2004年 05月 05日
「キル・ビルVol.2」 嗚呼インパクトが…。
「キル・ビルVol.1」は、トンデモないインパクトを与えてくれた“名作”であった。で、待ってましたの「Vol.2」(ギャガ)観終わった後には…『何と言えばいいのか、正直ワカラン!』裏切られた、かつての殺し屋仲間への復讐を続けるブライド(ユマ・サーマン)は、次なる標的であるバド(マイケル・マドセン)の許へ、しかし返り討ちに遭ってしまい、地中に生き埋めにされてしまう。その頃、もう1人の復讐の標的であるエル・ドライバー(ダリル・ハンナ)もブライドの持つ、“服部半蔵の刀”を狙ってバドの許へと向っていた…。
「Vol.1」で繰広げられた、殺戮と血の雨といった感じのシーンは今回殆んど観られず。アクションシーンはあくまでもタイマン勝負の復讐シーンのみ。その間はただひたすら語りで繋いでいるという、前作から180度方向転換したような何とも地味~な映画でございました。いや、タランティーノはこういう映画を作りたかったんだろうけど、「Vol.1」から続く一本として考えた場合、こんなんでよかったのかな?正直観ていて眠気すら誘われる状態だったので、激しくそういったことを考えてしまった。特に前作の『やっちまいな~!』(byルーシー・リュー)と言う過激な台詞でハマリこんでしまった私にとって、この“まったり”とした進行はハッキリ言って予想外でした。
更に言っちゃうと、ビル(デヴィッド・キャラダイン)とブライドの関係も、『そんなつまんないことで、結果こんな風になっちまったのかい?』とツッコミたくなるほどショボい物だったので、正直長かった分ドッと疲れがでてまいりました。
恐らく「Vol.1」を超える観客動員は難しいんじゃないかな?
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by mori2fm
| 2004-05-05 02:01
| 映画評 外国映画 カ行
2004年 05月 02日
映画館事情…In京都
この前に紹介した「コールド マウンテン」(東宝東和)は、久し振りに京都市内中心部の昔ながらの映画館“東宝公楽”で鑑賞してきた。ここしばらく、シネコンに通い続けていたので、客席数約500くらいの規模の劇場で映画を観ることが、何だかとても新鮮に感じられた。ついこの前までは、京都で映画を観るなら河原町界隈の映画館へ行くしか方法がなかったのだが、昨今のシネコンブームでその図式は大きく変ろうとしている。
やはり何だかんだ言っても、シネコンは便利である。郊外にあるものなら、車で乗り付けて、気軽にロードショーを観ることが出来る(私が最近最も多く利用しているイオンシネマ久御山は正にそんな感じ)。だから気が付くと、河原町の映画館には、久しく足を運んでなかったし、その河原町でも松竹直営のシネコンMOVIX京都へ行くことが、多くなっている。
東宝はJR&地下鉄の二条駅前に、関西最大級のシネコンを造る計画を進めており、来年には完成予定である。そのあおりで、京都市内中心部の東宝直営映画館は現在、風前の灯なんだそうだ。要するに東宝は、二条駅前を京都での拠点にしてしまおうと考えているらしく、老朽化の進む中心部の映画館は、下手をすると“閉鎖”されてしまうそうなのだ。それでなくても、ここ数年“京都朝日シネマ”や“美松劇場”といった映画館が閉館し、寂しくなりつつあるというのに、昔からの映画黄金時代を支えてきた東宝直営館である“京都スカラ座”や“京極東宝”といった映画館が京都市内中心部から消えてしまう(まだ決まったわけではないですが…)というのは、非常に悲しいし、何か現実的に考えられない。
何とか今後も継続して、開館していっていただきたいと心では切に思うのだが、現実はやはりシネコン通いをやめられそうもない。何とも勝手な今日このごろである。
