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[X-MEN] ブログ村キーワード
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 大人気アメコミ・ムービーのシリーズ最新作。「X-MEN:フューチャー&パスト」(20世紀FOX)。新旧ミュータント入り乱れての大バトル勃発!よう見とかんと、置いてかれまっせ!


 2023年、ミュータント殲滅のために作られたバイオメカニカル・ロボット“センチネル”は、やがてミュータントを産み出す人間へも攻撃を開始し、今や人類は滅亡の危機に瀕していた。この期におよび、プロフェッサーX(パトリック・スチュアート)とマグニートー(イアン・マッケラン)は、センチネルと戦うべく長年の恩讐を越えて手を結ぶ。プロフェッサーXは、センチネルが開発された1973年に向けてウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の魂を転送し、その開発計画を阻止せんとする。過去へ送られたウルヴァリンに与えられた使命は、若き日のプロフェッサーX=チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)とマグニートー=エリック(マイケル・ファスベンダー)との関係を修復させ、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のDNAが、センチネルの生みの親であるトラスク博士(ピーター・ディンクレイジ)の手に渡るのを阻止することだった…。


 面白かった!面白かった!!でも、これは大変です!!吾輩、一応これまでの「X-MEN」シリーズは全作見ております(傍系の「ウルヴァリン」シリーズも含めて)が、それでもさすがに忘れていることも多く(大体「1」「2」「ファイナル ディシジョン」の中身なんて、今回見直してませんのでさすがにチョット…)、更にはただでさえ過去と未来が交錯しててややこしいときたモンですから…『あれ?これってどういう意味?』『ん?何でそうなるの?』『へ??これで合ってたっけ??』『おいおい、これって前と違うぞ~?!』…と、映画を見ながら吾輩の心の中は「なぜ?の嵐」の大合唱(^^;。いやあ、ついて行けん!もっとちゃんと予習しておけばよかった~!と、後悔先に立たずでございました。これからご覧になる方、是非ある程度の予備知識は仕入れてご覧になることをお薦めします。また酷な事を言うようですが、この映画で“初めて”X-MENに触れるという方は恐らく話半分も理解できないんじゃないでしょうか?そのお覚悟でお臨みください。でもまあこれは、シリーズ物の宿命としてしょうがないとは思いますけどね!

 前述した通り、新旧ミュータントがわんさかと出てきます。おなじみ“鋼鉄の爪男=ウルヴァリン”に“変幻自在姐ちゃん=ミスティーク”。“ミュータント界の唯一(?)の良心=プロフェッサーX”に“金属曲げ男=マグニートー”。更には“ここんところ影が薄いぞ!暴風雨女=ストーム”(ハル・ベリー)、“壁抜けだけじゃない!=キティ”(エレン・ペイジ)、“何でも凍らす=アイスマン”(ショーン・アシュモア)、“硬くてゴメンね!=コロッサス”(ダニエル・クドモア)、“青くてゴメンね(^^;!=ビースト”(ニコラス・ホルト)…と、メインどころだけでこんな感じなんですが、ここへ更に今回は“ビショップ”“サンスポット”“ブリンク”“ウォーパス”“クイックシルバー”と新規キャラも登場して、さながら“万国びっくり人間大集合!”と言った感じでした(失礼な!)。吾輩のように、映画のうす~い知識しか持ち合わせていない輩にとっては、これでもお腹いっぱいでございましたが、アメコミ原作からどっぷりハマッておられるような方からすれば、まだまだ物足りないんでしょうね?『ああ、まだアイツが出てへん!』とかって。でもご安心を、まだまだシリーズは続くようですから…。

 キャスティングも豪華です。あんまり考えたことなかったんですが、“この手の映画”の主要キャストにオスカー受賞女優が2人も名を連ねてるなんて、非常に異例ですよね(但し片やただ今“旬!”絶好調!で、片や最近“イマイチ”と、少々明暗分かれちゃってる感じもしますが)。しかもジェニファーなんて全身青塗り特殊メーク状態のほぼヌードというお姿で、熱演!いやあご立派!将来、黒歴史になんかしないでくださいね(^^;。あとカメオでジーン役のファムケ・ヤンセンや、サイクロップス役のジェームズ・マースデン、ローグ役のアンナ・パキンなんかもホンの一瞬ですが大挙して出てまいります。もおホント、てんこ盛りです。

