちこっちに出まくりで売れてますね~!正に今が旬!って感じですな。ただ以前にも書きましたが、もお高校生役はキツイでしょ?何せ朝ドラでは父親役までやっちゃったんですから…、何て思ってたら何と!次作でも高校生役なんだそうですね。もお、ええ加減にしときや~!


 「ツナグ」は、10月6日(土)~全国ロードショーです。一度だけ死んだ人と会えるとしたら、誰と?あなたも是非!映画館で体験してください。

~追記~
 以前から注目していましたが、橋本愛チャンは素晴らしい!今回の役柄はこれまで以上に、感情が表に出ている感じがしましたが、彼女は目力が凄い!これからもドンドン魅力的な女優さんになっていってもらいたいですね!


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by mori2fm | 2012-10-03 22:35 | 映画評 日本映画 た行