やはり何だかんだ言っても、シネコンは便利である。郊外にあるものなら、車で乗り付けて、気軽にロードショーを観ることが出来る(私が最近最も多く利用しているイオンシネマ久御山は正にそんな感じ)。だから気が付くと、河原町の映画館には、久しく足を運んでなかったし、その河原町でも松竹直営のシネコンMOVIX京都へ行くことが、多くなっている。
東宝はJR&地下鉄の二条駅前に、関西最大級のシネコンを造る計画を進めており、来年には完成予定である。そのあおりで、京都市内中心部の東宝直営映画館は現在、風前の灯なんだそうだ。要するに東宝は、二条駅前を京都での拠点にしてしまおうと考えているらしく、老朽化の進む中心部の映画館は、下手をすると“閉鎖”されてしまうそうなのだ。それでなくても、ここ数年“京都朝日シネマ”や“美松劇場”といった映画館が閉館し、寂しくなりつつあるというのに、昔からの映画黄金時代を支えてきた東宝直営館である“京都スカラ座”や“京極東宝”といった映画館が京都市内中心部から消えてしまう(まだ決まったわけではないですが…)というのは、非常に悲しいし、何か現実的に考えられない。
何とか今後も継続して、開館していっていただきたいと心では切に思うのだが、現実はやはりシネコン通いをやめられそうもない。何とも勝手な今日このごろである。
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by mori2fm
| 2004-05-02 03:57
| 映画小ネタ
2004年 04月 30日
「コールド マウンテン」望郷の念。最愛の女性(ひと)への想い…。
男は戦場で故郷を懐かしむ。そしてそこに愛しい女性(ひと)が住んでいると思うだけで、胸が痛む。そして決心する。もう戦いたくはない。人生のすべてを掛けて帰ろう故郷へ、愛しき女性(ひと)の許へ…。「コールド マウンテン」(東宝東和)生きる勇気を与えてくれる、素晴らしい作品である。牧師である父(ドナルド・サザーランド)と共に、ノースカロライナ州のコールド マウンテンに移住して来たエイダ(ニコール・キッドマン)は、そこで教会建築に従事していたインマン(ジュード・ロウ)と出会う。ひとめ会ったその瞬間からお互いを意識し始める2人。しかしやがて南北戦争が勃発し、インマンも戦場へ赴くことに。出征の日インマンの部屋を訪れたエイダは、彼に一冊の本と共に自分の写真を手渡す。どちらからともなく口づけ合う2人。それは2人にとって、生涯忘れることのできない口づけとなった。戦地でのインマンにも、残されたエイダにも次々と苦難が降りかかってくる。負傷したインマンは軍を脱走し、故郷へ帰る決心をする。あの口づけから、3年の月日が過ぎようとしていた…。
全篇を通して描かれる“至上の愛”。たった一度の口づけだけで、互いを『運命の人』と信じ、その想いだけを生きる糧として苦難の道を乗り越えていく2人。ジュード・ロウの抑えた中にも、故郷=エイダへの想いを熱情的に感じさせる演技が素晴らしい。またニコール・キッドマンの美しさが、あらゆるシーンで際立っている。作品冒頭の恵まれた令嬢から父の死後、没落していく途上でいかに無様な身なりになろうと、彼女の芯の通った美しさは何物も汚すことができない。ニコール・キッドマンの存在自体が、この作品を構成している最も重要な要素であると思う。そして、オスカーに輝くレニー・ゼルウィガー演じる逞しき南部女ルビーが、戦争という救いの無い愚行に対峙していく存在として、男性上位であったこの時代に風穴を開けんが如く描かれ、作品に爽やかな息吹きを吹きこんでいる。
愛することの素晴らしさ。その愛のために生きていくことの素晴らしさを描ききった、アンソニー・ミンゲラ監督渾身の1作。上映時間、2時間35分を少しも長いとは感じなかった。
この素晴らしい作品が何故“R-15”なのか?冒頭の戦争シーンが凄惨だからか?その程度で映倫規定を掛けるくらいなら、画面上で人を平気で殺していくクダラないゲームソフトなどを規制する方が、よっぽど重要だと思う。一面だけを捉えて、すべてを否定し、15歳以下の青少年の“素晴らしい涙”を流す機会を奪っていただきたくないものである。