 過去へ送られたウルヴァリンが対面する、若き日のチャールズは、何と薬に溺れやさぐれちゃってます。あり得ない展開!ウルヴァリンは未来で自分を導いてくれた、この“心の師匠”をある意味導いてリセットさせるのです。う~ん、歴史は繰り返す?でも設定上で行くとウルヴァリンって、もお何世紀も生きてるんですよ(プロフェッサーなんかより、遥かに長生き!)。X-MENの中では間違いなく一番の爺…もとい!一番の年長者なんですよ。だからね、もっと落着きなさいよ!気持ちは若くてもいいと思うけど、いつまでも若者!みたいな心持ちではイカンと思うんですよね、しっかりしなさい、人生の大ベテラン(まあ、似合わない言葉(^^;)が!

 しっかし、この手が許されるならシリーズ映画は幾らでも作り続けることができちゃいますな~。あ、決して非難してるわけではないのですが…。ま、面白けりゃそれでイイかな!

 
 「X-MEN:フューチャー&パスト」は、本日から全国ロードショーです。“新旧ミュータント夢の共演”をあなたも是非!映画館でご覧ください。

~追記~
 今回は“3D”で見なくても良いかと思われ…。相変わらず画面が暗い(>_<)!
~追記②~
 え~と、あんまりどなたも触れておられないことなので言いにくいのですが、吾輩には非常に大きな疑問がございまして…。この映画って物語の始まりは過去のシリーズ(「1」、「2」、「ファイナル ディシジョン」、「ファースト・ジェネレーション」、更には「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ウルヴァリン:SAMURAI」)を経て続いてるんですよね?直接的には「…SAMURAI」のラストに爺さん2人が登場したのが、本作への布石だったんですよね?1973年に開発された“センチネル”とか言うミュータントにとって、いや人類にとって史上最大最悪の敵ロボットって、これまでの過去のシリーズに出てきたことありましたっけ…(爆)??


X-MEN:フューチャー&パスト@ぴあ映画生活


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by mori2fm | 2014-05-30 21:47 | 映画評 外国映画 ア行

[WOOD JOB!(ウッジョブ)�・神去なあなあ日常�・] ブログ村キーワード
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 矢口史靖 監督待望の最新作。「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」(東宝)。今回描かれているテーマは、ズバリ“林業”。まあ、こんな風に書いちゃうと随分硬そうな映画かな?と思われるかもしれませんが、ご安心を!今回も矢口ワールド全開!でございますから。


 大学入試に失敗した勇気(染谷将太)は、街で偶然目にしたパンフレットの表紙の美女に惹かれ、1年間の林業研修プログラムを受けることに。ローカル線で辿り着いた、山奥の研修施設で1ヶ月の研修を受けた勇気は、更に山奥の神去村にある中村林業に派遣される。中村林業の社員・ヨキ(伊藤英明)とみき(優香)夫婦の家に居候することになった勇気は、日々命懸けとも言えるほどの過酷な林業の現場と、携帯の電波すら拾えない神去村の現実に逃亡を試みるも失敗。そんな或る日、パンフレットの表紙の美女・直紀(長澤まさみ)と出会った勇気。しかし何故か直紀は勇気に対して厳しく接してくる…。

