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 “2007 歳末アンジー姐さん祭り・第1弾!(^^;”「マイティ・ハート -愛と絆-」(UIP)。いつものワイルドな感じではなく、非常に真面目で真剣です。リキ入ってるのが、スクリーンを通してヒシヒシと伝わってきました。


 ダニエル・パール(ダン・ファターマン)と妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)は、共にジャーナリスト。9.11テロの後、2人はパキスタンのカラチで取材活動を続けていた。マリアンヌは妊娠5ヶ月で、ダニエルは帰国前の最後の取材として、或る男と出会うことを告げて出掛ける。しかしダニエルは、約束の時間になっても戻って来ず、マリアンヌが連絡を試みるも音信不通となってしまう。『夫が行方不明になった』マリアンヌの訴えに、アメリカ政府(現地領事館)、パキスタン政府のテロ対策組織、そしてダニエルの勤務するウォールストリートジャーナル社から、次々と人が集まってくる。そしてダニエルの行方を追い、無事に発見する為の捜査が開始される。そこへ誘拐され、人質となったダニエルの写真が送られてくる…。


 題材が実話(2002年にパキスタンで、実際に起きた事件)で、映像もまるでドキュメンタリーを観ているようなタッチで作られていますので、『泣ける』とか『感動した』とかいうのではなく、ただただ『辛くて、重い話やな~』という感覚で観ておりました。非常に真面目に作られた意欲作です。この映画、原作(ノンフィクションですね)に感動したブラッド・ピットが製作を務め、アンジェリーナが主演するという、正に夫婦愛の結晶のような映画なわけです。コレを観てると、彼等が如何にこの事実を世界の人々に伝えたかったかというのが、非常によくわかります。本当に完成度の高い“真実の物語”として重厚な映画になっております。
 ただ、娯楽作ではございませんから、興行的には厳しいでしょうね。内容的にも派手さが無い(話が話なので、仕方がないとは思いますが)ですし、“いい映画”が決して“儲かる映画”とイコールではないという、典型的な例の一つだと思います。まあ、ブラピもアンジーもそこら辺は採算度外視して作ってるでしょうけどね。

 実はこの映画が、UIPが配給する最後の映画となったわけで、そういう意味でも映画として少々地味で残念だったかな~という感じがしますね。

 「マイテイ・ハート -愛と絆-」は、ただいま全国ロードショー公開中です。今現在も、世界のどこかで起きているであろう悲劇的な現実を、あなたも是非映画館でご覧になって下さい。   

 
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by mori2fm | 2007-12-06 01:34 | 映画評 外国映画 マ行 | Trackback(5)