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by mori2fm
| 2004-04-30 02:12
| 映画評 外国映画 カ行
2004年 04月 29日
「インディ・ジョーンズ4」正式に制作延期…『やめてしまえ~!』
「インディ・ジョーンズ4」の制作が、正式に延期されたらしい。直接の原因はフランク・ダラボン(「ショー・シャンクの空に」「グリーン・マイル」などの監督。私個人的には「マジェスティック」がお薦め)が書き上げてきた脚本に、プロデューサーのジョージ・ルーカスが“ダメ出し”をしたことだそうで、これにより世界各地で行われてきたロケハンもストップ。主演のハリソン・フォード、監督のスティーブン・スピルバーグ共に他の映画に取り掛かったために予定していた完成時期(それでも'05年の夏!)が大幅に遅れることになったらしい…。
何をかいわんやである。このレベルの作品で“ダメ出し”される方も、する方もどうかと思う。脚本執筆作業に取り掛かる前に、ある程度のコンセンサスはとっていなかったのだろうか?それともこうなることをおり込み済みで作業を進めていたのだろうか…?私はこの話を聞いた時、何となく後者のような感じがして、思わず『は、は~ん』と1人で納得してしまった。すなわち、ルーカスもスピルバーグもハリソンも一度は「インディ4」を『やる!』とは言ったものの、彼等を取り巻く現状(まだSWが終わっていないルーカス。相変わらずスケジュールびっしりでご多忙なスピルバーグ。最近ゴシップばかりが話題になり、本業がパッとしないハリソン君…)に『あかん。いまこんなことしてる場合ではない!』と気付き、『え~い脚本が上がってきたら、難くせつけてダメ出ししてしまおう。そしてそのまま葬ってしまえ~!』とか考えたんじゃないだろうか?と。
まあ、これは私のチョ~勝手な推論(暴論?)で真実の程は窺い知ることはできないけれど、あながち嘘ではないんじゃなかろうか?というのも、「インディ4」を制作する上で一番引っ掛かってくるのは、やはり主演ハリソン・フォードの今年62歳(!?)になる年齢であると思うからだ。大体今回の遅れにより、どの位制作時期がズレ込むのか知らないが下手をするとクランクインの時“ハリソン65歳”なんてこともあり得るわけだ。ハッキリ言ってそんなアクション映画今さら観たい人がいるのか?私は『No!』だ。
せっかくいい感じで終わっているシリーズ物を、無理から復活させようとする傾向があるが、私はあまり好きではない。「インディ4」もそうだが、「ロッキー6」(スタローンはヤル気満々らしい…困ったモンだ)や「バック トゥ ザ フューチャー4」(さすがに、これは無いかな…)などは出来れば観たくないし、やってほしくない。だからこの機会にあえて言おう『「インディ・ジョーンズ4」よ、気の毒ではあるが…このままやめてしまえ~!』お後がよろしいようで…。
何をかいわんやである。このレベルの作品で“ダメ出し”される方も、する方もどうかと思う。脚本執筆作業に取り掛かる前に、ある程度のコンセンサスはとっていなかったのだろうか?それともこうなることをおり込み済みで作業を進めていたのだろうか…?私はこの話を聞いた時、何となく後者のような感じがして、思わず『は、は~ん』と1人で納得してしまった。すなわち、ルーカスもスピルバーグもハリソンも一度は「インディ4」を『やる!』とは言ったものの、彼等を取り巻く現状(まだSWが終わっていないルーカス。相変わらずスケジュールびっしりでご多忙なスピルバーグ。最近ゴシップばかりが話題になり、本業がパッとしないハリソン君…)に『あかん。いまこんなことしてる場合ではない!』と気付き、『え~い脚本が上がってきたら、難くせつけてダメ出ししてしまおう。そしてそのまま葬ってしまえ~!』とか考えたんじゃないだろうか?と。