 本作は、これまでオリジナル脚本で映画を撮り続けてきた矢口監督にとって、初の“原作もの”の映画化なんだそうです。因みに原作は三浦しをん さん「神去なあなあ日常」。とにかく原作を読んで矢口監督は即『(監督を)やりたい!』と思い、プロデューサーに連絡されたそうです。それだけ原作に惚れ込んでおられたんですね。そんな監督の“原作愛”が見ていてスクリーン越しにバンバン伝わってきます。かなり緻密にロケハンされたんだろうな~ってのは、リアルな森林なんぞを見ておりますと非常によ~くわかりますし、こだわってるな~って感じられます。特にクライマックスの“大山衹(おおやまづみ)祭り”のシーンは、監督の力の入りようがハンパではなかったようですね。CGではなく、結構実写で撮り上げられたらしいのですが、迫力満点の映像に仕上がっています(でも、あれは相当にアブナイわ(^^;)。
 まあ、原作ものと言っても前述しましたとおり“矢口ワールド”は全開でございまして、吾輩最初からず~っと笑いっぱなし(^^;。クスクスからゲラゲラまで、ホンマによ~く笑わせていただきました。でも、ラスト近くでは結構しんみりともさせられますし、何よりも目的も無くただぼんやりと生きていた若者の成長した姿っていうのを、スクリーンにしっかりと映し出していて、ただの面白い映画で終わっていないところが、本当に好感が持てる内容に仕上がっています。
 
 主演の染谷くんはこれまでの作品とは違い、随分と明るめの役を飄々と演じています。何かこれまでは結構暗めの役が多かったような気がしますが、こういう感じの彼もイイですね(あ、こんなのもあったか(^^;)。でもホンマによお出てますね、しかも映画ばっかり。吾輩のような映画好きなら、染谷くんのことよ~知ってますが、映画見ない人やテレビドラマばっかり見てるような人は、案外彼のこと知らないんじゃないでしょうか?そういう意味でも、彼は“映画俳優”なんだと思います。あ、出来ればこの路線でず~っと行ってもらいたいですね。安易にテレビドラマなんかに走らずに(適度にはイイと思いますが…)。そして先輩社員のヨキを演じた伊藤英明さん!今回は“海猿”ならぬ“山猿”です(そのままやがな…(^^;)。いやあワイルドで凶暴で野獣!まさにハマり役ですわ。そんな彼がラスト近くで見せる人情家丸出しのシーンが、またイイんです!見ててほのぼのとさせられます。そしてヒロインの長澤まさみちゃん。今回は大型バイクを乗りこなす、結構ワイルドな役でございます。お色気は封印しておりますが、台詞に(予告でやってますが)何てことのない“ちょいエロ”が混じってるのがご愛嬌だったかな~と。あとのキャストでは、中村林業の社員役で出てるマキタスポーツ さんに注目です。この人も最近よ~出てきます。で、恐ろしいことにこれがまたどれもハマッてるときたモンだ。

 日本は狭いと言いますが、この神去村のように“秘境”と言っても過言でない場所がまだまだ存在するのです。過疎化や後継者不足といった難問を抱えている自治体なんかは、この映画のような研修制度を実際に行っているところもあるそうです。都会での暮らしに疲れたら、こんな暮らしに浸ってみるのも悪くないかもしれません。モチロンめちゃくちゃ大変だとは思いますが、何か人間本来の生き方が追求できるような…、この映画を見てそんな印象を受けました。

 「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」は、いよいよ明日5月10日(土)~全国ローショーです。爆笑と感動の林業体験をあなたも是非!映画館で。見終わった後、森林浴をしたかのごとく癒されること間違いなしです!

~追記~
 矢口監督作品の“お約束”=“主役は鈴木さん”ですが、今回は違います。まあ“原作もの”ですからね~。それからもお一つの“恒例行事”=“必ず出てくる伊丹弥生さん”を今回チェックし忘れちゃいました。どなたかお気づきになりましたか??
~追記②~
 普通あ~いう山は“女人禁制”とかって言うことが多いと思うんですが、あんな祭のド最中に、ふんどし男の行列を掻き分けてバイクで突っ込んで行ったまさみちゃんは…、アリなんですかね(^^;?
 

WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~@ぴあ映画生活


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by mori2fm | 2014-05-09 22:30 | 映画評 日本映画 あ行

[ウディ・アレン] ブログ村キーワード
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 しばらくヨーロッパを徘徊…、放浪…、もとい!ヨーロッパを拠点に、各地(ロンドン、バルセロナ、パリ、ローマetc,etc)で映画を撮っていた“名匠”ウディ・アレン 監督が、アメリカへ戻って撮った新作「ブルージャスミン」(ロングライド)。アメリカとは言っても本作は、アレン監督にとって初の西海岸を舞台とした作品でございます。う~ん、老いて益々お盛んですな。


 ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、ニューヨーク・セレブ界の花的な存在だったが、夫で実業家のハル(アレック・ボールドウィン)との結婚が破綻し、今や資産も没収され無一文の身。同じ里親に育てられた異母妹のジンジャー(サリー・ホーキンス)を頼ってサンフランシスコへやって来たのだが、セレブ気質の抜けないジャスミンはジンジャーの質素なアパート暮らしや、自分とは正反対の男の趣味に難癖をつける始末。おまけに人生の再出発を計ろうにも、何のプランも持ち合わせておらず、何をやっても上手くは進まなかった。そんな或る日、とあるパーティーに出掛けたジャスミンは、政界進出の野望を抱くエリート外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と知り合う…。

 
 ヨーロッパで、ロマンティック・コメディ路線の映画(「マッチポイント」はともかく「タロットカード殺人事件」「それでも恋するバルセロナ」「恋のロンドン狂想曲」「ミッドナイト・イン・パリ」「ローマでアモーレ」…、こう書くとホンマにロマ・コメのオン・パレード!)を撮って好評だったウディ翁(もお、この方も78歳!)が、初上陸のアメリカ西海岸で何とも辛辣でシニカルでイタ~イお話を撮らはったモンです。1人の女性の栄光の日々からの転落、それもかなりドン底までの転落劇を皮肉とか同情などは込めずに、淡々と冷静な視点から描き出しています。更に当事者であるジャスミンとの対比に、正反対とも言える人物であるジンジャーを置くことで、ジャスミンの社会に於ける特異性を際立たせています。もおねジャスミンの行動やら態度にイライラするわ、痛々しいわで見ていて大変な映画でございますわ。そういう風に思わせるケイト・ブランシェットの上手いこと!オスカー受賞も納得のまさに“迫真”の演技でございました。いますよね?自分の置かれた立場を正確に把握できず(認められず)に周りのせいにばかりして、世間をお騒がせする人!そおこの映画を見ていて『ああ、いるいる!こういうイタい人』って、吾輩は心中でつぶやいていました。こういう風に思わされてしまう…、名監督の演出と名女優の名演技に酔いしれるのが、この映画の一番の楽しみ方だと思います。

 辛辣な映画とは書きましたが、随所に従来からの“ウディ・アレン節”とも言える演出も健在でして、特に場面転換での音楽の使い方などには、『ああ、ウディ・アレンの映画や!』とニンマリさせられてしまいました。辛辣ではあるのですが、アレック・ボールドウィン演じるジャスミンの夫・ハルの転落っぷりには思わず笑ってしまいました。あ、怖いな~っていう意味でですよ!それから作中、セレブ崩れのジャスミンの勘違いファッションは、シャネルエルメスなど一流ブランドのオン・パレードですので、そちら方面にご興味のある方は特に必見でございます(吾輩は、さっぱりなんですけどね~(^^;)。

 あと、ジンジャーの前夫・オーギー役にアンドリュー・ダイス・クレイがキャスティングされていたのにも、驚かされました。80年代を騒がせた過激なコメディアンが、本作では一番まともな人物を演じていたのも、ウディ流キャスティングの妙と言えるのではないでしょうか?

 「ブルージャスミン」は、5月10日(土)~全国ロードショーです。“1人の女性の壮絶な転落っぷり”とそれを演じてアカデミー賞に輝いた名女優の名演技を、あなたも是非!映画館でご覧ください。

吾輩、You Tubeで語っております!



ブルージャスミン@ぴあ映画生活


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by mori2fm | 2014-05-06 21:15 | 映画評 外国映画 ハ行