まあ、これは私のチョ~勝手な推論(暴論?)で真実の程は窺い知ることはできないけれど、あながち嘘ではないんじゃなかろうか?というのも、「インディ4」を制作する上で一番引っ掛かってくるのは、やはり主演ハリソン・フォードの今年62歳(!?)になる年齢であると思うからだ。大体今回の遅れにより、どの位制作時期がズレ込むのか知らないが下手をするとクランクインの時“ハリソン65歳”なんてこともあり得るわけだ。ハッキリ言ってそんなアクション映画今さら観たい人がいるのか?私は『No!』だ。
せっかくいい感じで終わっているシリーズ物を、無理から復活させようとする傾向があるが、私はあまり好きではない。「インディ4」もそうだが、「ロッキー6」(スタローンはヤル気満々らしい…困ったモンだ)や「バック トゥ ザ フューチャー4」(さすがに、これは無いかな…)などは出来れば観たくないし、やってほしくない。だからこの機会にあえて言おう『「インディ・ジョーンズ4」よ、気の毒ではあるが…このままやめてしまえ~!』お後がよろしいようで…。
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by mori2fm
| 2004-04-29 15:11
| 映画小ネタ
2004年 04月 29日
嗚呼、グウィネス。君は何処へ行く?
私はグウィネス・パルトロウが好きである。清楚な雰囲気に、キュートな笑顔。どことなく芯の強さを感じさせる、立ち居振る舞い…。「大いなる遺産」「リプリー」「偶然の恋人」とキャリアを重ねるごとに、確かな演技力も見せてくれた(「恋におちたシェイクスピア」での“アカデミー主演女優賞”受賞には『?』なのだが…)。
然るに最近の彼女は、何かおかしい!「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」へのチョイ乗り出演はご愛嬌としても、「愛しのローズマリー」は悲しかった。何がって、特殊メークで見るも無残に太ったグウィネスもひどかったが、作品的に観るべき物が感じられなったからだ。そう観終わって一番に感じたことは『何でこんな映画に…?』だった。そんな彼女の最新作が「ハッピーフライト」(ギャガ)共演が“オースティン”マイク・マイヤーズで、聞いた話によると、『ハリウッド版“スチュワーデス物語”』なのだそうである…またまた『?』である。もう『なぜ?の嵐』状態だ(笑)。
この映画、関西では5月以降にしか公開されないので未見なのだが、とてつもなく気になる!東京方面ではもう封切られているということなので、どなたかご覧になった方、よろしければ是非とも感想をおきかせ願いたい。
まあ次回作ではチョットはまともな方向へ帰って来てくれそうなのだが…。本人から言わせると『余計なお世話』かな?
然るに最近の彼女は、何かおかしい!「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」へのチョイ乗り出演はご愛嬌としても、「愛しのローズマリー」は悲しかった。何がって、特殊メークで見るも無残に太ったグウィネスもひどかったが、作品的に観るべき物が感じられなったからだ。そう観終わって一番に感じたことは『何でこんな映画に…?』だった。そんな彼女の最新作が「ハッピーフライト」(ギャガ)共演が“オースティン”マイク・マイヤーズで、聞いた話によると、『ハリウッド版“スチュワーデス物語”』なのだそうである…またまた『?』である。もう『なぜ?の嵐』状態だ(笑)。
この映画、関西では5月以降にしか公開されないので未見なのだが、とてつもなく気になる!東京方面ではもう封切られているということなので、どなたかご覧になった方、よろしければ是非とも感想をおきかせ願いたい。
まあ次回作ではチョットはまともな方向へ帰って来てくれそうなのだが…。本人から言わせると『余計なお世話』かな?
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by mori2fm
| 2004-04-29 01:56
| 映画小ネタ





